JPH0614903Y2 - プレス機械の動力伝達装置 - Google Patents
プレス機械の動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH0614903Y2 JPH0614903Y2 JP6562587U JP6562587U JPH0614903Y2 JP H0614903 Y2 JPH0614903 Y2 JP H0614903Y2 JP 6562587 U JP6562587 U JP 6562587U JP 6562587 U JP6562587 U JP 6562587U JP H0614903 Y2 JPH0614903 Y2 JP H0614903Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- power transmission
- feeder
- power
- transmission device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、プレス機械においてプレス本体側の駆動力
をフィーダ装置側へ伝達するために設けられた動力伝達
装置に関し、特にこの動力伝達装置の型交換時などにお
ける連結制御に関する。
をフィーダ装置側へ伝達するために設けられた動力伝達
装置に関し、特にこの動力伝達装置の型交換時などにお
ける連結制御に関する。
[従来の技術] トランスファプレスには、各加工ステーションへワーク
を搬送するトランスファフィーダが装備されており、こ
のトランスファフィーダは、通常プレス本体とトランス
ファフィーダとの間を連結する動力伝達装置を介してプ
レス本体側より駆動力を得、この駆動力によってプレス
本体側のスライドの動きと同期してトランスファバーを
2次元、3次元移動することによりワークを移送する。
を搬送するトランスファフィーダが装備されており、こ
のトランスファフィーダは、通常プレス本体とトランス
ファフィーダとの間を連結する動力伝達装置を介してプ
レス本体側より駆動力を得、この駆動力によってプレス
本体側のスライドの動きと同期してトランスファバーを
2次元、3次元移動することによりワークを移送する。
上記動力伝達装置には、プレス本体から駆動力を得てプ
レス本体とトランスファフィーダを同期運転させる機構
の他に、トランスファフィーダのみを単独運転できるよ
うに単独運転用モータが備えられている。
レス本体とトランスファフィーダを同期運転させる機構
の他に、トランスファフィーダのみを単独運転できるよ
うに単独運転用モータが備えられている。
ところで、かかる動力伝達装置を備えたプレス機械にお
いては、金型交換を行なう際、動力伝達装置は一旦連結
を解放し、金型交換終了後再連結する。また、この種装
置においては、トランスファフィーダにかかる過負荷に
よる機械的破損を回避するために、過負荷が発生した
際、動力伝達装置の連結を自動的に解放するようにして
おり、このような折にも動力伝達装置の再連結が必要に
なる。
いては、金型交換を行なう際、動力伝達装置は一旦連結
を解放し、金型交換終了後再連結する。また、この種装
置においては、トランスファフィーダにかかる過負荷に
よる機械的破損を回避するために、過負荷が発生した
際、動力伝達装置の連結を自動的に解放するようにして
おり、このような折にも動力伝達装置の再連結が必要に
なる。
このような再連結の際、フィーダ側軸角度(フィーダ
角)とプレスのクランク角(プレス角)との位置決めが
ズレるとトランスファフィーダとプレス本体との同期が
とれなくなる。このため従来装置においてはオペレータ
は次のような一連の連結操作を行っていた。
角)とプレスのクランク角(プレス角)との位置決めが
ズレるとトランスファフィーダとプレス本体との同期が
とれなくなる。このため従来装置においてはオペレータ
は次のような一連の連結操作を行っていた。
(1)フィーダ単独運転モータの正転/逆転スイッチの操
作により表示器を見ながらフィーダ角をプレス角に合わ
せる。
作により表示器を見ながらフィーダ角をプレス角に合わ
せる。
(2)上記角度が一致した時点で連結スイッチを投入し、
動力伝達装置を再連結する。
動力伝達装置を再連結する。
[考案が解決しようとする問題点] このように従来装置においては動力伝達装置を連結する
ためには、軸の角度合わせ等にかかる面倒な操作を行な
う必要がある。またこの角度合わせはその操作が難しい
ので、機械の動きを習得した熟練者にしか確実な連結を
なし得ないという問題点がある。
ためには、軸の角度合わせ等にかかる面倒な操作を行な
う必要がある。またこの角度合わせはその操作が難しい
ので、機械の動きを習得した熟練者にしか確実な連結を
なし得ないという問題点がある。
この考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、簡
単な操作を行なうだけで動力伝達装置を自動的にかつ確
実に連結できるプレス機械の動力伝達装置を提供しよう
とするものである。
単な操作を行なうだけで動力伝達装置を自動的にかつ確
実に連結できるプレス機械の動力伝達装置を提供しよう
とするものである。
[問題点を解決するための手段] そこでこの考案では、プレス本体側の駆動源に接続され
たプレス側出力軸とフィーダ装置に接続された動力取出
軸とを連結し、これらプレス側出力軸および動力取出軸
を介してプレス側の動力をフィーダ装置へ伝える動力伝
達機構と、前記動力取出軸に対して前記動力伝達機構と
は別の経路で動力を伝え、フィーダ装置をプレス本体と
独立に駆動するモータと、前記動力伝達機構による動力
伝達を断続する断続手段を具える構成において、プレス
機械のプレス角を検出する検出手段と、連結指令が入力
されると、前記検出手段の検出出力に基づきフィーダ装
置の動作方向を判別する判別手段と、この判別手段の判
別結果に対応する方向に前記モータを駆動しながら前記
断続手段による動力伝達機構の連結を行なう連結制御手
段とを具えるようにする。
たプレス側出力軸とフィーダ装置に接続された動力取出
軸とを連結し、これらプレス側出力軸および動力取出軸
を介してプレス側の動力をフィーダ装置へ伝える動力伝
達機構と、前記動力取出軸に対して前記動力伝達機構と
は別の経路で動力を伝え、フィーダ装置をプレス本体と
独立に駆動するモータと、前記動力伝達機構による動力
伝達を断続する断続手段を具える構成において、プレス
機械のプレス角を検出する検出手段と、連結指令が入力
されると、前記検出手段の検出出力に基づきフィーダ装
置の動作方向を判別する判別手段と、この判別手段の判
別結果に対応する方向に前記モータを駆動しながら前記
断続手段による動力伝達機構の連結を行なう連結制御手
段とを具えるようにする。
[作用] かかる構成によれば、前記判別手段は動力伝達装置を離
脱した時点における前記検出手段の検出値を取り込むこ
とにより、フィーダ停止角を求め、これを記憶してお
く。そしてこの後オペレータによってプレス角が前記フ
ィーダ停止角に一致するようプレス本体が停止される。
この状態で連結指令が入力されると、前記判別手段はこ
の時点における検出手段の検出値すなわち実プレス角値
をとり込み、このプレス角および前記記憶したフィーダ
停止角に基づきフィーダ装置の動作方向を判別する。連
結制御手段はこの判別手段の判別結果に対応する方向に
前記モータを駆動しながら前記動力伝達機構の連結を行
なう。
脱した時点における前記検出手段の検出値を取り込むこ
とにより、フィーダ停止角を求め、これを記憶してお
く。そしてこの後オペレータによってプレス角が前記フ
ィーダ停止角に一致するようプレス本体が停止される。
この状態で連結指令が入力されると、前記判別手段はこ
の時点における検出手段の検出値すなわち実プレス角値
をとり込み、このプレス角および前記記憶したフィーダ
停止角に基づきフィーダ装置の動作方向を判別する。連
結制御手段はこの判別手段の判別結果に対応する方向に
前記モータを駆動しながら前記動力伝達機構の連結を行
なう。
[実施例] 以下、この考案を添付図面に示す一実施例にしたがって
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は、この考案にかかる動力伝達装置1の概念的構
成を示すもので、図示しないプレス本体側の駆動源に連
結された出力軸2の先端には傘歯車3が取付けられ、こ
の傘歯車3は動力取出軸4に取付けられた傘歯車5に噛
合している。
成を示すもので、図示しないプレス本体側の駆動源に連
結された出力軸2の先端には傘歯車3が取付けられ、こ
の傘歯車3は動力取出軸4に取付けられた傘歯車5に噛
合している。
動力取出軸4の下端側には平歯車6が固着され、この平
歯車6は歯車7を介して単独運転用モータ8の回転軸9
に連結されている。回転軸9にはクラッチ10が設けら
れている。このモータ8は電磁スイッチ15を介したコ
ントローラ20の制御によって正逆転駆動される。
歯車6は歯車7を介して単独運転用モータ8の回転軸9
に連結されている。回転軸9にはクラッチ10が設けら
れている。このモータ8は電磁スイッチ15を介したコ
ントローラ20の制御によって正逆転駆動される。
動力取出軸4の上端側には、該軸4自体を上下動して歯
車3,5を離脱、係合するための油圧機構11が設けら
れ、この油圧機構11は切替弁12の切替動作によって
作動する。切替弁12はスプール両側に設けたソレノイ
ド12a,12bの作用によってスプール位置を切替え
るもので、コントローラ20によって切替制御される。
コントローラ20には動力伝達装置1の連結・解放を行
なうための操作スイッチ30が接続されている。操作ス
イッチ30を連結側に入れるとコントローラ20により
ソレノイド12b側が付勢され動力伝達装置1がプレス
本体の駆動源と連結され、またスイッチ30を解放側に
入れるとコントローラ20によりソレノイド20a側が
付勢され、動力伝達装置1がプレス本体から解放され
る。
車3,5を離脱、係合するための油圧機構11が設けら
れ、この油圧機構11は切替弁12の切替動作によって
作動する。切替弁12はスプール両側に設けたソレノイ
ド12a,12bの作用によってスプール位置を切替え
るもので、コントローラ20によって切替制御される。
コントローラ20には動力伝達装置1の連結・解放を行
なうための操作スイッチ30が接続されている。操作ス
イッチ30を連結側に入れるとコントローラ20により
ソレノイド12b側が付勢され動力伝達装置1がプレス
本体の駆動源と連結され、またスイッチ30を解放側に
入れるとコントローラ20によりソレノイド20a側が
付勢され、動力伝達装置1がプレス本体から解放され
る。
この構成において、動力伝達装置が連結されているとき
にはプレス本体の出力軸2から出力される駆動力は、傘
歯車3,5を介して動力取出軸4へ伝達され、更にこの
動力取出軸4に接続された図示しないトランスファフィ
ーダへ伝達され、この結果トランスファフィーダがプレ
ス本体と同期運転される。
にはプレス本体の出力軸2から出力される駆動力は、傘
歯車3,5を介して動力取出軸4へ伝達され、更にこの
動力取出軸4に接続された図示しないトランスファフィ
ーダへ伝達され、この結果トランスファフィーダがプレ
ス本体と同期運転される。
プレス本体側より動力を受けずにトランスファフィーダ
を単独運転するときには、切替弁12を解放側に切替え
て動力伝達装置1をプレス本体から切離した後、単独運
転用モータ8を駆動する。
を単独運転するときには、切替弁12を解放側に切替え
て動力伝達装置1をプレス本体から切離した後、単独運
転用モータ8を駆動する。
また、この構成においては、プレス本体側の出力軸2に
シンクロS1を設け、このシンクロS1によって出力軸
2の回転角度、すなわちプレス角を検出するようにして
いる。このシンクロS1の検出出力は図示しないA/D
変換器を介してCPU20へ取込まれる。
シンクロS1を設け、このシンクロS1によって出力軸
2の回転角度、すなわちプレス角を検出するようにして
いる。このシンクロS1の検出出力は図示しないA/D
変換器を介してCPU20へ取込まれる。
かかる構成においては、金型交換などの際第2図に示す
ような連結制御を行なう。
ような連結制御を行なう。
まず、オペレータはプレス本体側の駆動源を停止し、プ
レス本体およびフィーダ装置をあるクランク角度に停止
しようとする(ステップ100)。これらプレス本体お
よびフィーダ装置が停止されるとコントローラ20はシ
ンクロS1の出力に基づき実際のプレス/フィーダ停止
角を求める。この場合、この実停止角が第3図に示す角
度θ2であるとする。そして、コントローラ20は該検
出したプレス/フィーダ停止角θ2を記憶しておく。
レス本体およびフィーダ装置をあるクランク角度に停止
しようとする(ステップ100)。これらプレス本体お
よびフィーダ装置が停止されるとコントローラ20はシ
ンクロS1の出力に基づき実際のプレス/フィーダ停止
角を求める。この場合、この実停止角が第3図に示す角
度θ2であるとする。そして、コントローラ20は該検
出したプレス/フィーダ停止角θ2を記憶しておく。
次に、オペレータは操作スイッチ30を解放側に切替え
る。これによりコントローラ20は切替弁12のソレノ
イド12a側を付勢し、切替弁12を解放側に切替え
る。この結果、動力取出軸5全体が上動し、傘歯車3,
5の係合が外れ、動力伝達装置1はプレス本体から離脱
される(ステップ110)。
る。これによりコントローラ20は切替弁12のソレノ
イド12a側を付勢し、切替弁12を解放側に切替え
る。この結果、動力取出軸5全体が上動し、傘歯車3,
5の係合が外れ、動力伝達装置1はプレス本体から離脱
される(ステップ110)。
次に、オペレータは、単独運転用モータ側8は停止させ
た状態すなわちフィーダ装置は停止させた状態(ステッ
プ140)で、プレス本体側の駆動源を適宜駆動するこ
とによりスライドを略1サイクル低速駆動する(ステッ
プ120)。すなわち、このサイクル駆動は動力伝達装
置が切られた状態での動作であるため、プレス本体のス
ライドのみが駆動され、フィーダは前記停止角θ2で停
止している。このサイクル駆動の際に金型交換等の作業
が行なわれる。
た状態すなわちフィーダ装置は停止させた状態(ステッ
プ140)で、プレス本体側の駆動源を適宜駆動するこ
とによりスライドを略1サイクル低速駆動する(ステッ
プ120)。すなわち、このサイクル駆動は動力伝達装
置が切られた状態での動作であるため、プレス本体のス
ライドのみが駆動され、フィーダは前記停止角θ2で停
止している。このサイクル駆動の際に金型交換等の作業
が行なわれる。
このサイクル駆動が終了すると、オペレータはプレス角
が前記フィーダ停止角θ2に一致するようプレス本体を
停止しようとする(ステップ130)。しかし、バラつ
きによりプレス本体は実際には角度θ2の前後のθ1〜
θ3の角度範囲C内の或る位置で停止する。
が前記フィーダ停止角θ2に一致するようプレス本体を
停止しようとする(ステップ130)。しかし、バラつ
きによりプレス本体は実際には角度θ2の前後のθ1〜
θ3の角度範囲C内の或る位置で停止する。
この状態でオペレータは操作スイッチ30を解放側から
連結側に切替える(ステップ150)。コントローラ2
0はこの連結指示を検知すると、シンクロS1の検出出
力を取り込むことによりプレス本体の実停止角度を求
め、さらにこの停止角が記憶している前記フィーダ停止
角θ2の前後領域A,B(第3図参照)のいずれに属す
るかを判別し、この判定に基づきフィーダの回転方向を
求める(ステップ160)。この判定において、フィー
ダ角θ2の手前の領域Bと反転された場合コントローラ
20はソレノイド12b側を付勢すると同時に電磁スイ
ッチ15に逆転指令を与える。これにより、動力取出軸
4は単独運転用モータ8によって逆回転されながら油圧
機構11によって下動され、この結果、フィーダが逆転
駆動されながら動力伝達装置1が連結されることになる
(ステップ170,190)。
連結側に切替える(ステップ150)。コントローラ2
0はこの連結指示を検知すると、シンクロS1の検出出
力を取り込むことによりプレス本体の実停止角度を求
め、さらにこの停止角が記憶している前記フィーダ停止
角θ2の前後領域A,B(第3図参照)のいずれに属す
るかを判別し、この判定に基づきフィーダの回転方向を
求める(ステップ160)。この判定において、フィー
ダ角θ2の手前の領域Bと反転された場合コントローラ
20はソレノイド12b側を付勢すると同時に電磁スイ
ッチ15に逆転指令を与える。これにより、動力取出軸
4は単独運転用モータ8によって逆回転されながら油圧
機構11によって下動され、この結果、フィーダが逆転
駆動されながら動力伝達装置1が連結されることになる
(ステップ170,190)。
また、上記判定において、フィーダ角θ2の後の領域A
と判定された場合、コントローラ20はソレノイド12
a側を付勢すると同時に電磁スイッチ15に正転指令を
与える。これにより、動力取出軸4は単独運転用モータ
8によって正転されながら油圧機構11によって下動さ
れ、この結果、フィーダが正転されながら動力伝達装置
1が連結されることになる(ステップ180,19
0)。
と判定された場合、コントローラ20はソレノイド12
a側を付勢すると同時に電磁スイッチ15に正転指令を
与える。これにより、動力取出軸4は単独運転用モータ
8によって正転されながら油圧機構11によって下動さ
れ、この結果、フィーダが正転されながら動力伝達装置
1が連結されることになる(ステップ180,19
0)。
すなわち、この実施例では実際のフィーダ停止角θ2を
動力伝達装置1をオフしたときのシンクロS1の出力か
ら求めて記憶しておき、さらにプレス停止角を連結指令
が入力されたときのシンクロS1の出力から求め、これ
ら検出出力に基づきプレス停止位置が前記フィーダ停止
位置の前後のいずれであるかを判定し、この判定結果に
基づきモータ8の回転方向を求め、該求めた方向にモー
タ8を駆動しながら動力伝達装置を連結するようにした
ので、正確な連結動作をなし得る。
動力伝達装置1をオフしたときのシンクロS1の出力か
ら求めて記憶しておき、さらにプレス停止角を連結指令
が入力されたときのシンクロS1の出力から求め、これ
ら検出出力に基づきプレス停止位置が前記フィーダ停止
位置の前後のいずれであるかを判定し、この判定結果に
基づきモータ8の回転方向を求め、該求めた方向にモー
タ8を駆動しながら動力伝達装置を連結するようにした
ので、正確な連結動作をなし得る。
なお、第1図に示す構成においては動力取出軸4自体を
上下することにより動力伝達装置1の連結、解放動作を
行なわせるようにしたが、他の構成例えば出力軸2と動
力取出軸4の間に油圧シリンダによりオンオフされるク
ラッチを設け、このクラッチのオンオフによって動力伝
達装置1の連結制御を行なわせるようにしてもよい。
上下することにより動力伝達装置1の連結、解放動作を
行なわせるようにしたが、他の構成例えば出力軸2と動
力取出軸4の間に油圧シリンダによりオンオフされるク
ラッチを設け、このクラッチのオンオフによって動力伝
達装置1の連結制御を行なわせるようにしてもよい。
また、上記実施例ではフィーダ停止角を出力軸2に設け
たシンクロS1によって検出するようにしたが、動力取
出軸4にシンクロを設け、このシンクロの検出値を適宜
にサンプリングすることにより動力伝達装置がオフされ
たときのフィーダ角すなわちフィーダ停止角を求めるよ
うにしてもよい。
たシンクロS1によって検出するようにしたが、動力取
出軸4にシンクロを設け、このシンクロの検出値を適宜
にサンプリングすることにより動力伝達装置がオフされ
たときのフィーダ角すなわちフィーダ停止角を求めるよ
うにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、動力伝達装置の
連結の際、実際のプレス停止位置を検出し、このプレス
停止位置と先に検出しておいたフィーダ停止位置との関
係からフィーダ駆動方向を求め、この方向にフィーダ側
軸を回しながら動力伝達装置を連結するようにしたの
で、機械の動きに不慣れな者でも簡便な操作で確実に連
結動作を行なうことができ、これにより金型交換作業等
の能率を向上させることができる。
連結の際、実際のプレス停止位置を検出し、このプレス
停止位置と先に検出しておいたフィーダ停止位置との関
係からフィーダ駆動方向を求め、この方向にフィーダ側
軸を回しながら動力伝達装置を連結するようにしたの
で、機械の動きに不慣れな者でも簡便な操作で確実に連
結動作を行なうことができ、これにより金型交換作業等
の能率を向上させることができる。
第1図はこの考案の一実施例を示す概念図、第2図は同
実施例構成の作用例を示すフローチャート、第3図は動
力伝達装置の連結動作を説明するための図である。 1……動力伝達装置、2……プレス本体側出力軸、3,
5……傘歯車、4……動力取出軸、6,7……平歯車、
8……単独運転用モータ、10……クラッチ、11……
油圧機構、12……切替弁、20……CPU、30……
連結スイッチ、S1……シンクロ。
実施例構成の作用例を示すフローチャート、第3図は動
力伝達装置の連結動作を説明するための図である。 1……動力伝達装置、2……プレス本体側出力軸、3,
5……傘歯車、4……動力取出軸、6,7……平歯車、
8……単独運転用モータ、10……クラッチ、11……
油圧機構、12……切替弁、20……CPU、30……
連結スイッチ、S1……シンクロ。
Claims (1)
- 【請求項1】プレス本体側の駆動源に接続されたプレス
側出力軸とフィーダ装置に接続された動力取出軸とを連
結し、これらプレス側出力軸および動力取出軸を介して
プレス側の動力をフィーダ装置へ伝える動力伝達機構
と、 前記動力取出軸に対して前記動力伝達機構とは別の経路
で動力を伝え、フィーダ装置をプレス本体と独立に駆動
するモータと、 前記動力伝達機構による動力伝達を断続する断続手段と
を具えるプレス機械の動力伝達装置において、 プレス機械のプレス角を検出する検出手段と、 連結指令が入力されると、前記検出手段の検出出力に基
づきフィーダ装置の動作方向を判別する判別手段と、 この判別手段の判別結果に対応する方向に前記モータを
駆動しながら前記断続手段による動力伝達機構の連結を
行なう連結制御手段とを具えるプレス機械の動力伝達装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6562587U JPH0614903Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | プレス機械の動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6562587U JPH0614903Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | プレス機械の動力伝達装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63174925U JPS63174925U (ja) | 1988-11-14 |
JPH0614903Y2 true JPH0614903Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=30902872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6562587U Expired - Lifetime JPH0614903Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | プレス機械の動力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614903Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP6562587U patent/JPH0614903Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63174925U (ja) | 1988-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105364934B (zh) | 液压机械臂遥操作控制系统和方法 | |
WO2004057632A3 (en) | Mechanism for discontinuing power to an implement drive during machine reverse travel (no power in reverse) with automatic reengagement | |
CN205540224U (zh) | 冲床机械手的控制系统 | |
JPH0614903Y2 (ja) | プレス機械の動力伝達装置 | |
JPH0732935B2 (ja) | プレス機械の動力伝達装置 | |
JPH0710813Y2 (ja) | プレス機械の動力伝達装置 | |
US5048410A (en) | Apparatus for securely clamping a transmission shaft of a transfer feed press during its shutdown | |
CN109332468A (zh) | 一种具有远程监控功能的自动化冲压机床 | |
CN113311787B (zh) | 一种多轴伺服控制系统 | |
CN205318196U (zh) | 一种柔性焊接工装电气控制装置 | |
CN213930449U (zh) | 一种双爪式爬杆机器人系统 | |
CN110561328B (zh) | 一种卫星姿态调整架车的控制系统 | |
CN209973647U (zh) | 一种气缸套输送挡料装置 | |
CN209871722U (zh) | 一种安全套翻转机构及翻转系统 | |
CN218614033U (zh) | 一种机器人仿生操作系统 | |
JPH0539789Y2 (ja) | ||
CN219832199U (zh) | 高温气冷堆控制棒驱动控制系统 | |
CN111123828A (zh) | 一种自动同步控制系统及其控制方法 | |
CN114834084A (zh) | 一种滚压联动式皮套压合机控制系统 | |
CN214098187U (zh) | 一种基于人工智能的协同作业自动控制系统 | |
CN209177472U (zh) | 一种plc自动化输送系统 | |
JPH07144229A (ja) | ロール成形機におけるユニバーサルジョイント連結装置 | |
CN112356037B (zh) | 一种基于机械手对导体棒材进行感应加热的方法和控制器 | |
CN220902033U (zh) | 一种冷剪机防抱死装置 | |
CN206306125U (zh) | 一种履带式机器人的双控制系统 |