JP2001090702A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JP2001090702A
JP2001090702A JP26953699A JP26953699A JP2001090702A JP 2001090702 A JP2001090702 A JP 2001090702A JP 26953699 A JP26953699 A JP 26953699A JP 26953699 A JP26953699 A JP 26953699A JP 2001090702 A JP2001090702 A JP 2001090702A
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liquid holding
force
hydraulic
drive
control
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JP26953699A
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English (en)
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Kunikazu Hyodo
訓一 兵藤
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Tokimec Inc
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Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 進退駆動に加えて強力な力駆動もサーボモ
ータで行う。 【解決手段】サーボモータ10と、その出力を作動部7
0に伝達する伝動機構30と、この伝動機構30に設け
られ回転運動を直線運動に変換する変換機構32とを備
えた駆動装置において、伝動機構30の一部として変換
機構32の後段に設けられ且つ複数の液体保持空間6a
〜6dが形成されていて変換機構32からの推力を液体
保持空間6a〜6d同士の又はそれらと他の液体容器5
8との連通状態に応じて選択的に増力しこれを作動部7
0へ伝達する増力機構50を具える。これにより、力駆
動時には液体保持空間等の選択的連通に基づいて推力が
増力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、帰還制御付きの
電動機を用いた駆動装置に関し、詳しくは、進退駆動に
加えて進退停止状態や準停止状態での力駆動もその電動
機にて行う駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレスやダイキャストマシーン等におけ
る一部の駆動部、例えばクランプ機構等では、作動部を
直線的に進退駆動するとともに、その作動限への到達時
等には外力や反力に抗してそのときの停止状態等を維持
発展させるように大きな力を出して力駆動を行うことが
必要とされる場合があり、そのための駆動装置として、
複雑なリンク機構にて進退駆動および力駆動の双方とも
行う全機械式の駆動装置や、進退駆動を油圧システムに
委ねたハイブリッド方式の駆動装置、進退駆動を空圧シ
ステムで行い力駆動を油圧システムで行う駆動装置な
ど、種々のものが開発されている。
【0003】また、駆動源にサーボモータを導入した駆
動装置も知られている。その場合、サーボモータに加え
て、ボールネジ機構等からなる変換機構を含んだ伝動機
構も設けられる。そして、伝動機構にてサーボモータの
出力を作動部へ伝達する際、変換機構にてサーボモータ
の出力軸からの回転運動を直線運動に変換して、それで
進退駆動を行うとともに、作動部の作動限への到達時等
にも同一のサーボモータで力駆動まで行うのである。こ
のように、サーボモータの位置制御または速度制御によ
って進退駆動の制御を行うとともに、そのサーボモータ
の力制御によって力駆動の制御を行うことで、制御の簡
素化および容易化に加えて動作の安定化まで達成される
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者の
ようなサーボモータの利用は、進退駆動時ばかりか力駆
動時にも大して強力な駆動は必要としないところに限ら
れる。大きな力を継続的に出すには可成り大型のサーボ
モータが必要であり、そうすると、装置が不所望に大型
化してしまうばかりか、サーボモータの応答性低下等に
よって本来の利点である制御性の良さまで失われてしま
いかねない。このため、クランプなど、強力な力駆動を
必要とする前者の駆動装置のようなものに、一のサーボ
モータで進退駆動および力駆動の双方を行う方式を適用
することは、容易では無い。
【0005】そこで、サーボモータに油圧システムを組
み合わせてハイブリッドシステムにするといったことも
考えられるが、油圧ポンプやサーボバルブ等を具えた大
がかりな油圧システム等を組み合わせたのでは、装置規
模が却って増大してしまいかねないばかりか、異種の制
御系を統合して協動させることまで必要となって、一の
サーボモータによる位置制御等および力制御にて進退駆
動に加えて力駆動も行うことの利点が損なわれてしま
う。
【0006】そこで、小形のサーボモータ或いは少なく
とも帰還制御を伴った電動機にて進退駆動および力駆動
の双方を行う方式を前提としつつも、その利点を損なわ
ずに、その弱点である力不足を補えるように改良するこ
とが技術的な課題となる。その際、油圧ポンプ等の別駆
動源が要らなくて、比較的小規模な機構等を付加する程
度の改造で済むようにすることも重要である。この発明
は、このような課題を解決するためになされたものであ
り、進退駆動に加えて強力な力駆動もサーボモータ等を
利用して行える駆動装置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1乃至第4の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
【0008】[第1の解決手段]第1の解決手段の駆動
装置は(、出願当初の請求項1に記載の如く)、帰還制
御を伴った電動機と、その出力を作動部に伝達する伝動
機構と、この伝動機構に設けられ回転運動を直線運動に
変換する変換機構とを備えた駆動装置において、前記伝
動機構の一部として前記変換機構の後段に設けられ且つ
複数の液体保持空間が形成されていて前記変換機構から
の推力を前記液体保持空間同士の又はそれらと他の液体
容器との連通状態に応じて選択的に増力しこれを前記作
動部へ伝達する増力機構を具えた、というものである。
【0009】なお、上記「帰還制御を伴った電動機」と
しては、電流帰還をマイナーループとするサーボモータ
が典型的なものであるが、電流帰還が必須な訳では無
く、電流以外のものであっても何らかの物理量を得てそ
れを電動機の制御に帰還させていれば該当する。
【0010】このような第1の解決手段の駆動装置にあ
っては、サーボモータ等の帰還制御付き電動機の出力に
よる回転運動を直線運動に変換して伝達することで作動
部に対する進退駆動に加えてその力駆動も一のサーボモ
ータ等で行えるが、その際、特に力駆動時に、増力機構
によって推力を増力して伝達することで、力駆動が強化
されて強力になる。また、増力の不要な進退駆動時に
は、サーボモータ等の出力による推力をそのまま伝達す
ることで、サーボモータ等本来の優れた制御性を損なう
こと無く維持して発揮させることができる。
【0011】これにより、サーボモータ等の帰還制御付
き電動機が小形であっても、十分に強力な力駆動がなさ
れるとともに、適切な進退駆動もなされる。なお、増力
が液体を利用して行われるようにしたことにより、しか
も、複数の液体保持空間同士の又はそれらと他の液体容
器との連通状態に応じて選択的に行われるようにしたこ
とにより、増力機構には連通状態を変える機能が有れば
良いので、増力機構がポンプやサーボバルブ等を含まな
い簡便なもので済ませられることとなる。また、その増
力によってサーボモータの制御系が断たれることも無
く、競合する別の制御系が導入されることも無い。した
がって、この発明によれば、進退駆動に加えて強力な力
駆動も帰還制御付き電動機を利用して行える駆動装置を
実現することができる。
【0012】[第2の解決手段]第2の解決手段の駆動
装置は(、出願当初の請求項2に記載の如く)、上記の
第1の解決手段の駆動装置であって、前記液体保持空間
内の圧力を検出して前記電動機の制御に帰還させる力検
出手段が設けられている、というものである。
【0013】このような第2の解決手段の駆動装置にあ
っては、液体保持空間と圧力計等との連通状態が確保で
きれば、必要な力の検出が行えるので、ロードセル等を
用いる場合に比べて、圧力計の選定や配置などの自由度
が向上する。また、その検出結果がサーボモータ等の帰
還制御付き電動機に帰還されるので、力駆動までもが、
サーボモータ等のフィードバック制御による力制御を利
用して的確かつ簡便に行えることとなる。これにより、
液体を用いた増力機構の導入に便乗して、力検出関連の
設計容易性を向上させ得るばかりか、的確な力駆動を簡
便になし得ることとなる。したがって、この発明によれ
ば、進退駆動に加えて強力で的確な力駆動も帰還制御付
き電動機を利用して行える駆動装置を容易かつ簡便に実
現することができる。
【0014】[第3の解決手段]第3の解決手段の駆動
装置は(、出願当初の請求項3に記載の如く)、上記の
第1,第2の解決手段の駆動装置であって、前記増力機
構が、同心配置され前記液体保持空間を形成する内外二
重の液圧シリンダと、受けた切換指令に応じて前記液体
保持空間同士の連通状態を切り換える切換手段と、前記
液体保持空間同士の及びそれらと前記液体容器との圧力
の大小に応じて相互の連通状態を切り換える切換補助部
材とを具えている、というものである。
【0015】このような第3の解決手段の駆動装置にあ
っては、液体保持空間が複数であっても同心に配置され
るので、増力機構がコンパクトに纏まる。しかも、それ
ら液体保持空間や液体容器相互の圧力状態に応じて勝手
に切り替わる切換補助部材を組み合わせたので、切換指
令を与えなければならない切換手段の個数が少なくて済
む。これにより、増力機構が小形で而も制御し易い簡素
なものとなる。したがって、この発明によれば、進退駆
動に加えて強力な力駆動も帰還制御付き電動機を利用し
て行える駆動装置を簡易かつ小形に実現することができ
る。
【0016】[第4の解決手段]第4の解決手段の駆動
装置は(、出願当初の請求項4に記載の如く)、上記の
第3の解決手段の駆動装置であって、前記切換補助部材
が前記液圧シリンダの内部に組み込まれている、という
ものである。
【0017】このような第4の解決手段の駆動装置にあ
っては、切換補助部材が液圧シリンダの内部に収まっ
て、外部に出てこないため、それらの部材間の配管等を
液圧シリンダ内の穿孔等にて間に合わせることも可能で
ある。これにより、増力機構の小形化が一段と進むう
え、液体を使用してもそのための配管等は少なくて済む
こととなる。したがって、この発明によれば、進退駆動
に加えて強力な力駆動も帰還制御付き電動機を利用して
行える駆動装置を一層小型に実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の駆動装置について、これを実施するための具体
的な形態を、以下の第1,第2実施例により説明する。
図1〜図3に示した第1実施例は、上述した第1〜第3
の解決手段を具現化したものであり、図4に示した第2
実施例は、第4の解決手段も具現化したものである。な
お、それらの図示等に際しては、簡明化のため、発明の
説明に必要な又は好都合な要素を示し、付随的・補助的
なフレームや締結具等の他の要素は図示を割愛した。ま
た、油圧配管は細線で図示し、それとの区別のために、
電気信号線は細い長破線で図示した。
【0019】
【第1実施例】本発明の駆動装置の第1実施例につい
て、その具体的な構成を、図1の模式図を引用して説明
する。
【0020】この駆動装置は、帰還制御付き電動機の位
置制御によって進退駆動の制御を行うとともにその帰還
制御付き電動機の力制御によって力駆動の制御を行うた
めに、帰還制御付き電動機としてのサーボモータ10
と、伝動機構30とを具えている。また、その伝動機構
30は、サーボモータ10の出力を作動部へ伝達するも
のであるが、その際、サーボモータ10の回転運動を直
線運動に変換するために、伝動機構30には、変換機構
としてのボールネジ機構32が含まれている。また、駆
動対象である作動部70は、例えば一対の可動部材71
と固定部72とからなり、これらは、対向していて、可
動部材71の進退移動によって離接しうるようになって
いる。
【0021】さらに、それだけでなく、この駆動装置に
は、直線運動に変換された推力がボールネジ機構32か
ら作動部70へ伝達される際にその推力を必要に応じて
増力するために、後述する液圧シリンダ51,52等を
具えた増力機構50が、伝動機構の一部として変換機構
32の後段に設けられている。すなわち、液圧シリンダ
ユニット(51,52)がボールネジ機構32のボール
ネジ34と作動部70の可動部材71との連結部に介挿
されている。
【0022】サーボモータ10は、ドライバ12によっ
て電流駆動される電動モータ13と、ドライバ12を介
して電動モータ13の回転速度や出力トルクを制御する
コントローラ11とを具えている。コントローラ11に
よる電動モータ13の制御は、電流制御をマイナールー
プとし速度制御をその外のフィードバックループとした
一般的な速度制御を基本としたものであり、ドライバ1
2の出力電流を電流検出部14にて検出してコントロー
ラ11へ帰還させるとともに、電動モータ13のモータ
出力軸16の回転速度を速度検出部15にて検出してこ
れもコントローラ11へ帰還させるようになっている。
【0023】コントローラ11は、改造等の容易なソフ
トウェアサーボを実現すべく、適宜な入出力回路等の付
加されたマイクロプロセッサシステムとなっており、そ
のプログラム処理によって、適切な電流制御や速度制御
さらには位置制御や力制御を実現するのに必要な演算等
を行って、ドライバ12に与える電流指令を生成するよ
うになっている。そして、図示しない上位コントローラ
等から位置指令Pc及び力指令Fcを受けるとともに、
後述する検出部53,54の検出結果である位置Pf及
び力Ffの帰還も受けて、電流制御等をマイナーループ
にしたフィードバック制御手法によって、位置指令Pc
に位置Pfを追従させる位置制御と、力指令Fcに力F
fを追従させる力制御とを選択的に切り換えて行う。進
退駆動時には位置制御を行う一方、力駆動時には力制御
を行うようになっている。
【0024】その制御手法には、周知のPID制御を適
用したものや、d−q変換を利用したもの(特開平10
−291241号公報など参照)等が、何れか単独で或
いは適宜組み合わせて採用されている。なお、コントロ
ーラ11の処理内容がプログラム変更等によって一般的
なものと相違するようになった点は、増力機構50の導
入に伴ってその電磁切換弁57に対する切換指令として
ソレノイド信号Sa,Sbを送出するようになったこと
である。その内容や送出タイミングについては動作説明
にて詳述する。
【0025】また、サーボモータ10における他の構成
要素についても詳述すると、電動モータ13には、ブラ
シレスDCサーボモータや誘導モータの何れも使用可能
であり、ブラシレスDCサーボモータでは永久磁石同期
モータ等が用いられ、誘導モータではかご形誘導モータ
が多用される。ドライバ12には、大パワーを効率良く
出せて制御性も良い3相電圧形PWMインバータ等が好
まれ、電流検出部14には、応答性に優れ精度も良いホ
ール素子等が多用され、速度検出部15には、光の断続
に基づくエンコーダなど、各種の速度センサが、用いら
れる。
【0026】伝動機構30には、電動モータ13のモー
タ出力軸16に連結された減速ギヤ31や伝動ベルト等
が必要に応じて適宜設けられるが、それに加えて又はそ
れに代えて、上述したように変換機構も組み込まれてい
る。この変換機構としては、ボールナット33とボール
ネジ34とを組み合わせたボールネジ機構32が多用さ
れており、これは、電動モータ13の出力である回転運
動を可動部材71の進退に必要な直線運動進退に変換す
るために、ボールナット33が減速ギヤ31から回転伝
動を受けるとともに、その回転量に対応してボールネジ
34が前進または後退するようになっている。
【0027】増力機構50には、ボールネジ34から可
動部材71への推力に対する増力を液体保持空間同士の
又はそれらと他の液体容器との連通状態に応じて選択的
に行うために、液体として油を用いた液圧シリンダユニ
ット(51,52)に加えて電磁切換弁57やチェック
弁C1〜C4も設けられている。電磁切換弁57は、切
換手段として、コントローラ11から切換指令を受け
て、それに応じて液体保持空間同士の連通状態を切り換
えるものであり、チェック弁C1〜C4は、切換補助部
材として、液体保持空間同士の及びそれらと液体容器と
の圧力の大小に応じて相互の連通状態を切り換えるもの
である。その詳細は後述する。
【0028】液圧シリンダユニット(51,52)は、
伝動機構30と作動部70との間のところに固定して設
置された外側の固定シリンダ51と、その内腔へ摺動可
能に収められて固定シリンダ51に対しては両ロッド付
きのピストンとして働く可動シリンダ52と、その内腔
へ摺動可能に収められた進退ロッド55及びピストン5
6とを具えている。そのようなシリンダ51,52は、
内外二重の同心配置された液圧シリンダとなっており、
両シリンダ51,52の間には、固定シリンダ51のピ
ストン部に相当する張り出し摺動部によって前後に区分
されて、油圧空間5c及び油圧空間5bが形成されてい
る。また、可動シリンダ52の内腔には、ピストン56
によって前後に区分されて、油圧空間5d及び油圧空間
5aが形成されている。すなわち、液圧シリンダ51,
52の中には、複数の液体保持空間として四つの油圧空
間5a〜5dが形成されている。
【0029】固定シリンダ51には、そのうちの油圧空
間5bに連通するように、力検出手段としての圧力計5
3が付設されている。圧力計53は、ストレインゲージ
やアンプ等を一体的に纏めた一般的な油圧用プレッシャ
ーセンサが使用可能であり、固定シリンダ51に直接取
り付けても良く、適宜の配管やホースを介在させて別の
ところに置いても良いので、設計が楽であり、さらにコ
スト面でも有利である。この圧力計53にて検出した油
圧空間5b内の圧力は、力Ffとしてサーボモータ10
へ帰還させるために、適宜のシールドケーブル等を介し
てコントローラ11へ送出されるようになっている。
【0030】また、固定シリンダ51から作動部70側
へ突出した可動シリンダ52の端部には、可動部材71
が取着される一方、その反対側へ可動シリンダ52から
突き出した進退ロッド55の端部はボールネジ34に連
結されている。この進退ロッド55の突出端部および同
じ方の可動シリンダ52端部には、両者の相対位置を検
出する位置検出手段としてのポジションセンサ54も設
けられている。ポジションセンサ54には、磁気式や光
学式のリニアエンコーダを利用したもの等が多用されて
いる。このポジションセンサ54にて検出した進退ロッ
ド55の相対位置は、位置Pfとしてサーボモータ10
へ帰還させるために、やはり適宜のシールドケーブル等
を介してコントローラ11へ送出されるようになってい
る。
【0031】電磁切換弁57には、適宜の例えば3位置
4ポートの油圧弁等が用いられており、これは、適宜の
油圧ホースや配管等を介して液体保持空間としての油圧
空間5b,5c及び液体容器としてのタンク58に連通
接続されるとともに、切換指令として一組の電気信号で
あるソレノイド信号Sa,Sbを受けて三つの切換状態
を採りうるようになっている。そして、ソレノイド信号
Sa,Sbの何れも受けていない又は何れも有意でない
ときには、油圧空間5bと油圧空間5cとを連通させ、
ソレノイド信号Saを受けているとき又はそれが有意の
ときには、油圧空間5bとタンク58とを連通させ、ソ
レノイド信号Sbを受けているとき又はそれが有意のと
きには、油圧空間5cとタンク58とを連通させるもの
となっている。
【0032】チェック弁C1は、油圧空間5aと油圧空
間5cとを繋ぐ油路へ直列に介挿されていて、油圧空間
5aから低圧の油圧空間5cへの向きに限って油を流す
ようになっている。チェック弁C2は、タンク58と油
圧空間5aとを繋ぐ油路へ直列に介挿されていて、タン
ク58から油圧空間5aへの向きに限って油を流すよう
になっている。チェック弁C3は、油圧空間5dと油圧
空間5bとを繋ぐ油路へ直列に介挿されていて、油圧空
間5dから油圧空間5bへの向きに限って油を流すよう
になっている。チェック弁C4は、タンク58と油圧空
間5dとを繋ぐ油路へ直列に介挿されていて、タンク5
8から油圧空間5dへの向きに限って油を流す。これら
のチェック弁C1〜C4は、油圧空間5a〜5d同士の
及びそれらとタンク58との圧力の大小に応じて相互の
連通状態を切り換えるものとなっている。
【0033】要するに、この駆動装置では、サーボモー
タ10の駆動によって、ボールネジ34と進退ロッド5
5とピストン56は、所定の進退方向(図中左右)へ一
体的に移動し、可動シリンダ52と可動部材71もその
進退方向へ一体的に移動するようになっている。可動シ
リンダ52等の移動は固定部72によっても規制され、
ボールネジ34等と可動シリンダ52等との相対移動は
油圧空間5a〜5dにおける圧力状態の影響も受ける。
また、ボールナット33と固定シリンダ51と固定部7
2は、少なくとも上記進退方向には移動しないように固
定されている。
【0034】この第1実施例の駆動装置について、その
使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図2
は、進退ロッド55等が固定部72の方へ前進する往路
における駆動状態を示し、図3は、進退ロッド55等が
ボールナット33の方へ後退する復路における駆動状態
を示している。
【0035】ここでも、クランプを行う場合を例に挙げ
て説明する。進退ロッド55や可動シリンダ52等が初
期位置まで後退している状態から動作を開始するものと
するが(図2(a)参照)、この場合、往路では、高速
前進から低速前進への移行も有るのに対応して、位置指
令Pcが、途中までは一定傾斜で直線的に増加し、可動
部材71と固定部72との近接位置からは緩やかに増加
する。位置指令Pcは、そのような値で与えられる。一
方、力指令Fcは、定圧制御等に対応した一定値で与え
られる。
【0036】先ず、初期位置では(図2(a)参照)、
ボールネジ34と進退ロッド55とピストン56は、最
も後退しており(図では左方に来ている)、可動シリン
ダ52及び可動部材71も最も後退しており、さらに、
ピストン56は、可動シリンダ52との相対位置でも最
も後退したところに来ている。ソレノイド信号Sa,S
bは出されない。これらに対応して、可動部材71は固
定部72から十分に離れている。
【0037】次に、高速前進及び低速前進では(図2
(b)参照)、コントローラ11によって位置制御が行
われ、位置指令Pcの変化に応じて、電動モータ13が
前進向きに回転する。この段階では、ソレノイド信号S
a,Sbが未だ出されないので、油圧空間5bと油圧空
間5cは連通しており、可動シリンダ52は固定シリン
ダ51内で移動できる。そこで、サーボモータ10の位
置制御による進退駆動がなされて、ボールネジ34と進
退ロッド55とピストン56と可動シリンダ52と可動
部材71とが纏まって固定部72の方へ前進する。途中
までは高速で進み終わり近くで減速する。
【0038】そして、可動部材71が固定部72に当接
したところで(図2(c)参照)、コントローラ11の
制御が位置制御から力制御に切り替わるとともに、ソレ
ノイド信号Sbが出されて、増力およびクランプが行わ
れる。すなわち、電磁切換弁57の切換によって、油圧
空間5cがタンク58に連通させられる一方、油圧空間
5bはタンク58から遮断されたままで、ピストン56
に推力が掛けられる。そして、これによって油圧空間5
dが高圧となり、その圧油がチェック弁C3を介して油
圧空間5bに流れる。
【0039】その流量は、油圧空間5bにおける油の圧
縮分だけであり、油圧空間5dの部分的縮小で賄える。
この縮小は、可動シリンダ52等が停止している状態で
ピストン56等が前進することで行われる。また、その
前進に対応した油圧空間5aの拡大は、タンク58から
チェック弁C2を介する補給で賄われる。この状態で
は、ボールネジ34等の推力は油圧空間5dの圧力を介
してそのまま可動シリンダ52へ伝達されるが、それと
同時に、油圧空間5dとほぼ等圧の油圧空間5bの圧力
も可動シリンダ52の推力として加わる。こうして、電
動モータ13から直接取り出せる推力の何倍もの推力が
可動部材71に与えられ、小形の電動モータ13であっ
ても強力な力駆動が行われる。
【0040】次に、復路について述べる。この場合、低
速後退から高速後退に移って再び低速後退に戻るため
に、位置指令Pcは、緩やかに減少し、それから一定傾
斜で直線的に減少し、初期位置近くでは再び緩やかに減
少する。復路では、位置指令Pcがそのような値で与え
られるが、そのような後退動作に先だって電磁切換弁5
7による圧抜きが行われるとともに、後退動作の最後に
はやはり電磁切換弁57の作動による初期位置への原点
復帰も行われる。以下、時系列に沿って詳述する。
【0041】先ず、圧抜きでは(図3(a)参照)、サ
ーボモータ10を停止させるとともに、ソレノイド信号
Saが出される。ソレノイド信号Sbは出されない。そ
うすると、電磁切換弁57の切換によって、油圧空間5
bがタンク58に連通させられて、その中の圧油が抜か
れる。これに伴い、チェック弁C3及び油圧空間5bを
介して油圧空間5dの圧油も抜かれる。
【0042】次に、後退では(図3(b)参照)、ソレ
ノイド信号Saの送出が止められるとともに、コントロ
ーラ11によって再び位置制御が行われ、位置指令Pc
の変化に応じて、適宜の加減速を伴って電動モータ13
が逆回転する。この状態では、電磁切換弁57を介して
油圧空間5bから油圧空間5cへ油が流れるとともに、
チェック弁C1を介して油圧空間5aからも油圧空間5
cへ油が流れる。また、油圧空間5dへはチェック弁C
4を介してタンク58から補給がなされる。そして、こ
れらの流れによって可動シリンダ52等やピストン56
等が移動可能となり、それらがサーボモータ10の回転
駆動に従って後退する。
【0043】そして、原点復帰では(図3(c)参
照)、ボールネジ34等が最も後退したところで、サー
ボモータ10を停止させるとともに、ソレノイド信号S
a,Sbが交互に出されて、油圧空間5a,5b等の残
圧も確実に抜かれる。こうして、制御に優れた小形のサ
ーボモータ10を用いて適切な位置制御が行われるとと
もに、増力機構50の介助を得てサーボモータ10の出
力を超えた強力な力駆動が行われるのである。
【0044】
【第2実施例】本発明の駆動装置の第2実施例につい
て、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図
4は、液圧シリンダ等の断面模式図である。
【0045】この駆動装置が上述した第1実施例のと相
違するのは、切換補助部材が液圧シリンダの内部に組み
込まれた点である。具体的には、チェック弁C1〜C4
が、可動シリンダ52に埋設または植設されていること
である。可動シリンダ52には、穿孔等にて、油圧空間
5a〜5d同士を連通させる適宜の油路が形成されると
ともに、その油路の一部は太く形成されてそこにチェッ
ク弁C1〜C4が挿着されている。
【0046】これにより、チェック弁C2,C3のとこ
ろから出た油圧ホースがタンク58へ延びているだけ
で、チェック弁C1〜C4を介して油圧空間5a〜5d
同士を連通させるための油圧ホースや配管は無くなって
いる。そして、この場合も、上述した第1実施例のと同
様に動作する。
【0047】
【その他】なお、上記実施例では、作動部がクランプ機
構の場合を述べたが、この発明の応用はクランプ工程に
限られるもので無く、進退駆動に加えて強い力駆動も必
要なものであれば、この発明の応用が可能であり、有益
である。例えば、プレス装置やダイキャストマシーンの
他、ガラス用成形機や,射出成形機,圧入部品装着装
置,移載装置,ロボットアーム等、種々の分野への応用
が可能である。
【0048】また、液体は、油圧が普及しており使い易
いが、油圧に限られるもので無く、例えばアプリケーシ
ョンの特質や制約事項等にもよるが、水や、化学合成さ
れた液体、異種液体の混合液、粉粒材の混入液などを用
いても良い。さらに、電磁切換弁57による油圧空間5
b,5cの圧力初期化も、往復駆動の終了後に限らず、
駆動の前に行うようにしても良く、前後に行うようにし
ても良く、間欠的にしか行わないようにしても良い。
【0049】コントローラ11は、力指令Fcや位置指
令Pcを内部で生成しても良い。また、その処理は、マ
イクロプロセッサによるプログラム処理に限られるもの
で無く、適宜のハードウェアロジック等にて具体化して
も良く、幾つかのソフトウェアと幾つかの個別ハードウ
ェアとで具体化しても良く、さらにはマイクロプロセッ
サが複数個含まれていても良い。さらに、コントローラ
11は、位置指令Pcに代えて速度指令を受けるととも
に位置制御に代えて速度制御を行うようにしても良い。
あるいは、高速前進は速度制御で行い低速前進は位置指
令Pc等に基づく位置制御で行い増力およびクランプは
力制御で行うようにしても良い。レノイド信号Sa,S
bの送出も、コントローラ11に限らず、他の上位コン
トローラ等が行うようにしても良い。
【0050】上記実施例では、可変速送り後に定圧制御
を行う場合を述べたが、可変速を伴った位置制御や定圧
制御は制御方法の一例に過ぎない。この発明は、それに
限られるもので無く、例えば定速送りや可変の力制御を
行う場合についても、力指令Fcも適宜変化するが、有
効に機能する。
【0051】また、位置Pfの検出は、ポジションセン
サ54に限らず、他の検出装置を用いても良く、他の部
材に装着した検出装置によって絶対位置等を検出するよ
うにしても良い。力Pfの検出も、圧力計53による油
圧空間5bの圧力に限らず、他の油圧空間(5d等)の
圧力を検出するようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段の駆動装置にあっては、液体保持空間
等の選択的連通に基づいて力駆動時には推力を増力しう
るようにしたことにより、進退駆動に加えて強力な力駆
動も帰還制御付き電動機を利用して行える駆動装置を実
現することができたという有利な効果が有る。
【0053】また、本発明の第2の解決手段の駆動装置
にあっては、液体を用いた増力機構の導入に便乗して力
検出を行うとともに、その検出結果に基づき力駆動も帰
還制御付き電動機のフィードバック制御にて行えるよう
にしたことにより、進退駆動に加えて強力で的確な力駆
動も帰還制御付き電動機を利用して行える駆動装置を容
易かつ簡便に実現することができたという有利な効果を
奏する。
【0054】さらに、本発明の第3の解決手段の駆動装
置にあっては、切換指令を与える部材が少なくて済むよ
うにしたことにより、増力機構が小形で而も制御し易い
簡素なものとなって、その結果、進退駆動に加えて強力
な力駆動も帰還制御付き電動機を利用して行える駆動装
置を簡易かつ小形に実現することができたという有利な
効果が有る。
【0055】また、本発明の第4の解決手段の駆動装置
にあっては、液体使用に伴う付加部材がなるべく外部に
出て来ないようにしたことにより、液体を使用しても、
進退駆動に加えて強力な力駆動も帰還制御付き電動機を
利用して行える駆動装置を一層小型に実現することがで
きたという有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動装置の第1実施例について、その
構造を示す模式図である。
【図2】 その駆動状態(往路)の変化を示す模式図で
ある。
【図3】 その駆動状態(復路)の変化を示す模式図で
ある。
【図4】本発明の駆動装置の第2実施例について、その
要部の模式図である。
【符号の説明】
10 サーボモータ(帰還制御付き電動機、帰還制御を
伴った電動機) 11 コントローラ(サーボ制御回路、制御装置、
帰還・追従制御部) 12 ドライバ(PWMインバータ、電流出力回
路、電力変換回路) 13 電動モータ(永久磁石同期モータ、かご形誘
導モータ、電動機) 14 電流検出部(ホールCT、ホール素子、絶縁
アンプ) 15 速度検出部(タコジェネレータ、レゾルバ、
エンコーダ) 16 モータ出力軸(回転駆動部材) 30 伝動機構 31 減速ギヤ(ベルト、チェーン、回転伝達部
材) 32 ボールネジ機構(回転運動から直線運動への
変換機構) 33 ボールナット(回転運動部) 34 ボールネジ(進退部材、直線運動部) 50 増力機構(油圧シリンダユニット、液圧シリンダ
部) 51 固定シリンダ(外側の液圧シリンダ) 52 可動シリンダ(中間ピストンロッド兼用の内
側液圧シリンダ) 53 圧力計(反力検出、作用力検出、伝達力検
出、力検出部) 54 ポジションセンサ(位置検出部材) 55 進退ロッド(内側液圧シリンダ内の最内側ピ
ストンロッド部) 56 ピストン(内側液圧シリンダ内の最内側ピス
トンロッド部) 5a,5b,5c,5d 油圧空間(液圧シリンダ内の
高圧液体保持空間) 57 電磁切換弁(切換手段) C1,C2,C3,C4 チェック弁(逆止弁、切換補
助部材) 58 タンク(ドレインタンク、補充・環流用常圧
液体の容器) 70 作動部 71 可動部材(可動部、反力発生部) 72 固定部(固定部材、反力発生部) Sa ソレノイド信号Sa(圧抜の切換指令) Sb ソレノイド信号Sb(増力の切換指令)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帰還制御を伴った電動機と、その出力を作
    動部に伝達する伝動機構と、この伝動機構に設けられ回
    転運動を直線運動に変換する変換機構とを備えた駆動装
    置において、前記伝動機構の一部として前記変換機構の
    後段に設けられ且つ複数の液体保持空間が形成されてい
    て前記変換機構からの推力を前記液体保持空間同士の又
    はそれらと他の液体容器との連通状態に応じて選択的に
    増力しこれを前記作動部へ伝達する増力機構を具えたこ
    とを特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】前記液体保持空間内の圧力を検出して前記
    電動機の制御に帰還させる力検出手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 【請求項3】前記増力機構は、同心配置され前記液体保
    持空間を形成する内外二重の液圧シリンダと、受けた切
    換指令に応じて前記液体保持空間同士の連通状態を切り
    換える切換手段と、前記液体保持空間同士の及びそれら
    と前記液体容器との圧力の大小に応じて相互の連通状態
    を切り換える切換補助部材とを具えたものであることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載された駆動装
    置。
  4. 【請求項4】前記切換補助部材が前記液圧シリンダの内
    部に組み込まれていることを特徴とする請求項3記載の
    駆動装置。
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