JPH0539502U - 口腔鏡装置 - Google Patents

口腔鏡装置

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JPH0539502U
JPH0539502U JP1933691U JP1933691U JPH0539502U JP H0539502 U JPH0539502 U JP H0539502U JP 1933691 U JP1933691 U JP 1933691U JP 1933691 U JP1933691 U JP 1933691U JP H0539502 U JPH0539502 U JP H0539502U
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JP
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image
optical system
oral
fiber bundle
observed
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JP1933691U
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English (en)
Inventor
康治 袴塚
公彦 西岡
英夫 苫米地
英樹 西下
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】口腔内に挿入される口腔鏡本体の大きさを小さ
くすると共に、口腔内で自由に向きを変えて様々な撮影
形態を取ることを可能にする口腔鏡装置。 【構成】先端部に被観察部3の観察像を得るための高倍
率結像光学系5を備え、この高倍率結像光学系5で結像
された観察像を伝送する柔軟なイメージガイドファイバ
ーと、このイメージガイドファイバーで伝送された伝送
像を結像させる結像光学系7を具備した口腔鏡装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、口腔内を観察する口腔鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば虫歯等を治療するために、口腔内に挿入して口腔内を観察するいわゆる 口腔鏡装置が広く知られている。 従来の口腔鏡装置としては、例えば特開平2−140133号公報に開示され ているものが知られている。この口腔鏡装置は以下のように構成されている。
【0003】 この口腔鏡装置は、第1の挿入部と、これに直交して配置される第2の挿入部 を有している。これらの挿入部内には、ライトガイドバンドルが延在しており、 第2の挿入部の先端から、被観察部に向けて光が照射される。前記第2の挿入部 は、上部ケースと下部ケースからなっており、被観察物からの反射光は、下部ケ ースの光導体を通して上部ケースの下端に設けられたレンズ系に導かれる。被観 察物の反射光は、このレンズ系によって、上部ケースの上端に設けられた撮像素 子であるCCDの撮像面に結像する。そして、このCCDからの電気信号は、前 記第1の挿入部内に延在する信号線を介して外部の制御装置に入力される。この 制御装置にはモニタが接続されており、被観察物の像はこのモニタで観察するこ とができるようになっている。
【0004】 また、特開昭59−200627号公報には、光ファイバー束の周囲に光ガイ ド用の光ファイバーを設けた口腔鏡が開示されている。この口腔鏡は、光ガイド 用の光ファイバーから虫歯へ向けて照射された光の反射光を、光ファイバー束へ 導き、光の照射部分とは反対側の端面において、虫歯の像を目視するようになっ ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、上記口腔鏡装置では以下に述べる欠点がある。
【0006】 口腔鏡本体の大きさはかなり大きく、また、ワーキングでディスタンスがかな り長くなっている。調査した一例によれば、本体の直径が27mm、長さが 130mmにおよび、ワーキングディスタンスも最短で16mmとなっている。この ため、口腔内で自由に向きを変えて様々な観察形態を取ることが難しくなってい る。
【0007】 また、歯の裏側などの観察には、小型ミラーを口腔内に挿入して、その反射像 を口腔鏡でとらえていたので、被観察物の像が左右、または上下が逆になる等、 観察しにくいものになっている。
【0008】 さらに、特開昭59−200627号公報に開示されている口腔鏡のように、 細いスティック状のものも使われているが、これは硬性部分が200mm位あるた め、口腔内の深い部分や歯の裏側へのアクセスには限界がある。このため、口腔 内を外側から覗き込むようにして観察するに止まっている。
【0009】 この考案は、口腔内に挿入される口腔鏡本体の大きさを小さくすると共に、口 腔内で自由に向きを変えて様々な撮影形態を取ることが可能な口腔鏡装置を提供 することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案の口腔鏡装置は、口腔内の被観察部を観察 する口腔鏡装置において、先端部に被観察部の観察像を得るための対物結像光学 手段を備え、この対物結像光学手段で結像された観察像を伝送する柔軟なイメー ジガイド手段と、このイメージガイド手段で伝送された伝送像を結像または拡大 させる光学手段と、を有することを特徴としている。
【0011】
【作用】 本考案の口腔鏡装置は、柔軟性のあるファイバーをイメージガイドとして用い 、その一端に高倍率結像光学系を、他端に結像光学系とCCD等の撮像素子を配 置している。また、被観察部の照明用として、同様に柔軟性のあるファイバーを ライトガイドとして用い、これをイメージガイド用のファイバーと並列的に配置 している。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に沿って具体的に説明する。
【0013】 図1は、本考案に係る口腔鏡装置の全体の概念図である。図中符号1は、柔軟 性のあるライトガイドファイバー束および柔軟性のあるイメージガイドファイバ ー束を内包するファイバーバンドルである。ライトガイドファイバー束はイメー ジガイドファイバー束に対して並列的に配置されている。これは例えば、1本1 本のライトガイドファイバーがイメージガイドファイバー束の円周方向に沿って リング状となるように配置されている。あるいは、イメージガイドファイバー束 の直径方向に、2本、4本…と配置しても良い。あるいは通常のバンドルのまま 、以下に述べる高倍率結像光学系の側方に配置し、側方から照明するようにして も良い。ファイバーバンドル1の被観察部3側の端部には、高倍率結像光学系5 が設けられている。また、ファイバーバンドル1の他端部には、結像光学系7お よびCCD等の撮像素子9が設けられている。この撮像素子9からの信号は信号 線を介して制御装置11に入力される。制御装置11では信号処理が行われ、被 観察物3の像がモニタ13で表示されるようになっている。 次に図2を参照して本考案に係る口腔鏡装置をより詳細に説明する。
【0014】 ファイバーバンドル1は、ライトガイドファイバー束1aおよびイメージガイ ドファイバー束1bを内包して構成されているが、この図では解りやすいように ライトガイドファイバー束1aおよびイメージガイドファイバー束1bを分離し て示している。
【0015】 ライトガイドファイバー束1aの一端には、図1では示されていない光源ラン プ15aおよびリフレクタ15bを有する光源部15が配置されている。光源ラ ンプ15aからの光はリフレクタ15bで反射し、ライトガイドファイバー束1 a内に入射する。入射された光は、ライトガイドファイバー束1a内で全反射を 繰り返しながらライトガイドファイバー束1aの他端から射出し、被観察部3を 照らす。
【0016】 イメージガイドファイバー束1bの先端部はその先端面が光学的に研磨されて おり、その前面には、複数枚のレンズ群によって構成されている高倍率結像光学 系5が配置されている。この高倍率結像光学系5は、ワーキングディスタンス、 光学系の全長共に短いものになっており、実際には、ワーキングディスタンス、 全長共に数mm程度になっている。さらに、光学系の外径も3mm以下の小型のもの となっている。
【0017】 イメージガイドファイバー束1bの後端部には、その後端面の背後に結像光学 系7が配置されている。この結像光学系7の背後には、撮像素子9が配置されて おり、結像光学系7による像は、この撮像素子9の撮像面に結像するようになっ ている。ここで結像した像は光電変換され、電気信号として図1に示した制御回 路11に入力される。 次に本考案の口腔鏡装置の動作について説明する。
【0018】 光源ランプ15aの光はリフレクタ15bで反射し、ライトガイドファイバー 束1aに入射する。光はライトガイドファイバー束1a内で全反射を繰り返しな がら進行し、被観察部3を照らす。被観察部3の反射光は、高倍率結像光学系5 に入射する。この高倍率結像光学系5による被観察物3の像は、イメージガイド ファイバー束1bの先端の研磨面に結像する。この像の光線はイメージガイドフ ァイバー束1b内で全反射を繰り返しながら、イメージガイドファイバー束1b の後端に到達し、先と全く同じ像をこの後端面に形成する。この像は、結像光学 系7によって、撮像素子9の撮像面に結像する。ここで結像された像は光電変換 され、増幅された電気信号が制御装置11に入力される。そして、制御装置11 で信号処理が行われ、被観察物3の像がモニタ13に表示される。観察者は、こ のモニタ13により被観察物3の像を観察、あるいは像保存することができる。 口腔内に挿入するのは、高倍率結像光学系5を備えた柔軟なファイバーバンドル 1の先端部であるために、口腔内で自由に向きを変えて様々な観察形態を取るこ とができる。 あるいは、上記結像光学系7の替わりに拡大観察光学系を配置しても良い。こ うすれば、モニタによらずに直接裸眼観察を行うことができる。
【0019】 また、結像光学系7を図3(a)〜(c)のように構成することもできる。こ れは、結像光学系7に像の倍率変換手段を用いた例を示している。いずれの例も 撮像素子9の前面にある光学系を切り替えるように構成されている。(a)に示 す構成は結像光学系7をタレット方式にし、直径方向に異なる結像光学系7a, 7bを配置したものである。この場合、円周方向に多数の結像光学系を配置して も良い。(b)に示す構成は、結像光学系7をスライド方式にし、スライド方向 に複数の異なる光学系7a〜7cを配置したものである。このように構成すれば 、被観察物3の像を自由に選ぶことができる。あるいは、(c)に示すように、 ズーム式の結像光学系を配置することにより、像倍率を連続的に変えることがで き、像観察により好都合なものとなる。
【0020】 一方、被観察部3を観察する高倍率結像光学系5においても、大きさの制限は あるものの、ズーム変倍光学系を配置すれば、ファイバー束の「キメ」に左右さ れずに変倍観察像が得られることはいうまでもない。さらに、高倍率結像光学系 5を、オートフォーカス駆動すると、観察時により好都合なものとなる。
【0021】
【考案の効果】
本考案の口腔鏡装置は、端部に被観察部の観察像を得るための対物結像光学手 段を備え、この対物結像光学手段で結像された観察像を伝送する柔軟なイメージ ガイド手段と、このイメージガイド手段で伝送された伝送像を結像または拡大さ せる光学手段と、を有することを特徴としている。すなわち、口腔内で操作する 部分はイメージガイド手段の先端部であるために、口腔内で自由に向きを変えて 様々な観察形態を取ることができる。 さらに、柔軟なイメージガイド手段を用いているために、口腔内の深い部分や 歯の裏側へのアクセスが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る口腔鏡装置を示す概略図。
【図2】本考案に係る口腔鏡装置の光学系を示す概略
図。
【図3】結像光学系に像の倍率変換手段を用いた例を示
したものであり、(a)はタレット方式を示す図、
(b)はスライド方式を示す図、(c)はズーム方式を
示す図である。
【符号の説明】
1…ファイバーバンドル、5…高倍率結像光学系、7…
結像光学系、9…撮像素子、11…制御装置、13…モ
ニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西下 英樹 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口腔内の被観察部を観察する口腔鏡装置
    において、先端部に被観察部の観察像を得るための対物
    結像光学手段を備え、この対物結像光学手段で結像され
    た観察像を伝送する柔軟なイメージガイド手段と、この
    イメージガイド手段で伝送された伝送像を結像または拡
    大させる光学手段と、を有することを特徴とする口腔鏡
    装置。
  2. 【請求項2】 前記伝送像を結像させる光学手段に倍率
    変換手段を用いたことを特徴とする請求項1に記載の口
    腔鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記対物結像光学手段にズーム式変倍光
    学手段を用いたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の口腔鏡装置。
JP1933691U 1991-03-28 1991-03-28 口腔鏡装置 Pending JPH0539502U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08332170A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオスコープ
WO2004004554A1 (ja) * 2002-07-03 2004-01-15 Kabushiki Kaisha Shofu 歯面情報システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171530A (ja) * 1983-03-17 1984-09-28 佐久間 信夫 口腔内観察装置
JPH02136813A (ja) * 1988-11-18 1990-05-25 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置

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