JPH0440183Y2 - - Google Patents

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JPH0440183Y2
JPH0440183Y2 JP1985083955U JP8395585U JPH0440183Y2 JP H0440183 Y2 JPH0440183 Y2 JP H0440183Y2 JP 1985083955 U JP1985083955 U JP 1985083955U JP 8395585 U JP8395585 U JP 8395585U JP H0440183 Y2 JPH0440183 Y2 JP H0440183Y2
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、内視鏡と受像機とを備えた内視装置
に関する。
(従来の技術) 被検者の体腔内等を観察する場合、内視鏡と受
像機を備えた内視装置を用いることがある。この
種の内視装置では次のような作用がなされる。す
なわち、医者が内視鏡の把持部を持ち、柔軟な挿
入部を体膣内に挿入する。挿入部の照明窓から光
を体腔内に照射し、その反射光を挿入部の観察窓
を経て、挿入部内に設けた固体撮像素子に供給す
る。換言すれば、体膣内壁の画像を固体撮像素子
に投影する。固体撮像素子では光電変換して映像
信号を得る。そして、固体撮像素子からの映像信
号に基づいて、体腔内壁の画像を受像機に映し出
す。
上記内視装置には、複数方向の観察を同時に行
なえるものが開発されている。例えば、第5図に
示すように、内視鏡挿入部12の先端構成部14
の端面14aおよび側面14bにそれぞれ観察窓
15,16を形成し、各観察窓15,16には、
凸レンズからなる対物光学系18′,19′を介し
て固体撮像素子17a′,17b′が光学的に接続さ
れている。この固体撮像素子17a′,17b′はそ
れぞれ独立しており、信号線22a′,22b′を介
して処理装置に接続されている。そして、この処
理装置において、各固体撮像素子からの映像信号
を合成処理することにより、1台の受像機で各観
察窓15,16に対応する画像、すなわち直視像
と側視像とを一挙に映し出すようになつている。
なお、この種の内視装置は、特開昭53−29439号
公報に詳細に記載されている。
(考案が解決しようとしている問題点) しかし、上記装置では、各観察窓に対応して固
体撮像素子が複数個あるので、受像機で各画像を
一挙に映し出すためには、各固体撮像素子からの
映像信号を電気的に合成処理しなければならず、
この分回路構成が複雑となつて高価になる欠点を
有している。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解消するためになされた
もので、その要旨は、内視鏡の挿入部の所定部位
に複数の観察窓が設けられるとともに、その内部
に、1個の固体撮像素子が配置され、各観察窓
と、観察窓に対応して区分けされた固体撮像素子
の各領域とが、互いに独立した対物光学系によつ
てそれぞれ光学的に接続されており、内視鏡の外
部に配置された受像機により、固定撮像素子から
の映像信号に基づいて各観察窓に対応する画像を
一挙に映し出すことを特徴とする内視装置にあ
る。
(作用) 各観察窓に対応する画像を対物光学系を介して
1個の固体撮像素子の各領域に投影する。固体撮
像素子で光電変換して、映像信号を得る。この映
像信号に基づいて、各観察窓に対応する画像を、
共通の受像機で一挙に映し出す。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図を参
照して説明する。第1図中10は内視鏡を示す。
内視鏡10は、把持部11と、この把持部11か
ら延び所定長さにわたつて柔軟な挿入部12を有
している。挿入部12の先端側には湾曲部13お
よび硬い先端構成部14が設けられている。な
お、湾曲部13を湾曲操作する機構については公
知であるので説明を省略する。
第2図に示すように、先端構成部14の側面1
4aには観察窓15が設けられるとともに、側面
14bにも観察窓16が設けられており、2方向
すなわち直視および側視の観察を行なえるように
なつている。先端構成部14内には、CCD,SIT
等からなる1個の固体撮像素子17が配置されて
いる。固体撮像素子17の受光面は端面14aと
ほぼ直交している。各観察窓15,16は、それ
ぞれ独立した対物光学系18,19を介して、固
体撮像素子17の区分けされた各領域17a,1
7bに光学的に接続されている。すなわち、一方
の対物光学系18は、凸レンズ18aと、ミラー
18bとからなり、直視用の観察窓15から入射
した光を、90度光軸を曲げながら固体撮像素子
17の先端側(第2図,第3図中左側)の領域1
7aに供給するものである。他方の対物光学系1
9は、凸レンズ19aと台形プリズム19bとか
らなり、側視用観察窓16から入射した光を、光
軸を変えることなく固体撮像素子17の基端側
(第2図、第3図中右側)の領域17bに供給す
るものである。領域17a,17bは、受光範囲
を意味し、観察窓15,16、対物光学系18,
19に配置によつて区分けされる。
先端構成部14の端面14aと側面14bに
は、上記観察窓15,16の近傍位置に、それぞ
れ照明窓(図示しない)が設けられている。
第1図に示すように、把持部11にはケーブル
20を介して処理装置21が機械的に接続されて
いる。処理装置21は、ケーブル20、把持部1
1、挿入部12を通る信号線22を介して、上記
固体撮像素子17に電気的に接続されている。
照明窓は、光フアイバー束(図示しない)によ
つて光源装置(図示しない)に光学的に接続され
ている。この光フアイバー束は、基端部が光源装
置(図示しない)に接続され、上記ケーブル2
0、把持部11、挿入部12を通り、先端部が分
岐されて2つの照明窓に達している。
処理装置21には、フリーザー23、CRT表
示器からなる受像機24、ビデオテープレコーダ
ー25が接続されている。
上記構成をなす内視装置の作用を説明する。医
者等が内視鏡10の把持部11を持ち、挿入部1
2を被検者の体腔内に挿入する。光源装置の光は
光フアイバー束によつて、各照明窓から体腔内に
照射される。体腔の内壁からの反射光は、観察窓
15,16、対物光学系18,19を通つて固体
撮像素子17に達する。換言すれば、体腔内壁の
像が固体撮像素子17の各領域17a,17bに
投影される。
直視用観察窓15に対応する体腔内壁の像(図
中矢印X方向で示す)は、凸レンズ18aにより
反転し、ミラー18bでさらに反転するため、投
影像は矢印X′のようになる。また、側視用観察
窓16に対応する像(図中矢印Y方向で示す)
は、凸レンズ18aにより反転し、台形プリズム
19bでさらに反転するため、投影像は矢印
Y′のようになる。このため、投影像X′,Y′の位
置関係および方向性が、体腔内壁の各画像X,Y
の位置関係および方向性と等しくなり、観察者
は、位置感覚や方向感覚が狂うことなくスムーズ
に観察できる。
固体撮像素子17では、処理装置21からの走
査制御信号に基づいて、上記投影像を光電変換し
映像信号を生じる。処理装置21は、固体撮像素
子17からの映像信号を受け、この映像信号をフ
リーザー23を経て受像機24に送る。この結
果、受像機24では各観察窓15,16に対応す
る体腔内壁の2つの画像すなわち直視像と側視像
が一挙に映し出される。このように、複数の画像
が同時に観察できるので、正確で効率良い観察を
行なうことができる。
また、固体撮像素子17は一個であり、この固
体撮像素子17により複数方向の映像情報を同時
に得るため、この映像情報に基づいて受像機24
に画像を映し出せばよく、特別な回路による画像
合成処理を必要としない。
医者は、受像機24を見ながら内視鏡10を操
作し、体腔内を観察する。必要に応じて、フリー
ザー23を作動させて受像機24の映像を一時的
に停止したり、ビデオテープレコーダー25によ
り記憶する。
本考案は上記実施例に制約されず種々の態様が
可能である。例えば、第4図に示すように、4方
向の観察を行なえるようにしてもよい。この実施
例では、先端構成部14の端面14aに1つの観
察窓30が設けられ、側面14bに3つの観察窓
31,32,33が設けられている。各観察窓3
0,31,32,33からの像は、互いに独立し
た対物光学系34,35,36,37によつて、
固体撮像素子38の4つの領域にそれぞれ投影さ
れる。観察窓30,32,33と固体撮像素子3
8とを光学的に接続する対物光学系34,36,
37は、前記実施例の対物光学系18と同様に、
凸レンズ34a,36a,37aとミラー34
b,36b,37bとを有している。また、観察
窓31と固体撮像素子38とを光学的に接続する
対物光学系35は、前記実施例の対物光学系19
と同様に、凸レンズ35aと台形プリズム35b
とを有している。この実施例では、1つの直視像
と3つの側視像(上方向、左右方向)が一挙に受
像機に映し出される。
(考案の結果) 以上説明したように、複数の観察窓に対応した
画像を受像機の画面で一挙に映し出すことがで
き、豊富な画像情報に基づいて、正確で効率的な
観察を行なえる。また、固体撮像素子が1個であ
り、この固体撮像素子の各領域に各観察窓に対応
する画像が投影されるため、電気的に画像合成処
理せずに済み、この分回路構成が簡単で安価にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は装置の概略図、第2図は内視鏡の先端構成
部の拡大縦断面図、第3図は固体撮像素子の平面
図、第4図は本考案の他の実施例を示す固体撮像
素子の横断面図、第5図は従来例を示す先端構成
部の縦断面図である。 10……内視鏡、11……把持部、12……挿
入部、15,16,30〜33……観察窓、1
8,19,34〜37……対物光学系、17,3
8……固体撮像素子、24……受像機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内視鏡の挿入部の所定部位に複数の観察窓が設
    けられるとともに、その内部に、1個の固体撮像
    素子が配置され、各観察窓と、観察窓に対応して
    区分けされた固体撮像素子の各領域とが、互いに
    独立した対物光学系によつてそれぞれ光学的に接
    続されており、内視鏡の外部に配置された受像機
    により、固体撮像素子からの映像信号に基づいて
    各観察窓に対応する画像を一挙に映し出すことを
    特徴とする内視装置。
JP1985083955U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0440183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985083955U JPH0440183Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JP1985083955U JPH0440183Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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Publication Number Publication Date
JPS61200002U JPS61200002U (ja) 1986-12-15
JPH0440183Y2 true JPH0440183Y2 (ja) 1992-09-21

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JP1985083955U Expired JPH0440183Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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WO2015198981A1 (ja) * 2014-06-27 2015-12-30 オリンパス株式会社 内視鏡システム

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JPS61200002U (ja) 1986-12-15

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