JPH08160322A - 立体内視鏡システム - Google Patents

立体内視鏡システム

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Publication number
JPH08160322A
JPH08160322A JP6300455A JP30045594A JPH08160322A JP H08160322 A JPH08160322 A JP H08160322A JP 6300455 A JP6300455 A JP 6300455A JP 30045594 A JP30045594 A JP 30045594A JP H08160322 A JPH08160322 A JP H08160322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pair
stereoscopic
magnification
stereoscopic endoscope
Prior art date
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Pending
Application number
JP6300455A
Other languages
English (en)
Inventor
雅博 ▲ぬで▼島
Masahiro Nudeshima
Maki Sekino
真樹 関野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】立体内視鏡10、筺体20、ライトガイドケー
ブル50、光源60、立体表示装置70から構成される
立体内視鏡システムであり、筺体20には、カップリン
グレンズ系と一対の撮像素子が収納されており、前記一
対のカップリングレンズ系の少なくとも一方に像の倍率
を可変にするズームレンズ系を設ける。 【効果】2本の光導体の被写体像の倍率を一致させるこ
とができ、得られた一対の画像のバラツキをなくし、良
好な立体感を得ることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば体腔内に挿入し
て用いられ、体腔内部を立体的に観察できる立体内視鏡
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、体外から挿入して体腔内の観
察、診断を行い、さらには体腔内壁への薬液の投与、体
液の採取、超音波または衝撃波による結石の破砕、レー
ザ光線の照射や高周波電流によるポリープの焼灼といっ
た治療処置を行う機能を付与することができるため近年
注目され、細径化が進んでいる。
【0003】一般の内視鏡システムでは、観察部位を遠
近感のない2次元画像としてしか見ることができないた
め、例えば体腔内壁への薬液投与のため注射針の穿刺の
際、距離感が掴めない等、各種処置を行う際に不都合を
生じることがあった。
【0004】このため、2本の光導体を並列にならべ、
2本の光導体の光軸がなす輻輳角を適当に設定して視差
をもつようにし観察部位を立体的に見えるようにした立
体内視鏡が提案されている。
【0005】立体感のある3次元画像を得るためには、
2本の光導体の光軸の交点と被写体位置が一致している
ことが必要である。また2本の光導体の被写体像の倍率
が異なると像がずれてしまい立体感を得ることができな
いため、2本の光導体の被写体像の倍率を一致させるこ
とが重要である。
【0006】しかしながら、立体内視鏡の2つの画像光
学系の倍率が全く同じであれば2つのレンズ系は同様な
特性を有した固定焦点レンズを用いればよいことになる
が、細径の立体内視鏡を構成する対物レンズには若干の
バラツキがあり、また組立に起因する精度のバラツキも
加わるため2つの画像光学系を全く同様な倍率に仕上げ
ることは困難であるという問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
したように、得られた一対の画像のバラツキをなくし、
良好な立体感を得るために2本の光導体の被写体像の倍
率を一致させることを可能とする立体内視鏡システムを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、一対のイメ
ージファイバと一対の撮像素子とを備える立体内視鏡シ
ステムにおいて、該一対の撮像素子と結合する一対のカ
ップリングレンズ系の少なくとも一方に像の倍率を調整
する調整手段を設けたことにより達成される。
【0009】また、前記調整手段は、前記一対のカップ
リングレンズ系の少なくとも一方に像の倍率を可変にす
るズームレンズ系であることが好ましい。
【0010】また、前記カップリングレンズ系は、内視
鏡と分離接続可能であることことが好ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の立体内視鏡システムを添付図
面に示す実施例について詳細に説明する。図1は、本発
明のシステム全体を示す構成図である。図2は、立体内
視鏡の先端部断面図である。図3は、カップリングレン
ズ系の構成を示す図である。
【0012】図1に示すように、実施例においては、立
体内視鏡10、筺体20、ライトガイドケーブル50、
光源60、立体表示装置70から構成される。
【0013】筺体20には、図3に示すカップリングレ
ンズ系30と2台の撮像素子40が収納されている。
【0014】立体内視鏡10の先端部断面を図2に示し
た。被写体像を結像する2つの対物レンズ11、11’
は適当な輻輳角θで固定されており、対物レンズ11、
11’の後面にはイメージファイババンドル12、1
2’が接続されている。イメージファイババンドルの外
周には、被写体像を照明するライトガイドファイババン
ドル13が配置されてあり、これらの全体はシース14
内に収められている。
【0015】イメージファイババンドル12、12’の
基部側に配置されたイメージガイドコネクタ15、1
5’が固着されカップリングレンズ系20と接続する。
一方、ライトガイトファイババンドル13の基部側に
は、ライトガイドコネクタ16が形成されており、そこ
にライトガイドケーブル50が接続され、さらにライト
ガイドケーブルは、光源60へ接続する。
【0016】図3は、筺体20の内部のカップリングレ
ンズ系の構成を示した図である。カップリングレンズ系
30には、2つのレンズ系31、32が収められてお
り、レンズ系31は、可動レンズ312、313を倍率
調整ツマミ21を操作することにより移動させ、画像の
倍率を変化させることができる。
【0017】一方レンズ系32は、全て固定レンズから
構成されており倍率は固定されてある。
【0018】レンズ系31、32の前面にはイメージガ
イドコネクタ15、15’が着脱可能に接続される。ま
たレンズ系31、32の後端には、CCD41、42が
配置されてある。
【0019】まず、光源60内のランプから照射された
光は、図示しない熱フィルタ及びレンズを介して絞られ
ライトガイドケーブル50に入力され、ライトガイドケ
ーブル50内を伝送する。ライトガイドケーブル50
は、立体内視鏡10のライトガイドコネクタ16に接続
されているので照射光はライトガイドファイババンドル
13内を伝送、ライトガイドファイババンドルの先端面
より照射され観察部を照明する。一方、照明された観察
部の被写体像は輻輳角θで配列された対物レンズ11、
11’にそれぞれ入射しイメージファイババンドル1
2、12’の端面に被写体像を結像、さらにイメージフ
ァイババンドル12、12’の基部側に取り付けられた
イメージファイバコネクタ15、15’の端面まで伝送
される。イメージファイバコネクタ15、15’はカッ
プリングレンズ系30のレンズ系31、32とそれぞれ
接続しており被写体像は、これらのレンズ系によってC
CD41,42の上に結像する。被写体像はCCD4
1,42によって電気信号に変換されカメラコントロー
ルユニットR,Lに送られ増幅処理が行われる。カメラ
コントロールユニットR,Lは、立体内視鏡10で得ら
れた輻輳角をもった被写体像を立体感のある画像として
表示するため立体表示装置70に接続され、この立体表
示装置70は、カメラコントロールユニットRとカメラ
コントロールユニットLの信号を交互に切り替えて出力
し、表示させる。これを液晶シャッターを介して観察す
ることによって立体感のある被写体像を見ることができ
る。
【0020】ここで、細径の立体内視鏡を構成する対物
レンズには若干のバラツキがあり、また組立に起因する
精度のバラツキも加わるため2つの画像光学系の倍率は
微妙に異なり、正確な立体感を得ることができない。本
実施例においては、立体内視鏡と撮像素子とを結合する
カップリングレンズの2つのレンズ系の一方に倍率を可
変するズームレンズを設け2つの画像光学系の倍率を一
致させる様操作することができる。
【0021】次に、本実施例にかかる立体内視鏡システ
ムの使用法を説明する。図1に示すように立体内視鏡1
0と、光源60、カップリングレンズ系30と撮像素子
40を収納する筺体20、カメラコントロールユニッ
ト、立体表示装置70を接続し、全ての機器の電源を入
れる。立体内視鏡10の先端を白色板に向け立体表示装
置70に円形の白色画像を出力、円形画像のブレが最小
となるように倍率調整ツマミ33を回して調整する。こ
のとき、必要ならば立体表示装置70を操作してカメラ
コントロールユニットRまたはLのみの信号を立体表示
装置70に表示させて調整する。さらに続いて立体的な
被写体に立体内視鏡の先端を向けて違和感なく良好な立
体感が得られるように倍率調整ツマミを調整する。
【0022】以上の調整が終了後、実際の観察、診断を
開始する。
【0023】本発明は、カップリングレンズ系の片方の
倍率を可変にしたが、両方のレンズの倍率を可変にして
もよい。両方のレンズの倍率を可変にすることにより、
拡大画像観察も可能となる。
【0024】また、立体表示装置は本実施例のものに限
らず、あらゆるステレオ画像表示装置に適用できる。
【0025】なお、カップリングレンズ系にフォーカス
調整機構をつけておけば立体内視鏡の画像光学系及びコ
ネクタ形状のばらつきを補正することも可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2本の光導体の被写体像の倍率を一致させることがで
き、良好な立体感を得ることができる。
【0027】また、被写体像の倍率を可変にするズーム
レンズ系は、内視鏡とは分離しているため、内視鏡は簡
素であり容易に製作が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体内視鏡システムの構成図を示す。
【図2】本発明の立体内視鏡の先端部の縦断面図を示す
図である。
【図3】本発明の筺体の内部に収納されたカップリング
レンズ系の構成図を示す図である。
【符号の説明】
10:立体内視鏡 11:対物レンズ 12:イメージファイババンドル 13:ライトガイドファイババンドル 14:シース 15:イメージガイドコネクタ 20:筺体 21:倍率調整ツマミ 30:カップリングレンズ系 40:撮像素子 50:ライトガイドケーブル 60:光源 70:立体表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のイメージファイバと一対の撮像素
    子とを備える立体内視鏡システムにおいて、該一対の撮
    像素子と結合する一対のカップリングレンズ系の少なく
    とも一方に像の倍率を調整する調整手段を設けたことを
    特徴とする立体内視鏡システム。
  2. 【請求項2】 前記調整手段は、前記一対のカップリン
    グレンズ系の少なくとも一方に像の倍率を可変にするズ
    ームレンズ系であることを特徴とする請求項1記載の立
    体内視鏡システム。
  3. 【請求項3】 前記カップリングレンズ系は内視鏡と分
    離接続可能であることを特徴とする請求項1記載の立体
    内視鏡システム。
JP6300455A 1994-12-05 1994-12-05 立体内視鏡システム Pending JPH08160322A (ja)

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JP6300455A JPH08160322A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 立体内視鏡システム

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JP6300455A Pending JPH08160322A (ja) 1994-12-05 1994-12-05 立体内視鏡システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103082983A (zh) * 2013-01-04 2013-05-08 苏州爱因智能设备有限公司 腹腔镜三维监控系统
CN110944566A (zh) * 2017-05-19 2020-03-31 奥林巴斯株式会社 3d内窥镜装置和3d影像处理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103082983A (zh) * 2013-01-04 2013-05-08 苏州爱因智能设备有限公司 腹腔镜三维监控系统
CN110944566A (zh) * 2017-05-19 2020-03-31 奥林巴斯株式会社 3d内窥镜装置和3d影像处理装置
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