JPH0539480U - ミシンの針棒 - Google Patents

ミシンの針棒

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JPH0539480U
JPH0539480U JP8990391U JP8990391U JPH0539480U JP H0539480 U JPH0539480 U JP H0539480U JP 8990391 U JP8990391 U JP 8990391U JP 8990391 U JP8990391 U JP 8990391U JP H0539480 U JPH0539480 U JP H0539480U
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JP
Japan
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sewing machine
needle bar
needle
screwed
sewing
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Application number
JP8990391U
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English (en)
Inventor
作 実 小
哲男 生野
Original Assignee
ジユーキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミシンにおける針棒の動作時の振動・撓みを
防止して縫製品質の向上を図る。 【構成】ミシン上軸の回転により上下動して先端部に針
留めを介して取り付けた縫い針を駆動するミシンの針棒
を、軽金属材の本体部と一端は前記本体部先端に螺合さ
れ他端には前記針留めが螺合される断面円形の鉄製継ぎ
手部とで構成し、かつ、前記継ぎ手部の側面には、継ぎ
手の螺合回転時の把持固定を容易にするための平面部を
相対向して一対形成してある。軽金属材はアルミ、マグ
ネシュ−ム等所望のものが適用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、ミシン特に２本針ミシンの針棒構造に関するものである。
【０００２】
【従来技術】
従来の針棒は鉄製で、その上端は上軸の回転機構に係合し、下端には縫い針を 装着した針留めを具え、ミシンの起動による上軸の回転とともに上下に揺動して 針落ち動作をなすようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、ミシンの高速駆動にともない、針棒に振 動、撓みが発生して縫製品質が低下するという問題が生じており、この問題は特 に２本針ミシンにおいて顕著である。これは、従来の針棒が鉄製のため非常に重 く、この重さとモ−メントの相関関係により針棒の高速揺動時に振動・撓みが発 生することによる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ミシン上軸の回転により上下動して先端部に針留めを介して取り 付けた縫い針を駆動するミシンの針棒を、軽金属材の本体部と一端は前記本体部 先端に螺合され他端には前記針留めが螺合される断面円形の鉄製継ぎ手部とで構 成し、かつ、前記継ぎ手部の側面には、継ぎ手の螺合回転時の把持固定を容易に するための平面部を相対向して一対形成することにより、上記従来の問題点を解 決しようとするものである。
【０００５】
【作用】
この考案に係る針棒は、従来の総鉄製のものに比較してその重量を大幅に低減 できるので、高速駆動時にも振動・撓み等が生じない。
【０００６】
【考案の実施例】
この考案の実施例を図面にもとずいて説明する。 図１は、この考案の一実施例を示す図である。図において、１は針棒本体部、 ２はその上端が前記針棒本体部１の下端に螺合挿入される継ぎ手部、３は前記継 ぎ手部２の下端に螺合される針留めである。針棒本体部１は、アルミニュ−ム、 マグネシュ−ム等を主材とする軽金属で構成されている。
【０００７】 また、継ぎ手部２は鉄材で形成されている。これは、縫い針のゲ−ジサイズ変 更のため針留め３を交換する必要があるが、例えばこの部分を針棒本体部１と一 体に形成しこれをアルミ等の軟質軽金属で形成すると針留め３との螺合部分の耐 久性に欠けるためである。 したがって、耐久性がよく、しかも生産コストの低 廉な軽金属で針棒本体部を形成する場合には鉄製の継ぎ手部は必ずしも必要では なく針棒本体部に直接針留めを螺合すればよい。
【０００８】 なお、図において、２ａ、２ａは継ぎ手部２の側面に形成した対向する１対の 平面部で、針留め３の交換時に針棒本体部１の回転を防止するため挟持具での固 定を容易にするために形成されている。
【０００９】 ところで、実験によれば図１に示す実施例に係る針棒（針棒本体部：アルミ材 、継ぎ手部：鉄材）は、従来の鉄材のみのものに比較して約３０〜４０％の重量 の低減を得られ、針棒における振動・撓み・異音とも著しく減少し良好な縫製品 質を得ることができた。
【００１０】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は、ミシン上軸の回転により上下動して先端部 に針留めを介して取り付けた縫い針を駆動するミシンの針棒を、軽金属材の本体 部と一端は前記本体部先端に螺合され他端には前記針留めが螺合される断面円形 の鉄製継ぎ手部とで構成し、かつ、前記継ぎ手部の側面には、継ぎ手の螺合回転 時の把持固定を容易にするための平面部を相対向して一対形成しので、高速駆動 時にも針棒の振動・撓み等が生ぜず所定の縫製品質を得ることができる。
【００１１】
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案に係る一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１ 針棒本体部 ２ 継ぎ手部 ２ａ 固定用平面部 ３ 針留め

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ミシン上軸の回転により上下動して先端
    部に針留めを介して取り付けた縫い針を駆動するミシン
    の針棒において、前記針棒を軽金属材の本体部と一端は
    前記本体部先端に螺合され他端には前記針留めが螺合さ
    れる断面円形の鉄製継ぎ手部とで構成したことを特徴と
    するミシンの針棒。
  2. 【請求項２】 前記軽金属材は、アルミニュ−ムである
    ことを特徴とする請求項１記載のミシンの針棒。
  3. 【請求項３】 前記継ぎ手部の側面には、継ぎ手の螺合
    回転時の把持固定を容易にするための平面部を相対向し
    て一対形成したことを特徴とする請求項１記載のミシン
    の針棒。
JP8990391U 1991-10-31 1991-10-31 ミシンの針棒 Pending JPH0539480U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020443A (ja) * 1983-07-13 1985-02-01 Toshiba Corp 質量分析計のイオン源
JPS61138601A (ja) * 1984-12-06 1986-06-26 バイオマトリツクス，インコ−ポレイテツド 架橋ヒアルロン酸ゲル組成物
JPH02109592A (ja) * 1988-10-18 1990-04-23 Mitsubishi Electric Corp ミシンの針棒装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020443A (ja) * 1983-07-13 1985-02-01 Toshiba Corp 質量分析計のイオン源
JPS61138601A (ja) * 1984-12-06 1986-06-26 バイオマトリツクス，インコ−ポレイテツド 架橋ヒアルロン酸ゲル組成物
JPH02109592A (ja) * 1988-10-18 1990-04-23 Mitsubishi Electric Corp ミシンの針棒装置

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