JPH053920U - 回転検出器 - Google Patents
回転検出器Info
- Publication number
- JPH053920U JPH053920U JP4861191U JP4861191U JPH053920U JP H053920 U JPH053920 U JP H053920U JP 4861191 U JP4861191 U JP 4861191U JP 4861191 U JP4861191 U JP 4861191U JP H053920 U JPH053920 U JP H053920U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- transformer
- ring
- detector
- shaped case
- Prior art date
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- Pending
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、レゾルバ、シンクロ等の回転検出器
に関し、特に、回転トランスのステータトランスにおけ
るステータトランスコアを、磁性体で構成した輪状ケー
スと一体に構成し、信頼性の向上及びコストダウンを達
成することを特徴とする。 【構成】本考案による回転検出器は、輪状ケース内に設
けられた検出器ステータ及びステータトランスと、前記
輪状ケースに設けられ、検出器ロータ及びロータトラン
スとを有する回転軸を備えたものにおいて、前記輪状ケ
ースは磁性体よりなり、前記ステータトランスのステー
タトランスコアは、輪状ケースと一体に形成した構成で
ある。
に関し、特に、回転トランスのステータトランスにおけ
るステータトランスコアを、磁性体で構成した輪状ケー
スと一体に構成し、信頼性の向上及びコストダウンを達
成することを特徴とする。 【構成】本考案による回転検出器は、輪状ケース内に設
けられた検出器ステータ及びステータトランスと、前記
輪状ケースに設けられ、検出器ロータ及びロータトラン
スとを有する回転軸を備えたものにおいて、前記輪状ケ
ースは磁性体よりなり、前記ステータトランスのステー
タトランスコアは、輪状ケースと一体に形成した構成で
ある。
Description
【0001】
本考案は、レゾルバ、シンクロ等の回転検出器に関し、特に、回転トランスの ステータトランスにおけるステータトランスコアを、磁性体で構成した輪状ケー スと一体に構成し、信頼性の向上及びコストダウンを達成するための新規な改良 に関する。
【0002】
従来、用いられていたこの種の回転検出器としては種々あるが、その中で代表 的なものについて述べると、例えば、特開昭63−318725号公報に開示されてい る図2で示す構成を挙げることができる。 図2において符号1で示されるものは、アルミニウム等の非磁性体よりなる輪 状ケースであり、この輪状ケース1の内壁1aには、検出器ステータ2及びステ ータトランス3が接着等により取付けられている。 前記検出器ステータ2は、検出器ステータコア2aと検出器ステータコイル2 bとからなり、前記ステータトランス3は、強磁性材よりなるステータトランス コア3a及びこのステータトランスコア3a内に設けられコイルボビン3bに保 持されたステータトランスコイル3cによって構成されている。
【0003】 前記ステータトランスコア3aは、断面L型をなす一対の輪状体3aA,3a Bより構成されており、これらの輪状体3aA,3aBは、前記輪状ケース1の 内壁1aに接着等を介して固定されている。
【0004】 前記輪状ケース1内の軸心位置には、前記検出ステータ2に対応する検出器ロ ータ4及び前記ステータトランス3に対応するロータトランス5を有する中空状 の回転軸6が回転自在に設けられている。
【0005】 前記検出器ロータ4は、検出器ロータコア4aと検出器ロータコイル4bとか らなり、この検出器ロータコア4aはこの回転軸6の外周6aに固定されている 。前記ロータトランス5は、この回転軸6と一体のロータトランスコア5a及び このロータトランスコア5aに設けられたロータトランスコイル5bとから構成 されている。
【0006】 従って、前述の検出器ステータ2と検出器ロータ4により検出器10を構成し 、前記ステータトランス3とロータトランス5により回転トランス11を構成し ている。
【0007】
従来の回転検出器は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存 在していた。 すなわち、ステータトランスは磁気回路を形成するため、強磁性材でなければ ならないが、輪状ケースは各部品の保持機能だけであり、アルミニウム等の非磁 性材で構成され、このステータトランスは一対の輪状体で形成されていた。 そのため、一対の輪状体を所定の位置に固定し、ステータトランスコイルを有 するボビンを保持しなければならず、加工方法の限定、部品点数の増大、コスト アップ等となり、大量生産時の大きい障害となっていた。
【0008】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、回転ト ランスのステータトランスにおけるステータトランスコアを、磁性体で構成した 輪状ケースと一体に構成し、信頼性の向上及びコストダウンを達成するようにし た回転検出器を提供することを特徴とする。
【0009】
本考案による回転検出器は、輪状ケースに設けられた検出器ステータ及びステ ータトランスと、前記輪状ケースに設けられ、検出器ロータ及びロータトランス とを有する回転軸を備えた回転検出器において、前記輪状ケースは磁性体よりな り、前記ステータトランスのステータトランスコアは、前記輪状ケースと一体に なされた構成である。
【0010】
本考案による回転検出器においては、輪状ケースが磁性材で構成され、ステー タトランスのステータトランスコアが輪状ケースと一体に構成されているため、 ステータトランスの部品点数が減少され、組立コストの低減、信頼性の向上を得 ることができる。
【0011】
以下、図面と共に本考案による回転検出器の好適な実施例について詳細に説明 する。 なお、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説明する。 第1図は、本考案による回転検出器を示す半断面図である。
【0012】 図1において符号1で示されるものは、焼結又はロストワックス等の成形又は 旋削加工等によって構成された磁性材よりなる輪状ケースであり、この輪状ケー ス1の内壁1aには、検出器ステータ2及びステータトランス3が設けられてい る。
【0013】 前記検出器ステータ2は、検出器ステータコア2aと検出器ステータコイル2 bとからなり、前記ステータトランス3は、ステータトランスコア3a及びこの ステータトランスコア3a内に設けられコイルボビン3bに保持されたステータ トランスコイル3cによって構成されている。
【0014】 前記ステータトランスコア3aは、一対の輪状体3aA,3aBよりなり、各 輪状体3aA,3aBのうち一方の輪状体3aAは、前記輪状ケース1と一体に 形成され、他方の輪状体3aBは、この輪状ケース1と別体に形成されている。 なお、成形時に割形を用いることにより、各輪状体3aA,3aBを一体に成 形することもできる。
【0015】 前記輪状ケース1内の軸心位置には、前記検出器ステータ2に対応する検出器 ロータ4及び前記ステータトランス3に対応するロータトランス5を有する中空 状の回転軸6が回転自在に設けられている。
【0016】 前記検出器ロータ4は、検出器ロータコア4aと検出器ロータコイル4bとか らなり、この検出器ロータコア4aはこの回転軸6の外周6aに固定されている 。 前記ロータトランス5は、この回転軸6と一体のロータトランスコア5a及び このロータトランスコア5aに設けられたロータトランスコイル5bとから構成 されている。
【0017】 従って、前述の検出器ステータ2と検出器ロータ4により検出器10を構成し 、前記ステータトランス3とロータトランス5により回転トランス11を構成し ている。 なお、本実施例では中空軸の場合を示したが、通常の回転軸にも適用できるも のである。
【0018】
本考案による回転検出器においては、ステータトランスのステータトランスコ アが磁性材よりなる輪状ケースと一体に構成されているため、部品点数の低減に よるコストダウン及び信頼性の向上を得ることができる。
【図1】本考案による回転検出器を示す半断面図であ
る。
る。
【図2】従来の回転検出器を示す半断面図である。
1 輪状ケース 2 検出器ステータ 3 ステータトランス 3aA ステータトランスコア 4 検出器ロータ 5 ロータトランス 6 回転軸
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 輪状ケース(1)に設けられた検出器ステ
ータ(2)及びステータトランス(3)と、前記輪状ケース
(1)に設けられ、検出器ロータ(4)及びロータトランス
(5)とを有する回転軸(6)を備えた回転検出器において、
前記輪状ケース(1)は磁性体よりなり、前記ステータト
ランス(3)のステータトランスコア(3aA)は、前記輪状ケ
ース(1)と一体に構成されていることを特徴とする回転
検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4861191U JPH053920U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 回転検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4861191U JPH053920U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 回転検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053920U true JPH053920U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=12808208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4861191U Pending JPH053920U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 回転検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053920U (ja) |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP4861191U patent/JPH053920U/ja active Pending
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