JPH0539198A - ゴルフバツグ搬送設備 - Google Patents

ゴルフバツグ搬送設備

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JPH0539198A
JPH0539198A JP3021826A JP2182691A JPH0539198A JP H0539198 A JPH0539198 A JP H0539198A JP 3021826 A JP3021826 A JP 3021826A JP 2182691 A JP2182691 A JP 2182691A JP H0539198 A JPH0539198 A JP H0539198A
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JP
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golf bag
unmanned
automatic guided
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Satoshi Morimoto
智 森本
Akira Kamihira
明 上平
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴルフ場の美観を損ねず、騒音を低減してゴ
ルフ場のイメージアツプを図り、人員の削減及び点検の
際に設備全部を停止させないで済むゴルフバツグ搬送設
備を提供する。 【構成】 ゴルフバツグ3を搬送する無人搬送車4は、
誘導装置6に誘導されながら地下廊5を走行し、地上に
は、ゴルフバツグ3を積み降ろしするときだけ、昇降装
置11により各ステーシヨン1,2の開口部1a,2a
から荷台10が現れるように構成する。この際、ゴルフ
バツグ3が到着する側のステーシヨンへ無人搬送車4が
到着すると、操作盤7,8を操作するまで、無人搬送車
4はステーシヨンに待機する。また、誘導装置6に分岐
路40を設け、無人搬送車4を往路と復路を別々に誘導
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフバツグを搬送す
る設備に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ゴルフ場で係員にゴルフバツグ
を渡すと、ベルトコンベアでバツグ置き場の近くまで搬
送し、そこに別の係員がいて、コンベアからバツグを降
ろしバツグ置き場へ運んでいる。
【0003】ベルトコンベアは、ゴルフバツグの積み込
み位置が一階にあり、そこから地階を通り再び一階へ上
がつており、一階から地階又は地階から一階へベルトコ
ンベアを設置するのに、一定の傾斜角度以上には傾斜角
度を大きくできないため、床の開口部も大きくなつてい
る。
【0004】また、一階の視界に占めるベルトコンベア
の割合も大きく、景観もよくなく、床の開口部が大きい
ことから、機械的騒音も大きい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】係る従来技術による
と、次の課題がある。
【0006】コンベアが一階の視界に多く占めるこ
と、床の開口部が大きいこと等によるゴルフ場の美観が
よくない。また、開口部からの騒音が大きいことなどか
ら、ひいてはゴルフ場のイメージダウンになる。
【0007】ベルトコンベアは、行き又は帰りのどち
らかになるため、両方の要求があつた場合、どちらかを
待たせなければならない。
【0008】両ステーシヨンには必ず係員がいなけれ
ばならない。
【0009】ベルトコンベアでは、一箇所点検中であ
つても設備全部を停止してしまう。また、曲がり部が多
くなると、部品点数が多くなり、すなわち、コンベアの
数が多くなり、保守点検中も多くなり、したがつて、維
持費も高くなる。
【0010】本発明は、上記〜の課題を解決し得る
ゴルフバツグ搬送設備の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1ないし図9の如く、ゴルフ場の受付位置に設
けられた第一ステーシヨン1と、スタート位置に設けら
れた第二ステーシヨン2との間においてゴルフバツグ3
を搬送する設備であつて、ゴルフバツグ3を搬送する複
数の無人搬送車4と、第一ステーシヨン1と第二ステー
シヨン2との間に掘設され無人搬送車4を走行させるた
めの地下廊5と、無人搬送車4の走行を誘導する誘導装
置6と、第一ステーシヨン1及び第二ステーシヨン2に
夫々配され無人搬送車4に操作信号を発するための操作
盤7,8とを備え、前記無人搬送車4は、台車9と、台
車9上に昇降自在に設けられた荷台10と、荷台10を
昇降させるための昇降装置11と、台車9を走行させる
ための走行装置12と、前記操作盤7,8からの指示に
基づき、昇降装置11と走行装置12とを制御する制御
装置13とから構成され、前記第一ステーシヨン1及び
第二ステーシヨン2には、台車9を地下廊5から地上へ
通過させゴルフバツグ3を積み降ろしするための開口部
1a,2aが設けられ、前記誘導装置6には、無人搬送
車4を往路と復路で別々に誘導するための分岐路40が
設けられたものである。
【0012】
【作用】上記課題解決手段において、第一ステーシヨン
1に無人搬送車4がある場合、無人搬送車4の荷台9に
ゴルフバツグ3を載置した後、第一ステーシヨン1側の
操作盤7を操作すると、操作盤7から無人搬送車4に向
け操作指示信号が発せられる。
【0013】そうすると、無人搬送車4の制御装置13
が操作指示信号を受信し、その信号に基づき無人搬送車
4の昇降装置11を駆動し荷台9を降下させる。
【0014】荷台9が降下すると、制御装置13は無人
搬送車4の走行装置12を駆動させる。そうすると、無
人搬送車4は、誘導装置6によつて誘導されながら第二
ステーシヨン2へ向け地下廊5内を走行する。
【0015】第二ステーシヨン2へ無人搬送車4が到着
すると、制御装置13は走行装置12を停止させ、昇降
装置11を駆動し荷台9を上昇させ、第二ステーシヨン
2の開口部2aから荷台9を所定の高さに押し上げ、荷
台9からゴルフバツグを取り出す。
【0016】しかる後、第二ステーシヨン2側の操作盤
8を操作すると、操作盤8から無人搬送車4に向けて操
作指示信号が発せられ、無人搬送車4の制御装置13が
操作指示信号を受信し、その信号に基づき昇降装置11
を駆動し荷台10を降下させる。
【0017】荷台10が降下すると、制御装置13は走
行装置12を駆動させる。そうすると、無人搬送車4
は、誘導装置6によつて誘導されながら第一ステーシヨ
ン1へ向け地下廊5内を走行する。
【0018】第一ステーシヨン1へ無人搬送車4が到着
すると、制御装置13は走行装置12を停止させ、昇降
装置11を駆動し荷台10を上昇させ、第一ステーシヨ
ン1の開口部1aから荷台10を所定の高さに押し上げ
待機姿勢を取る。
【0019】また、地下廊5内を走行中に、第一ステー
シヨン1及び第二ステーシヨン2に別の無人搬送車4が
あると、走行中の無人搬送車4は誘導装置6に設けられ
た分岐路40で第一ステーシヨン1及び第二ステーシヨ
ン2に進入可能となるまで待機する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図9に
基づいて説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例に係るゴルフバツ
グ搬送設備の全体構成を示す平面図、図2は無人搬送車
の荷台を上昇させた状態を示す側面図、図3は同じく荷
台を下降させた状態を示す側面図、図4は無人搬送車の
平面図、図5は無人搬送車の一部破断平面図、図6は第
一ステーシヨン側の操作盤の斜視図、図7は第二ステー
シヨン側の操作盤の斜視図、図8はゴルフバツグ搬送設
備の処理系統図、図9は同じくそのフローチヤートであ
る。
【0022】図示の如く、本実施例のゴルフバツグ搬送
設備は、ゴルフ場の受付位置に設けられた第一ステーシ
ヨン1と、スタート位置に設けられた第二ステーシヨン
2との間においてゴルフバツグ3を搬送する設備であつ
て、ゴルフバツグ3を搬送する二台の無人搬送車4と、
第一ステーシヨン1と第二ステーシヨン2との間に掘設
され無人搬送車4を走行させるための地下廊5と、無人
搬送車4の走行を誘導する誘導装置6と、第一ステーシ
ヨン1及び第二ステーシヨン2に夫々配され無人搬送車
4に操作信号を発するための操作盤7,8とを備えてい
る。
【0023】前記無人搬送車4は、図2ないし図5の如
く、台車9と、台車9上に昇降自在に設けられた荷台1
0と、荷台10を昇降させるための昇降装置11と、台
車9を走行させるための走行装置12と、前記操作盤
7,8からの指示に基づき、昇降装置11と走行装置1
2とを制御する制御装置13とから構成されている。な
お、図2中、14はバツテリである。
【0024】前記昇降装置11は、図2及び図5の如
く、台車9と荷台10との間に介装された左右一対の二
重パンタグラフ機構15と、該二重パンタグラフ機構1
5を伸縮して荷台10を昇降させる左右一対の昇降シリ
ンダ16とから構成されている。
【0025】前記二重パンタグラフ機構15は、図2の
如く、中央部が中央ピン17により連結され、上端がピ
ン18,19を介して荷台10に支持された一対の上リ
ンク20,21と、中央部が中央ピン22により連結さ
れ、下端がピン23,24を介して台車9に支持された
一対の下リンク25,26とから成り、上リンク20,
21の下端と、下リンク25,26の上端とは、ピン2
7,28を介して連結されている。そして、上リンク2
1と荷台10との連結部には、該上リンク21の上端を
A,B方向に移動自在とするための摺動孔29a付きの
上スライドレール29が設けられ、下リンク25と台車
9との連結部には、該下リンク25の下端をA,B方向
に移動自在とするための摺動孔30a付きの下スライド
レール30が設けられている。
【0026】前記昇降シリンダ16は、上リンク20と
下リンク26との間に介装された油圧シリンダであつ
て、シリンダ本体がピン31により下リンク26の下部
に支持され、ロツドがピン32により上リンク20の上
部に支持されている。
【0027】前記走行装置12は、図4の如く、前換向
輪33、後輪34及び左右一対の前進用センサ35、後
進用センサ36から成り、後述する誘導線37と、前進
用センサ35または後進用センサ36との位置ずれを検
出して制御装置13により前換向輪33を換向する。こ
れにより、走行装置12は誘導線37から外れない。
【0028】前記誘導装置6は、図1の如く、地下廊5
内に埋設された誘導線37と、各ステーシヨン1,2に
配されステーシヨン1,2内に無人搬送車4がいるか否
かを検出する搬送車位置検出器38,39とから構成さ
れている。
【0029】前記誘導線37は、地下廊5の中央部にて
複線とされることにより、無人搬送車4を往路と復路で
別々に誘導するための分岐路40が設けられている。
【0030】前記位置検出器38,39は、発光素子及
び受光素子から成る光センサであつて、これら光学素子
が誘導線37を挟むよう対向配置されて成る。
【0031】前記第一ステーシヨン1側の操作盤7は、
図6の如く、スタート釦41、非常停止釦42、自動運
転釦43及び充電モード釦44が設けられており、該ス
タート釦41を押すと、第一ステーシヨン1にある無人
搬送車が操作の対象になる。すなわち、操作盤7は、第
一の無人搬送車が第一ステーシヨン1にあるときには、
第一の無人搬送車のみ受信できる信号を発信する機能
と、第二の無人搬送車が第一ステーシヨン1にあるとき
には、第二の無人搬送車のみ受信できる信号を発信する
機能とを有している。
【0032】前記第二ステーシヨン2側の操作盤8は、
スタート釦45、非常停止釦46が設けられており、該
スタート釦45を押すと、第二ステーシヨン2にある無
人搬送車が操作の対象となる。すなわち、操作盤8は、
第二の無人搬送車が第二ステーシヨン2にあるときに
は、第二の無人搬送車のみ受信できる信号を発する機能
と、第一の無人搬送車が第二ステーシヨン2にあるとき
には、第一の無人搬送車のみ受信できる信号を発信する
機能を有している。
【0033】前記各ステーシヨン1,2には、図1の如
く、台車9を地下廊5から地上へ通過させゴルフバツグ
3を積み降ろしするための開口部1a,2aが設けられ
ている。該各開口部1a,2aは、荷台10が昇降する
だけで充分な大きさに設定されている。
【0034】なお、図1,8中、47は充電ステーシヨ
ン、48はバツテリ搬送車、49は充電器である。
【0035】上記ゴルフバツグ搬送設備の搬送システム
を図8,9を用いて説明する。
【0036】第一ステーシヨン1において、無人搬送車
4の荷台10にゴルフバツグ3を載置した(A−1)
後、第一ステーシヨン1側の操作盤のスタート釦41を
押すと、第一ステーシヨン1にある無人搬送車4が操作
の対象になる。なお、操作盤7の自動運転釦43は既に
押された状態である。すなわち、操作盤7からは、第一
の無人搬送車が第一ステーシヨン1にあるときには、第
一の無人搬送車のみ受信できる信号が発信され、第二の
無人搬送車が第一ステーシヨン1にあるときには、第二
の無人搬送車のみ受信できる信号が発信される。
【0037】操作盤7から発信したスタート信号を無人
搬送車4の制御装置13が受信すると、制御装置13は
無人搬送車4の昇降装置11を駆動する。そうすると、
昇降装置11の昇降シリンダ16が短縮し、これに伴い
二重パンタグラ機構15が縮むので、荷台9が降下する
(A−2)。
【0038】荷台10の降下が終わると、制御装置13
は無人搬送車4の走行装置12を駆動する。そうする
と、無人搬送車4は、誘導装置6の誘導線37に誘導さ
れながら第二ステーシヨン2へ向けて地下廊5内を走行
する(A−3)。
【0039】ここで、第二ステーシヨン2側の位置検出
器39により第二ステーシヨン2に他の無人搬送車(第
二の無人搬送車)がいないことが検出されれば、第一の
無人搬送車は減速し第二ステーシヨン2に進入する(A
−5)。
【0040】一方、位置検出器39により第二ステーシ
ヨン2に他の無人搬送車(第二の無人搬送車)があるこ
とが検出されれば、第一の無人搬送車は誘導線37が複
線になつている所(分岐路40)で進入できるまで待機
する(A−4)。
【0041】第二ステーシヨン2へ無人搬送車4が到着
すると、制御装置13は走行装置12を停止させ昇降装
置11を駆動する。そうすると、昇降シリンダ16が伸
長し、二重パンタグラフ機構15が伸びるので、荷台1
0が上昇し、第二ステーシヨン2の開口部2aから荷台
10を所定の高さに押し上げる(A−6)。
【0042】荷台10からゴルフバツグ3を取り出し
(A−7)、第二ステーシヨン2側の操作盤8のスター
ト釦45を押すと、第二ステーシヨン2にある無人搬送
車4が操作の対象になる。すなわち、操作盤8からは、
第一の無人搬送車が第二ステーシヨン2にあるときに
は、第一の搬送車のみ受信できる信号が発信され、第二
の無人搬送車が第二ステーシヨン2にあるときには、第
二の無人搬送車のみ受信できる信号が発信される。
【0043】操作盤8から発信したスタート信号を無人
搬送車4の制御装置13が受信すると、制御装置13は
昇降装置11を駆動して荷台9を降下する。
【0044】荷台10の降下が終わると、制御装置13
は走行装置12を駆動させるので、無人搬送車4は誘導
線37に誘導されながら第一ステーシヨン1へ向けて地
下廊5内を走行する(A−5)。
【0045】ここで、第一ステーシヨン1側の位置検出
器38により第一ステーシヨン1に他の無人搬送車(第
二の無人搬送車)がいないことが検出されれば、第一の
無人搬送車は減速し第一ステーシヨン1に進入する(A
−3)。第二ステーシヨン2へ到着すると、荷台を上昇
し所定の位置で停止する。
【0046】一方、位置検出器38により第一ステーシ
ヨン1に他の無人搬送車(第二の無人搬送車)があるこ
とが検出されれば分岐路40で進入できるまで待機する
(A−8)。
【0047】第一ステーシヨン1へ無人搬送車4が到着
すると、制御装置13は走行装置12を停止させ、昇降
装置11を駆動し荷台10を上昇させ、第一ステーシヨ
ン1の開口部1aから荷台10を所定の高さに押し上げ
待機姿勢を取る(A−2)。
【0048】また、第一ステーシヨン1に無人搬送車4
があるとき、第一ステーシヨン1の操作盤8の充電モー
ド釦44を押すと、無人搬送車4は充電ステーシヨン4
0へ向けて走行し、無人搬送車4は充電ステーシヨン4
0で停止する(B−1)。
【0049】ここでは、人が充電器49から無人搬送車
4のバツテリ14へケーブルを接続し充電を行う(B−
2)。これとは別に、予備のバツテリを1個バツテリ搬
送車48に載置し、無人搬送車4のバツテリ14が故障
したときに備えている。なお、取り替えは人手で行う。
【0050】このように、ゴルフバツグ3を搬送する無
人搬送車4は、地下廊5を走行し、地上にはゴルフバツ
グ3を積み降ろしするときだけ荷台9が現れるよう構成
し、しかも各ステーシヨン1,2の開口部1a,2aは
荷台9が昇降するだけの大きさに設定していることか
ら、ゴルフ場の美観を損ねることがない。また、開口部
1a,2aが小さいこと、無人搬送車4の車輪はゴムタ
イヤであることから、開口部1a,2aから大きな騒音
がすることがない。
【0051】したがつて、ゴルフ場のイメージアツプに
なる。
【0052】ゴルフバツグ3が到着する側のステーシヨ
ンへ無人搬送車4が到着すると、操作盤7,8を操作す
るまでは、無人搬送車4はステーシヨンに待機している
ので、常時係員がいなくても差し支えなく、人手を少な
くすることができる。
【0053】誘導装置6に分岐路40を設けることによ
り、無人搬送車4を往路と復路を別々に誘導できるの
で、無人搬送車4を複数台(二台以上)配備でき、しか
も両ステーシヨン1,2から同時に無人搬送車4を発車
することもできるので、客を待たせることがなくなる。
【0054】可動部は、無人搬送車だけであり、点検も
無人搬送車単位で行うだけで済むため、設備全部を停止
する必要がない。
【0055】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0056】例えば、無人搬送車4三台以上配備する場
合には、無人搬送車同志の衝突を避けるため、無人搬送
車4に車間距離を検出する距離検出器を設けるとよい。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、次の効果がある。
【0058】ゴルフバツグを搬送する無人搬送車は、
地下廊を走行し、地上にはゴルフバツグを積む降ろしす
るときだけ各ステーシヨンの開口部から荷台が現れるよ
う構成しているので、ゴルフ場の美観を損ねることがな
く、しかも各ステーシヨンの開口部から大きな騒音がす
ることがない。
【0059】したがつて、ゴルフ場のイメージアツプに
なる。
【0060】ゴルフバツグが到着する側のステーシヨ
ンへ無人搬送車が到着すると、操作盤を操作するまで
は、無人搬送車はステーシヨンに待機しているので、常
時係員がいなくても差し支えなく、人手を少なくするこ
とができる。
【0061】誘導装置に分岐路を設けることにより、
無人搬送車を往路と復路を別々に誘導できるので、無人
搬送車を複数台配備でき、しかも両ステーシヨンから同
時に無人搬送車を発車することもできるので、客を待た
せることがなくなる。
【0062】可動部は、無人搬送車だけであり、点検
も無人搬送車装置単位で行うだけで済むため、設備全部
を停止する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係るゴルフバツグ搬
送設備の全体構成を示す平面図である。
【図2】図2は無人搬送車の荷台を上昇させた状態を示
す側面図である。
【図3】図3は同じく荷台を下降させた状態を示す側面
図である。
【図4】図4は無人搬送車の平面図である。
【図5】図5は無人搬送車の一部破断平面図である。
【図6】図6は第一ステーシヨン側の操作盤の斜視図で
ある。
【図7】図7は第二ステーシヨン側の操作盤の斜視図で
ある。
【図8】図8はゴルフバツグ搬送設備の処理系統図であ
る。
【図9】図9は同じくそのフローチヤートである。
【符号の説明】
1 第一ステーシヨン 2 第二ステーシヨン 3 ゴルフバツグ 4 無人搬送車 5 地下廊 6 誘導装置 7,8 操作盤 9 台車 10 荷台 11 昇降装置 12 走行装置 13 制御装置 40 分岐路 1a,2a 開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフ場の受付位置に設けられた第一ス
    テーシヨンと、スタート位置に設けられた第二ステーシ
    ヨンとの間においてゴルフバツグを搬送する設備であつ
    て、ゴルフバツグを搬送する複数の無人搬送車と、第一
    ステーシヨンと第二ステーシヨンとの間に掘設され無人
    搬送車を走行させるための地下廊と、無人搬送車の走行
    を誘導する誘導装置と、第一ステーシヨン及び第二ステ
    ーシヨンに夫々配され無人搬送車に操作信号を発するた
    めの操作盤とを備え、前記無人搬送車は、台車と、台車
    上に昇降自在に設けられた荷台と、荷台を昇降させるた
    めの昇降装置と、台車を走行させるための走行装置と、
    前記操作盤からの指示に基づき、昇降装置と走行装置と
    を制御する制御装置とから構成され、前記第一ステーシ
    ヨン及び第二ステーシヨンには、台車を地下廊から地上
    へ通過させゴルフバツグを積み降ろしするための開口部
    が設けられ、前記誘導装置には、無人搬送車を往路と復
    路で別々に誘導するための分岐路が設けられたことを特
    徴とするゴルフバツグ搬送設備。
JP3021826A 1991-02-15 1991-02-15 ゴルフバツグ搬送設備 Expired - Lifetime JPH0659996B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005126A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Kaho Seisakusho:Kk ゴルフバッグ搬送機およびゴルフバッグ搬送システム
CN114852621A (zh) * 2022-05-05 2022-08-05 衡阳镭目科技有限责任公司 柴油发电机组输送系统、方法及存储介质

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