JPH0539138U - 保護継電器 - Google Patents

保護継電器

Info

Publication number
JPH0539138U
JPH0539138U JP8467191U JP8467191U JPH0539138U JP H0539138 U JPH0539138 U JP H0539138U JP 8467191 U JP8467191 U JP 8467191U JP 8467191 U JP8467191 U JP 8467191U JP H0539138 U JPH0539138 U JP H0539138U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
primary
current
locks
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8467191U
Other languages
English (en)
Inventor
征治 池原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP8467191U priority Critical patent/JPH0539138U/ja
Publication of JPH0539138U publication Critical patent/JPH0539138U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変圧器Ｔｒの１次電流と２次電流の差をリレ
ー演算部１３で演算してトリップ信号を出力する比率差
動継電器において、リレー要素やアナログ入力部を二重
化しなくてもミストリップが発生しないようにし、装置
の小形化、低廉化を図る。 【構成】 １次電流（Ｉ1R，Ｉ1S，Ｉ1T）、２次電流
（Ｉ2R，Ｉ2S，Ｉ2T）のうちいずれか１つが一定値以上
減少したらリレー演算部１３をロックするΔＩリレー１
５と、１次電流が一定値以上増加したらΔＩリレー１５
の動作をロックする主変圧器一次用交流過電流継電器１
４を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案はディジタル形比率差動継電器等の保護継電器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
比率差動継電器において、アナログ入力部に不良が発生すると変圧器１次側（ 又は２次側）電流が見掛け上零になり、即、差電流を検出しミストリップとなる 。これを防止するため図２に示すようにリレー要素の二重化又はアナログ入力部 の二重化等を実施して単一部品でのミストリップが発生しないように構成してい る。図２において１，２，３は変圧器Ｔｒの１次側の各相電流Ｉ1R，Ｉ1S，Ｉ1T を各々検出する変流器であり、４，５，６は変圧器Ｔｒの２次側の各相電流Ｉ2R ，Ｉ2S，Ｉ2Tを各々検出する変流器である。７，８は変流器２の出力をディジタ ル信号に変換するアナログ−ディジタル変換器であり、９はアナログ−ディジタ ル変換器７，８の出力が不一致であるときにリレー演算部１３の出力をロックす る監視回路である。１０，１１は変流器５の出力をディジタル信号に変換するア ナログ−ディジタル変換器であり、１２はアナログ−ディジタル変換器１０，１ １の出力が不一致であるときにリレー演算部１３の出力をロックする監視回路で ある。尚、図２では１相分についてのみ図示しているが、二重化されたアナログ −ディジタル変換器および監視回路は各相毎に設けられるものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようにリレー要素又はアナログ入力部を二重化すると装置が大形化する とともに価格の高騰を招く。
【０００４】 本考案は上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、信頼性が高く且つ装置 の小形化と低廉化を図った保護継電器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 本考案は、保護対象機器に流入流出する電流の差に応じて動作する保護継電器 において、保護対象機器の１次電流と２次電流のうちいずれか１つが所定値以上 減少したときに保護継電器の動作出力をロックするΔＩリレーと、保護対象機器 の１次電流が所定値以上増加したときに前記ΔＩリレーの動作をロックする過電 流リレーとを備えたことを特徴としている。
【０００６】
【作用】
アナログ入力部に不良が発生すると保護対象機器の１次電流、２次電流のうち いずれか１つ、例えばＲ相の１次電流が所定値以上減少する。するとΔＩリレー が動作して保護継電器の出力はロックされる。このため保護継電器のミストリッ プは防がれる。系統の事故時には１次電流が所定値以上増加するので差電流によ り保護継電器がトリップ信号を出力する。この場合過電流リレーがΔＩリレーの 動作をロックするので、ΔＩリレーが誤って保護継電器のトリップ出力をロック してしまうことはない。
【０００７】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する。図１において図２と 同一部分は同一符号を以て示している。図１において図２と異なる点は、アナロ グ−ディジタル変換器の二重化をやめるとともに監視回路９，１２を除去し、主 変圧器一次用交流過電流継電器（Δ５１Ｐ）１４およびΔＩリレー１５を設けた ことにあり、その他の部分は図２と同様に構成されている。尚図１においてアナ ログ−ディジタル変換器７，１０は各相に設けられるものである。
【０００８】 ΔＩリレー１５は１次電流Ｉ1R，Ｉ1S，Ｉ1T，２次電流Ｉ2R，Ｉ2S，Ｉ2Tのう ちいずれかが一定値以上減少した場合にこれを検出（変化幅検出）し、該検出時 にアナログ入力異常を認識し、リレー演算部１３の出力（比率差動継電器のトリ ップ出力）をロックする（尚２相以上検出時はロックしない）。ただし系統事故 時の応動と区分するため次の場合にはアナログ入力異常としない。すなわち１次 電流（Ｉ1R，Ｉ1S，Ｉ1T）が一定値以上増加したことを主変圧器一次用交流過電 流継電器１４が検出（変化幅検出）したらΔＩリレー１５の動作をロックする。
【０００９】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば主変圧器一次用交流過電流継電器とΔＩリレーを 設けたので、リレー要素やアナログ入力部を二重化することなくミストリップを 防止することができる。しかも系統事故時には確実にトリップ信号を出力するこ とができる。このため装置の小形化および低廉化を図ることができる。例えば本 考案を配変用ディジタルリレー変圧器ユニットに適用した場合３０万円→２５万 円にコストダウンすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示す回路図。
【図２】従来の比率差動継電器の一例を示す回路図。
【符号の説明】
１〜６…変流器、７，８，１０，１１…アナログ−ディ
ジタル変換器、１３…リレー演算部、１４…主変圧器一
次用交流過電流継電器、１５…ΔＩリレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 保護対象機器に流入流出する電流の差に
    応じて動作する保護継電器において、保護対象機器の１
    次電流と２次電流のうちいずれか１つが所定値以上減少
    したときに保護継電器の動作出力をロックするΔＩリレ
    ーと、保護対象機器の１次電流が所定値以上増加したと
    きに前記ΔＩリレーの動作をロックする過電流リレーと
    を備えたことを特徴とする保護継電器。
JP8467191U 1991-10-18 1991-10-18 保護継電器 Pending JPH0539138U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8467191U JPH0539138U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 保護継電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8467191U JPH0539138U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 保護継電器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0539138U true JPH0539138U (ja) 1993-05-25

Family

ID=13837177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8467191U Pending JPH0539138U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 保護継電器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0539138U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6442010B1 (en) Differential protective relay for electrical buses with improved immunity to saturation of current transformers
EP0637865A2 (en) Transformer differential relay
JPH0539138U (ja) 保護継電器
JPH01190215A (ja) 相選択器
JP2957187B2 (ja) 計器用変圧器の２次回路断線検出装置
JP3053533B2 (ja) 電流差動継電装置
JPS5843402Y2 (ja) ホゴケイデンソウチ
JPS5854843Y2 (ja) 交流フイルタ保護装置
JP2781102B2 (ja) 母線保護継電装置
JPS605131B2 (ja) 変圧器保護継電装置
JPH0247169B2 (ja)
JPH0662742U (ja) 需要家母線保護装置
JP2777266B2 (ja) 比率差動継電装置
JPS605130B2 (ja) 電流差動継電方式
JPS63114525A (ja) 電流差動継電装置
JPH07106019B2 (ja) ヒユ−ズ断検出装置
JPH0210655B2 (ja)
JP2592138B2 (ja) ループ系統保護継電装置の異常対策回路
JPS5842692B2 (ja) 保護継電装置
JPH02285927A (ja) デジタル式変圧器保護継電器
JPH0118646B2 (ja)
JPS61248334A (ja) ヒユ−ズ断検出装置
JPH0118647B2 (ja)
JPH0243411B2 (ja)
JPS5814137B2 (ja) 母線選択継電装置