JPH0539070Y2 - - Google Patents

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JPH0539070Y2
JPH0539070Y2 JP4728490U JP4728490U JPH0539070Y2 JP H0539070 Y2 JPH0539070 Y2 JP H0539070Y2 JP 4728490 U JP4728490 U JP 4728490U JP 4728490 U JP4728490 U JP 4728490U JP H0539070 Y2 JPH0539070 Y2 JP H0539070Y2
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hose
spout
movable
valve body
liquid
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JP4728490U
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガソリンや灯油などの液体を容れる容
器の改良に係り、特に容器の注ぎ口に取付ける栓
付液体注入ホースに関するものである。
(従来の技術) 一般にガソリンや灯油などの液体はポリ容器と
呼ばれるプラスチツクの容器に容れられており、
ここから他の容器に移す場合、通常は容器の注ぎ
口にプラスチツクで形成されたホースを取付け、
液体の入つた容器を手で持ち上げて傾けながらホ
ースを通して他の容器に移している。
しかしながら従来のホースは栓がないので誤つ
て転倒させた場合、ホースから液体が流出してし
まうことがある。また揮発性の高いガソリンなど
は引火する危険性があるので、ホースで注入した
後、ホースを取外してその度にキヤツプを閉めな
ければならず面倒であつた。
しかも容器から引抜いたホースの先端は液体で
濡れているので、ホースを取外す時に手や手袋が
汚れて臭いが付くなどの問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記欠点を除去し、注ぎ口とホースの
接続部分に栓を取付けて、ホースを付けたまま液
体の流出状態を調整でき、作業性と安全性に優
れ、しかも手を汚さないで注入できる内栓付液体
注入ホースを提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は液体容器の注ぎ口にホースを取付ける
と共に、注ぎ口に弁座を取付けてこの内側に弁体
を設け、この弁体にホースの内側に挿通した連結
部材を接続し、更に通液口を開口した可動板を前
記連結部材の先端に接続し、この可動板が嵌合す
る凹溝を前記ホース内面の中間に形成すると共
に、ホースの外側に可動円筒部を被せてホースの
長手方向に沿つて可動自在に螺合させ、且つこの
可動円筒部の内周に、前記ホースの外面に突出し
た凹溝形成部が係合する係合部を設けたことを特
徴とするものである。
(作用) 次に本考案の作用について説明すると、まずホ
ースの外側に取付けた可動円筒部を回転させる。
可動円筒部はホースと螺合し、またホースは注
ぎ口に連結されていると共にホースの中間に蛇腹
部が形成されているので、可動円筒部を回転させ
て行くと、蛇腹部が縮んで可動円筒部が注ぎ口側
に移動して行く。
可動円筒部の係合部の内側には凹溝を介して可
動板が係合しているので、可動円筒部と共に可動
板が注ぎ口側に移動して行くと、可動板は連結部
材を介して弁体に連結されているので、弁体が弁
座から離れてこの間が開口する。
この状態で容器を傾けると、内部の液体が弁座
と弁体の間の隙間からホースを通り、可動板の通
液口を通つて先端から注がれる。
注入を停止させるときには、可動円筒部を逆に
回転させると、弁体が前方に移動して弁座に密着
して流路が閉じて液体の流出が停止する。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例を参照して詳
細に説明する。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すも
ので、プラスチツク容器1の注ぎ口2に栓付液体
注入ホース3が取付けられている。
この栓付液体注入ホース3は第2図に示すよう
に、ねじ山4aを形成した注ぎ口2に、軟質プラ
スチツクで形成したホース5が、その内周のねじ
溝4bで螺合して接続されている。
前記注ぎ口2の内周にはテーパーを形成した弁
座6が設けられ、更にこの内側に切頭円錐状の弁
体7が設けられている。
この弁体7の先端には第4図に示すように丸棒
状の連結部材8を介して十字状の可動板9が一体
に接合させている。
この可動板9は十字状の羽根に複数の通液口1
0が開講されていると共にこの羽根の間が通液口
10となつている。11は弁体7の外周に取付け
たパツキングである。
またホース5は第2図に示すように蛇腹部12
a,12bが形成されこの間に凹溝13が設けら
れ、ここに十字状をなす可動板9の羽根の周縁が
嵌合している。
14はホース5の外側に被せた可動円筒部14
で硬質のプラスチツクで形成され、ホース5の外
周に形成したねじ山4aが可動円筒部14の内周
に形成したねじ溝4bと螺合して、可動円筒部1
4がホース5の長手方向に沿つて可動自在に取付
けられている。
また可動円筒部14の先端側内周には係合部1
5が形成され、この係合部15は第5図に示すよ
うに二重リングの内側に所定の間隔で切欠部16
……を設けた断コ字形状をなしている。この切欠
部16から十字状をなす可動板9の羽根の周縁を
挿入して回転させることにより、凹溝13の外側
の凹溝形成部17が係合部15に係合して、可動
板9を外側から支持して一体に連結されるように
なつている。
なお図において18はプラスチツク容器1の上
部に形成した注入口、19はそのキヤツプ、20
は取つ手である。
上記構造の栓付液体注入ホースを取付けたプラ
スチツク容器1から他の容器に液体を移す場合、
プラスチツク容器1の取つ手20を握つて持上
げ、ホース5の先端を図示しない他の容器に挿入
しから、ホース5の外側に取付けた可動円筒部1
4を回転させる。
可動円筒部14とホース5は、ねじ溝4bとね
じ山4aとで螺合し、またホース5は注ぎ口2に
連結されていると共にホース5の中間に蛇腹部1
2bが形成されているので、可動円筒部14を回
転させて行くと、蛇腹部12bが第3図に示すよ
うに縮んで可動円筒部14が注ぎ口2側に移動し
て行く。
可動円筒部14の係合部15の内側には凹溝1
3を介して可動板9が係合しているので、可動円
筒部14と共に可動板9が注ぎ口2側に移動して
行く。可動板9は連結部材8を介して弁体7に連
結されているので、弁体7が容器1の内側に移動
して弁座6から離れてこの間が開口する。
この状態で容器1を傾けると、内部の液体が弁
座6と弁体7の間の隙間からホース5を通り可動
板9の通液口10を通つて先端から注がれる。
容器がいつぱいになつたら、可動円筒部14を
逆に回転させると、弁体7が前方に移動して弁座
6に密着して流路が閉じて液体の流出が停止す
る。
第6図は本考案の他の実施例を示すもので、注
ぎ口2の外側に弁座6を、ねじ山4aとねじ溝4
bとで螺合させ、この弁座6にホース5を取付け
たもので、他の構造は第2図と同様の構成になつ
ている。
この構造では弁座6を注ぎ口2い螺合させるの
で、市販のプラスチツク容器1にも栓付液体注入
ホース3を容易に取付けることができる。
なお上記実施例では、十字状をなす可動板9に
ついて示したが、通液口10を開口した円板状の
ものでもよい。
また上記実施例では、ガソリンや灯油などの液
体燃料のプラスチツク容器について説明したが、
化学薬品などの小型のガラス容器についても同様
に適用することができる。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案に係わる栓付液体注入
ホースによれば、ホースの外側に取付けた可動円
筒部を回転させることにより、これと連動する弁
体が開閉してホースを付けたまま流出状態を調整
できるので、キヤツプの取付け取外しを必要とせ
ず作業性に優れており、ホースを付けたまま容器
を転倒させた場合にも、流出を防止でき、特に揮
発性の高い液体の場合に安全性に優れていると共
に、濡れたホースの先端に触れないので手も汚れ
ないなど極めて実用的効果に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は栓付液体注入ホースを取付けたプ
ラスチツク容器の正面図、第2図は弁体を閉じた
状態を示す栓付液体注入ホースの断面図、第3図
は弁体を開いた状態を示す栓付液体注入ホースの
断面図、第4図は可動板を接続した弁体の斜視
図、第5図は第2図のA−A線断面図、第6図は
本考案の他の実施例による栓付液体注入ホースの
断面図である。 1……プラスチツク容器、2……注ぎ口、3…
…栓付液体注入ホース、5……ホース、6……弁
座、7……弁体、8……連絡部材、9……可動
板、10……通液口、12a,12b……蛇腹
部、13……凹溝、14……可動円筒部、15…
…係合部、17……凹溝形成部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体容器の注ぎ口にホースを取付けると共に、
    注ぎ口に弁座を取付けてこの内側に弁体を設け、
    この弁体にホースの内側に挿通した連結部材を接
    続し、更に通液口を開口した可動板を前記連結部
    材の先端に接続し、この可動板が嵌合する凹溝を
    前記ホース内面の中間に形成すると共に、ホース
    の外側に可動円筒部を被せてホースの長手方向に
    沿つて可動自在に螺合させ、且つこの可動円筒部
    の内周に、前記ホースの外面に突出した凹溝形成
    部が係合する係合部を設けたことを特徴とする栓
    付液体注入ホース。
JP4728490U 1990-05-02 1990-05-02 Expired - Lifetime JPH0539070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4728490U JPH0539070Y2 (ja) 1990-05-02 1990-05-02

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JP4728490U JPH0539070Y2 (ja) 1990-05-02 1990-05-02

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Publication Number Publication Date
JPH047432U JPH047432U (ja) 1992-01-23
JPH0539070Y2 true JPH0539070Y2 (ja) 1993-10-04

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