JPH0539026A - 移動体使用の搬送設備 - Google Patents

移動体使用の搬送設備

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Publication number
JPH0539026A
JPH0539026A JP19515091A JP19515091A JPH0539026A JP H0539026 A JPH0539026 A JP H0539026A JP 19515091 A JP19515091 A JP 19515091A JP 19515091 A JP19515091 A JP 19515091A JP H0539026 A JPH0539026 A JP H0539026A
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JP
Japan
Prior art keywords
moving body
door
supporting
supporting device
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP19515091A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Masugaki
満雄 増垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
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Publication of JPH0539026A publication Critical patent/JPH0539026A/ja
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 レール装置1に支持案内されて一定経路5上
を移動自在な移動体10と、移動体10に設けた支持装置40
を有し、支持装置40は移動体10側に着脱自在で、着装に
より、支持装置40で支持した被搬送物Aの長さ方向が一
定経路5方向に対して角度を付けるべく、支持装置40を
移動体10側に固定した。 【効果】 被搬送物の搬送やストレージは、被搬送物の
長さ方向を一定経路方向に対して傾斜して行え、被搬送
物の前後長さを短くできる。傾斜は固定状であることか
ら、移動体の前後長さを短く設定でき、回転構造やロッ
ク構造を用いることなく搬送ピッチやストレージピッチ
を短くできて、レイアウトの全長を短くできる。角度の
異なる複数種の支持装置を準備しておき、移動体に対す
る着脱により使い分けることで、種々な被搬送物を作業
し易い傾斜姿勢で支持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車の組立
て工場において、ドアを天井側やフロア側の一定経路上
で搬送したり、ストレージするのに利用される移動体使
用の搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設備としては、たとえば
特開昭58年30776 号公報に見られる構成が提供されてい
る。すなわちキャリアレールに支持案内される上部ハン
ガー部材を設け、この上部ハンガー部材に上下に動き得
るように懸吊された下部ハンガー部材を設けるととも
に、この下部ハンガー部材に回転装置を介してドアー支
持体を設けた構成が提供されている。
【0003】この従来構成によると、コンベヤにより上
部ハンガー部材に移動力を付与することで、この上部ハ
ンガー部材をキャリアレールに支持案内させて一定経路
上で移動させ得、以てドアー支持体を介してドアーの搬
送を行える。そして所期の支持搬送は一定経路に対して
ドアーを沿わせた姿勢で行われ、またドアーの受け渡し
は、回転装置を介してドアー支持体を回転させ、一定経
路に対してドアーを傾斜して行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来構成
においては、所期の支持搬送がドアーの長さ方向を一定
経路に沿わせて行われることから、上部ハンガー部材は
それに見合う長さが必要であり、搬送ピッチやストレー
ジピッチが長くなってレイアウトの全長が長くなる。こ
れに対しては、たとえば回転装置を介してドアー支持体
を回転させ、ドアーを傾斜して搬送やストレージを行う
ことが考えられるが、この場合に各ハンガーには、回転
装置の他にロック装置が必要で構造が複雑になり、さら
に一定経路の複数箇所には回転操作装置やロック解除装
置が必要となる。
【0005】本発明の目的とするところは、回転構造や
ロック構造を用いることなく、搬送ピッチやストレージ
ピッチを短くし得る移動体使用の搬送設備を提供する点
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の移動体使用の搬送設備は、レール装置に支持案内
されて一定経路上を移動自在な移動体と、この移動体に
設けた被搬送物の支持装置とを有し、この支持装置は移
動体側に対して着脱自在であって、その着装により、支
持装置で支持した被搬送物の長さ方向が一定経路方向に
対して角度を付けるべく、支持装置を移動体側に固定し
ている。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成によると、移動体による被
搬送物の搬送やストレージは、この被搬送物の長さ方向
を一定経路方向に対して傾斜(直角状も含む)した状態
で行え、これにより被搬送物の前後長さを短くし得る。
その際に傾斜は固定状であることから、移動体の前後長
さを短く設定し得、以て搬送ピッチを短くし得る。そし
て角度の異なる複数種の支持装置を準備しておき、移動
体に対する着脱により使い分けることで、種々な被搬送
物を作業し易い傾斜姿勢で支持し得る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。レール装置1は左右一対のチャンネル状
レ―ルを相対向して配設することで構成される。このレ
ール装置1に支持案内される移動体10は、フロントトロ
リ11と、リヤトロリ12と、両トロリ11,12の間を相対回
動自在に連結する連結杆13とから構成される。両トロリ
11,12はそれぞれ、本体15の両側に前後一対のトロリホ
イ―ル16を有し、これらトロリホイ―ル16は前記レ―ル
装置1に支持案内される。また本体15はレ―ル装置1の
上下内端に案内されるガイドロ―ラ17を複数有する。
【0009】前記フロントトロリ11における本体15の上
部には昇降自在な受動体(受動突起)18が設けられる。
そして本体15の下部には横ピン19を介して上下揺動自在
な操作体20が取付けられ、この操作体20は前記横ピン19
により中間部が支持されるとともに、その下手端が前記
受動体18の下端に相対回動自在に連結される。また操作
体20は、重心の変位により上手側が下位となり受動体18
を上昇するようにウエイトによって揺動付勢されてい
る。そして上手側にはウエイト付勢に抗して揺動させる
ためのカム面21が下面側に形成されている。さらにリヤ
トロリ12における本体15の下部には、前記カム面21に作
用するカム体(離脱操作具)22が後方に連設されてい
る。
【0010】前記レ―ル装置1の上方には、このレ―ル
装置1に沿って断面I形のガイドレ―ル2が配設され
る。このガイドレ―ル2に支持案内される駆動装置3は
ロ―ラチエン形式であって、適所から垂設状に連設した
伝動体(伝動突起)4に前記受動体18を係合させること
により、移動体10は一定経路5上で走行自在となる。前
記レ―ル装置1とガイドレ―ル2との間は所定ピッチ置
きのヨ―ク6にて一体化され、そしてガイドレ―ル2は
門形の枠体7側に取付けられる。なお枠体7の両脚部下
端には、下向きのガイド体8が調整具9を介して配設さ
れる。
【0011】前記連結杆13には水平維持機構25を介して
中間枠体30が取付けられ、そして中間枠体30に対して、
被搬送物の支持装置40が着脱自在に設けられる。すなわ
ち前記水平維持機構25は、連結杆13に前後一対に設けた
左右方向のローラ軸26と、これらローラ軸26に上下方向
の円弧状孔27を介して移動自在に取付けたブラケット28
とからなる。このブラケット28の下端に固定される前記
中間枠体30は所定幅を有する門形の枠体であって、その
両肩部には前記ガイド体8に下方から対向するローラ31
が配設される。
【0012】前記支持装置40は、左右方向の上枠41と、
この上枠41から垂設した左右一対の縦枠42と、これら縦
枠42の下端間に固定した左右方向の下枠43と、この下枠
43から垂設した左右一対の腕枠44と、これら腕枠44の下
部間を連結する左右枠45とからなり、この左右枠45にド
ア(被搬送物の一例)Aの支持部46を設けるとともに、
前記腕枠44にドアAのクランプ装置47を設けている。そ
して前記上枠41の左右両端から外方へと被係止部48を連
設している。
【0013】ここで腕枠44の下部間に設けられる左右枠
45は一定経路5に対して直角状に角度を付けており、し
たがって支持装置40に支持されたドアAは一定経路5に
対して直角状に角度を付けて固定状となる。
【0014】前記中間枠体30の両脚部で相対向した内面
側には、前記被係止部48を下方から支持する係止部材32
と、前記被係止部48の端面に作用するセンタリング兼用
の保持装置33とが設けられる。ここで保持装置33は、両
脚部に固定した左右方向のガイド筒34と、これらガイド
筒34に案内されるロッド35と、これらロッド35の外端に
固定した円板状の被操作板36と、両ロッド35の内端に固
定されかつ被係止部48の端面に当接自在な当て板37と、
この当て板37を当接方向に付勢するばね38などから構成
される。
【0015】なお一定経路5の所定箇所には移動体10に
対する支持装置40の着脱部が形成され、この着脱部には
前記被操作板36の嵌入を許す嵌合部材50と、この嵌合部
材50を左右方向に移動させるシリンダなどの作動装置51
とが設けられる。
【0016】次に上記実施例の作用を説明する。移動体
10は、受動体18に伝動体4が係合することによって、駆
動装置3の駆動力を受けて一定経路5上を走行すること
になる。そして前方に先行移動体10が停止していたと
き、後続移動体10における操作体20のカム面21が先行移
動体10におけるリヤトロリ12のカム体22に乗り上がり状
に作用しする。これにより受動体18は前部が上位となる
ように横ピン19の周りに揺動し、これに連動して受動体
18が下降して伝動体4から外れることになり、以って後
続移動体10は非受動状態で停止される。
【0017】このような搬送作業中において、腕枠44の
下部間に設けられる左右枠45は一定経路5に対して直角
状に角度を付けていることから、支持装置40の支持部46
に支持されたドアAは一定経路5に対して直角状に角度
を付けた固定状となり、したがって各種の作業やストレ
ージは、この一定経路5に対してドアAを直角状に角度
を付けた姿勢で行われる。
【0018】前記ドアAを、一定経路5に対して直角状
ではない別の角度を付けて搬送するとき、それに応じた
支持装置40が移動体10に組み付けられる。すなわち駆動
体10を着脱部にまで移動させ、保持装置33の被操作板36
を嵌合部材50に嵌合させた状態で停止させる。
【0019】次いで作動装置51により嵌合部材50を外側
に移動させる。これによりばね38に抗してロッド35を外
側に移動させ、以て当て板37を係止部材32の端面から離
間させる。そして支持装置40を持ち上げて被係止部48を
係止部材32から上方に外し、この支持装置40を一定経路
5の方向に移動させることで、移動体10に対する支持装
置40の除去を行える。
【0020】その後、上述とは逆の作用により移動体10
に別の支持装置40を組み付ける。その際に係止部材32に
対して上方から係合させた被係止部48は、ばね38力によ
り互いに接近動した当て板37によりセンタリングされた
のち保持される。これにより図4に示すように、ドアA
の長さ方向を一定経路5の方向に対して一方側へ角度を
付けて、あるいは図5に示すように、ドアAの長さ方向
を一定経路5の方向に対して他方側へ角度を付けて、搬
送もしくはストレージし得る。
【0021】このような着脱部を含めて一定経路5の所
定箇所においては、前記ガイド体8にローラ31が案内さ
れることになって中間枠体30の横揺れが防止される。上
記実施例では天井側移動形式(オーバヘッド形式)の移
動体10を示したが、これは床側移動形式の移動体10など
であってもよい。また上記実施例では伝動体4に対して
受動体18を係脱させる形式を示したが、これは受動体18
に対して伝動体4を係脱させる形式であってもよく、さ
らにチエン形式の駆動装置3を設けないで、移動体10を
自走形式としてもよい。
【0022】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、移動体によ
る被搬送物の搬送やストレージは、この被搬送物の長さ
方向を一定経路方向に対して傾斜(直角状も含む)した
状態で行うことができ、これにより被搬送物の前後長さ
を短くできる。その際に傾斜は固定状であることから、
移動体の前後長さを短く設定でき、以て回転構造やロッ
ク構造を用いることなく搬送ピッチやストレージピッチ
を短くできて、レイアウトの全長を短くできる。そして
角度の異なる複数種の支持装置を準備しておき、移動体
に対する着脱により使い分けることで、種々な被搬送物
を作業し易い傾斜姿勢で支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、移動体部分の側面図
である。
【図2】同移動体部分の正面図である。
【図3】同移動体部分の概略平面図である。
【図4】本発明の別の使用形態を示す概略平面図であ
る。
【図5】本発明のさらに別の使用形態を示す概略平面図
である。
【符号の説明】
1 レール装置 2 ガイドレール 3 駆動装置 4 伝動体 5 一定経路 10 移動体 11 フロントトロリ 12 リヤトロリ 13 連結杆 15 本体 18 受動体 25 水平維持機構 30 中間枠体 32 係止部材 33 保持装置 37 当て板 38 ばね 40 支持装置 44 腕杆 46 支持部 47 クランプ装置 48 被係止部 50 嵌合部材 51 作動装置 A ドア(被搬送物)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール装置に支持案内されて一定経路上
    を移動自在な移動体と、この移動体に設けた被搬送物の
    支持装置とを有し、この支持装置は移動体側に対して着
    脱自在であって、その着装により、支持装置で支持した
    被搬送物の長さ方向が一定経路方向に対して角度を付け
    るべく、支持装置を移動体側に固定したことを特徴とす
    る移動体使用の搬送設備。
JP19515091A 1991-08-05 1991-08-05 移動体使用の搬送設備 Pending JPH0539026A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19515091A JPH0539026A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 移動体使用の搬送設備

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JP19515091A JPH0539026A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 移動体使用の搬送設備

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JPH0539026A true JPH0539026A (ja) 1993-02-19

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JP19515091A Pending JPH0539026A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 移動体使用の搬送設備

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