JPH0539021U - デジタル制御発振器 - Google Patents
デジタル制御発振器Info
- Publication number
- JPH0539021U JPH0539021U JP8601491U JP8601491U JPH0539021U JP H0539021 U JPH0539021 U JP H0539021U JP 8601491 U JP8601491 U JP 8601491U JP 8601491 U JP8601491 U JP 8601491U JP H0539021 U JPH0539021 U JP H0539021U
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- Japan
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- amplifier
- switch
- signal
- vco
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- Pending
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Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のVCOを含むデジタル制御発振器にお
いて、VCO間のインタモジュレーション、ハーモニク
スを抑圧し、かつアイソレーションを高く確保すると共
に、部品数の削減により小型化する。 【構成】 各チャンネルにに存在するVCO4、7、1
0の周波数制御電圧信号をC−MOSスイッチ16で切
換制御し、このC−MOSスイッチ16とVCO4、
7、10の後段の高アイソレーションスイッチ12を、
バンドセレクトワードによって制御しながら希望のバン
ド帯域のVCO出力を選択する。
いて、VCO間のインタモジュレーション、ハーモニク
スを抑圧し、かつアイソレーションを高く確保すると共
に、部品数の削減により小型化する。 【構成】 各チャンネルにに存在するVCO4、7、1
0の周波数制御電圧信号をC−MOSスイッチ16で切
換制御し、このC−MOSスイッチ16とVCO4、
7、10の後段の高アイソレーションスイッチ12を、
バンドセレクトワードによって制御しながら希望のバン
ド帯域のVCO出力を選択する。
Description
【0001】
この考案は、ドップラ追尾レーダ等における複数の電圧制御型発振器の周波数 をデジタル制御することでインタモジュレーション、ハーモニクスを抑圧し、高 アイソレーション、小型化を目的としたデジタル制御発振器の構成に関するもの である。
【0002】
図3は、従来のデジタル制御発振器の構成を示す図である。図において、1は ラッチ回路、2はデジタル−アナログコンバータ、3は増幅器、4は電圧制御発 振器(以後VCOと略す)、5はスイッチ、6は増幅器、7はVCO、8はスイ ッチ、9は増幅器、10はVCO、11はスイッチ、12は高アイソレーション スイッチ、13は増幅器、14はアテネータである。
【0003】 次に動作について説明する。信号処理器から出力する周波数制御ワードはラッ チ回路1に入力し、特定のタイミングでデジタル−アナログコンバータ2に出力 してからアナログ信号に変換された後に、増幅器3、6、9に入力してそれぞれ 適切なレベルに増幅された電圧制御発振器(VCO)4、7、10に入力する。 VCO4、7、10は図4に示すように同じ制御電圧に対して異なる出力周波数 バンドを保持しており、これらのVCOを組合わせることでワイドバンドの発振 器を構成している。各VCOの出力は、それぞれスイッチ5、8、11に入力す る。これらのスイッチは信号処理器からのバンドセレクトワードに従ってスイッ チ5、8、11のON/OFFが決定し、スイッチONとなったチャンネルの信 号は高アイソレーションスイッチ12に入力し、他チャンネルからの信号とアイ ソレーションを取りながら信号処理器からのバンドセレクトワードに従って希望 信号をセレクトし、増幅器13に出力する。そして増幅器13とアテネータ14 を経由して適切なレベルに増幅したのち最終出力する。以上の様に構成されてお り、最終出力周波数は、信号処理器からの周波数制御ワード、バンドセレクトワ ードに応じて変化する。
【0004】
従来の電圧制御発振器は以上の様に構成されており、ある1チャンネルのVC Oの出力信号がスイッチ12から出力する場合でも他の2チャンネルのVCOは それぞれ異なる周波数で出力していることになる。例えば図4において、制御電 圧V1の時、VCO4、7、10はそれぞれf1,f2,f3の信号を出力して おり、ハーモニクス、インタモジュレーションが発生しやすく、また信号のレベ ルによってはアイソレーションが取りにくくなる問題点があった。更にアイソレ ーションをとるためにスイッチ5、8、11を設けているが、これらアナログス イッチは小型化の障害になりやすい。
【0005】 この考案は上記の様な問題点を解消するためになされたもので、不使用のVC Oには特定の電圧を入力して予め決められた周波数、信号レベルに設定すること でハーモニクス、インタモジュレーションを抑圧し、アイソレーションを確保す ることを目的とし、またスイッチ、増幅器の数を削減することで小型化すること も目的とする。
【0006】
この考案に係わるデジタル制御発振器は、必要なチャンネルのみにVCOの周 波数制御信号を出力する切換制御を高速デジタルC−MOSスイッチで行ない、 このC−MOSスイッチとVCOの後段の高アイソレーションスイッチの切換え を、信号処理器からバンドセレクトワードをデコーダドライバを経由しながら入 力して制御するようにしたものである。
【0007】
この考案におけるデジタル制御発振器は、従来の3チャンネル分のVCO電圧 制御信号を高速デジタルC−MOSスイッチに入力して使用するVCOのみの電 圧制御信号を出力し、不使用のVCOには特定の電圧制御信号を出力して、不使 用のVCO出力信号は予め決められた周波数、出力レベルに設定されるので、ハ ーモニクス、インタモジュレーションを抑制でき、他チャンネルとのアイソレー ションも取りやすくなる。更に、VCO電圧制御信号はC−MOSスイッチで切 換制御されるので、従来各チャンネルに存在した増幅器を削減でき、またアイソ レーションを確保する為に各チャンネルに存在したアナログスイッチ5、8、1 1は、不使用VCO出力レベルが抑圧されるので、削除でき、小型化が可能とな る。
【0008】
実施例1. 以下この考案の一実施例を図1で説明する。図1において、1〜4、7、10 、12、13、14は上記の従来の装置と同一のものである。15はデコーダド ライバ、16はC−MOSスイッチである。
【0009】 次に動作について説明する。信号処理器からの周波数を制御する周波数制御ワ ードはラッチ回路1に入力し、特定のタイミングでラッチ出力して、デジタル− アナログコンバータ2で周波数制御信号をアナログ化して、増幅器3で適切なレ ベルまで増幅した後、C−MOSスイッチ16に周波数制御信号を入力する。一 方、信号処理器からは、複数あるVCOから希望のVCOを選択するためのバン ドセレクトワードが、デコーダドライバ15に入力してデーコード化した後、C −MOSスイッチ16と、高アイソレーションスイッチ12にそれぞれ入力する 。
【0010】 図4にこのC−MOSスイッチの構成を示す。デコーダドライバ15で選択さ れた信号は、ドライバ18、19、20のうち必要なチャンネルのドライバのみ をONし、それ以外はOFFするので、使用しないチャンネルへは一定の電圧し か出力しない。例えば、デコーダによってチャンネル2が選択された場合、V2 へは電力分配器17で分配された周波数制御信号がドライバ19でドライブされ 出力するが、V1とV3は一定電圧が出力する。従って、増幅器3からの周波数 制御信号は、デコーダドライバ15からのデータによってC−MOSスイッチ1 6から特定のチャンネルにのみ出力し、それ以外のチャンネルにはある決められ た電圧しか出力せず、これらのチャンネルのVCOの周波数、出力レベルは特定 値で固定される。周波数制御信号が入力したVCOは信号処理器からのコマンド で適切な周波数の信号を高アイソレーションスイッチ12に出力し、バンドセレ クトビットで制御された高アイソレーションスイッチ12は、このVCO出力信 号を通過して増幅器13に出力して、他のチャンネルの信号をブロックする。増 幅器13とアテネータ14でシステムに必要な信号レベルに適切に増幅した後、 最終出力する。
【0011】
この考案は、以上説明した様に構成されているので、複数存在するVCOのう ち必要なVCOのみを駆動するようにC−MOSスイッチで切換制御するので、 VCOどうしによるインタモジュレーション、ハーモニクスを抑圧でき、チャン ネル間のアイソレーションを高く確保できる。更に、各チャンネルに必要であっ た増幅器は1つで十分であり、アイソレーションを確保するためにあった各チャ ンネルのアナログスイッチも削除できるので小型化が可能となる。
【図1】この考案の実施例1のデジタル制御発振器の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】C−MOSスイッチの構成を示す図である。
【図3】従来のデジタル制御発振器の構成を示す図であ
る。
る。
【図4】電圧制御発振器(VCO)の制御電圧と出力周
波数の関係を示す図である。
波数の関係を示す図である。
1 ラッチ回路 2 デジタル−アナログコンバータ 3 増幅器 4 電圧制御発振器 5 スイッチ 6 増幅器 7 電圧制御発振器 8 スイッチ 9 増幅器 10 電圧制御発振器 11 スイッチ 12 高アイソレーションスイッチ 13 増幅器 14 アテネータ 15 デコーダドライバ 16 C−MOSスイッチ 17 電力分配器 18 ドライバ 19 ドライバ 20 ドライバ
Claims (1)
- 【請求項1】 信号処理器からの発振器の周波数制御ワ
ードをラッチするラッチ回路と、このラッチ回路でラッ
チされた周波数制御ワードをデジタル−アナログ変換す
るデジタル−アナログコンバータと、このデジタル−ア
ナログコンバータでアナログ化した周波数制御信号を増
幅する増幅器と、この増幅器で増幅された周波数制御信
号を指示されたチャンネルのみに出力し、それ以外のチ
ャンネルは予め決められた電圧を出力するC−MOSス
イッチと、このC−MOSスイッチに接続した複数の電
圧制御発振器と、これらの電圧制御発振器の出力端に接
続し、必要なチャンネルの信号を選出する高アイソレー
ションスイッチと、信号処理器からのバンドセレクトワ
ードを上記C−MOSスイッチと高アイソレーションス
イッチにドライブするデコーダドライバと、上記高アイ
ソレーションスイッチの出力端に接続した増幅器と、こ
の増幅器の出力端に接続したアテネータとを有すること
を特徴とするデジタル制御発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8601491U JPH0539021U (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | デジタル制御発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8601491U JPH0539021U (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | デジタル制御発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539021U true JPH0539021U (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=13874825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8601491U Pending JPH0539021U (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | デジタル制御発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539021U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6842077B2 (en) | 1999-10-27 | 2005-01-11 | Nec Corporation | Voltage controlled oscillator for use in a phase locked loop |
WO2015001898A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 富士電機株式会社 | アラーム出力回路 |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP8601491U patent/JPH0539021U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6842077B2 (en) | 1999-10-27 | 2005-01-11 | Nec Corporation | Voltage controlled oscillator for use in a phase locked loop |
WO2015001898A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 富士電機株式会社 | アラーム出力回路 |
JP2015015627A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 富士電機株式会社 | アラーム出力回路 |
US9779608B2 (en) | 2013-07-05 | 2017-10-03 | Fuji Electric Co., Ltd. | Alarm output circuit |
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