JPH05335975A - 無線送信装置 - Google Patents
無線送信装置Info
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- JPH05335975A JPH05335975A JP4139045A JP13904592A JPH05335975A JP H05335975 A JPH05335975 A JP H05335975A JP 4139045 A JP4139045 A JP 4139045A JP 13904592 A JP13904592 A JP 13904592A JP H05335975 A JPH05335975 A JP H05335975A
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- Japan
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- power
- power amplifier
- circuit
- control
- output
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の周波数を同時に送信する無線送信装置
で、無線回線を使用していないときの消費電力を節減す
ることを目的とする。 【構成】 複数の周波数を送信する無線送信装置であっ
て、無線周波数の使用状態に応じて変調器および電力増
幅回路への電源供給をオン・オフし、かつ電力増幅回路
への入力レベルを変化させる手段１０、３１〜３４およ
び３８とで構成されたことを特徴とする。
で、無線回線を使用していないときの消費電力を節減す
ることを目的とする。 【構成】 複数の周波数を送信する無線送信装置であっ
て、無線周波数の使用状態に応じて変調器および電力増
幅回路への電源供給をオン・オフし、かつ電力増幅回路
への入力レベルを変化させる手段１０、３１〜３４およ
び３８とで構成されたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信方式で使用さ
れる基地局無線通信装置に利用する。特に、基地局無線
送信装置の消費電力を節減する手段に関する。
れる基地局無線通信装置に利用する。特に、基地局無線
送信装置の消費電力を節減する手段に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の基地局無線送信装置の構成を図３
に示す。図３に示すように、複数回線の通信信号は複数
の変調器１−１〜１−ｎで変調され、この出力は合成器
２で合成され、さらに合成器２の出力は共通電力増幅器
３で電力増幅されてアンテナ４から移動局へ送出され
る。変調器１−１〜１−ｎからはそれぞれ異なった周波
数ｆ１〜ｆｎの送信信号が出力され、共通電力増幅器３
に入力される。このように、共通電力増幅器３は複数波
の周波数信号の電力増幅を行うので、増幅回路が歪んで
いるとこれらの周波数をかけ算した周波数が三次歪以上
の高次歪によって発生し、希望信号の帯域内に入ってく
るものが生じて妨害信号になる。この妨害信号のことを
相互変調歪と呼び、この相互変調歪を改善するために共
通電力増幅器３に線形性の極めてよい例えばＡ級増幅回
路を使用している。
に示す。図３に示すように、複数回線の通信信号は複数
の変調器１−１〜１−ｎで変調され、この出力は合成器
２で合成され、さらに合成器２の出力は共通電力増幅器
３で電力増幅されてアンテナ４から移動局へ送出され
る。変調器１−１〜１−ｎからはそれぞれ異なった周波
数ｆ１〜ｆｎの送信信号が出力され、共通電力増幅器３
に入力される。このように、共通電力増幅器３は複数波
の周波数信号の電力増幅を行うので、増幅回路が歪んで
いるとこれらの周波数をかけ算した周波数が三次歪以上
の高次歪によって発生し、希望信号の帯域内に入ってく
るものが生じて妨害信号になる。この妨害信号のことを
相互変調歪と呼び、この相互変調歪を改善するために共
通電力増幅器３に線形性の極めてよい例えばＡ級増幅回
路を使用している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の無
線送信装置の共通電力増幅器では例えばＡ級電力増幅回
路を使用しているので、送信信号を送出していない待ち
受け時間でも電力増幅回路での消費電力は変化せず、多
大な電力を消費する欠点があった。
線送信装置の共通電力増幅器では例えばＡ級電力増幅回
路を使用しているので、送信信号を送出していない待ち
受け時間でも電力増幅回路での消費電力は変化せず、多
大な電力を消費する欠点があった。
【０００４】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、無線回線を使用していないときの消費電力を節減す
る手段をもつ無線送信装置を提供することを目的とす
る。
で、無線回線を使用していないときの消費電力を節減す
る手段をもつ無線送信装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個の変調
器と、この変調器が出力する信号を合成する合成器と、
この合成器が出力する信号を線形増幅領域を動作範囲と
して電力増幅する共通電力増幅器と、この電力増幅器の
出力端子に接続されたアンテナとを備えた無線送信装置
において、上記共通電力増幅器は、上記合成器の出力す
る信号を複数の信号に分配する分配回路と、この分配回
路からの信号のそれぞれを線形増幅領域を動作範囲とし
て電力増幅する電力増幅器と、この電力増幅器が出力す
る信号を合成して上記出力端子に与える合成回路とを含
み、上記電力増幅器への電源供給をオン・オフするスイ
ッチ手段と、上記変調器の出力をオン・オフ制御する信
号を生成する第一制御手段およびこの第一制御手段の制
御に応じて上記スイッチ手段を制御する信号を生成する
第二制御手段を含む制御回路を備えたことを特徴とす
る。
器と、この変調器が出力する信号を合成する合成器と、
この合成器が出力する信号を線形増幅領域を動作範囲と
して電力増幅する共通電力増幅器と、この電力増幅器の
出力端子に接続されたアンテナとを備えた無線送信装置
において、上記共通電力増幅器は、上記合成器の出力す
る信号を複数の信号に分配する分配回路と、この分配回
路からの信号のそれぞれを線形増幅領域を動作範囲とし
て電力増幅する電力増幅器と、この電力増幅器が出力す
る信号を合成して上記出力端子に与える合成回路とを含
み、上記電力増幅器への電源供給をオン・オフするスイ
ッチ手段と、上記変調器の出力をオン・オフ制御する信
号を生成する第一制御手段およびこの第一制御手段の制
御に応じて上記スイッチ手段を制御する信号を生成する
第二制御手段を含む制御回路を備えたことを特徴とす
る。
【０００６】ここで、上記電力増幅器への入力レベルを
変化するレベル可変手段を備え、上記制御回路は、上記
スイッチ手段のオン・オフに応じてこのレベル可変手段
を制御する信号を生成する第三制御手段を含むことが望
ましい。
変化するレベル可変手段を備え、上記制御回路は、上記
スイッチ手段のオン・オフに応じてこのレベル可変手段
を制御する信号を生成する第三制御手段を含むことが望
ましい。
【０００７】
【作用】ｎ個の変調器の全てが使用されているときのア
ンテナに供給される送信電力は、Ｐ×ｎ〔Ｗ〕（但し、
Ｐは１無線周波数当たりの送信電力）である。ここで、
無線回線が使用していない変調器の電源供給を停止して
その動作を停止しｎ／２波の無線回線を使用するときに
は、制御回路はスイッチ手段を制御して電力増幅回路の
１個をオフにするが、このときの送信出力はＰ×ｎ／２
〔Ｗ〕に対してＸ〔ｄＢ〕減少する。しかし、変調器の
全てが使用されているときには、合成器からの出力は第
一スイッチ回路を経由して第一減衰器に接続され、ここ
でＹ１〔ｄＢ〕減衰され、第二スイッチ回路を経由して
分配回路に入力されているが、ｎ／２波の無線回線を使
用するときには、合成器からの出力は第一スイッチ回路
を経由して第二減衰器に接続され、ここでＹ２〔ｄＢ〕
（Ｙ２＜Ｙ１）減衰され、第二スイッチ回路を経由して
分配回路に入力されるレベルが（Ｙ１−Ｙ２）〔ｄＢ〕
増加するので、あらかじめＸ＝Ｙ１−Ｙ２の関係を保つ
ように第一および第二減衰器での減衰量を設定しておく
ことにより、送信出力をＰ×ｎ／２〔Ｗ〕に保つことが
できる。
ンテナに供給される送信電力は、Ｐ×ｎ〔Ｗ〕（但し、
Ｐは１無線周波数当たりの送信電力）である。ここで、
無線回線が使用していない変調器の電源供給を停止して
その動作を停止しｎ／２波の無線回線を使用するときに
は、制御回路はスイッチ手段を制御して電力増幅回路の
１個をオフにするが、このときの送信出力はＰ×ｎ／２
〔Ｗ〕に対してＸ〔ｄＢ〕減少する。しかし、変調器の
全てが使用されているときには、合成器からの出力は第
一スイッチ回路を経由して第一減衰器に接続され、ここ
でＹ１〔ｄＢ〕減衰され、第二スイッチ回路を経由して
分配回路に入力されているが、ｎ／２波の無線回線を使
用するときには、合成器からの出力は第一スイッチ回路
を経由して第二減衰器に接続され、ここでＹ２〔ｄＢ〕
（Ｙ２＜Ｙ１）減衰され、第二スイッチ回路を経由して
分配回路に入力されるレベルが（Ｙ１−Ｙ２）〔ｄＢ〕
増加するので、あらかじめＸ＝Ｙ１−Ｙ２の関係を保つ
ように第一および第二減衰器での減衰量を設定しておく
ことにより、送信出力をＰ×ｎ／２〔Ｗ〕に保つことが
できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【０００９】図１はこの実施例の構成図である。変調器
１−１〜１−ｎの出力は合成器２に接続され、合成器２
の出力は共通電力増幅器３に接続され、共通電力増幅器
３の出力はアンテナ４に接続される。制御回路１０から
変調器１−１〜１−ｎにそれぞれの変調器の出力をオン
・オフ制御する信号が出力され、さらに共通電力増幅器
３に電源供給をオン・オフする制御信号と共通電力増幅
器３の入力レベルを変化させる制御信号とが出力され
る。図２は共通電力増幅器３の実施例の構成図である。
合成器２の出力はスイッチ回路３１へ接続され、スイッ
チ回路３１の一方の出力は減衰器３２へ入力し、減衰器
３２の出力はスイッチ回路３４の一方の入力端へ入力す
る。スイッチ回路３１の他方の出力は減衰器３３へ入力
し、減衰器３３の出力はスイッチ回路３４の他方の入力
端へ入力する。スイッチ回路３４の出力は分配回路３５
へ入力し、さらに分配回路３５の出力は四分配され、電
力増幅回路３６−１〜３６−４へそれぞれ接続される。
電力増幅回路３６−１〜３６−４のそれぞれの出力は合
成回路３７へ入力し、合成回路３７の出力はアンテナ４
へ接続される。電源はスイッチ回路３８−１〜３８−４
に接続され、スイッチ回路３８−１〜３８−４の出力は
それぞれ電力増幅回路３６−１〜３６−４の電源入力端
へ接続される。スイッチ回路３８−１〜３８−４の制御
入力Ｃ−１〜Ｃ−４は図１の制御回路１０へ接続され
る。スイッチ回路３１および３４をスイッチする制御入
力Ｌ−１は制御回路１０に接続される。
１−１〜１−ｎの出力は合成器２に接続され、合成器２
の出力は共通電力増幅器３に接続され、共通電力増幅器
３の出力はアンテナ４に接続される。制御回路１０から
変調器１−１〜１−ｎにそれぞれの変調器の出力をオン
・オフ制御する信号が出力され、さらに共通電力増幅器
３に電源供給をオン・オフする制御信号と共通電力増幅
器３の入力レベルを変化させる制御信号とが出力され
る。図２は共通電力増幅器３の実施例の構成図である。
合成器２の出力はスイッチ回路３１へ接続され、スイッ
チ回路３１の一方の出力は減衰器３２へ入力し、減衰器
３２の出力はスイッチ回路３４の一方の入力端へ入力す
る。スイッチ回路３１の他方の出力は減衰器３３へ入力
し、減衰器３３の出力はスイッチ回路３４の他方の入力
端へ入力する。スイッチ回路３４の出力は分配回路３５
へ入力し、さらに分配回路３５の出力は四分配され、電
力増幅回路３６−１〜３６−４へそれぞれ接続される。
電力増幅回路３６−１〜３６−４のそれぞれの出力は合
成回路３７へ入力し、合成回路３７の出力はアンテナ４
へ接続される。電源はスイッチ回路３８−１〜３８−４
に接続され、スイッチ回路３８−１〜３８−４の出力は
それぞれ電力増幅回路３６−１〜３６−４の電源入力端
へ接続される。スイッチ回路３８−１〜３８−４の制御
入力Ｃ−１〜Ｃ−４は図１の制御回路１０へ接続され
る。スイッチ回路３１および３４をスイッチする制御入
力Ｌ−１は制御回路１０に接続される。
【００１０】この実施例は、図１に示すように、変調器
１−１〜１−ｎと、この変調器１−１〜１−ｎが出力す
る信号を合成する合成器２と、この合成器２の出力を線
形増幅領域を動作範囲として電力増幅する共通電力増幅
器３と、この共通電力増幅器３の出力端子に接続された
アンテナ４とを備え、さらに、本発明の特徴とする手段
として、共通電力増幅器は、合成器２の出力する信号を
複数の信号に分配する分配回路３５と、この分配回路３
５からの信号のそれぞれを線形増幅領域を動作範囲とし
て電力増幅する電力増幅器３６−１〜３６−ｎと、この
電力増幅器３６−１〜３６−ｎが出力する信号を合成し
て上記出力端子に与える合成回路３７と、電力増幅器３
６−１〜３６−ｎへの入力レベルを変化するレベル可変
手段であるスイッチ回路３１、３４および減衰器３２、
３３とを含み、電力増幅器３６−１〜３６−ｎへの電源
供給をオン・オフするスイッチ回路３８−１〜３８−ｎ
と、変調器１−１〜１−ｎの出力をオン・オフ制御する
信号を生成する第一制御手段、この第一制御手段の制御
に応じてスイッチ回路３８−１〜３８−ｎを制御する信
号を生成する第二制御手段およびスイッチ回路３８−１
〜３８−ｎのオン・オフに応じてこのレベル可変手段を
制御する信号を生成する第三制御手段を含む制御回路１
０を備える。
１−１〜１−ｎと、この変調器１−１〜１−ｎが出力す
る信号を合成する合成器２と、この合成器２の出力を線
形増幅領域を動作範囲として電力増幅する共通電力増幅
器３と、この共通電力増幅器３の出力端子に接続された
アンテナ４とを備え、さらに、本発明の特徴とする手段
として、共通電力増幅器は、合成器２の出力する信号を
複数の信号に分配する分配回路３５と、この分配回路３
５からの信号のそれぞれを線形増幅領域を動作範囲とし
て電力増幅する電力増幅器３６−１〜３６−ｎと、この
電力増幅器３６−１〜３６−ｎが出力する信号を合成し
て上記出力端子に与える合成回路３７と、電力増幅器３
６−１〜３６−ｎへの入力レベルを変化するレベル可変
手段であるスイッチ回路３１、３４および減衰器３２、
３３とを含み、電力増幅器３６−１〜３６−ｎへの電源
供給をオン・オフするスイッチ回路３８−１〜３８−ｎ
と、変調器１−１〜１−ｎの出力をオン・オフ制御する
信号を生成する第一制御手段、この第一制御手段の制御
に応じてスイッチ回路３８−１〜３８−ｎを制御する信
号を生成する第二制御手段およびスイッチ回路３８−１
〜３８−ｎのオン・オフに応じてこのレベル可変手段を
制御する信号を生成する第三制御手段を含む制御回路１
０を備える。
【００１１】次にこの実施例の動作を説明する。図１に
示すように、変調信号はそれぞれ変調器１−１〜１−ｎ
に入力され、変調器１−１〜１−ｎで変調され、周波数
ｆ１〜ｆｎに変換される。変調器１−１〜１−ｎの出力
は合成器２で合成された後に共通電力増幅器３に入力さ
れ、電力増幅された後にアンテナ４から移動局へ送出さ
れる。制御回路１０は、無線回線が使用されていない変
調器に対して例えば変調器の電源供給を停止することで
動作を停止するよう制御することができる。
示すように、変調信号はそれぞれ変調器１−１〜１−ｎ
に入力され、変調器１−１〜１−ｎで変調され、周波数
ｆ１〜ｆｎに変換される。変調器１−１〜１−ｎの出力
は合成器２で合成された後に共通電力増幅器３に入力さ
れ、電力増幅された後にアンテナ４から移動局へ送出さ
れる。制御回路１０は、無線回線が使用されていない変
調器に対して例えば変調器の電源供給を停止することで
動作を停止するよう制御することができる。
【００１２】図２に示すように、合成器２からの出力は
スイッチ回路３１へ入力され、スイッチ回路３１で選択
されて減衰器３２へ接続される。この減衰器３２で入力
信号はＹ１〔ｄＢ〕減衰され、さらにスイッチ回路３４
で選択されて分配回路３５に入力される。分配回路３５
で四分配されたそれぞれの信号は電力増幅回路３６−１
〜３６−４に入力されて電力増幅される。電力増幅回路
３６−１〜３６−４の出力は合成回路３７で合成されて
アンテナ４へ出力される。電力増幅回路３６−１〜３６
−４への電源供給はスイッチ回路３８−１〜３８−４で
行われ、制御入力Ｃ−１〜Ｃ−４でスイッチ回路３８−
１〜３８−４をオン・オフ制御することができる。制御
入力Ｃ−１〜Ｃ−４は図１の制御回路１０で制御され
る。
スイッチ回路３１へ入力され、スイッチ回路３１で選択
されて減衰器３２へ接続される。この減衰器３２で入力
信号はＹ１〔ｄＢ〕減衰され、さらにスイッチ回路３４
で選択されて分配回路３５に入力される。分配回路３５
で四分配されたそれぞれの信号は電力増幅回路３６−１
〜３６−４に入力されて電力増幅される。電力増幅回路
３６−１〜３６−４の出力は合成回路３７で合成されて
アンテナ４へ出力される。電力増幅回路３６−１〜３６
−４への電源供給はスイッチ回路３８−１〜３８−４で
行われ、制御入力Ｃ−１〜Ｃ−４でスイッチ回路３８−
１〜３８−４をオン・オフ制御することができる。制御
入力Ｃ−１〜Ｃ−４は図１の制御回路１０で制御され
る。
【００１３】変調器１−１〜１−ｎの全てが使用されて
いるとき、１無線周波数あたりの送信電力がＰ〔Ｗ〕で
あれば、ｎ×Ｐ〔Ｗ〕の送信電力がアンテナ４に入力さ
れることになる。無線回線を使用していない無線チャネ
ルが存在するときに、制御回路１０は変調器１−１〜１
−ｎの内で無線回線を使用していない変調器の信号送出
を停止させる。このときに、制御入力Ｃ−１〜Ｃ−４の
いずれかを制御し、共通電力増幅器３のスイッチ回路３
８−１〜３８−４の任意のスイッチ手段をオフにする。
この結果、電力増幅回路３６−１〜３６−４の内でオフ
となったスイッチ手段に接続している電力増幅回路への
電源供給が遮断される。
いるとき、１無線周波数あたりの送信電力がＰ〔Ｗ〕で
あれば、ｎ×Ｐ〔Ｗ〕の送信電力がアンテナ４に入力さ
れることになる。無線回線を使用していない無線チャネ
ルが存在するときに、制御回路１０は変調器１−１〜１
−ｎの内で無線回線を使用していない変調器の信号送出
を停止させる。このときに、制御入力Ｃ−１〜Ｃ−４の
いずれかを制御し、共通電力増幅器３のスイッチ回路３
８−１〜３８−４の任意のスイッチ手段をオフにする。
この結果、電力増幅回路３６−１〜３６−４の内でオフ
となったスイッチ手段に接続している電力増幅回路への
電源供給が遮断される。
【００１４】電力増幅回路３６−１〜３６−４への電源
供給を遮断する条件は例えば次のようにして行われる。
すなわち先に説明したようにｎ波の無線周波数を使用し
ているときに、共通電力増幅器からｎ×Ｐ（Ｗ）の送信
電力が送出される。無線周波数をｎ／２波使用する場合
に、ｎ個の変調器のみ動作するよう制御回路１０は制御
し、さらに電力増幅回路３６−１〜と３６−３とが動作
するようスイッチ回路３８−４をオフとするように制御
し、電力増幅回路３６−４への電源供給を停止する。こ
の結果、送信出力はＰ×（ｎ／２）〔Ｗ〕に対してＸ
〔ｄＢ〕減少することになる。電力増幅回路３６−１〜
３６−４からの送信電力が同等でかつ位相が同等であれ
ば、合成回路３７は互いに無損失で電力合成する（例え
ばウィルキンソンのパワーコンバイナ回路等）。このよ
うに構成された共通電力増幅器では、複数の電力増幅回
路の内いくつかの電力増幅回路の動作を停止させると、
合成回路３７で損失が発生するからである。
供給を遮断する条件は例えば次のようにして行われる。
すなわち先に説明したようにｎ波の無線周波数を使用し
ているときに、共通電力増幅器からｎ×Ｐ（Ｗ）の送信
電力が送出される。無線周波数をｎ／２波使用する場合
に、ｎ個の変調器のみ動作するよう制御回路１０は制御
し、さらに電力増幅回路３６−１〜と３６−３とが動作
するようスイッチ回路３８−４をオフとするように制御
し、電力増幅回路３６−４への電源供給を停止する。こ
の結果、送信出力はＰ×（ｎ／２）〔Ｗ〕に対してＸ
〔ｄＢ〕減少することになる。電力増幅回路３６−１〜
３６−４からの送信電力が同等でかつ位相が同等であれ
ば、合成回路３７は互いに無損失で電力合成する（例え
ばウィルキンソンのパワーコンバイナ回路等）。このよ
うに構成された共通電力増幅器では、複数の電力増幅回
路の内いくつかの電力増幅回路の動作を停止させると、
合成回路３７で損失が発生するからである。
【００１５】したがって、制御回路１０はスイッチ回路
３１および３４を制御し、合成器２からの出力信号は減
衰器３３を通過するようにする。減衰器３３の減衰量Ｙ
２〔ｄＢ〕は減衰器３２の減衰量Ｙ１〔ｄＢ〕より小さ
く設定されている。この結果、分配回路３５に入力する
レベルが（Ｙ１−Ｙ２）〔ｄＢ〕増加する。Ｘ＝Ｙ１−
Ｙ２となるよう減衰器３２および３３の減衰量を設定し
ておけば、合成回路３７の出力は変化しないようにな
り、Ｐ×（ｎ／２）〔Ｗ〕の送信電力がアンテナ４から
送出される。
３１および３４を制御し、合成器２からの出力信号は減
衰器３３を通過するようにする。減衰器３３の減衰量Ｙ
２〔ｄＢ〕は減衰器３２の減衰量Ｙ１〔ｄＢ〕より小さ
く設定されている。この結果、分配回路３５に入力する
レベルが（Ｙ１−Ｙ２）〔ｄＢ〕増加する。Ｘ＝Ｙ１−
Ｙ２となるよう減衰器３２および３３の減衰量を設定し
ておけば、合成回路３７の出力は変化しないようにな
り、Ｐ×（ｎ／２）〔Ｗ〕の送信電力がアンテナ４から
送出される。
【００１６】また、共通電力増幅器３への入力信号の周
波数の数と電源供給する複数の電力増幅回路の数との関
係は、電力増幅回路への電源供給を断としたときの合成
回路３７の動作で決定される。一つの電力増幅回路の電
源供給を断とすると、合成回路３７での減衰量が増加し
て１無線周波数あたり出力電力が約３〔ｄＢ〕低下する
場合に、約３〔ｄＢ〕だけ分配回路３５へ入力するレベ
ルを増加させるように減衰器３３の減衰量が決定され
る。この結果、個々の電力増幅回路へ入力するレベル
は、一つの電力増幅回路への電源供給を断としないとき
より約３〔ｄＢ〕増加することになり、場合により電力
増幅回路の相互変調歪が増加することがある。したがっ
て、この場合は入力周波数の数を半減させる。逆に、入
力周波数の数を半減した場合に、一つの電力増幅回路へ
の電源供給を断にできる。このような関係から、入力周
波数の数と電力増幅回路への電源供給オン・オフ方法が
決められる。
波数の数と電源供給する複数の電力増幅回路の数との関
係は、電力増幅回路への電源供給を断としたときの合成
回路３７の動作で決定される。一つの電力増幅回路の電
源供給を断とすると、合成回路３７での減衰量が増加し
て１無線周波数あたり出力電力が約３〔ｄＢ〕低下する
場合に、約３〔ｄＢ〕だけ分配回路３５へ入力するレベ
ルを増加させるように減衰器３３の減衰量が決定され
る。この結果、個々の電力増幅回路へ入力するレベル
は、一つの電力増幅回路への電源供給を断としないとき
より約３〔ｄＢ〕増加することになり、場合により電力
増幅回路の相互変調歪が増加することがある。したがっ
て、この場合は入力周波数の数を半減させる。逆に、入
力周波数の数を半減した場合に、一つの電力増幅回路へ
の電源供給を断にできる。このような関係から、入力周
波数の数と電力増幅回路への電源供給オン・オフ方法が
決められる。
【００１７】この実施例では、四つの電力増幅回路で二
つの電力増幅回路への電源供給をオフとし、このために
電力増幅回路に入力するレベル可変段数を二種類のみに
ついて説明しているが、電力増幅回路が四つ以上でかつ
レベル可変段数を多種類に増やしても本発明を実施する
ことができる。
つの電力増幅回路への電源供給をオフとし、このために
電力増幅回路に入力するレベル可変段数を二種類のみに
ついて説明しているが、電力増幅回路が四つ以上でかつ
レベル可変段数を多種類に増やしても本発明を実施する
ことができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、無線回
線の使用状況すなわち使用している無線周波数の数に応
じて複数の電力増幅回路への電源供給動作をオン・オフ
制御し、さらに無線送信装置からの送信電力が変化しな
いようレベル制御を行うので、無線回線が使用されてい
ない時間での電力増幅回路の消費電力を節減できる効果
がある。
線の使用状況すなわち使用している無線周波数の数に応
じて複数の電力増幅回路への電源供給動作をオン・オフ
制御し、さらに無線送信装置からの送信電力が変化しな
いようレベル制御を行うので、無線回線が使用されてい
ない時間での電力増幅回路の消費電力を節減できる効果
がある。
【図１】本発明実施例の構成を示すブロック構成図。
【図２】図１に含まれる共通電力増幅器の構成を示すブ
ロック構成図。
ロック構成図。
【図３】従来例の構成を示すブロック構成図。
１−１〜１−ｎ 変調器 ２ 合成器 ３ 共通電力増幅器 ４ アンテナ １０ 制御回路 ３１、３４、３８−１〜３８−４ スイッチ回路 ３２、３３ 減衰器 ３５ 分配回路 ３６−１〜３６−４ 電力増幅回路 ３７ 合成回路
Claims (2)
- 【請求項１】 複数個の変調器と、 この変調器が出力する信号を合成する合成器と、 この合成器が出力する信号を線形増幅領域を動作範囲と
して電力増幅する共通電力増幅器と、 この電力増幅器の出力端子に接続されたアンテナとを備
えた無線送信装置において、 上記共通電力増幅器は、上記合成器の出力する信号を複
数の信号に分配する分配回路と、この分配回路からの信
号のそれぞれを線形増幅領域を動作範囲として電力増幅
する電力増幅器と、この電力増幅器が出力する信号を合
成して上記出力端子に与える合成回路とを含み、 上記電力増幅器への電源供給をオン・オフするスイッチ
手段と、 上記変調器の出力をオン・オフ制御する信号を生成する
第一制御手段およびこの第一制御手段の制御に応じて上
記スイッチ手段を制御する信号を生成する第二制御手段
を含む制御回路を備えたことを特徴とする無線送信装
置。 - 【請求項２】 上記電力増幅器への入力レベルを変化す
るレベル可変手段を備え、上記制御回路は、上記スイッ
チ手段のオン・オフに応じてこのレベル可変手段を制御
する信号を生成する第三制御手段を含む請求項１記載の
無線送信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4139045A JPH05335975A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 無線送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4139045A JPH05335975A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 無線送信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05335975A true JPH05335975A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15236182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4139045A Pending JPH05335975A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 無線送信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05335975A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5530920A (en) * | 1994-04-12 | 1996-06-25 | Fujitsu Limited | Automatic output level control system for multi-carrier radio transmission apparatus |
| US5574980A (en) * | 1993-06-24 | 1996-11-12 | Nec Corporation | Communication base station system for transmitting data to a movable body |
| US7924799B2 (en) | 2004-03-26 | 2011-04-12 | Nec Corporation | Radio communication device |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0231522A (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 送信電力増幅装置の電力消費節減方式 |
| JPH0425222A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-29 | Nec Corp | 自動レベル制御方式 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4139045A patent/JPH05335975A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0231522A (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 送信電力増幅装置の電力消費節減方式 |
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| US7924799B2 (en) | 2004-03-26 | 2011-04-12 | Nec Corporation | Radio communication device |
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