JP2002158551A - 送信出力回路 - Google Patents

送信出力回路

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JP2002158551A
JP2002158551A JP2000351454A JP2000351454A JP2002158551A JP 2002158551 A JP2002158551 A JP 2002158551A JP 2000351454 A JP2000351454 A JP 2000351454A JP 2000351454 A JP2000351454 A JP 2000351454A JP 2002158551 A JP2002158551 A JP 2002158551A
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JP
Japan
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power
output power
transmission
transmission output
amplifier
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JP2000351454A
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English (en)
Inventor
Toshinobu Hamanaka
俊延 浜中
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Kenwood KK
Kenwood Engineering Corp
Original Assignee
Kenwood KK
Kenwood Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信出力電力が最大出力電力より低い場合に
送信用電力増幅器の消費電流を削減することができ、電
池の節約に大きく貢献する送信出力回路を提供するこ
と。 【解決手段】 2つのハイパワー増幅器33,34を並
列接続し、この2つのハイパワー増幅器33,34の電
源を、送信出力電力に応じて選択的にスイッチ40,4
1でオン、オフさせることにより送信出力電力制御と消
費電流の削減を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体電話機など
に使用され、送信出力電力制御が行われる送信出力回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、PDC方式の従来の移動体電話
機の送受信回路を示す。この回路を簡単に説明すれば、
制御部11から出力されたI,Q信号は変調器12に供
給されて第2局部発振器13からの信号を変調する。変
調器12から出力された被変調波は第1局部発振器14
からの信号とともに混合器15に供給されて周波数変換
されることにより所定周波数のRF信号となる。RF信
号は、バンドパスフィルタ16を介してAGC増幅器1
7に供給されてこのAGC増幅器17で増幅された後、
ハイパワー増幅器(HPA)18で電力増幅され、その
出力のRF信号はアイソレータ19およびアンテナスイ
ッチ20を介してアンテナ21に供給され、電波として
放射される。
【0003】一方、アンテナ21で受信された信号はア
ンテナスイッチ20およびバンドパスフィルタ22を介
して低雑音増幅器23に供給されて増幅された後、第1
局部発振器14からの信号とともに混合器24に供給さ
れて中間周波数に変換される。そして、中間周波数に変
換された受信信号は、第1バンドパスフィルタ25を介
してIFIC26(外付けの第2バンドパスフィルタ2
7を有する)に供給され、このIFIC26内で第2周
波数変換とリミッタ処理がされてIF(中間周波数)信
号とRSSI(電界強度)信号の2つの信号として出力
され、両信号は制御部11に供給される。
【0004】上記のようなPDC方式移動体電話機の送
受信回路では、送信出力電力制御が行われる。送信出力
電力制御は、基地局からの指示、またはIFIC26出
力のRSSI信号による自局RSSI値からの自律制御
で行われる。送信出力電力の増減の方法は、制御部11
から出力されるDAC出力の電圧を可変することによ
り、AGC(Auto Gain Control)増
幅器17の利得を変化させるか、またはI,Q信号の振
幅電圧を可変することにより、変調器12出力電力を変
化させて行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】移動体電話機の送信出
力電力は、RCR−STD27により最大出力は29d
Bmとし、その電力から4dBステップで6段階(2
9、25、21、17、13、9dBm)の制御を行う
よう規定されている。上記の送受信回路は、送信出力電
力を可変するためにAGC増幅器17の利得や変調器1
2の出力電力を制御してハイパワー増幅器18の入力電
力を可変する方式であり、ハイパワー増幅器18は狭帯
域変調に対応するため、より線形に近い増幅器が用いら
れている。そのため、従来の送受信回路は、送信出力電
力が29dBm(最大出力電力時)のときと、9dBm
(最小出力電力時)のときでハイパワー増幅器18(送
信用電力増幅器)の消費電流自体にそれほど差がなく、
送信出力電力が下がっても電池の節約への貢献度は低か
った。例えば電源電圧3.7V時の消費電流は、最大送
信出力電力時=約480mA、最小送信出力電力時=約
300mAである。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
送信出力電力が最大出力電力より低い場合に送信用電力
増幅器の消費電流を削減することができ、電池の節約に
大きく貢献する送信出力回路を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の送信出力回路
は、並列接続された複数の送信用電力増幅器と、この複
数の送信用電力増幅器の電源を、送信出力電力に応じて
選択的にオン、オフさせるスイッチ回路とを具備するこ
とを特徴とする。
【0008】上記送信出力回路には、変調器出力電力を
変化させて送信出力電力を制御する手段、AGC増幅器
の利得を制御して送信出力電力を制御する手段の少なく
とも一方を付加させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる送信出力回路の実施の形態を詳細に説明する。図1
は本発明の送信出力回路の実施の形態を示す回路図であ
る。この回路図において、31は送信RF信号が供給さ
れるAGC増幅器であり、その出力は分配器32の入力
に接続される。分配器32の第1出力には第1のハイパ
ワー増幅器33の入力が接続されており、第1のハイパ
ワー増幅器33の出力は合成器35の第1入力に接続さ
れる。分配器32の第2出力には第2のハイパワー増幅
器34の入力が接続されており、第2のハイパワー増幅
器34の出力は合成器35の第2入力に接続される。し
たがって、送信用電力増幅器としての第1と第2のハイ
パワー増幅器33,34は、分配器32と合成器35間
に並列接続される。合成器35の出力はアイソレータ3
6を介してアンテナスイッチ37に接続されており、ア
ンテナスイッチ37の第1、第2出力には第1アンテナ
38および第2アンテナ39が接続される。第1のハイ
パワー増幅器33の電源端子と電源(電池)間には第1
のスイッチ40が接続され、この第1のスイッチ40は
第1の制御信号C1によりオン、オフ制御される。第2
のハイパワー増幅器34の電源端子と電源(電池)間に
は第2のスイッチ41が接続され、この第2のスイッチ
41は第2の制御信号C2によりオン、オフ制御され
る。
【0010】上記のように構成された送信出力回路にお
いては、AGC増幅器31を介して入力されたRF信号
が分配器32で2分配され第1のハイパワー増幅器33
および第2のハイパワー増幅器34に入力され増幅され
る。そして、増幅されたそれぞれの信号は合成器35で
合成され、アイソレータ36、アンテナスイッチ37を
通りアンテナ38または39のいずれかの送信用メイン
アンテナから放射される。
【0011】通常の場合、第1のハイパワー増幅器33
および第2のハイパワー増幅器34が共に動作し規定送
信出力電力を得る。このときの第1のハイパワー増幅器
33と第2のハイパワー増幅器34のそれぞれの出力電
力は、一方のハイパワー増幅器が他方のハイパワー増幅
器より4dB高くなるように設定しておく。また、それ
ぞれのハイパワー増幅器の電力効率は、前記設定された
状態で従来方式のハイパワー増幅器と同等になるように
調整する。
【0012】一方、送信出力電力を最大出力電力未満の
所定出力電力とする場合は、例えば第1の制御信号C1
で第1のスイッチ40をオフし、第1のハイパワー増幅
器33に対する電源供給を断つ。このとき、残された第
2のハイパワー増幅器34は希望する送信出力電力を出
力するように設定されているため、第1のハイパワー増
幅器33の動作をオフすることで簡単に送信出力電力を
最大出力電力未満の所定出力電力とすることができる。
また同時に、第1のハイパワー増幅器33の電源供給を
オフすることによって、ハイパワー増幅器トータルの消
費電流を削減することができる。勿論、第1のハイパワ
ー増幅器33に代えて、第2のハイパワー増幅器34の
電源を第2のスイッチ41によりオフして送信出力電力
制御と消費電流の削減を行うこともできる。
【0013】以上のように、上記の送信出力回路によれ
ば、送信出力電力の切り替えを簡単に行うことができ
る。また、送信出力電力が最大出力電力未満の場合、低
出力電力に設定された片方のハイパワー増幅器のみが動
作するため、高い出力電力に設定されたハイパワー増幅
器に対しAGC増幅器等で入力電力を変化させる従来の
方式に比べ、ハイパワー増幅器の消費電流を、最大出力
電力(第1のハイパワー増幅器33と第2のハイパワー
増幅器34の出力電力の和)時に比べて1/2にするこ
とができる。よって、電池の節約への貢献が高く、移動
体電話機に使用して従来方式の移動体電話機より通話時
間を延長できる効果がある。
【0014】なお、PDC方式の移動体電話機の6段階
の送信出力電力制御に対応するには、上述の回路と、従
来の項で述べた変調器出力電力を変化させて送信出力電
力を制御する手段、AGC増幅器の利得を制御して送信
出力電力を制御する手段の少なくとも一方を組合せるこ
とにより対応することができる。
【0015】また、並列接続されるハイパワー増幅器の
数を6個とすれば、本発明の回路だけで6段階の送信出
力電力制御を実現できる。図2は本発明の他の実施の形
態として並列接続されるハイパワー増幅器がn個(51
1〜51n)あり、対応してハイパワー増幅器の電源を
オン、オフするスイッチがn個(521〜52n)あ
り、n段階に送信出力電力を制御できる場合を示す。
【0016】なお、本発明の送信出力回路は移動体電話
機に使用されるが、他の電子機器に使用することができ
ることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の送信
出力回路によれば、送信出力電力が最大出力電力より低
い場合に送信用電力増幅器の消費電流を削減することが
でき、電池の節約に大きく貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による送信出力回路の実施の形態を示す
回路図。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す回路図。
【図3】従来の移動体電話機の送受信回路を示す回路
図。
【符号の説明】
31 AGC増幅器 33,34,511〜51n ハイパワー増幅器 40,41,521〜52n スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J100 AA26 BA01 CA11 CA33 EA02 FA01 5K060 CC04 CC16 DD04 HH06 HH39 LL01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列接続された複数の送信用電力増幅器
    と、 この複数の送信用電力増幅器の電源を、送信出力電力に
    応じて選択的にオン、オフさせるスイッチ回路とを具備
    することを特徴とする送信出力回路。
  2. 【請求項2】 変調器出力電力を変化させて送信出力電
    力を制御する手段、AGC増幅器の利得を制御して送信
    出力電力を制御する手段の少なくとも一方が付加される
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信出力回路。
JP2000351454A 2000-11-17 2000-11-17 送信出力回路 Pending JP2002158551A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014027686A1 (en) * 2012-08-13 2014-02-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Power amplifier and transmitter

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014027686A1 (en) * 2012-08-13 2014-02-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Power amplifier and transmitter
JP2014039109A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Toshiba Corp 電力増幅器および送信器
US9124216B2 (en) 2012-08-13 2015-09-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Power amplifier and transmitter

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