JPH0538990A - 自動車電話装置 - Google Patents

自動車電話装置

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JPH0538990A
JPH0538990A JP3197686A JP19768691A JPH0538990A JP H0538990 A JPH0538990 A JP H0538990A JP 3197686 A JP3197686 A JP 3197686A JP 19768691 A JP19768691 A JP 19768691A JP H0538990 A JPH0538990 A JP H0538990A
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JP
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telephone
voltage
battery
telephone number
automobile
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JP3197686A
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English (en)
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Shiyuusuke Yamasaki
秀典 山▲さき▼
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のいわゆるバッテリー上がりを未然に
防止するための自動車電話装置を得る。 【構成】 自動車電話装置の例えばハンドセット1にマ
イクロコンピュータ1c、電話番号メモリ1e、例えば
置き台(クレードル)2に減電圧検知回路2bを内蔵す
る。減電圧検知回路2bは自動車バッテリー4と接続さ
れ、この電圧が一定電圧以下に低下したときマイクロコ
ンピュータ1cに減電圧検知情報を転送する。これを受
けたマイクロコンピュータ1cはあらかじめ電話番号メ
モリ1eに記憶させておいた電話番号情報を読みだし
て、その電話番号先へ発呼し、自動車バッテリー電圧の
低下を通知するためのメッセージをおくる。 【効果】 バッテリー上りによるエンジン起動不能を防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車に搭載され車外
との通話を行う自動車電話について自動車のバッテリー
の電圧低下を検知し、あらかじめ入力し記憶しておいた
電話番号の電話へメッセージを転送して通知する自動車
電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の自動車電話装置の構成を示
すブロック図である。図において、1は自動車電話ハン
ドセット(以下、ハンドセットと略称する。)、2は該
ハンドセット1に接続されたクレードル、3は該クレー
ドル2に接続された自動車電話無線機(以下、無線機と
略称する。)、4はクレードル2に接続される自動車バ
ッテリー、5は無線機3に接続されたアンテナ、6は自
動車のアクセサリキースイッチ(以下、ACCスイッチ
と略す。)である。
【0003】ハンドセット1はマイクロホンの駆動回路
を含むマイクロホン部1a、スピーカの駆動回路を含む
スピーカ部1b、マイクロコンピュータ1c、操作ボタ
ン1dを備えている。クレードル2は自動車バッテリー
4に接続された電源回路2aを備える。無線機3はクレ
ードル2を介してハンドセット1のマイクロホン部1a
と接続された送信部3a、同様にしてハンドセット1の
スピーカ部1bと接続された受信部3b、ハンドセット
1のマイクロコンピュータ1cと接続された制御部3c
を備える。アンテナ5は無線機3の送信部3a及び無線
機3の受信部3bと接続される。ACCスイッチ6は自
動車バッテリー4とクレードル2の電源回路2aを接続
するアクセサリキーライン(以下、ACCラインと称
す。)66に接続する。
【0004】無線機3の送信部3a、受信部3bは送話
音声ライン61、受話音声ライン62によりクレードル
2を介してハンドセット1のマイクロホン部1a、スピ
ーカ部1bと各々接続されており、制御部3cは上り/
下り制御ライン63を介してハンドセット1のマイクロ
コンピュータ1cと接続されている。特に上り/下り制
御ライン63は発信信号、ダイヤル信号等をハンドセッ
ト1から無線機3へ送り、着信信号、電波の電界強度信
号等を無線機3からハンドセット1へ送る。クレードル
2の電源回路2aと自動車バッテリー4とは電源ライン
65、ACCライン66を介して接続されている。ハン
ドセット1のマイクロコンピュータ1cと自動車バッテ
リー4は電源ライン64を介して接続されている。AC
Cスイッチ6がONの時、電源回路2aはACCライン
66を介して自動車バッテリー4からの電力を受けて電
源ライン64に給電し、ACCスイッチ6がOFFの
時、電源回路2aは電源ライン65を介して自動車バッ
テリー4からの電力を受けて電源ライン64に給電す
る。
【0005】次に動作について図7のフローチャートに
基づいて主としてマイクロコンピュータ1cの動作を中
心に説明する。自動車電話装置が自動車バッテリー4に
接続されたとき、マイクロコンピュータ1cは、電源ラ
イン64を介して給電されて起動し、システムの初期設
定を行う(ステップST7−1)。ACCスイッチ6が
ONかOFFかを検知し(ステップST7−2)、AC
Cスイッチ6がONのとき、以下の電話処理が開始され
る(ステップST7−5)。
【0006】ハンドセット1内の図示しない電話システ
ムON/OFFスイッチをON状態にすると、マイクロ
コンピュータ1cがハンドセット1内のマイクロホン部
1a、スピーカ部1bを動作状態にする。さらにマイク
ロコンピュータ1cは上り/下り制御ライン63を介し
て無線機3の制御部3cに無線機3を起動するための制
御信号を伝送する。これに応じて無線機3の制御部3c
は送信部3a、受信部3bを起動する。上記の一連の動
作により無線機3が動作状態(発信/着信可能状態)に
なる。ACCスイッチ6がOFFのときは電話処理を停
止し(ステップST7−3)、自動車電話装置の電源を
停止し(パワーオフ、ステップST7−4)、一連の処
理を終了する。
【0007】上記の電話処理状態において、ハンドセッ
ト1の操作ボタン1dを操作して発信モードにすると、
マイクロホン部1aに入力した音声信号をクレードル
2、無線機3を介してアンテナ5から発信することがで
きる。またハンドセット1の操作ボタン1dを操作して
着信モードにすると、アンテナ5で受信した音声信号を
無線機3、クレードル2を介してハンドセット1のスピ
ーカ部1bで着信することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】自動車バッテリー4の
電圧が、例えばランプ類の消し忘れ等により一定値以下
に低下してエンジンが起動しないという、いわゆるバッ
テリー上がりの問題が日常発生する。上記問題を未然に
防止するために自動車の利用者に通知するシステムが求
められる。従来の自動車電話は自動車バッテリー4の電
圧が一定値以下になったことを検知できず、特定の電話
番号を記憶し、自動車バッテリーの電圧低下が発生した
とき発呼する手段を持たなかったため上記問題点を防止
するために利用することができなかった。
【0009】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、自動車バッテリーの電圧がエンジ
ン起動に最低限必要な一定電圧付近まで低下する恐れが
ある時に、上記電圧よりも高い一定値以下に低下したと
き予め入力されて記憶した電話番号の電話へ自動的に発
呼し、自動車の利用者に上記自動車バッテリーの電圧低
下を通知することのできる自動車電話装置を得ることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる自動車
電話装置は、該装置において、自動車バッテリーの電圧
が一定値以下であることを検知する減電圧検知手段と、
電話番号の情報を記憶する記憶手段と、該電話番号の電
話に発呼する自動発呼手段を具備し、上記減電圧検知手
段からの検知信号を受けて上記電話番号の電話に発呼し
メッセージを送るようにしたものである。
【0011】また、減電圧検知手段を間欠的に動作させ
るようにしたものである。
【0012】
【作用】この発明における自動車電話装置は、電話が使
用中でなくACCスイッチがOFFのとき、例えば自動
車の利用者がアクセサリキーを抜いて自動車から離れた
時、自動車バッテリー電圧の低下を検知する減電圧検知
手段が自動発呼手段に自動車バッテリー電圧低下信号を
送出する。上記自動発呼手段は記憶手段にあらかじめ記
憶された電話番号、例えば上記自動車の利用者の電話番
号を読み出し、自動車電話の送信機能を使用して上記電
話番号の電話へ発呼する。この時相手の電話が応答した
ときは記憶装置(メモリ)から予め記憶設定されたメッ
セージ情報を読みだし、これを音声合成器で音声化して
上記相手先に送信する。このメッセージにより、相手例
えば上記自動車の利用者は自動車バッテリーの電圧低下
を知りバッテリー電圧低下の原因となった例えばランプ
類の消灯を行うとともに、自動車のエンジンの起動や自
動車バッテリーの充電を速やかに行うことにより、バッ
テリー電圧低下によるエンジンの起動不能という問題の
発生を未然に防止することができる。
【0013】また、減電圧検知手段の動作を間欠的に行
うために、該減電圧検知手段の動作による電力消費を低
減化し自動車バッテリーの電圧の低下防止を計る。
【0014】
【実施例】
実施例1;図1はこの発明の一実施例を示す自動車電話
装置のブロック図を示すものであり、図1において、従
来装置と同一又は相当部分には図6と同じ符号1,1a
〜1d,2,2a,3,3a〜3c,4〜6,61〜6
6を付し、その説明を省略する。1eは、電源ライン6
4を介して電源回路2aに接続されると共にマイクロコ
ンピュータ1cの入・出力ポートに接続され、あらかじ
め電話番号を記憶させておくためのメモリ、2bは電源
ライン65を介して自動車バッテリー4と接続され電圧
値が一定値以下になったことを検知する減電圧検知回路
で、その出力をマイクロコンピュータ1cに与えるよう
に構成されている。
【0015】前記のように構成された自動車電話装置に
おいては操作ボタン1dにより予め電話番号を一定の手
順により入力し、これをマイクロコンピュータ1cが受
信し、電話番号メモリ1eにその電話番号の情報を記録
する。
【0016】以下実施例1の自動車電話装置の動作をマ
イクロコンピュータ1cの動作を中心に図2のフローチ
ャートに基づいて説明する。まず、自動車電話装置が自
動車バッテリー4に接続されたとき、マイクロコンピュ
ータ1cはシステムの初期設定を行ったのち(ステップ
ST2−1)、自動車のACCスイッチ6がONかOF
Fかを検知する(ステップST2−2)。
【0017】ONの時は待ち受け状態或は発信可能状態
とするような一連の電話処理を開始する(ステップST
2−12)。ACCスイッチ6がOFFの時は電話を利
用者が使用中であるか或は待ち受け状態にあるか否かを
検知する(ステップST2−3)。
【0018】電話を使用中の時は電話処理を開始し(ス
テップST2−12)、電話が使用中でもなく待ち受け
状態でもないとき、すなわち電話が機能停止している
時、減電圧検知回路2bにより自動車バッテリー4の電
圧が例えば9V以上であるか否かを検知し(ステップS
T2−4)、9V以上であれば電話処理を開始し(ステ
ップST2−12)、9V以下の時は電話番号メモリ1
eに電話番号情報が記憶されているか否かを判定する
(ステップST2−5)。電話番号メモリ1eに電話番
号情報がある時は上記電話番号情報を読みだし(ステッ
プST2−6)、上記電話番号の電話先へ発呼する(ス
テップST2−7)。電話番号メモリ1eに電話番号情
報が記憶されていないときは、電話処理を停止する(ス
テップST2−10)。
【0019】ステップST2−7において上記電話番号
先へ発呼したとき、着信応答があるか否かを判定し(ス
テップST2−8)、応答のある時はあらかじめ電話番
号メモリ1e或は図示しない他のメモリにあらかじめ記
憶させておいたメッセージ情報のディジタル信号を読み
出して図示しない音声合成装置により音声メッセージに
変換し、無線機3を経由してアンテナ5から上記電話番
号先へ発信させる(ステップST2−9)。
【0020】ステップST2−8において着信応答がな
い時は発呼動作を例えば3回繰り返したか否かをチェッ
クし(ステップST2−13)、3回に達しない時は一
定時間の間隔をおいて発呼を繰り返す(ステップST2
−7)。ステップST2−8において発呼を3回繰り返
しても着信応答の無い場合は電話処理を停止する(ステ
ップST2−10)。電話処理を停止した後自動車電話
装置の電源を停止し(パワーオフ、ステップST2−1
1)、一連の処理を終了する。
【0021】上記実施例における減電圧検知回路2bを
図3に基づいて説明する。図3は減電圧検知回路及びそ
の周辺回路の回路図である。減電圧検知回路2bの内部
は、定電圧ダイオード2b−2(ツェナーダイオード;
ツェナー電圧9V)と、コンパレータ2b−1、バッテ
リー電源(例えば3.6V)に接続された抵抗2b−
3,2b−4からなるコンパレータ回路である。このコ
ンパレータ回路は定電圧ダイオード2b−2による定電
圧を基準電圧として非反転入力とし、自動車バッテリー
4の電圧を反転入力として比較する。
【0022】自動車バッテリー4の電圧が9V以下にな
ったときコンパレータ2b−1の出力電圧が3.6Vよ
り十分小さい電圧値となり、上記バッテリー電圧が9V
以上の時はコンパレータ2b−1の出力は3.6Vとな
る。このコンパレータ出力電圧をマイクロコンピュータ
1cで検知して、3.6V以下の時は電話番号メモリ1
eに電話番号情報があることを確認した後、図示しない
音声合成装置により音声メッセージに変換して無線機3
の制御部3cを介して送信部3aより送信する。
【0023】上記実施例1では電源回路2a、減電圧検
知回路2bをクレードル2に内蔵しているがこれらをハ
ンドセット1に内蔵してもよい。またマイクロコンピュ
ータ1c、電話番号メモリ1eについても上記実施例で
はハンドセット1内に内蔵しているがクレードル2に内
蔵してもよい。また、この実施例では、電話番号情報の
転送に制御部3cを介したが、これとは別に送信部3a
にマイクロコンピュータ1c又は電話番号メモリ1eを
接続して電話番号情報を送信部3aに直接転送するよう
にしてもよい。
【0024】実施例2;上記実施例1ではハンドセット
1とクレードル2は通信用及び電源用コードで接続され
ているが、本実施例ではハンドセット1とクレードル2
の間のコードを廃止しハンドセット1とクレードル2間
を無線化してそれぞれに一対ずつ内蔵した送信部、受信
部で通信するいわゆるコードレス電話とする。
【0025】図4はこの発明の他の一実施例の自動車電
話装置の回路のブロック図を示す。コードレス化される
ためハンドセット1内部にマイクロホン部1aとマイク
ロコンピュータ1cの間に送信部1f、マイクロコンピ
ュータ1cとスピーカ部1bの間に受信部1g、マイク
ロコンピュータ1c及び電話番号メモリ1eに接続され
たバッテリー1h、クレードル2内部に受信部3bとマ
イクロコンピュータ2cの間に送信部2e、マイクロコ
ンピュータ2cと送信部3aの間に受信部2f、マイク
ロコンピュータ2c、バッテリー1hに離接される充電
回路2dを内蔵する。また、マイクロコンピュータ2c
は電源回路2a、減電圧検知回路2b及び制御部3cに
接続されている。ハンドセット1をクレードル2上の所
定の位置に置いたときハンドセット1のバッテリー1h
が充電される。この自動車電話の動作に関してはハンド
セット1及びクレードル2の送信部1f,2e、受信部
1g,2fが各々マイクロコンピュータ1c,2cで制
御されて送信部1fと受信部2f間、送信部2eと受信
部1g間で無線通信をしていることの他には実施例1に
示した自動車電話装置の動作と変わるところがない。な
お、この無線通信により2つのマイクロコンピュータ1
c,2cは1つのコンピュータのように動作できる。
【0026】上記実施例2では減電圧検知回路2bの減
電圧信号を受けて電話番号情報の読み取りとメッセージ
の送出をハンドセット1に内蔵のマイクロコンピュータ
1cにて行うがこれら一連の動作をクレードル2に内蔵
のマイクロコンピュータ2cにて行ってもよい。また、
減電圧検知回路2b、電話番号メモリ1eはハンドセッ
ト、クレードルのいずれに内蔵してもよく、マイクロコ
ンピュータ1c,2cのいずれかに接続されればよい。
【0027】実施例3;この実施例の自動車電話装置で
は、ハンドセット1内のマイクロコンピュータ1cまた
はクレードル2内のマイクロコンピュータ2cに減電圧
検知回路2aが間欠的に動作するようなプログラムを内
蔵しているため自動車バッテリー4の減電圧検知回路2
bを動作させることによる自動車バッテリー4の電圧低
下の進行を緩和する。この実施形態は実施例1、実施例
2の自動車電話装置のハード構成のいずれにも適用され
る。
【0028】実施例3の自動車電話装置の動作について
図5のフローチャートに基づいて主としてマイクロコン
ピュータ1cの動作を中心に説明する。自動車電話装置
が自動車バッテリー4に接続された時、マイクロコンピ
ュータ1c(又は2c)は電源ライン64を介して給電
されて起動しシステムの初期設定を行う(ステップST
5−1)。次にACCスイッチ6がONかOFFかを検
知し(ステップST5−2)、ACCスイッチ6がON
の時前述のような電話処理を開始する(ステップST5
−13)。ACCスイッチ6がOFFの時は、電話が使
用中か否かを検知し(ステップST5−3)、使用中の
時は電話処理を開始する(ステップST5−13)。
【0029】電話機が使用中でない時は、減電圧検知回
路2bをマイクロコンピュータ内蔵のタイマ等により間
欠的に動作させ、減電圧検知回路2bが動作中であるか
否かを判定し(ステップST5−4)、減電圧検知回路
2bが動作中のとき自動車バッテリー4が例えば9V以
上か否かを検知し(ステップST5−5)、9V以上の
時は(ステップST5−13)電話処理を開始する。
【0030】減電圧検知回路2bが動作中でないときは
タイマ動作により減電圧検知回路2bが動作状態となる
まで待機する。自動車バッテリー4の電圧が例えば9V
以下になった時については実施例1の動作を図2で説明
した動作と全く同一であり、説明を省略する。なお、図
2のST2−5〜ST2−11,ST2−13が図5の
ST5−6〜ST5−12,ST5−14に対応し、全
く同じステップである。
【0031】なお、自動車バッテリーの電圧低下は例え
ば自動車のランプ類を消灯せずに自動車から長時間離れ
たときなどに発生するいわゆるバッテリー上がりの現象
である。これは日常頻繁に発生し、この対策は自動車の
各種アラーム機能で利用者に注意を促して防止が図られ
てきたが、この発明は利用者がすでにアクセサリキーを
抜いて自動車を離れた後も、自動車バッテリーの電圧低
下を検知し、利用者に知らせる点で従来の各種アラーム
機能よりもすぐれている。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によればアクセ
サリキーを抜いて自動車の利用者が自動車を離れた時で
も、例えば利用者の自宅や事務所の電話番号を予め自動
車電話装置に記憶させておけば例えば自動車のランプ類
の消灯忘れ等により、自動車のバッテリーの電圧が低下
しても、エンジン起動不能な電圧に低下する前に自動車
電話が自動的に電源電圧の低下を検知し上記利用者に発
呼するので、次にエンジンを起動しようとするときに起
動しないといった問題の発生を未然に防止することがで
きる。
【0033】また、減電圧検知手段を間欠的に動作させ
るように構成したので、上記と同様の効果を得るととも
に、減電圧検知手段の動作に伴う電力消費を低減化し自
動車バッテリーの電圧の低下を緩和するという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による自動車電話装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1実施例による自動車電話装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図3】この発明の第1実施例による自動車バッテリー
の減電圧検知回路を説明する回路図である。
【図4】この発明の第2実施例による自動車電話装置の
構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の第3実施例による自動車電話装置の
動作を説明するフローチャートである。
【図6】従来の自動車電話装置の構成を示すブロック図
である。
【図7】従来の自動車電話装置の動作を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ハンドセット 1c マイクロコンピュータ(自動発呼手段) 1e 電話番号メモリ(記憶手段) 2 クレードル 2b 減電圧検知回路(減電圧検知手段) 2c マイクロコンピュータ(自動発呼手段) 3 無線機 4 自動車バッテリー 5 アンテナ 6 ACCスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車バッテリーを電源とする自動車電
    話装置において、上記自動車バッテリーの電圧の低下を
    検知する減電圧検知手段、電話番号の情報を予め記憶す
    る記憶手段、及び該電話番号へ電話をかける自動発呼手
    段を備え、アクセサリキースイッチがOFFであり、か
    つ電話を使用していないときに、上記減電圧検知手段に
    より上記自動車バッテリーの電圧が一定電圧以下になっ
    たことを検知すると、予め登録した上記電話番号の電話
    に発呼し、メッセージを転送するようにしたことを特徴
    とする自動車電話装置。
  2. 【請求項2】 上記減電圧検知手段を一定時間間隔毎に
    周期的に作動させたことを特徴とする請求項1記載の自
    動車電話装置。
JP3197686A 1991-08-07 1991-08-07 自動車電話装置 Pending JPH0538990A (ja)

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