JPH0538976A - 自動車用前照灯装置 - Google Patents

自動車用前照灯装置

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JPH0538976A
JPH0538976A JP19225791A JP19225791A JPH0538976A JP H0538976 A JPH0538976 A JP H0538976A JP 19225791 A JP19225791 A JP 19225791A JP 19225791 A JP19225791 A JP 19225791A JP H0538976 A JPH0538976 A JP H0538976A
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JP
Japan
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light
vehicle speed
light receiving
low beam
high beam
Prior art date
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Pending
Application number
JP19225791A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Takaya
学 貴家
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車体前面部から前方へ投光されるハイビームと
ロービームとを自動または手動で切り換える。 【構成】ランプ6と、複数本の光ファイバ12を結束
し、これら光ファイバ12の各投光面12a1 〜12a
n を、車体2の前面部2a左右両側部に、その前面部2
aから前方への投光が遠方へ投光するハイビームと近傍
へ投光するロービームとの間で連続的に移行するように
それぞれ配設する一方、これら光ファイバ12の各受光
面12b1 〜12bn を前記ランプ6に受光範囲調節自
在に対向配置する光ファイバ束9と、車速を検出する車
速検出装置16と、この車速検出装置16により検出さ
れた車速に応じて前記光ファイバ束9の受光範囲を、前
記ロービームとハイビームとの間で連続的かつ可逆的に
切り換えるように制御する制御手段15とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光源からの光を光ファイ
バにより車体前面部に導光して前方へ投光する自動車用
前照灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用前照灯装置は車体の前面
部に例えば左右一対のヘッドライトを設け、この各ヘッ
ドライトにはハイビーム用のランプとロービーム用のラ
ンプとを組み合せて一体化し、あるいは1つのヘッドラ
イト内にハイビーム用のフィラメントとロービーム用の
フィラメントを並設している。
【0003】そして、例えばヘッドライトからハイビー
ムを投光させる場合には、ハイビームランプのみを点灯
し、あるいはハイビーム用のフィラメントのみを通電す
る一方、ロービームを投光する場合にはロービーム用ラ
ンプのみを点灯させ、あるいはロービーム用のフィラメ
ントのみを通電させてロービームを投光している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動車用前照灯装置ではハイビーム用とロー
ビーム用のランプをそれぞれ設け、またはハイビーム用
とロービーム用のフィラメントをそれぞれ設けるので、
コストアップを招く上に、ハイビームとロービームの2
ビームの切換しかできず、その中間ビームを投光するこ
とができない。
【0005】そこで本発明はこのような事情を考慮して
なされたもので、その目的はハイビームとロービーム間
を連続的かつ可逆的に切り換えることができる安価な自
動車用前照灯装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために次のように構成される。
【0007】本願の請求項1に記載の発明(以下、第1
発明という)は、光源と、複数本の導光部材を結束し、
これら導光部材の各投光面を、車体の前面部左右両側部
に、その前面部から前方への投光が遠方へ投光するハイ
ビームと近傍へ投光するロービームとの間で連続的に移
行するようにそれぞれ配設する一方、これら導光部材の
各受光面を前記光源に受光範囲調節自在に対向配置する
導光部と、車速を検出する車速検出手段と、この車速検
出手段により検出された車速に応じて前記導光部の受光
範囲を、前記ロービームとハイビームとの間で連続的か
つ可逆的に切り換えるように制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0008】また本願の請求項2に記載の発明(以下、
第2発明という)は、光源と、複数本の導光部材を結束
し、これら導光部材の各投光面を、車体の前面部左右両
側部に、その前面部から前方への投光を遠方へ投光する
ハイビームと近傍へ投光するロービームとの間で連続的
に移行するようにそれぞれ配設する一方、これら導光部
材の各受光面を前記光源に受光範囲調節自在に対向配置
する導光部と、前記ロービームとハイビームとを切り換
える操作を手動により行なうことにより、このロービー
ムとハイビームとを可逆的に切り換えるように前記投光
部の受光範囲を制御する切換手段とを有することを特徴
とする。
【0009】さらに本願の請求項3に記載の発明(以
下、第3発明という)は、前記光源は、金属蒸気放電灯
であることを特徴とする。
【0010】〈第1の発明〉車速が例えば低速から高速
に次第に上昇すると、この車速が車速検出手段により検
出され、その速度に応じて導光部の受光範囲が制御手段
によりロービームからハイビームへ切り換えるように移
動される。
【0011】このために、導光部の投光面からの投光が
例えばロービームからハイビームへ連続的に移行する。
【0012】一方、車速が低下すると、その低下に応じ
て、導光部の受光範囲が制御手段により、ハイビームか
らロービームへ連続的に切り換えるように制御される。
【0013】このために、導光部の投光面からの投光が
例えばハイビームからロービームへ連続的に移行する。
【0014】したがって本発明によれば、車速に応じて
ハイビームとロービームとを可逆的に切り換えることが
できるので、ハイビーム用とロービーム用のランプやフ
ィラメントをそれぞれ個別に設ける必要がなく、コスト
低減を図ることができる。
【0015】また、ハイビームとロービームの可逆的切
換が連続的であるので、ハイビームとロービームとの中
間のビームを連続的に投光することができ、従来にはな
い新しいデザインを種々展開することができる。
【0016】〈第2の発明〉ハイビームとロービームと
を切り換えるように、切換手段が手動により切換操作さ
れると、この切換手段により導光部の受光範囲がハイビ
ームとロービームとを切り換えるように連続的に制御さ
れる。
【0017】したがって、本発明によれば、手動によっ
てもハイビームとロービームとを適宜切り換えることが
できるので、対向車両等とすれ違う際にはハイビームか
らロービームへ切り換えることができ、走行安全性を高
めることができる。
【0018】〈第3の発明〉光源が高輝度の金属蒸気放
電灯であるので、車体前面部からの投光の明るさを高め
ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本願の第1、第2の発明の実施例を説
明する。
【0020】図2は本発明が適用される自動車の側面図
であり、図において、自動車1はその車体2の前面部2
aの左右側部に、ヘッドライト装置(前照灯装置)3の
左右一対の投光部3a,3bをそれぞれ配設している。
【0021】ヘッドライト装置3は自動車1の車速に応
じて、一対の投光部3a,3bからの投光を、ハイビー
ムとロービームとの間で連続的かつ可逆的に移行させる
ものであり、図1に示すランプボックス4を車体2の後
部のトランク内部等に内蔵している。
【0022】ランプボックス4はその内部に反射鏡5付
きの高出力メタルハライドランプ等の高輝度のランプ6
と、このランプ6からの光7を集光する集光レンズ8
と、左右一対の光ファイバ束9の受光端部とをそれぞれ
内蔵している。
【0023】ランプ6はバッテリ10から受電する点灯
回路11に電気的に接続され、バッテリ10や点灯回路
11は車体2の後部のトランク内等に搭載している。
【0024】左右一対の光ファイバ束9は図1中、左右
対称に表われるので、一方の光ファイバ束9のみを図示
し、他方の光ファイバ束の図示を省略している。
【0025】左右一対の光ファイバ束9は導光部材であ
る光ファイバ12の複数本を、水平方向に複数列、上下
方向に複数段並設して、その軸方向両端の投光面9aと
受光面9bの外形が例えば長円形を成すように束状に結
束し、これら光ファイバ12の各投光面12a1 ,12
2 ,…12an を車体2の前面部2aの左右両投光部
3a,3bにそれぞれ配設している。
【0026】投光面9aはその上部にある各投光面12
1 …を、遠方まで照明するハイビームを投光する角度
に設定する一方、その下部にある投光面12an に行く
に従って近傍を照明するロービームを投光する角度に設
定している。
【0027】一方、光ファイバ束9はその各光ファイバ
12の複数の各受光面12b1 〜12bn を、その各投
光面12a1 〜12an の並設順に1:1に対応して並
設している。
【0028】したがって、左右一対の受光面9bはその
上部でランプ6からの光7を受光すると、投光面9aか
らハイビームを投光する一方、この受光面9bの受光部
が下部に行くに従って中間ビームから次第にロービーム
を投光面9aから投光するようになっている。
【0029】左右一対の光ファイバ束9はその受光面9
bを有する受光端部をクランク機構13を介してモータ
14に連結し、モータ14の回動角に従って各光ファイ
バ12の受光端部を図中上下方向へ揺動させて、ランプ
6からの光7を受光する受光箇所を、例えば図中上端か
ら下端へ順次かつ可逆的に移行させるようになってい
る。
【0030】モータ14はその回動角を制御する制御装
置15を介して車速を検出する車速検出装置16に電気
的に接続されている。
【0031】制御装置15は車速検出装置16により検
出された車速に応じてモータ14の回動角を制御するこ
とにより、左右一対の光ファイバ束9の両受光面9b
を、クランク機構13を介して上下方向に同時に揺動さ
せ、ランプ6からの光7を受光する受光面9bの受光箇
所を、上下方向に順次可逆的に移行させるようになって
いる。
【0032】つまり、制御装置15は例えば車速が低速
から高速に上昇したときに、一対の受光面9bの上部の
みがランプ6からの光7により受光するように受光面9
bを例えば下方に移動させる一方、車速の低下に応じて
受光面9bを上方へ移動させるように制御するようにな
っている。
【0033】次に本実施例の作用を説明する。
【0034】自動車1の車速が低速から高速に上昇する
と、その車速が車速検出装置16により検出され、その
車速検出信号が制御装置15に与えられる。
【0035】制御装置15はその車速に応じてモータ1
4の回動角を制御し、光ファイバ束9の受光面9bがラ
ンプ6からの光7を上部で受光するようにその受光端部
を図1中下方へ移動させる。
【0036】左右一対の受光面9bの上部で受光された
光は各光ファイバ束9により投光面9bに導光され、そ
の上部のみからハイビームが車体2の前方へ投光され
る。
【0037】一方、車速が高速から低速に低下すると、
その車速が車速検出装置16により検出されて、その車
速検出信号が制御装置15に与えられる。
【0038】制御装置15はその車速に応じてモータ1
4の回動角を制御し、左右一対の光ファイバ束9の受光
面9bが、ランプ6からの光7をその下部のみで受ける
ように受光端部を上方へ移動させる。
【0039】左右一対の受光面9bの下部のみに受光さ
れた光は、光ファイバ束9により投光面9aに導光さ
れ、その下部からロービームが投光される。
【0040】したがって本発明によれば、車速に応じて
ハイビームとロービームとを連続的かつ可逆的に切り換
えることができ、走行安全性の向上を図ることができ
る。
【0041】また、ハイビームとロービームとを連続的
に移行することができるので、ハイビームとロービーム
の中間のビームを連続的に投光することができ、デザイ
ン上の種々の展開が可能となる。
【0042】図3は本願第2の発明の一実施例の要部構
成図であり、本実施例は前記実施例の制御装置15およ
び車速検出装置16をビーム切換装置20に置換した点
に特徴があり、これ以外は前記実施例とほぼ同様である
ので、図3中、図1と共通する部分には同一符号を付し
て、その重複した説明を簡単化ないし省略している。
【0043】ビーム切換装置20は、手動によるビーム
切換操作により、モータ14の回動角を制御して、左右
一対の光ファイバ束9,9の受光面9bを例えば図中上
下方向に移動させ、各投光面9aからハイビームまたは
ロービームを投光するようになっている。
【0044】したがって本発明によれば、対向車とすれ
違う際にはビーム切換装置の手動操作によりハイビーム
からロービームへ連続的に移行させることができ、走行
上の安全性を高めることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本願第1の発明は、
車速に応じてハイビームとロービームとを連続的かつ可
逆的に切り換えることができるので、運転中ハイビーム
とロービームの切換操作を手動で行なうことなく、ハイ
ビームとロービームとを切り換えることができるので、
走行安全性を高めることができる。
【0046】また、本願第2の発明は、切換手段の手動
によるビーム切換操作により、ハイビームとロービーム
とを連続的かつ可逆的に切り換えることができるので、
対向車とのすれ違い時等においてハイビームからロービ
ームへ切り換えることができ、走行上の安全性を高める
ことができる。
【0047】さらに、光源が高輝度の金属蒸気放電灯で
あるので、車体前面部からの投光の明るさを高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1の発明に係る自動車用前照灯装置の一
実施例の要部構成図。
【図2】図1で示す実施例が適用される自動車の側面
図。
【図3】本願第2の発明の一実施例の要部構成図。
【符号の説明】
1 自動車 2a 前面部 3 ヘッドライト装置(前照灯装置) 3a,3b 投光部 6 ランプ 7 光 9 光ファイバ束 9a 投光面 9b 受光面 12 光ファイバ 12a1 〜12an 各投光面 12b1 〜12bn 各受光面 15 制御装置 16 車速検出装置 20 ビーム切換装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、複数本の導光部材を結束し、こ
    れら導光部材の各投光面を、車体の前面部左右両側部
    に、その前面部から前方への投光が遠方へ投光するハイ
    ビームと近傍へ投光するロービームとの間で連続的に移
    行するようにそれぞれ配設する一方、これら導光部材の
    各受光面を前記光源に受光範囲調節自在に対向配置する
    導光部と、車速を検出する車速検出手段と、この車速検
    出手段により検出された車速に応じて前記導光部の受光
    範囲を、前記ロービームとハイビームとの間で連続的か
    つ可逆的に切り換えるように制御する制御手段とを有す
    ることを特徴とする自動車用前照灯装置。
  2. 【請求項2】 光源と、複数本の導光部材を結束し、こ
    れら導光部材の各投光面を、車体の前面部左右両側部
    に、その前面部から前方への投光を遠方へ投光するハイ
    ビームと近傍へ投光するロービームとの間で連続的に移
    行するようにそれぞれ配設する一方、これら導光部材の
    各受光面を前記光源に受光範囲調節自在に対向配置する
    導光部と、前記ロービームとハイビームとを切り換える
    操作を行なうことにより、このロービームとハイビーム
    とを可逆的に切り換えるように前記投光部の受光範囲を
    制御する切換手段とを有することを特徴とする自動車用
    前照灯装置。
  3. 【請求項3】 前記光源は、金属蒸気放電灯であること
    を特徴とする請求項1または2記載の自動車用前照灯装
    置。
JP19225791A 1991-07-31 1991-07-31 自動車用前照灯装置 Pending JPH0538976A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2713166A1 (fr) * 1993-12-03 1995-06-09 Bosch Gmbh Robert Instrallation d'éclairage de véhicule automobile dont l'unité de distribution de la lumière produit un éclairage accentué dans la direction de circulation.
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