JPH053888A - 使いすておむつ - Google Patents
使いすておむつInfo
- Publication number
- JPH053888A JPH053888A JP3040732A JP4073291A JPH053888A JP H053888 A JPH053888 A JP H053888A JP 3040732 A JP3040732 A JP 3040732A JP 4073291 A JP4073291 A JP 4073291A JP H053888 A JPH053888 A JP H053888A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaper
- throw
- back sheet
- density polyethylene
- ultra
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用時又は交換時にカサカサ音のしない、か
つ、手触り感の良い使いすておむつを提供することを目
的とする。 【構成】 表面シートと裏面シートの間に吸収体を有
し、且つ吸収体の両側縁部に伸縮弾性体を、腰廻り部に
締結部を有する使いすておむつにおいて、裏面シートと
して超低密度ポリエチレンを５〜５０％含有するポリエ
チレンを用いたものである。
つ、手触り感の良い使いすておむつを提供することを目
的とする。 【構成】 表面シートと裏面シートの間に吸収体を有
し、且つ吸収体の両側縁部に伸縮弾性体を、腰廻り部に
締結部を有する使いすておむつにおいて、裏面シートと
して超低密度ポリエチレンを５〜５０％含有するポリエ
チレンを用いたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は使いすておむつに関す
る。更に詳しくは手触り感の良好な、又、使用時にカサ
カサ音のしない使いすておむつに関する。
る。更に詳しくは手触り感の良好な、又、使用時にカサ
カサ音のしない使いすておむつに関する。
【０００２】
【従来の技術】使いすておむつは液透過性の表面シート
と、液不透過性の裏面シートとの間に吸収体を有し、股
下部領域に伸縮性弾性体を有し、腰廻り部両端部に締結
部を有している。裏面シートは防水性が必要であり、且
つ安価である必要からポリエチレン等のプラスチックフ
ィルムが使用されている。したがってその手触り感は、
通常の衣服または、従来の布おむつの場合に使用するお
むつカバーと比較して劣っている。
と、液不透過性の裏面シートとの間に吸収体を有し、股
下部領域に伸縮性弾性体を有し、腰廻り部両端部に締結
部を有している。裏面シートは防水性が必要であり、且
つ安価である必要からポリエチレン等のプラスチックフ
ィルムが使用されている。したがってその手触り感は、
通常の衣服または、従来の布おむつの場合に使用するお
むつカバーと比較して劣っている。
【０００３】更に、おむつの装着時、又はおむつの取替
え時等、裏面シートによるかさかさ音がし、使用者の不
満の原因となっている。
え時等、裏面シートによるかさかさ音がし、使用者の不
満の原因となっている。
【０００４】これら、問題点の改善のため、フィルムへ
のエンボス処理、顔料を高率配合し延伸処理を施したフ
ィルム等が使用されているが、いずれも材料コストが上
昇し問題である。
のエンボス処理、顔料を高率配合し延伸処理を施したフ
ィルム等が使用されているが、いずれも材料コストが上
昇し問題である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は使いすて紙お
むつの裏面シートの手触り感が悪く、又使用時、及び取
替え時にカサカサ音がする欠点を防止した使いすておむ
つを提供するものである。
むつの裏面シートの手触り感が悪く、又使用時、及び取
替え時にカサカサ音がする欠点を防止した使いすておむ
つを提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成
するに至った。すなわち液透過性の表面シートと液不透
過性の裏面シートとその間に吸収体を有し、且つ吸収体
の両側縁部の股下部領域に伸縮性弾性体を有し、腰廻り
部の両端部に締結部を有する使いすておむつにおいて、
裏面シートが、超低密度ポリエチレンを５〜５０％を含
有するポリエチレンフィルムを使用することにより、上
記問題点を解決できることを見出した。以下に本発明を
詳細に説明する。
点を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成
するに至った。すなわち液透過性の表面シートと液不透
過性の裏面シートとその間に吸収体を有し、且つ吸収体
の両側縁部の股下部領域に伸縮性弾性体を有し、腰廻り
部の両端部に締結部を有する使いすておむつにおいて、
裏面シートが、超低密度ポリエチレンを５〜５０％を含
有するポリエチレンフィルムを使用することにより、上
記問題点を解決できることを見出した。以下に本発明を
詳細に説明する。
【０００７】本発明で使用される裏面シート以外の各素
材はいずれも通常使用されるものが用いられ、表面シー
トとしては、ポリプロピレン、ポリエステル等の繊維か
らなるカード法、スパンボンド法等で得られる不織布
を、吸収体としては、吸水紙、フラッフパルプ、高吸収
性ポリマー等を単独、又は混合したものを、伸縮性弾性
体としては、天然ゴム製糸ゴム、合成ゴム製糸ゴム、弾
性ポリウレタンゴム、弾性ポリウレタンフィルム、ポリ
ウレタンフォーム等を使用することができる。
材はいずれも通常使用されるものが用いられ、表面シー
トとしては、ポリプロピレン、ポリエステル等の繊維か
らなるカード法、スパンボンド法等で得られる不織布
を、吸収体としては、吸水紙、フラッフパルプ、高吸収
性ポリマー等を単独、又は混合したものを、伸縮性弾性
体としては、天然ゴム製糸ゴム、合成ゴム製糸ゴム、弾
性ポリウレタンゴム、弾性ポリウレタンフィルム、ポリ
ウレタンフォーム等を使用することができる。
【０００８】裏面シートとしては超低密度ポリエチレン
を裏面シートの全成分に対し５〜５０％の割合で配合し
たものを用いるが、その他の成分としては通常裏面シー
トに配合される低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン等と混合して使用され
る。超低密度ポリエチレンの配合割合が５％以下では配
合した効果が薄れ、５０％以上では強度が低下して好ま
しくない。１０〜２５％の割合で配合するのが好まし
い。
を裏面シートの全成分に対し５〜５０％の割合で配合し
たものを用いるが、その他の成分としては通常裏面シー
トに配合される低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン等と混合して使用され
る。超低密度ポリエチレンの配合割合が５％以下では配
合した効果が薄れ、５０％以上では強度が低下して好ま
しくない。１０〜２５％の割合で配合するのが好まし
い。
【０００９】ここで言う超低密度ポリエチレンとは密度
（ＪＩＳＫ６７６０）約０．９０〜０．９１ｇ／ｃｍ3
のものであり、一般的に次の特徴を有している。すなわ
ち、上記超低密度ポリエチレンを配合することによりフ
ィルムは柔軟性と優れた強度を兼ね備え、軟質ポリマー
の中では耐熱性が高く、各種フィラーの受容性が良好
で、且つ軽量で強靱である等の性能を有する。
（ＪＩＳＫ６７６０）約０．９０〜０．９１ｇ／ｃｍ3
のものであり、一般的に次の特徴を有している。すなわ
ち、上記超低密度ポリエチレンを配合することによりフ
ィルムは柔軟性と優れた強度を兼ね備え、軟質ポリマー
の中では耐熱性が高く、各種フィラーの受容性が良好
で、且つ軽量で強靱である等の性能を有する。
【００１０】つぎに、本発明の実施例を記載する。表面
シートとしてポリプロピレン不織布を、吸収体として吸
水紙、フラッフパルプ及び粒状の高吸収性ポリマーを、
伸縮弾性体として合成ゴム製糸ゴムを、裏面シートとし
て次の配合割合のポリエチレン製フィルムを用いて常法
により図１及び図２に示す使いすておむつを製造した。 配合割合（重量部） 低密度ポリエチレン（0.92ｇ／cm3 ） ７０ 超低密度ポリエチレン（0.906 ｇ／cm3 ） ２０ ピグメント（ TiO2 ) １０ 得られたおむつは、かさかさした音がすることなく、感
触はなめらかであった。なお、図１及び図２において、
符号１は表面シート、２は裏面シート、３は吸収体、４
は伸縮性弾性体、５はファスニングテープを示す。
シートとしてポリプロピレン不織布を、吸収体として吸
水紙、フラッフパルプ及び粒状の高吸収性ポリマーを、
伸縮弾性体として合成ゴム製糸ゴムを、裏面シートとし
て次の配合割合のポリエチレン製フィルムを用いて常法
により図１及び図２に示す使いすておむつを製造した。 配合割合（重量部） 低密度ポリエチレン（0.92ｇ／cm3 ） ７０ 超低密度ポリエチレン（0.906 ｇ／cm3 ） ２０ ピグメント（ TiO2 ) １０ 得られたおむつは、かさかさした音がすることなく、感
触はなめらかであった。なお、図１及び図２において、
符号１は表面シート、２は裏面シート、３は吸収体、４
は伸縮性弾性体、５はファスニングテープを示す。
【００１１】
【発明の効果】超低密度ポリエチレン５〜５０％配合の
フィルムを使いすておむつの裏面シートに使用すること
により、手触り感の良い、使用時又は交換時にカサカサ
音のしない使いすておむつが、比較的安価に製造でき
る。
フィルムを使いすておむつの裏面シートに使用すること
により、手触り感の良い、使用時又は交換時にカサカサ
音のしない使いすておむつが、比較的安価に製造でき
る。
【図１】使いすておむつの正面図を示す。
【図２】図１のＸ−Ｘ’線における断面図を示す。
１ 表面シート ２ 裏面シート ３ 吸収体 ４ 伸縮性弾性体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 液透過性の表面シートと液不透過性の裏
面シートとその間に吸収体を有し、且つ吸収体の両側縁
部領域に伸縮性弾性体を有し、腰廻り部に締結部を有す
る使いすておむつにおいて、裏面シートとして、超低密
度ポリエチレンを５〜５０％を含有するポリエチレンを
用いることを特徴とする使いすておむつ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3040732A JPH053888A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 使いすておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3040732A JPH053888A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 使いすておむつ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053888A true JPH053888A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12588807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3040732A Pending JPH053888A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 使いすておむつ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053888A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001212164A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-08-07 | Oji Paper Co Ltd | 使いすて吸収性物品 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63249703A (ja) * | 1986-04-03 | 1988-10-17 | エクソン・ケミカル・パテンツ・インク | おむつのバツクシ−ト |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP3040732A patent/JPH053888A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63249703A (ja) * | 1986-04-03 | 1988-10-17 | エクソン・ケミカル・パテンツ・インク | おむつのバツクシ−ト |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001212164A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-08-07 | Oji Paper Co Ltd | 使いすて吸収性物品 |
| JP4496588B2 (ja) * | 2000-02-01 | 2010-07-07 | 王子製紙株式会社 | 使いすて吸収性物品 |
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