JP3318441B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ

Info

Publication number
JP3318441B2
JP3318441B2 JP14978494A JP14978494A JP3318441B2 JP 3318441 B2 JP3318441 B2 JP 3318441B2 JP 14978494 A JP14978494 A JP 14978494A JP 14978494 A JP14978494 A JP 14978494A JP 3318441 B2 JP3318441 B2 JP 3318441B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waist
elastic
barrier
absorber
diaper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14978494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0810285A (ja
Inventor
毅人 伊藤
茂人 柳原
めぐみ 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP14978494A priority Critical patent/JP3318441B2/ja
Publication of JPH0810285A publication Critical patent/JPH0810285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3318441B2 publication Critical patent/JP3318441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使い捨ておむつ、詳し
くは、幼児用のおむつ、トレーニングパンツ、大人用、
あるいは失禁者用として用いられる使い捨ておむつに関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般の
フラットタイプの使い捨ておむつは、液透過性の表面シ
ート2、液不透過性の裏面シート3及びこれら両シート
2,3間に介在する吸収体4を具備し、着用時に着用者
の腹側に位置する腹側胴回り部5と、背側に位置する背
側胴回り部5’とを接合してウエスト開口部6及び一対
のレッグ開口部7,7を形成している(本発明の実施例
を示す図1参照)。
【0003】しかし、従来の使い捨ておむつは、着用者
が寝ている状態の時に、着用者の胴回り部における上記
表面シート2及び上記裏面シート3の接合部から排泄物
が漏れるという問題があった。そこで、上記問題を解消
するために、表面シートと裏面シートとの接合部からの
排泄物の漏れ防止性を向上させた使い捨ておむつが種々
提案されている。
【0004】例えば、特開昭58−54002号公報に
は、おむつの腹側及び背側の胴回り部にウエストバリヤ
が配された使い捨ておむつが提案されているが、該使い
捨ておむつでは、上記ウエストバリヤが弾性を有してい
ないため、ウエスト部のフィット性が悪く、ウエスト部
分に隙間を生じ、いきおいよく排尿された尿や吸収体に
しみ込みにくい便に対して、もれを生じることがしばし
ばあり、更には、フィット性が悪いためにおむつが装着
中にズレてしまうという問題があった。また、特開昭6
1−275402号公報には、おむつの腹側及び背側胴
回り部に弾性を有するウエストバリヤが配されてなる使
い捨ておむつが提案されているが、該使い捨ておむつで
は、ウエストバリアがウエストギャザーの機能を兼ね備
えた単一体であるため、フィット性の向上に不必要な部
分が収縮してしまい非常に装着しにくい(装着性が悪
い)こと、熱可塑性樹脂を用いているため弾性力に製造
上限界があり、おむつのズレ落ちに対して有効な強力が
得られないこと、更には、加工の面においても、加工が
非常に困難である(加工性が悪い)こと等の問題があっ
た。
【0005】従って、本発明の目的は、着用者の胴回り
部における表面シートと裏面シートとの接合部における
漏れ防止性に優れ、且つ着用者の胴回り部に対するフィ
ット性及びズレ止め性に優れた使い捨ておむつを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面シート2、液不透過性の裏面シート3及びこれら両シ
ート2,3間に介在する吸収体4とウエストバリヤ20
とを具備し、着用時に着用者の腹側に位置する腹側胴回
り部5と、背側に位置する背側胴回り部5’とを接合し
てウエスト開口部6及び一対のレッグ開口部7,7を形
成する使い捨ておむつにおいて、上記ウエストバリヤ2
0は、上記背側胴回り部5’において、上記ウエスト開
口部6の端縁部から上記吸収体4と上記表面シート2と
の間に亘って、敷設されており、上記ウエストバリヤ2
0は、上記吸収体4上において上記表面シート2側に折
り曲げられて2重構造になされており、該ウエストバリ
ヤ20により挟持されるように弾性伸縮部材21が配さ
れており、上記弾性伸縮部材21は、上記ウエストバリ
ヤ20に張設されて接着・固定されており、該弾性伸縮
部材21の少なくとも一つは上記吸収体4上に配されて
おり、上記弾性伸縮部材21の伸張率は、30〜150
%であることを特徴とする使い捨ておむつを提供するこ
とにより上記目的を達成したものである。
【0007】
【作用】本発明の使い捨ておむつにおいては、背側胴回
り部に弾性伸縮部材が配されたウエストバリヤが敷設さ
れているので、着用者の胴回り部にフィットしてズレが
生じ難く、着用者の胴回り部における表面シート及び裏
面シートの接合部からの漏れがなく、また、使用時に着
用者が大量に排泄した場合でも排泄物の漏れ防止性に優
れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の使い捨ておむつの実施例を図
面を参照して説明する。図1は本発明の使い捨ておむつ
の第1の実施例を示す斜視図であり、図2は図1に示す
使い捨ておむつの後のウエスト部を示す一部破断拡大展
開図、図3は図2上のI−I’線における拡大断面図で
ある。
【0009】本実施例の使い捨ておむつ1は、図1及び
図2に示す如く、液透過性の表面シート2、液不透過性
の裏面シート3及びこれら両シート2,3間に介在する
吸収体4とウエストバリヤ20とを具備し、着用時に着
用者の腹側に位置する腹側胴回り部5と、背側に位置す
る背側胴回り部5’とを接合してウエスト開口部6及び
一対のレッグ開口部7,7を形成する。そして、上記ウ
エストバリヤ20は、上記背側胴回り部5’において、
上記ウエスト開口部6の端縁部から上記吸収体4と上記
表面シート2との間に亘って、敷設されており、上記ウ
エストバリヤ20は、上記吸収体4上において上記表面
シート2側に折り曲げられて2重構造になされており、
該ウエストバリヤ20により挟持されるように弾性伸縮
部材21が配されており、上記弾性伸縮部材21の少な
くとも一つは吸収体4上に配されている。
【0010】更に詳細には、図1及び図2に示す如く、
本実施例の使い捨ておむつ1において吸収体4は、長方
形状に形成されており、また、表面シート2及び裏面シ
ート3は、その股部が縊れた砂時計状に湾曲形成されて
いる。そして、図2に示すように、上記レッグ部7にお
いては上記表面シート2と裏面シート3との間に、ま
た、上記の前後のウエスト部9,9’においては、上記
表面シート2と上記ウエストバリヤ20との間に、それ
ぞれ弾性部材8が張設されており、これにより、図1に
示すように、該弾性部材8が自由状態で収縮しておむつ
のウエスト開口部6及びレッグ開口部7’の周縁部にウ
エストギャザー及びレッグギャザーを形成して、着用者
のウエスト及び股下領域にフィットし得るように構成さ
れている。また、上記背側胴回り部5’の左右両側縁部
には、腹側胴回り部5と背側胴回り部5’とを接合する
ためのテープファスナー10が設けられている。
【0011】上記表面シート2としては、排泄物を吸収
体へ透過させる液透過性シートで肌着に近い感触を有し
たものが好ましく、このような液透過性シートとして
は、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等が好まし
く挙げられる。また、表面シート2の周縁にシリコン系
油剤、パラフィンワックス等の疎水性化合物を塗布する
方法や、予めアルキルリン酸エステルのような親水性化
合物を全体に塗布し、周縁を温水で洗浄する方法によ
り、撥水処理を施し、周縁における尿等の滲みによる漏
れを防止することができる。
【0012】また、上記裏面シート3としては、熱可塑
性樹脂にフィラーを加えて延伸した、蒸気を透過させる
透湿性のある液不透過性シートが好ましく、肌着に近い
感触を有したものが好ましい。このような液不透過性シ
ートとしては、例えば、フィルムと不織布の複合材等が
好ましく挙げられる。また、本実施例においては、上記
裏面シート3は、その全面に上記ファスニングテープ1
0を付け剥がし可能に粘着させることができる材料、例
えば、透湿性ポリプロピレンにより形成されている。
【0013】上記吸収体4としては、解繊パルプを主材
とした高分子吸水ポリマーを併用したものが好ましく、
また熱可塑性樹脂、セルロース繊維、高分子吸水ポリマ
ーの混合物に熱処理したものが好ましい。該高分子吸水
ポリマーは、上記吸収体4の上層、中層、下層のいずれ
に存在させてもよく、また、パルプと混合したものであ
ってもよい。また、該高分子吸水ポリマーは自重の20
倍以上の液体を吸収して保持し得る保持性能を有し、ゲ
ル化する性質を有する粒子状のものが好ましく、このよ
うな高分子吸水ポリマーとしては、例えば、デンプン−
アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリ
ロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシ
メチルセルロースの架橋物、アクリル酸(塩)重合体な
どが好ましく挙げられる。
【0014】また、上記弾性部材8としては、糸ゴム、
平ゴム、フィルムタイプのゴムあるいはフィルム状の発
泡ポリウレタン等が好ましく挙げられ、50%伸長時の
応力が40〜100グラムのものが好ましい。
【0015】また、上記ファスニングテープ10を構成
する材料、即ち、テープ材、粘着材等は制限されず、通
常のファスニングテープを構成するものを用いることが
できる。
【0016】而して、本実施例の使い捨ておむつ1にお
ける特徴部分について説明すると、本実施例の使い捨て
おむつ1においては、図2及び図3に示すように、上記
ウエストバリヤ20は、長方形状であり、上記背側胴回
り部5’において、おむつの幅方向略中央部に且つおむ
つの上記ウエスト開口部6の端縁部と該ウエストバリヤ
20の側縁とが重なるように、該端縁部から上記吸収体
4と上記表面シート2との間に亘って敷設されている。
また、上記ウエストバリヤ20は、上記吸収体4上にお
いて上記表面シート2側に折り曲げられて2重構造にな
されている。また、折り曲げられた上記ウエストバリヤ
20により挟持されるように、使い捨ておむつ1の幅方
向に沿って且つ使い捨ておむつ1の長手方向に所定間隔
をあけて3個の弾性伸縮部材21が配されており、上記
弾性伸縮部材21のうち、第2の弾性伸縮部材21b及
び第3の弾性伸縮部材21cが吸収体4上に配されてい
る。また、図1及び図2に示すように、上記弾性伸縮部
材21a及び弾性伸縮部材21bは、その左右両端部
が、上記テープファスナー10のおむつと固定されてい
る部分の端縁部に重ねて配されており、上記テープファ
スナー10の動きに上記弾性伸縮部材21a及び弾性伸
縮部材21bが連動するようになされている。
【0017】上記ウエストバリヤ20を形成する材料と
しては、ポリオレフィン化合物及び無機化合物の混合体
等が挙げられ、またその厚みは、20〜150μmが好
ましく、30〜50μmが更に好ましい。該厚みが20
μm未満であると、ウエストバリヤ20の強度が弱く、
おむつ製造時における作業性に劣り、150μmを超え
るとおむつがごわごわして使用感が低下するので、上記
範囲とするのが好ましい。
【0018】上記弾性伸縮部材21を形成する材料とし
ては、上記弾性部材8と同様の材料を挙げることができ
るが、本実施例においては、糸ゴムを用いている。糸ゴ
ムは、ポリウレタン系であるため、上述した材料の中で
も特に好ましい。また、上記弾性伸縮部材21の伸張率
は、30〜150%であ、50〜150%が好まし
く、50〜100%であるのが更に好ましい。上記伸張
率が30%未満であると、フィット性が低下し、150
%を超えると、おむつ全体が幅方向に収縮するため吸収
性物品性能が低下するので、上記範囲内とするのが好ま
しい。
【0019】また、図2に示す如く、上記ウエストバリ
ヤ20の幅Nは、30〜100mm更には45〜65m
mであるのが好ましく、また、おむつの上記端縁部と重
なっているウエストバリヤ20の側縁と第1の弾性伸縮
部材21aとの間隔n1 は、20〜45mmであるのが
好ましく、該第1の弾性伸縮部材21aと第2の弾性伸
縮部材21bとの間隔n2 は、2〜15mmであるのが
好ましく、該第2の弾性伸縮部材21bと第3の弾性伸
縮部材21cとの間隔n3 は、2〜15mmであるのが
好ましく、更に該第3の弾性伸縮部材21cと該ウエス
トバリヤ20の上記吸収体4側の側縁との間隔n4 は、
0〜10mmであるのが好ましい。また、上記弾性伸縮
部材21の長さW1 は、おむつの幅W0 との比がW1
0 =70〜100%となる範囲とするのが好ましい。
【0020】また、上記ウエストバリヤ20による漏れ
防止効果を有効に発現させるためには、上記吸収体4の
上記背側胴回り部5’側の端縁部と該ウエストバリヤ2
0の吸収体4側の側縁との間隔n5 (図3参照)が5c
m以下であるのが好ましく、1〜3cmであるのが更に
好ましい。
【0021】上記ウエストバリヤ20に上記弾性伸縮部
材21を配するには、上記弾性部材8をおむつに張設す
るのと同様にして、上記弾性伸縮部材21の全部を上記
ウエストバリヤ20に張設し、接着・固定する等して行
うことができ、該ウエストバリヤ20は、通常公知の方
法により、おむつの所定位置に敷設することができる。
【0022】以上のように構成された本実施例の使い捨
ておむつ1においては、上述の如く3個の弾性伸縮部材
21が配されてなるウエストバリヤ20が、後のウエス
ト部5’に敷設されているので、下記の如き効果を奏す
る。上記ウエストバリア20に配された弾性伸縮部材2
1により、ウエスト部の伸縮性が向上するために、ウエ
スト部のフィット性が向上するとともに、いきおいよく
排尿された尿や、吸収体にしみ込みにくい便に対して
も、モレ防止効果が向上する。また、ズレ落ち防止効果
が非常に高く、その機能向上により、フィット性が向上
するとともに、モレ防止効果がより一層向上する。ま
た、弾性伸縮部材21が2重構造になされたウエストバ
リア20内に配されているので、吸収体のくずれや壊れ
がなくなり且つ加工性にも優れる。
【0023】また、本発明の使い捨ておむつは、図4〜
図6に示す構造とすることもできる。ここで、図4〜図
6は、本発明の使い捨ておむつの第2〜第4の実施例に
おける後のウエスト部を示す一部破断拡大展開図(図2
相当図)である。また、以下に説明する点以外の点につ
いては、上述の第1の実施例においてした説明が適宜適
用される。
【0024】図4に示す第2の実施例の使い捨ておむつ
は、2個の弾性伸縮部材21の全てが吸収体4上に設け
られており、上記弾性伸縮部材21は、その吸収体4上
を除く部分〔ウエストバリア20の左右両側縁部側(領
域)(図4の斜線部分)〕のみ上記ウエストバリア20
に接着固定されて配されている。図5に示す第3の実施
例の使い捨ておむつは、3個の弾性伸縮部材21が、お
むつの幅方向に対する中央部及びウエストバリア20の
左右両端部を除く部分〔吸収体4の左右両隅部側(及び
その近傍領域)(図5の斜線部分)〕のみ上記ウエスト
バリア20に接着固定されて配されている。図6に示す
第4の実施例の使い捨ておむつは、3個の弾性伸縮部材
21が、そのおむつの幅方向に対する中央部分〔吸収体
4及びその近傍の領域(図6の斜線部分)〕のみ上記ウ
エストバリア20に接着固定されて配されている。尚、
本発明は、上述の実施例には何等限定されるものではな
く、例えば、上記ウエストバリヤ20は、腹側胴回り部
5にも同様の構造で設けることもでき、また、上記弾性
伸縮部材21の数等も適宜変更することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の使い捨ておむつは、着用者の胴
回り部における表面シートと裏面シートとの接合部にお
ける漏れ防止性に優れ、且つ着用者の胴回り部に対する
フィット性及びズレ止め性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の使い捨ておむつの第1の実施例
を示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示す使い捨ておむつの後のウエス
ト部を示す一部破断拡大展開図である。
【図3】図3は図2上のI−I’線における拡大断面図
である。
【図4】図4は本発明の使い捨ておむつの第2の実施例
における後のウエスト部を示す一部破断拡大展開図(図
2相当図)である。
【図5】図5は本発明の使い捨ておむつの第3の実施例
における後のウエスト部を示す一部破断拡大展開図(図
2相当図)である。
【図6】図6は本発明の使い捨ておむつの第4の実施例
における後のウエスト部を示す一部破断拡大展開図(図
2相当図)である。
【符号の説明】
1 使い捨ておむつ 2 表面シート 3 裏面シート 4 吸収体 5 腹側胴回り部 5’ 背側胴回り部 6 ウエスト開口部 7 レッグ部 7’ レッグ開口部 8 弾性部材 10 ファスニングテープ 20 ウエストバリヤ 21 弾性伸縮部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−193048(JP,A) 特開 昭61−275402(JP,A) 特開 平4−354948(JP,A) 特開 昭63−182403(JP,A) 特開 昭63−14506(JP,A) 特開 昭58−54002(JP,A) 特開 平3−268754(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/15 - 13/84 A61F 5/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の表面シート2、液不透過性の
    裏面シート3及びこれら両シート2,3間に介在する吸
    収体4とウエストバリヤ20とを具備し、着用時に着用
    者の腹側に位置する腹側胴回り部5と、背側に位置する
    背側胴回り部5’とを接合してウエスト開口部6及び一
    対のレッグ開口部7,7を形成する使い捨ておむつにお
    いて、 上記ウエストバリヤ20は、上記背側胴回り部5’にお
    いて、上記ウエスト開口部6の端縁部から上記吸収体4
    と上記表面シート2との間に亘って、敷設されており、 上記ウエストバリヤ20は、上記吸収体4上において上
    記表面シート2側に折り曲げられて2重構造になされて
    おり、該ウエストバリヤ20により挟持されるように弾
    性伸縮部材21が配されており、上記弾性伸縮部材21は、上記ウエストバリヤ20に張
    設されて接着・固定されており、該 弾性伸縮部材21の
    少なくとも一つは上記吸収体4上に配されており、 上記弾性伸縮部材21の伸張率は、30〜150%であ
    ることを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 【請求項2】 上記弾性伸縮部材21は、その上記吸収
    体4上を除く部分のみ上記ウエストバリヤ20に接着・
    固定されて配されていることを特徴とする請求項1記載
    の使い捨ておむつ。
  3. 【請求項3】 上記弾性伸縮部材21は、おむつの幅方
    向に対する中央部及びウエストバリヤ20の左右両端部
    を除く部分のみ上記ウエストバリヤ20に接着・固定さ
    れて配されていることを特徴とする請求項1記載の使い
    捨ておむつ。
JP14978494A 1994-06-30 1994-06-30 使い捨ておむつ Expired - Lifetime JP3318441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14978494A JP3318441B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 使い捨ておむつ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14978494A JP3318441B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 使い捨ておむつ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0810285A JPH0810285A (ja) 1996-01-16
JP3318441B2 true JP3318441B2 (ja) 2002-08-26

Family

ID=15482646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14978494A Expired - Lifetime JP3318441B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 使い捨ておむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3318441B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1656917B1 (en) * 1999-07-14 2008-09-17 Daio Paper Corporation Disposable absorbent article
JP5383122B2 (ja) * 2008-09-01 2014-01-08 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ
JP5855901B2 (ja) * 2010-11-02 2016-02-09 花王株式会社 使い捨ておむつ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0810285A (ja) 1996-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3386644B2 (ja) 使い捨ておむつ
KR101106411B1 (ko) 신축가능한 흡수성 어셈블리가 있는 일회용 가먼트
JP4714337B2 (ja) 排泄物用開口部付きトップシートを有する吸収性物品
US5735839A (en) Shorts type disposable diaper
JP3209364B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP3313809B2 (ja) 使い捨ておむつ及びその製造方法
JPH114853A (ja) 使い捨て着用物品
JP2007209786A (ja) 体液吸収性物品
JP2004141270A (ja) 使い捨ておむつ
JP3209348B2 (ja) 使い捨ておむつ
JPH05317361A (ja) 使い捨ておむつ
JPH09215709A (ja) 使い捨ておむつ
JP2005218674A (ja) 使い捨ておむつ
JP3318441B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP3356420B2 (ja) 吸収性物品
JP3142045B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP3145153B2 (ja) 使い捨ておむつ
JPH08112309A (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP2977357B2 (ja) パンツ型おむつ
JP3479395B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP3286607B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP3611684B2 (ja) 使い捨ておむつ
JPH03231664A (ja) 使い捨ておむつ
JP3447872B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2011055960A (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110614

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110614

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120614

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120614

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130614

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term