JPH053880Y2 - - Google Patents

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JPH053880Y2
JPH053880Y2 JP10265587U JP10265587U JPH053880Y2 JP H053880 Y2 JPH053880 Y2 JP H053880Y2 JP 10265587 U JP10265587 U JP 10265587U JP 10265587 U JP10265587 U JP 10265587U JP H053880 Y2 JPH053880 Y2 JP H053880Y2
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JP
Japan
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support
circular hole
exhaust pipe
slit
support plate
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JP10265587U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、簡易ボイラー、小型ボイラーの排
気筒の支持装置に関する。
〔従来の技術〕
簡易ボイラーや小型ボイラーの排気筒の支持の
ため従来は第8図に示すような支持具が使用され
ていた。即ち、この支持具は帯材1より構成さ
れ、その中央部に排気筒が挿通される輪2が形成
され、両端はフランジとして形成され、ボルト等
の締結部材(図示しない)が挿通される孔4が穿
たれる。フランジ3はボルトによつて適当な個所
に固定され、これにより輪2に挿入される排気筒
は支持される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来型の支持具はボルトの締めつけを行う
工程が必要であるため、排気筒の取付に時間を要
した。また、帯材を適宜に曲げることにより成形
されるものであるため、その寸法はそれほど小さ
くすることができず、取付スペースが大きくなる
問題点があつた。更に、取付作業においてボルト
の締めつけのための工具が必須であつた。
この考案はこのような問題点を解決し、構造簡
単であり、省スペースであり、かつ取付作業時に
工具を必要としないことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案のボイラー用排気筒の支持装置は、基
部と該基部より延びる一対の間隔をおいた側部と
から成る略コの字断面形状の支持具を具備し、該
側部はその端縁より基部の側に向かつて延びるス
リツトを有し、適当な個所に固定されて、ボイラ
ーの排気筒より径が幾分大きい円形孔を形成した
支持板を具備し、複数の支持具が該円形孔に沿つ
て間隔をおいて設置れ、それらの支持具のスリツ
トは支持板の円形孔の内縁に挿入され、排気筒
は、スリツトと反対側面で基部に接触支持される
ことを特徴とする。
〔実施例〕
第1図において支持具10は基部11と、その
基部11の両端より延びる一対の側部12とから
成る。側部12の自由端縁からスリツト14が基
部11に向かつて中程のところまで延びている。
第2図において側部12の長さをa、スリツト1
4の長さをb、スリツト14の幅をcにて夫々示
す。尚、15は曲げ加工のための捨孔である。
第3図は支持板16を示しており、この支持板
16の一端は排気筒18を固定するため適当な個
所20(第6図)に溶接21等により固定され
る。この固定端と反対側において支持板16は排
気筒18が挿入される円形孔17を形成してい
る。第4図に略示するように排気筒18はその外
面に軸方向に間隔をおいて補強リブ19を持つて
いる。そのため、円形孔17の内径は、排気筒1
8の外径が最も大きいリブ19の部分を挿入可能
とするように、決められている。
第5図、第6図は第1図の支持具10及び第2
図の支持板16によつて排気筒18をどのように
支持するかを示す。複数、例えば3個の支持具1
1が円形孔17に沿つて配置される。支持具10
はそのスリツト14が円形孔17の内縁に挿入さ
れ、基部11が、スリツト14とは反対側の面で
排気筒18に接触している。
組立時に、最初3個の支持具10を一個所に集
中させた状態で円形孔17の縁部に挿入し、同時
に排気筒18を挿入する。それから、3個の支持
具10が均等に分布するように円形孔17に沿つ
て滑らせ、第5図のような排気筒支持状態とす
る。この状態で、排気筒18は3個の支持具10
によりふらつくことなく支持される。このために
は、円形孔17の内径と排気筒18の外径との差
をwとしたとき、 w≒a−b であることが必要である。そして、支持具を取付
可能とするため、 2w>a>w の関係は必要である。そして、好ましくは a>2b であり、また支持板の厚みをtとしたとき c≒t+0.2 位が好適である。
第7図は第2実施例の支持具の側面図であり、
側部12におけるスリツト14の下側が端縁から
或る長さの部分にわたつて切除されている。その
ため、組立時の円形孔17の内縁部への支持具1
0の装着が容易になる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、スリツト14を形成した支
持具10と、排気筒18が挿入される円形孔17
を有した支持板16とを設けることにより、簡単
な構造で排気筒を支持することができ、かつその
スペースは大きなものを要求されることがない。
また、支持具10を挿入し、その位置を円形孔1
7に沿つて調節するだけで、排気筒を支持するこ
とができる。そのため、取付工程が簡単になり、
かつ工具も不用となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の支持具を示す斜視図。第2
図は第1図の方向よりみた支持具の側面図。第
3図は支持板を示す斜視図。第4図は排気筒を概
略的に示す斜視図。第5図は支持具と支持板とを
使用して排気筒を取付けた状態を示す横断面図。
第6図は支持具と支持板とを使用して排気筒を取
付けた状態を示す縦断面図。第7図は第2実施例
の支持具の側面図。第8図は従来構造の斜視図。 10……支持具、11……基部、12……側
部、14……スリツト、16……支持板、17…
…円形孔、18……排気筒、19……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基部と該基部より延びる一対の間隔をおいた側
    部とから成る略コの字断面形状の支持具を具備
    し、該側部はその端縁より基部の側に向かつて延
    びるスリツトを有し、適当な個所に固定されて、
    ボイラーの排気筒より径が幾分大きい円形孔を形
    成した支持板を具備し、複数の支持具が該円形孔
    に沿つて間隔をおいて設置され、それらの支持具
    のスリツトは支持板の円形孔の内縁に挿入され、
    排気筒は、スリツトと反対側面で基部に接触支持
    されることを特徴とするボイラー用排気筒の支持
    装置。
JP10265587U 1987-07-06 1987-07-06 Expired - Lifetime JPH053880Y2 (ja)

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JP10265587U JPH053880Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10265587U JPH053880Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS648027U JPS648027U (ja) 1989-01-17
JPH053880Y2 true JPH053880Y2 (ja) 1993-01-29

Family

ID=31332763

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10265587U Expired - Lifetime JPH053880Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

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JP (1) JPH053880Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9192391B2 (en) 2001-03-05 2015-11-24 Puget Bioventures Llc Method for minimally invasive total knee arthroplasty

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9192391B2 (en) 2001-03-05 2015-11-24 Puget Bioventures Llc Method for minimally invasive total knee arthroplasty

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Publication number Publication date
JPS648027U (ja) 1989-01-17

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