JPH0317101Y2 - - Google Patents

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JPH0317101Y2
JPH0317101Y2 JP1987038924U JP3892487U JPH0317101Y2 JP H0317101 Y2 JPH0317101 Y2 JP H0317101Y2 JP 1987038924 U JP1987038924 U JP 1987038924U JP 3892487 U JP3892487 U JP 3892487U JP H0317101 Y2 JPH0317101 Y2 JP H0317101Y2
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support
cables
band
plate
support band
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、通信、動力用のケーブル、電線
管、水道管等のパイプ、ダクトその他のケーブル
類をケーブルラツク内、適宜なブラケツトの如き
支持架台に支持固定する支持バンドでの支持架台
への固定装置に関する。
(従来の技術) 従来、ケーブルラツク内でケーブル、電線管等
を支持固定するには、例えば、実公昭53−31999
号公報や実開昭61−94677号公報に示す支持装置
が利用されていた。
この実公昭53−31999号公報の支持装置は、一
枚の金属板の両側に折線を介して一側方に折曲形
成すると共に鉄架本体の架溝の巾と同一巾となし
た折返片を有しビス穴をあけた上板金具と、巾員
を鉄架本体の架溝の内側縁に係合する巾となした
ナツトと、端板に取付穴を有するサドルとよりな
り、鉄架本体の架溝の外側縁に上板金具を載置し
折返片を架溝に嵌入して上板金具を回動させるこ
となくリツプ溝型状鉄架本体に定着させ上板金具
にサドルの端部を載置し、架溝の内側縁にナツト
を係合させボルトをサドルのビス穴、上板金具を
貫通してナツトにねじ付けるようにしたものであ
る。
また、実開昭61−94677号公報の支持装置は、
管の外径に合せて略U字状に湾曲させた本体部の
一端に該取付枠に対する係止部と、その他端に外
方に略直角に屈曲させた舌片部とを備え、該舌片
部に該取付枠に対する固定ボルトの挿通孔を形成
するものにおいて、該舌片部の外端に該取付枠に
当接する折曲部を形成したものである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、実公昭53−31999号公報の支持装置
では鉄架本体と上板金具に係合する構造が存在せ
ず、同様に、実開昭61−94677号公報の支持装置
でも取付枠と本体部の舌片部に何等係合する構造
が存在しないため、例えば、取付枠に本体部の舌
片部を当接して仮止めしたときに、舌片部が取付
枠から簡単にはずれて作業の妨げとなつていた。
また、これらの支持装置は、ケーブル類等の1
本毎に挟着しなければならないため、支持するケ
ーブルが複数本存在し、そのケーブルの太さが一
様でないときは、その数と太さに合つた支持装置
をそれぞれ設置しなければならず、取付作業が非
常に面倒であつた。
そこで、この考案は、叙上のような従来存した
点に鑑み案出されたものであり、ケーブル類の大
径、小径に限らず整列状態で複数本に纏めて支持
バンドによつて支持架台に支持できると共に、こ
の支持バンドを支持架台に確実、且つ、簡単に固
定できることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述した目的を達成するため、この考案にあつ
ては、リツプ部分を有する支持架台に載置したケ
ーブル類の外形に沿つて当接せしめて、ケーブル
類の一側方位置と他側方位置とでの支持架台部位
に支持バンドを固定する支持バンドの固定装置に
おいて、リツプ部分内縁に係合する係合盤と、支
持架台の外側面に当接する側片を両側に折曲形成
して支持架台上に跨装され、その中央部にコ字形
の切り込み部分を起設し、支持バンド両側に位置
する支持片を設けた支持盤と、支持バンドに開穿
した透孔、係合盤、支持盤に貫挿される締結ボル
トと、この締結ボルトにねじ込まれて支持バンド
を支持盤上に固定するナツトとから成ることを特
徴とする。
(作用) この考案に係るケーブル類を支持する支持バン
ドの固定装置において、支持架台上に載置通線し
た所定の通信、動力用のケーブル、電線管、水道
管等のパイプ、ダクトその他のケーブル類の上側
において、ケーブル類の外形に沿つて、支持バン
ドを彎曲ないし折曲して当接する。
このとき、支持架台への支持バンドの固定部位
において、支持架台のリツプ部分内縁に係合盤を
係合するとともに、係合盤から締結ボルトを立脚
状に支持しておく。
次いで、支持盤を締結ボルトに貫挿させて支持
架台上に跨装し、支持バンドに開穿した透孔にて
支持バンド自体を締結ボルトに貫挿させて支持盤
に載置する。
そして、支持バンド上から締結ボルトにナツト
をねじ込み、支持バンドを支持盤上に固定する。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。
図面にあつては、ケーブルラツク内に通信、動
力用のケーブル、電線管その他の配線資材のケー
ブル類Cを支持する場合を示しており、リツプ部
分を有する支持架台Lとして、例えば、ケーブル
ラツクにおける上向き開口の軽量リツプ溝形鋼材
製の子桁に固定されるものとしてある。
支持架台Lにケーブル類Cを固定するには、先
ず、支持架台L上に断面ほぼ溝形状の合成樹脂製
の台座部材Tを装着し、この台座部材T上にケー
ブル類Cを載置することでケーブルラツク内に引
き込み通線し、位置決めした後、支持架台Lにこ
の考案固定装置を介してねじ止め固定される支持
バンドBによつてケーブル類Cを支持架台Lに支
持固定する。
すなわち、この考案固定装置は、支持架台Lの
リツプ部分内縁に係合する係合盤1と、支持架台
L上に跨装され、支持バンドBが載置される支持
盤2と、支持バンドBに開穿した透孔、係合盤
1、支持盤2に貫挿される締結ボルト6と、この
締結ボルト6にねじ込まれて支持バンドBを支持
盤2上に固定するナツト7とから成る。
係合盤1は、支持架台Lのリツプ部分相互間の
間〓から直接に挿入され、支持架台L内でほぼ90
度回転されてリツプ部分内縁に係合する窪みを有
する平面ほぼ平行四辺形状に形成されている。
支持盤2は、支持架台Lの外側面に当接する側
片3を両側に折曲形成し、締結ボルト6を貫挿さ
せる透孔を形成するコ字形の切り込み部分を起設
し、支持バンドB両側に位置する支持片4を有し
て成り、必要に応じて、リツプ部分相互間の間〓
に嵌まり込む位置決め片5を前後に折曲形成す
る。
締結ボルト6は、場合によつては、係合盤1に
ねじ込まれる。
ナツト7は、好ましくは皿付き構造のものとし
て支持バンドBに対する損傷防止を図る。
また、図示のように、係合盤1をリツプ部分に
仮止めするために、リツプ部分上に位置するシー
ト状の合成樹脂製円盤8を締結ボルト6に強制的
に嵌め合わせておくこともある。
図示を省略したが、支持盤2での位置決め片5
を設けずに、支持盤2上に載置した支持バンド2
を跨ぐコ字形の金具材を使用することもある。
なお、支持バンドBは、偏平な所定幅員の帯状
に形成され、その両側部分に金属線が埋入された
可撓性の合成樹脂を素材としており、手指等によ
る外力によつてケーブル類Cの外形に沿うよう彎
曲ないし折曲され、それを維持するようになつて
いる。また、支持バンドB自体は、ホール構造の
切断刃を有するパンチ工具にて所定径の透孔が樹
脂部分の任位置に開穿され、切断工具にて任意長
さで切断されるものとしてある。
図中符号10は、並列配置するケーブル類C間
に介在されるスペーサー装置であり、このスペー
サー部材10によつて多数のケーブル類Cを適当
数に仕分ける。このスペーサー装置10は、支持
バンドBにて固定されている多数のケーブル類C
を適当数に仕分けるのみならず、支持バンドBに
貫挿することで、ケーブル類Cの仕分けと同時に
支持バンドBの中継固定を図ることもできる。
次に、これが使用の一例を説明するに、支持架
台L上に載置通線した所定のケーブル類Cの上側
において、ケーブル類の外形に沿つて、支持バン
ドBを彎曲ないし折曲して当接する。
このとき、支持架台Lへの支持バンドBの固定
部位において、支持架台Lのリツプ部分内縁に係
合盤1を係合するとともに、係合盤1から締結ボ
ルト6を立脚状に支持しておく。次いで、支持盤
2を締結ボルト6に貫挿させて支持架台L上に跨
装し、支持バンドBに開穿した透孔にて支持バン
ドB自体を締結ボルト6に貫挿させて支持盤2に
載置する。そして、支持バンドB上から締結ボル
ト6にナツト7をねじ込み支持バンドBを支持盤
2上に固定する。
(考案の効果) 上述したこの考案によると、複数のケーブル類
Cを纏めて支持架台Lに支持固定する支持バンド
Bを支持架台Lに極めて簡単に固定でき、しかも
それを低コストで確実に行うことができる。
すなわち、この考案は、リツプ部分内縁に係合
する係合盤1と、支持架台Lの外側面に当接する
側片3を両側に折曲形成して支持架台L上に跨装
され、その中央部にコ字形の切り込み部分を起設
し、支持バンドB両側に位置する支持片4を設け
た支持盤2と、支持バンドBに開穿した透孔、係
合盤1、支持盤2に貫挿される締結ボルト6と、
この締結ボルト6にねじ込まれて支持バンドBを
支持盤2上に固定するナツト7とから成ることか
ら、支持架台L上に支持盤2を跨装したときに、
支持盤2の側片3が支持架台Lの外側面に当接し
て、支持架台Lに支持盤2が確実に設置固定され
る。その結果、支持架台Lに支持盤2を仮止めし
ている状態であつても、例えば、支持架台Lに設
置した支持盤2の向きが変わることがなく、その
取付作業が極めて容易なものとなる。
また、支持盤2には、コ字形の切り込み部分を
起設し、支持バンドB両側に位置する支持片4を
設けていることから、支持盤2上に支持バンドB
を確実に固定することができる。
なお、支持バンドBにおいては、必要とする長
さに切断すればよく、支持架台Lへの固定位置も
任意に設定でき、それは例えば、支持バンドBに
対しての透孔の開穿でよいから、現場での加工対
応性に優れる。
更に、ケーブルに限らず、電線管、水道管等の
パイプ類、空調用のダクトその他をも支持固定す
るものとして実施できるのは勿論である。
また、ケーブルラツク内での支持架台Lに支持
固定するのみならず、壁面固定のブラケツトでの
支持等、支持架台Lの設置形態に制限されずに実
施でき、しかも、ケーブル類Cの支持固定面がわ
からの施工でよく、能率的に行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案を例示するもので、第1図は分
解斜視図、第2図は支持固定状態での正面図であ
る。 C……ケーブル類、L……支持架台、T……台
座部材、1……係合盤、2……支持盤、3……側
片、4……支持片、5……位置決め片、6……締
結ボルト、7……ナツト、8……円盤、10……
スペーサー装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リツプ部分を有する支持架台に載置したケーブ
    ル類の外形に沿つて当接せしめて、ケーブル類の
    一側方位置と他側方位置とでの支持架台部位に支
    持バンドを固定する支持バンドの固定装置におい
    て、リツプ部分内縁に係合する係合盤と、支持架
    台の外側面に当接する側片を両側に折曲形成して
    支持架台上に跨装され、その中央部にコ字形の切
    り込み部分を起設し、支持バンド両側に位置する
    支持片を設けた支持盤と、支持バンドに開穿した
    透孔、係合盤、支持盤に貫挿される締結ボルト
    と、この締結ボルトにねじ込まれて支持バンドを
    支持盤上に固定するナツトとから成ることを特徴
    としたケーブル類を支持する支持バンドの固定装
    置。
JP1987038924U 1987-03-17 1987-03-17 Expired JPH0317101Y2 (ja)

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JP1987038924U JPH0317101Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17

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JP1987038924U JPH0317101Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17

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JPS63146279U JPS63146279U (ja) 1988-09-27
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