JPH0538742Y2 - - Google Patents

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JPH0538742Y2
JPH0538742Y2 JP8674788U JP8674788U JPH0538742Y2 JP H0538742 Y2 JPH0538742 Y2 JP H0538742Y2 JP 8674788 U JP8674788 U JP 8674788U JP 8674788 U JP8674788 U JP 8674788U JP H0538742 Y2 JPH0538742 Y2 JP H0538742Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は寝たきり病人(以下病人という)を移
乗させるためのリフト装置に関する。特に入浴す
る病人を搬送車から入浴用浴槽へ移乗させたり浴
槽から搬送車へ移乗させたりする際に用いられる
ものである。
従来の技術 従来の技術としては実開昭59−174815があり、
この公報には、支柱に外嵌したピニオンと、この
ピニオンに噛合した状態で進退動するラツクと、
ラツクを作動させる油圧シリンダ等を有する担架
の入退浴装置が開示されている。
考案が解決しようとする課題 従来技術として提示した実開昭59−174815で
は、支柱の上端から水平方向に延設した水平枠の
先端に人を乗せるアームの移動速さが、作動の始
めから終わりまで同一の速さで動くため、担架の
移動の始点と終点では急発進と急停止をすること
になり、担架上の病人に危機感や不安感を抱かせ
るという問題点がある。
課題を解決する為の手段 本考案は、従来技術の問題点を解決したもの
で、病人に抱かせる不安感を少なくしたリフト装
置を提供することを目的としている。
即ち本考案は、基台17に立設された支柱2の
先端に水平面で扇状に回動自在な主アーム1の基
端が軸支され、主アーム1の中間部にスライド部
5が形成され、スライド部5には、基端が回動軸
8に軸支され水平面で扇状に回動する駆動アーム
6の先端が係合され、主アーム1の先端に担架3
を載置する支持枠4が枢設されてなり、前記回動
軸8は支柱2の先部に設けられたロータリーアク
チユエーター7に設けられ、支柱2には長手方向
に平行にガイドレール21が取着され、該支柱2
に平行に支柱2を補強する補強柱19が立設さ
れ、支柱2のガイドレール21に対面する補強柱
19の側面にはガイドレール21を抱き抱えるス
ライド軸受27が取着されてなるリフト装置であ
る。
実施例 本考案の実施例を添付の図面に基づいて詳述す
る。
第1図に本考案の平面図を示している。水平面
で扇状に回動する主アーム1の基端は伸縮する支
柱2の上端に枢着されており、主アーム1の先端
には担架3を載設する支持枠4の基端が枢着され
る。
主アーム1の下面の中間部には主アーム1の長
手方向に添つて二本の平行レールを用いた長方形
の枠体でなるスライド部5が取着される。
水平面で扇状に回動し前記主アーム1よりやや
短い駆動アーム6の基端はロータリーアクチユエ
ーター7の回動軸8の上端に取着され、駆動アー
ム6の先端の上部には上向きに突起する突起体9
が止着され、該突起体9の先部は前記スライド部
5のレール枠26内へ挿入係合されている。
前記支持枠4に載設せられた担架3は、主アー
ム1の先端を右方へ振つたときには入浴用の浴槽
10の上部に位置し、主アーム1の先端を左方へ
振つた時には浴槽10の外に担架3が位置する。
支柱2の上端から水平方向に向けて作用基台1
1を取付け、この作用基台11上には支柱2から
所定長離れた位置に基支点12が設けられ、主ア
ーム1の先端に枢支される基軸13から水平方向
に向けて作用片14を取付け、作用片14に基軸
13から所定長離れた位置に作用支点15が設け
られ、基支点12と作用支点15との間に並列ア
ーム16が掛け渡され該並列アーム16は主アー
ム1に平行に両支点に軸支され平行リンクが組ま
れている。
支柱2は床に固定される基台17に立設した油
圧シリンダー18に被せられており油圧シリンダ
ー18の上部と支柱2とが固定されている。
支柱2には長手方向に平行にガイドレール21
が取着され、該支柱2に平行に支柱2を補強する
補強柱19が立設され、支柱2のガイドレール2
1に対面する補強柱19の側面にはガイドレール
21を抱き抱えるスライド軸受27が取着され
る。
支柱2の上方部にあつて作用基台11の下には
ロータリーアクチユエーター7を支える取付枠2
4が設けられている。
主アーム1の先端に延設される支持枠4は、上
端が主アーム1に枢着される前記基軸13と、該
基軸13の下端から水平方向に延設され担架3を
載設する載置部25とからなる。
ロータリーアクチユエーター7には基台17に
載設した油圧ユニツト20を基端とする圧油管2
3が配管される。
前記駆動アーム6が左右両回動端に至ると油圧
ユニツト20に働きかけロータリーアクチユエー
ター7の回動を停止させる左リミツトスイツチ2
2a右リミツトスイツチ22bが取付枠24に取
着される。
駆動アーム6が右回動端に至つた時に作動する
ものが右リミツトスイツチ22aであり、駆動ア
ーム6が左回動端に至つた時に作動するものが左
リミツトスイツチ22bである。
右左リミツトスイツチ22a,22bは共に近
接スイツチでなり、駆動アーム6が該各リミツト
スイツチに所定距離接近すると各リミツトスイツ
チが働くものである。
作 用 支柱2は伸縮動し、さらに支柱2の上部に枢支
された主アーム1は扇状に水平移動し、主アーム
1の先端に保持する担架3及び病人が好適に移動
する本考案の作用を説明する。
第1図において、主アーム1の先端は左方に振
られた位置にあり、支柱2が縮少状態にあると
き、主アーム1の先端に設けられた担架3の上に
適宜な搬送車(図示省略)で運んできた病人を移
乗する。
つぎに油圧シリンダー18を伸長させることに
より支柱2を伸長させ担架3を上昇させる。
支柱2を伸長させた後、左右両方向へ回転が可
能なロータリーアクチユエーター7を回動させ、
第1図に示す駆動アーム6を右回転させると、駆
動アーム6の先端がスライド部5でスライドしな
がら主アーム1を右へ振らせる。スライド部5で
は駆動アーム6の突起体9がスライド部5のレー
ル枠26に当接し、突起体9はレール枠26に当
つて滑りながらレール枠26を押し主アーム1を
右方へ移動させる。
上述の如く動く主アーム1の先端の移動の速さ
を第5図に示しており、横軸には時間(sec)、縦
軸には第1図における主アーム1の先端の左右方
向の変位(mm)を示している。駆動アーム6の
回動を一定速度で回動させている条件のもとで、
主アーム1は左右の移動端ではその移動速度は遅
く漸減の末速度は零となる。その位置で右リミツ
トスイツチ22aまたは左リミツトスイツチ22
bが働きロータリーアクチユエーター7の回動は
停止する。また両移動端の範囲における中央辺で
は移動速度は速く、中でも主アーム1の移動範囲
における中央点での主アーム1の動きが最も速
い。
第1図において主アーム1を右へ振り、担架3
を浴槽10の上方へ位置させた後、油圧シリンダ
ー18を縮少させ、担架3を下降させると、病人
は浴槽10の湯に漬かり入浴する。
入浴を終わる時は、油圧シリンダー18を伸長
させて担架3を上昇させ、その後に第1図に示す
駆動アーム6を左回動し、駆動アーム6に従動す
る主アーム1を左方へ振る。
担架3は並列アーム16の作用により浴槽10
の長手方向とは常に同方向になして平行移動す
る。即ち主アーム1と主アーム1に設ける並列ア
ーム16と作用基台11と作用片14とで平行四
辺形が形成されており作用基台11は固定されて
いるので、主アーム1が左右に振れた時作用基台
11と作用片14とは平行を維持しながら左右に
振れる。作用片14に平面視直角な支持枠4及び
担架3も主アーム1が左右に移動した時平行を維
持して移動する。
担架3を浴槽10外へ移動させた後、油圧シリ
ンダー18を減少させて担架3を下げ、病人を清
拭した後、搬送車に移乗して病室等へ連れ戻す。
補強柱19に取着されたスライド軸受27が支
柱2に取着されたガイドレール21をスライド自
在に抱き抱え、補強柱19が支柱2を補強し、支
柱2の基台17に対して生じる捻りや支柱2の揺
れを押えている。
考案の効果 本考案は支柱を中心に水平回動する主アームの
中途部にスライド部を設け、回動軸を中心に水平
回動する駆動アームの先端をスライド部に係合
し、駆動アームを往復回動させることで主アーム
を往復回動させる構成であるから、主アームの先
端の移動の速度は主アームの移動端に近づくに従
つて漸減し終には停止し、両移動端の間での中央
辺りでは主アームの移動速度は最も速くなる。そ
の為、主アームの先端に取付ける担架に乗せられ
る病人を移動させる際、水平移動の始めと終わり
の移動速さは漸増、漸減となり、病人に生ぜしめ
る不安感を減らすことができた。
又、本考案は、扇状に回動する主アームを回動
させる回動アーム及び回動軸を擁するロータリー
アクチユエーターは支柱の上部に設けられ、支柱
には長手方向に平行にガイドレールが取着され、
該支柱に平行に支柱を補強する補強柱が立設さ
れ、支柱のガイドレールに対面する補強柱の側面
にはガイドレールを抱き抱えるスライド軸受が取
着されてなる。
この構成によれば、主アームが最上昇移動位置
で主アームの上部に設けたロータリーアクチユエ
ーターによつて回動させられる時、回動する該主
アームの反動により基台に対して支柱が捻られる
が、ガイドレール及びガイドレールをスライド自
在に抱き抱えるスライド軸受を用いて支柱を補強
柱で補強するよう支持している為、支柱が受ける
前記捻り力が押えられる。
故に、支柱上端の無用の回動や揺れを押えるこ
とが出来るので、担架上の病人に不快な振動を与
えず静かに移動させることが出来、更に、支柱を
円滑に昇降移動が出来且つ支柱の耐久性を向上さ
せることが出来る。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本考案の実施例を示しており、第
1図は平面図、第2図は側面図、第3図は第1図
のA−A矢視断面図、第4図は第2図のB−B矢
視断面図、第5図は主アームの先端の移動速さを
示す図である。 1……主アーム、2……支柱、3……担架、4
……支持枠、5……スライド部、6……駆動アー
ム、8……回動軸、17……基台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台17に立設された支柱2の先端に水平面で
    扇状に回動自在な主アーム1の基端が軸支され、
    主アーム1の中間部にスライド部5が形成され、
    スライド部5には、基端が回動軸8に軸支され水
    平面で扇状に回動する駆動アーム6の先端が係合
    され、主アーム1の先端に担架3を載置する支持
    枠4が枢設されてなり、前記回動軸8は支柱2の
    先部に設けられたロータリーアクチユエーター7
    に設けられ、昇降移動する支柱2には長手方向に
    平行にガイドレール21が取着され、該支柱2に
    平行に支柱2を補強する補強柱19が立設され、
    支柱2のガイドレール21に対面する補強柱19
    の側面にはガイドレール21を抱き抱えるスライ
    ド軸受27が取着されてなるリフト装置。
JP8674788U 1988-06-29 1988-06-29 Expired - Lifetime JPH0538742Y2 (ja)

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JP8674788U JPH0538742Y2 (ja) 1988-06-29 1988-06-29

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