JPH0538699U - 音響装置 - Google Patents

音響装置

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JPH0538699U
JPH0538699U JP8645191U JP8645191U JPH0538699U JP H0538699 U JPH0538699 U JP H0538699U JP 8645191 U JP8645191 U JP 8645191U JP 8645191 U JP8645191 U JP 8645191U JP H0538699 U JPH0538699 U JP H0538699U
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JP
Japan
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holder
piezoelectric sensor
sound
acoustic device
sensor
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Pending
Application number
JP8645191U
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English (en)
Inventor
尚司 谷口
勇 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
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Publication of JPH0538699U publication Critical patent/JPH0538699U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長寿命で、振る強さに応じて音色を変えた
り、音の大きさや、音程などを変化させることができる
音響装置を提供することを目的とする。 【構成】 一端面が解放状の略円筒形状を有するホルダ
ー10と、このホルダー10の一端面に取り付けた圧電
センサー13と、ホルダー10と圧電センサー13とで
構成される空間部に移動自在に挿入されたセンサー作動
部材15とで構成することにより、長寿命で、振る強さ
に応じて音の大きさなどが変えられることができる優れ
た振動検出機構を有する音響装置が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、振ったり叩いたりすることにより、楽器音や効果音やせりふなどを 発生する音響装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、音響装置の筐体内に振動検出機構を備え、この音響装置を手に持って振 ることにより、振動検出機構にてこの振動を検出して、スピーカ部から楽器音な どを発生する音響装置は、持ち運びに便利で、手軽に誰でもどこでも種々な楽器 音や効果音やせりふなどを簡単にスピーカ部から発生できるのでよく使用される ようになってきた。
【0003】 以下に従来の音響装置の構成について説明する。 図4は、従来の音響装置の振動検出の構造を示すものである。図4において、 17は固定接点板、18は固定接点で固定接点板17に固着されている。19は 可動接点板である。20は可動接点で可動接点板19に固着されている。21は 、おもりで可動接点板19に固着されている。14は固定接点板17及び可動接 点板19に接続されているリード線である。22は接点板支持部材で、固定接点 板17及び可動接点板19のそれぞれの端面を支持しており、絶縁物でできてい る。なお、おもり21によって可動接点板19が矢印方向に容易に動くようにな っている。
【0004】 以上のように構成された従来の音響装置について、以下その動作について説明 する。
【0005】 図示していないが、音響装置を手に持って図4の矢印方向に振ると、振動検出 機構はこの音響装置の筐体内に取り付けられているので、振動検出機構にも矢印 方向の振動が加わることとなる。この時可動接点板19の先端にはおもり21が 固着されているので、容易に矢印方向に動き、下方向の動きの時に可動接点20 が固定接点18に接触する。すなわちスイッチ機構となっており、リード線14 からは導通状態の信号が得られ、図示していないが内蔵されている楽器音などを スピーカ部から発生する。何回も矢印方向に振ると、振った回数だけ接点が導通 状態になるので、その数だけ楽器音などがスピーカ部から発生する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では、音響装置を振るたびに可動接点板19が 矢印方向に往復運動するので、何回も使用している内に根元部分が折れてしまい 機械的寿命が短い構造である。また固定接点18と可動接点20も音響装置を振 るたびに、ON,OFFを繰り返すので両接点の電気的寿命も短いものとなる。 さらに音響装置を強く振っても弱く振っても、振動検出機構からはON,OFF の信号しか出ない。すなわち強く振ったら楽器音などの強音が、又弱く振ったら 弱音がスピーカ部からは発生せず、いつも一定の音量しか発生しないという問題 点を有していた。
【0007】 本考案は、上記従来の問題点を解決するもので、機械的寿命や、電気的寿命な どが影響しない長寿命な振動検出機構を提供し、又強く振ったら強い音が、弱く 振ったら弱い音がスピーカ部から再生できる音響装置を提供することを目的とす る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の音響装置は、一端面が解放した筒状のホル ダーと、前記ホルダーの一端面に取り付けられた圧電センサーと、前記ホルダー と前記圧電センサーとの間に形成される空間部に移動自在に設けられ、前記ホル ダーを振った時に前記圧電センサーに衝突して振動を伝達するセンサー作動部材 とを備え、前記圧電センサーの出力によって音を発生する構成を有している。
【0009】
【作用】 この構成によって音響装置を振った時にセンサー作動部材が動き、センサー作 動部材が圧電センサーに衝突することにより、圧電センサーから発生する出力電 圧を検出しているので、機械的にも電気的にも長寿命な構造となる。また、音響 装置を振る強さに応じて、センサー作動部材が圧電センサーに当たる時の強さも 変わるので、圧電センサーからは、音響装置を振る強さに応じて多段階の出力レ ベルを検出することができ、出力レベルに応じて発生する音に強弱をつけること ができる。
【0010】
【実施例】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0011】 図1は本考案の一実施例の音響装置の外観を示す斜視図である。図1において 、1は筐体、2はコントロールパネルであり、選択スイッチ3(楽器音や効果音 やせりふなどを切り換える音色選択スイッチ)が設けられている。4は電源スイ ッチ、5は音量調節用ボリューム、6は振動検出部であり、筐体1の内部に設け られている。7はスピーカ部、8はパッド部であり、このパッド部8を叩くこと により、その打撃振動を検出して打楽器音などがスピーカ部9から発生する。9 は手で持つ把手部である。
【0012】 図2は本考案の音響装置の振動検出部の構造を示す第1の実施例の図である。 図2において、10はホルダーであり消音のためにゴムなどの材質で構成されて いる。このホルダー10の一端面は解放状となっており13の圧電センサーが貼 り付けられた支持板12が取り付けられている。一方、他端面は略袋状でその内 面に消音用突起11が複数個設けられている。15は球状のセンサー作動部材で 、ホルダー10と支持板12とで構成される空間部に移動自在に挿入されている 。14は圧電センサー13の出力を取り出すリード線である。16は支持板12 に貼り付けられた消音板である。
【0013】 また、消音用突起11は強く振られた時、センサー作動部材15がホルダー1 0の他端面に当たり衝撃音が発生するのを防止する役目をする。
【0014】 なお、支持板12は必ずしも必要とせず、圧電センサー13を直接ホルダー1 0の一端面に取り付けてもよい。また、消音板16は、センサー作動部材15が 移動して12の支持板に当たる時、その打撃音を軽減するためのもので、必ずし も必要となるものではない。
【0015】 図3は本考案の音響装置の振動検出機構6の構造を示す第2の実施例の図であ る。
【0016】 図3において、図2と違う点は、センサー作動部材15の形状が円筒形状にな っている点である。その他の構成はすべて図2と同じであるので詳細な説明を省 略する。センサー作動部材15が円筒形状になっても、動きは図2の球状のもの と同じである。
【0017】 以上のように構成された音響装置について、図1,図2,図3を用いてその動 作を説明する。
【0018】 把手9を片方の手で持ち、電源スイッチ4を入れた後、選択スイッチ3により 発生させたい楽器音などの音色を選択する。次いで、この音響装置を把手9と平 行方向に、すなわち上下方向に振ると、振動検出部6のセンサー作動部材15も 上下方向に(図2,図3においては矢印方向に)動いて図中の点線位置になった り実線位置になったりする。点線位置から実線位置になる時、センサー作動部材 15は、16の消音板を打撃する。そうすると、その打撃振動が12の支持板を 介して、圧電センサー13に伝達され、圧電センサーは打撃振動を検出して内蔵 された楽器音などの音を7のスピーカ部から発生する。又、圧電センサー13は 、打撃振動の強さに比例して、その出力レベルが大きくなるので、音響装置を振 る強さに応じてあらかじめ、例えば、出力レベルのしきい値を強弱の2段階に設 定しておけば、強く振ったら強音を、又、弱く振ったら弱音を発生させることが できる。さらにこの出力レベルのしきい値を強から弱まで多段階に設定しておけ ば、振る強さに応じて多段階に発生する音の大きさを変えることができる。
【0019】 尚、音の強弱以外に、代りに音色を変えたり、音程を変化させたりすることも できる。
【0020】 以上のように本実施例の音響装置によれば、音響装置を振った時にセンサー作 動部材が動き、圧電センサーに当たることにより、圧電センサーから発生する出 力電圧を検出しているので、機械的にも電気的にも長寿命な構造を提供すること ができる。また、振る強さの強弱に応じて、センサー作動部材が圧電センサーに 当たる時の強さも変わるので、圧電センサーからは振る強さに応じて多段階の出 力レベルを検出することができ、出力レベルの度合に応じて、音の大きさや、音 色を変えたり、音程などを変化させることができる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案の音響装置は、一端面が解放した筒状のホルダーと、前記 ホルダーの他端面に取り付けられた圧電センサーと、前記ホルダーと前記圧電セ ンサーとの間に形成される空間部に移動自在に設けられ、前記ホルダーを振った 時に前記圧電センサーに衝突して振動を伝達するセンサー作動部材とを備え、前 記圧電センサーの出力によって音を発生するので、機械的にも電気的にも長寿命 な構造を提供することができる。また、振る強さの強弱に応じて、センサー作動 部材が圧電センサーに当たる時の強さも変わるので、圧電センサーからは、振る 強さに応じて多段階の出力レベルを検出することができ、出力レベルの度合に応 じて、音の大きさや、音色を変えたり、音程などを変化させることもできる優れ た音響装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の音響装置の外観を示す斜視
【図2】本考案の第1の実施例の音響装置の振動検出部
の構造を示す要部断面図
【図3】本考案の第2の実施例の音響装置の振動検出部
の構造を示す要部断面図
【図4】従来の音響装置の振動検出部の構造を示す要部
断面図
【符号の説明】
10 ホルダー 11 消音用突起 12 支持板 13 圧電センサー 14 リード線 15 センサー作動部材 16 消音板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端面が解放した筒状のホルダーと、前記
    ホルダーの一端面に取り付けられた圧電センサーと、前
    記ホルダーと前記圧電センサーとの間に形成される空間
    部に移動自在に設けられ、前記ホルダーを振った時に前
    記圧電センサーに衝突して振動を伝達するセンサー作動
    部材とを備え、前記圧電センサーの出力によって音を発
    生することを特徴とする音響装置。
  2. 【請求項2】圧電センサーの出力はホルダーを振る強さ
    に応じた出力とし、前記出力によって発生する音の強弱
    を決定したことを特徴とする請求項1記載の音響装置。
JP8645191U 1991-10-23 1991-10-23 音響装置 Pending JPH0538699U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8645191U JPH0538699U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 音響装置

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JP8645191U JPH0538699U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 音響装置

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JPH0538699U true JPH0538699U (ja) 1993-05-25

Family

ID=13887302

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JP8645191U Pending JPH0538699U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 音響装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006090528A1 (ja) * 2005-02-24 2006-08-31 National University Corporation Kyushu Institute Of Technology 楽音生成方法およびその装置
JP2010256307A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Tohoku Univ 硬さ測定装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63226389A (ja) * 1987-03-16 1988-09-21 ヤマハ株式会社 玩具

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