JPH0538659U - 定着装置における加圧ロール - Google Patents

定着装置における加圧ロール

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JPH0538659U
JPH0538659U JP9673391U JP9673391U JPH0538659U JP H0538659 U JPH0538659 U JP H0538659U JP 9673391 U JP9673391 U JP 9673391U JP 9673391 U JP9673391 U JP 9673391U JP H0538659 U JPH0538659 U JP H0538659U
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure roll
conductive
layer
fixing device
roll
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Pending
Application number
JP9673391U
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English (en)
Inventor
和宏 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissei Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissei Electric Co Ltd filed Critical Nissei Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着斑の発生がなく、加圧ロールへの支持体
の巻き付き、オフセットを防止し、更には加圧ロールの
耐久性を向上させる。 【構成】 芯金3の外周に導電性発泡シリコーンゴム層
又は導電性発泡フッ素ゴム層4を形成する。更にその上
に導電性フッ素樹脂表面層5を形成してもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写機やレーザープリンタなどに使用する定着装置における加圧ロ ールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トナー像を紙等の支持体に加熱定着させるのに、内部に加熱源を有 する中空状の加熱ロールと弾性加圧ロールとを組み合わせた定着装置が用いられ ている。
【0003】 前記弾性加圧ロールとしては、金属芯金の表面に発泡シリコーンゴム層や発泡 フッ素ゴム層を形成し、更にその上に、フッ素樹脂表面層を形成したものが用い られている。このような弾性加圧ロールおいては、ロール表面に静電気が帯電し 、静電気に起因する支持体の加圧ロールへの巻き付き、トナーのオフセットが生 じ、ロールの耐久性が低下するという問題があった。
【0004】 そのため、図3に示すように、芯金11上に発泡シリコーンゴムからなる基層 12を設け、その上に導電性シリコーンゴム層13を、その端部が芯金11と直 接電気的に接続されるように被覆した加圧ロールが提案されている(特開平2− −251878号)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような加圧ロールでは、ロール表面端部(図3のAの部分)が変形しにく くなるため、一定の押圧力が得られず、定着斑発生の原因となる。
【0006】 本考案の目的は、かかる従来技術の問題点を解消し、定着斑の発生がなく、支 持体の巻き付き、オフセットなどを防止することができ、更には、耐久性を向上 させることのできる加圧ロールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記目的を達成するために種々検討を重ねた結果、加圧ロールの 発泡シリコーンゴム層又は、発泡フッ素ゴム層自体に導電性を付与すればよいこ とを見出し、本考案を完成した。
【0008】 即ち、本考案は、芯金の外周に、導電性発泡シリコーンゴム層又は導電性発泡 フッ素ゴム層を形成したことを特徴とする定着装置における加圧ロール及び芯金 の外周に、導電性発泡シリコーンゴム層又は導電性発泡フッ素ゴム層を形成し、 更にその上に、導電性フッ素樹脂表面層を形成したことを特徴とする定着装置に おける加圧ロールである。
【0009】
【実施例】
以下、図面により本考案の加圧ロールの実施例を説明する。 図1は、本考案の加圧ロールを用いた定着装置の一例を示す横断面図であり、 1は加圧ロール、2は加熱ロールである。加圧ロール1は、芯金3の外周に、導 電性発泡シリコーンゴム層又は導電性発泡フッ素ゴム層4を形成することにより 構成されている。
【0010】 導電性発泡シリコーンゴム層又は導電性発泡フッ素ゴム層4としては、近年開 発されつつある導電発泡用のシリコーンゴム又はフッ素ゴムにカーボンや金属な どの導電性粉末を分散させたものが好ましく用いられる。この場合、ゴム層4の 表面が1KV以下となるように導電性粉末を添加分散させるのが望ましい。
【0011】 加熱ロール2は、中空金属ロール6の外周にフッ素樹脂層7を形成し、中空内 部に設けた加熱源8、例えば、ハロゲンヒータにより加熱するようにしている。 この場合、フッ素樹脂層7には、加圧ロール1のゴム層4と同様にして導電性を 付与し、加熱ロール2を導電性とするのが好ましい。また中空金属ロール6とフ ッ素樹脂層7との間にシリコーンゴムやフッ素ゴムからなる弾性層を設けてもよ く、この場合も、該弾性層に導電性を付与すのが好ましい。
【0012】 加圧ロール1は加熱ロール2へ圧接されており、両者のニップ間に、トナー像 を形成した支持体を送入させて、トナー像を定着させる。
【0013】 図2は、本考案の他の加圧ロールを用いた定着装置の例を示す横断面図であり 、加圧ロール1の導電性発泡シリコーンゴム層又は導電性発泡フッ素ゴム層4の 上に、更に、導電性フッ素樹脂表面層5が形成されている。図2において、図1 と同一の部分には、同一の番号を付し、説明を省略する。
【0014】 本考案では、加圧ロール1の芯金3の外周に導電性発泡シリコーンゴム層又は 導電性発泡フッ素ゴム層4を形成し、更には、その上に導電性フッ素樹脂表面層 5を形成しているので、支持体を通したときに、加圧ロール1の表面に静電気が 発生しても、芯金3を通って静電気が除電され、加圧ロール1への支持体の巻き 付き、オフセットなどを回避することができ、加圧ロール1の耐久性が向上する 。
【0015】 また、図3に示す従来の加圧ロールのように、ロール表面の導電層を芯金と直 接電気的に接続する必要もないので、ロール表面端部Aが変形しにくくなるよう なこともなく、ロールの長さ方向に均一な圧力で押圧することができ、定着斑が 発生することがない。
【0016】
【考案の効果】
本考案の加圧ロールを用いた定着装置によれば、定着斑の発生がなく、加圧ロ ールへの支持体の巻き付き、オフセットなどを防止することができ、更には、加 圧ロールの耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の加圧ロールを用いた定着装置の一例を
示す横断面図である。
【図2】本考案の他の加圧ロールを用いた定着装置の一
例を示す横断面図である。
【図3】従来の加圧ロールの例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 加圧ロール 2 加熱ロール 3 芯金 4 導電性発泡シリコーンゴム層又は導電性発泡フッ素
ゴム層 5 導電性フッ素樹脂表面層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:04

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金の外周に、導電性発泡シリコーンゴ
    ム層又は導電性発泡フッ素ゴム層を形成したことを特徴
    とする定着装置における加圧ロール。
  2. 【請求項2】 芯金の外周に、導電性発泡シリコーンゴ
    ム層又は導電性発泡フッ素ゴム層を形成し、更にその上
    に導電性フッ素樹脂表面層を形成したことを特徴とする
    定着装置における加圧ロール。
JP9673391U 1991-10-29 1991-10-29 定着装置における加圧ロール Pending JPH0538659U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010286788A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Fuji Xerox Co Ltd 定着部材、定着装置、及び画像形成装置
JP2019105673A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 信越ポリマー株式会社 導電性ローラ及び画像形成装置

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