JPH0538634A - 組立ラインのワーク移載装置 - Google Patents
組立ラインのワーク移載装置Info
- Publication number
- JPH0538634A JPH0538634A JP21296291A JP21296291A JPH0538634A JP H0538634 A JPH0538634 A JP H0538634A JP 21296291 A JP21296291 A JP 21296291A JP 21296291 A JP21296291 A JP 21296291A JP H0538634 A JPH0538634 A JP H0538634A
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- JP
- Japan
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- chuck
- work
- assembly line
- ball
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立ラインのワーク移載装置において、ワー
クを保持するチャック装置に無理な力が作用しないよう
にして耐久性あるものにするとともに、チャック装置を
コンパクトに形成し、さらにワークを反転させて移載
し、ワークの座り状態が良い様に置けるようにした。 【構成】 上下動装置に上下反転装置8を介して第1チ
ャック装置12を取付け、第1チャック装置12は、テ
ーパロッド14が挿入される円筒部材15の通孔16に
チャックボール17を挿入しておいて、テーパロッド1
4のテーパ部でチャックボール17が通孔16の外側に
押し出されるように構成した。
クを保持するチャック装置に無理な力が作用しないよう
にして耐久性あるものにするとともに、チャック装置を
コンパクトに形成し、さらにワークを反転させて移載
し、ワークの座り状態が良い様に置けるようにした。 【構成】 上下動装置に上下反転装置8を介して第1チ
ャック装置12を取付け、第1チャック装置12は、テ
ーパロッド14が挿入される円筒部材15の通孔16に
チャックボール17を挿入しておいて、テーパロッド1
4のテーパ部でチャックボール17が通孔16の外側に
押し出されるように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の組立ラインに
おいて1つのコンベアから別のコンベアへフロントナッ
クルアッセンブリー等を搬送するワーク移載装置に関す
る。
おいて1つのコンベアから別のコンベアへフロントナッ
クルアッセンブリー等を搬送するワーク移載装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の組立ラインでワークを保持して移
載する場合、図5に示す三つ爪チャックaでワークbを
保持し、三つ爪チャックaが取付けられているアームc
が旋回してワークが搬送されるようになっている。その
場合、ワークbに三つ爪チャックの爪部が挿入されるハ
ブ穴dが設けられ、そのハブ穴に三つ爪チャックaの爪
部が挿入され、次いで各爪部が横方向外側にスライドさ
れることにより、各爪部がワークbのハブ穴dの内周面
に押し付けられてワークbの保持が可能にされている。
載する場合、図5に示す三つ爪チャックaでワークbを
保持し、三つ爪チャックaが取付けられているアームc
が旋回してワークが搬送されるようになっている。その
場合、ワークbに三つ爪チャックの爪部が挿入されるハ
ブ穴dが設けられ、そのハブ穴に三つ爪チャックaの爪
部が挿入され、次いで各爪部が横方向外側にスライドさ
れることにより、各爪部がワークbのハブ穴dの内周面
に押し付けられてワークbの保持が可能にされている。
【0003】組立ラインのワーク移載装置としては、ワ
ークの形状が複雑でワーク自体を保持しにくい場合に、
ワーク受け治具を介して保持することにより容易に移載
できるようにしたものが特開平2−116431号公報
に記載されている。その場合、組立ラインで使用される
治具パレット上にワーク受け治具を配設し、ワーク受け
治具には保持手段によりベースパーツが固定保持される
ようにしている。そしてワーク治具が、組立ラインにお
いてベースパーツに複数のパーツを組み付けてなるワー
クとともに、組立ラインから組立ライン外の所定位置へ
旋回形式の移載手段が移送するようになっている。また
それらを移送した後に、ワーク受け治具を解除してそれ
のみを移載手段により組立ラインに返却している。この
ようなワークの移載手段は、この他に種々の方式がとら
れているが、チャックをワークのハブ穴に挿入してワー
クを保持し、ワークを反転させて別の位置に置いた場合
に、ワークの置かれた状態が座り良くするようにしたも
のは知られていない。
ークの形状が複雑でワーク自体を保持しにくい場合に、
ワーク受け治具を介して保持することにより容易に移載
できるようにしたものが特開平2−116431号公報
に記載されている。その場合、組立ラインで使用される
治具パレット上にワーク受け治具を配設し、ワーク受け
治具には保持手段によりベースパーツが固定保持される
ようにしている。そしてワーク治具が、組立ラインにお
いてベースパーツに複数のパーツを組み付けてなるワー
クとともに、組立ラインから組立ライン外の所定位置へ
旋回形式の移載手段が移送するようになっている。また
それらを移送した後に、ワーク受け治具を解除してそれ
のみを移載手段により組立ラインに返却している。この
ようなワークの移載手段は、この他に種々の方式がとら
れているが、チャックをワークのハブ穴に挿入してワー
クを保持し、ワークを反転させて別の位置に置いた場合
に、ワークの置かれた状態が座り良くするようにしたも
のは知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の三つ爪チャ
ックは、ハブボルトとチャック本体が干渉しないように
子爪を長くする必要があり、爪部のスライド部にモーメ
ント荷重か作用し、チャックの耐久性が低下するという
問題があった。またチャックの占有するスペースが大き
く、チャックのコストが高いという問題もあった。そこ
で本発明は、ワークを保持するチャック装置に無理な力
が作用しないようにして耐久性のあるものにするととも
に、チャック装置をコンパクトに形成し、さらにワーク
の形状によりチャック状態のまま移載してその位置へは
座り良く置けないような場合でも、上下反転させて座り
良く置けるようにすることを目的とする。
ックは、ハブボルトとチャック本体が干渉しないように
子爪を長くする必要があり、爪部のスライド部にモーメ
ント荷重か作用し、チャックの耐久性が低下するという
問題があった。またチャックの占有するスペースが大き
く、チャックのコストが高いという問題もあった。そこ
で本発明は、ワークを保持するチャック装置に無理な力
が作用しないようにして耐久性のあるものにするととも
に、チャック装置をコンパクトに形成し、さらにワーク
の形状によりチャック状態のまま移載してその位置へは
座り良く置けないような場合でも、上下反転させて座り
良く置けるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、上下動装置にチャック装置を取付けるととも
に、チャック装置を上下反転装置により反転可能にし、
チャック装置は円筒部材内にテーパロッドを挿入し、円
筒部材に設けた通孔内にチャックボールを挿入してテー
パロッドの移動によりチャックボールを通孔の外側へ押
し出し可能に構成した。また前記チャック装置に対向し
てもう1つのチャック装置を配置し、それを旋回装置の
アーム部材に保持させて、ワークを別の位置へ移載する
ことができる。
するため、上下動装置にチャック装置を取付けるととも
に、チャック装置を上下反転装置により反転可能にし、
チャック装置は円筒部材内にテーパロッドを挿入し、円
筒部材に設けた通孔内にチャックボールを挿入してテー
パロッドの移動によりチャックボールを通孔の外側へ押
し出し可能に構成した。また前記チャック装置に対向し
てもう1つのチャック装置を配置し、それを旋回装置の
アーム部材に保持させて、ワークを別の位置へ移載する
ことができる。
【0006】
【作用】上記のワークの移載装置では、ワークをチャッ
クする場合、テーパロッドがチャックボールを円筒部材
の通孔の外側へ押し出してワークのハブ穴内壁面に押し
付けるのでワークを保持することができる。この場合、
チャックボールがワーク側に接触する点とチャックボー
ルへのチャック力の作用点とが近いため、保持部に無理
な力が作用せず、耐久性のあるものとなる。またワーク
は、上下反転装置により初めにチャックされた状態から
上下反転され、さらに旋回ローダで移載されて置かれる
ので、ワークを上下反転させて置く場合にもスムーズに
移載することができる。
クする場合、テーパロッドがチャックボールを円筒部材
の通孔の外側へ押し出してワークのハブ穴内壁面に押し
付けるのでワークを保持することができる。この場合、
チャックボールがワーク側に接触する点とチャックボー
ルへのチャック力の作用点とが近いため、保持部に無理
な力が作用せず、耐久性のあるものとなる。またワーク
は、上下反転装置により初めにチャックされた状態から
上下反転され、さらに旋回ローダで移載されて置かれる
ので、ワークを上下反転させて置く場合にもスムーズに
移載することができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜4により説明す
る。本発明の組立ラインのワーク移載装置では自動車の
フロントナックルアッセンブリーのように上下の一方に
大きな突出部があって、その突出部側を下面にして置く
と座りが悪くなるようなワークを移載する場合に適用さ
れる。組立ラインでは搬送コンベア1によりワークパレ
ット2が搬送され、その上に支持部2aを介してワーク
3が置かれている。ワーク3には上下方向に貫通したハ
ブ穴3aが設けられ、そのハブ穴内に後記するチャック
装置のチャック部が挿入されてワーク3が保持されるよ
うになっている。
る。本発明の組立ラインのワーク移載装置では自動車の
フロントナックルアッセンブリーのように上下の一方に
大きな突出部があって、その突出部側を下面にして置く
と座りが悪くなるようなワークを移載する場合に適用さ
れる。組立ラインでは搬送コンベア1によりワークパレ
ット2が搬送され、その上に支持部2aを介してワーク
3が置かれている。ワーク3には上下方向に貫通したハ
ブ穴3aが設けられ、そのハブ穴内に後記するチャック
装置のチャック部が挿入されてワーク3が保持されるよ
うになっている。
【0008】搬送コンベア1の側方の支柱4に上下方向
のレール部材5が設けられ、それにガイド部材6が摺動
可能に設けられる。ガイド部材6にテーブル部材7が取
付けられ、そのテーブル部材7に上下反転装置8が取付
けられ、上下反転装置8の回転軸8aにブラケット9が
取付けられる。なお回転軸8aは軸受10を介してテー
ブル部材7に保持される。また、上下反転装置8はシリ
ンダとラックとピニオンが内蔵され、シリンダロッド端
のラックがピニオンを回し、そのピニオン軸心を中心に
回転軸8aが180度往復回転するようになっている。
テーブル部材7の下部に第1伸縮シリンダ装置11が設
けられ、そのロッド11aの伸縮によりテーブル部材7
をレール部材5に沿って上下動できるようになってい
る。
のレール部材5が設けられ、それにガイド部材6が摺動
可能に設けられる。ガイド部材6にテーブル部材7が取
付けられ、そのテーブル部材7に上下反転装置8が取付
けられ、上下反転装置8の回転軸8aにブラケット9が
取付けられる。なお回転軸8aは軸受10を介してテー
ブル部材7に保持される。また、上下反転装置8はシリ
ンダとラックとピニオンが内蔵され、シリンダロッド端
のラックがピニオンを回し、そのピニオン軸心を中心に
回転軸8aが180度往復回転するようになっている。
テーブル部材7の下部に第1伸縮シリンダ装置11が設
けられ、そのロッド11aの伸縮によりテーブル部材7
をレール部材5に沿って上下動できるようになってい
る。
【0009】ブラケット9に第1チャック装置12が取
付けられ、それは上下反転装置8によりブラケット9を
介して上下に反転されるようになっている。第1チャッ
ク装置12は図2に示すようにブラケット9に第2伸縮
シリンダ装置13が取付けられ、そのロッド13aは下
方に突出されてテーパロッド14が連結されている。テ
ーパロッド14はブラケット9に取付けらた円筒部材1
5内を上下動できるようになっている。円筒部材15の
下部の円筒壁に3つの通孔16が等間隔に設けられ、各
通孔16にそれぞれチャックボール17が挿入される。
そしてテーパロッド14が円筒部材15内で伸縮作動さ
れることにより、そのテーパ部が各チャックボール17
を通孔16の外側に押出し、ワーク3のハブ穴3aの内
壁面を押圧してチャックできるようになっている。
付けられ、それは上下反転装置8によりブラケット9を
介して上下に反転されるようになっている。第1チャッ
ク装置12は図2に示すようにブラケット9に第2伸縮
シリンダ装置13が取付けられ、そのロッド13aは下
方に突出されてテーパロッド14が連結されている。テ
ーパロッド14はブラケット9に取付けらた円筒部材1
5内を上下動できるようになっている。円筒部材15の
下部の円筒壁に3つの通孔16が等間隔に設けられ、各
通孔16にそれぞれチャックボール17が挿入される。
そしてテーパロッド14が円筒部材15内で伸縮作動さ
れることにより、そのテーパ部が各チャックボール17
を通孔16の外側に押出し、ワーク3のハブ穴3aの内
壁面を押圧してチャックできるようになっている。
【0010】前記レール部材5を取付けた支柱4に旋回
ローダ21の旋回軸22が保持され、旋回軸22の上端
に旋回アーム23が取付けられ、旋回アーム23は旋回
用伸縮シリンダ装置24によりリンクを介して旋回可能
に構成される。なお旋回アーム23は伸縮シリンダ装置
25により伸縮可能になっている。旋回アーム23の先
端に、伸縮シリンダ装置26を介して第2チャック装置
27が上下動可能に取付けられ、第2チャック装置27
の構成は前記第1チャック装置12と同様になってい
て、チャック用シリンダ装置の伸縮作動により、テーパ
ロッドが円筒部材の通孔内のチャックボールを外側に押
し出すようになっている。そして第1チャック装置12
に保持されたワーク3を上下反転装置8により上下反転
した後に、第2チャック装置27がワーク3をチャック
して保持できるようになっている。
ローダ21の旋回軸22が保持され、旋回軸22の上端
に旋回アーム23が取付けられ、旋回アーム23は旋回
用伸縮シリンダ装置24によりリンクを介して旋回可能
に構成される。なお旋回アーム23は伸縮シリンダ装置
25により伸縮可能になっている。旋回アーム23の先
端に、伸縮シリンダ装置26を介して第2チャック装置
27が上下動可能に取付けられ、第2チャック装置27
の構成は前記第1チャック装置12と同様になってい
て、チャック用シリンダ装置の伸縮作動により、テーパ
ロッドが円筒部材の通孔内のチャックボールを外側に押
し出すようになっている。そして第1チャック装置12
に保持されたワーク3を上下反転装置8により上下反転
した後に、第2チャック装置27がワーク3をチャック
して保持できるようになっている。
【0011】次に、上記構成のワークの移載装置で搬送
コンベア1上にパレット2を介して保持されたワークを
別個の搬送コンベア上に搬送させる作用を説明する。初
めに上下動装置の第1伸縮シリンダ装置11のロッド1
1aが引き込まれると、テーブル部材7が下降し、第1
チャック装置12の円筒部材15の先端部がワークのハ
ブ穴3a内に入り込む。次いで第1チャック装置12の
テーパロッド14を第2伸縮シリンダ装置13の作動に
より押し下げると、テーパロッド14のテーパ部に接触
している各チャックボール17は通孔16の外側に押し
出され、ワーク3のハブ穴内壁面を押し付け、ワーク3
がしっかりと保持される。この後、上下動装置の第1伸
縮シリンダ装置11のロッドを伸長して、テーブル部材
7を上昇させれば、ワーク3は第1チャック装置12と
共に上昇する。
コンベア1上にパレット2を介して保持されたワークを
別個の搬送コンベア上に搬送させる作用を説明する。初
めに上下動装置の第1伸縮シリンダ装置11のロッド1
1aが引き込まれると、テーブル部材7が下降し、第1
チャック装置12の円筒部材15の先端部がワークのハ
ブ穴3a内に入り込む。次いで第1チャック装置12の
テーパロッド14を第2伸縮シリンダ装置13の作動に
より押し下げると、テーパロッド14のテーパ部に接触
している各チャックボール17は通孔16の外側に押し
出され、ワーク3のハブ穴内壁面を押し付け、ワーク3
がしっかりと保持される。この後、上下動装置の第1伸
縮シリンダ装置11のロッドを伸長して、テーブル部材
7を上昇させれば、ワーク3は第1チャック装置12と
共に上昇する。
【0012】さらに、上下反転装置8を駆動してブラケ
ット9を180度反転させ、ワーク3を第1チャック装
置12の上側に位置させる。この後、第1チャック装置
12のテーパロッド14が引き込まれるとチャックボー
ル17がフリーとなり、ワークのチャックを解除して、
ワーク3は第1チャック装置12の上に乗るだけとな
る。次に、旋回ローダ21の先端の第2チャック装置2
7を下降して、円筒部材の先端をワーク3のハブ穴内に
挿入する。さらに第2チャック装置27のテーパロッド
を押し下げて、チャックボールをハブ穴内壁面に押し付
け、ワーク3を保持する。この後、第2チャック装置2
7をワーク3と共に上昇し、さらに旋回アーム23を旋
回させて、別個の搬送コンベア上へワーク3を搬送し、
そこで第2チャック装置27を解除してワーク3を置
き、旋回ローダ21は元の状態に戻される。
ット9を180度反転させ、ワーク3を第1チャック装
置12の上側に位置させる。この後、第1チャック装置
12のテーパロッド14が引き込まれるとチャックボー
ル17がフリーとなり、ワークのチャックを解除して、
ワーク3は第1チャック装置12の上に乗るだけとな
る。次に、旋回ローダ21の先端の第2チャック装置2
7を下降して、円筒部材の先端をワーク3のハブ穴内に
挿入する。さらに第2チャック装置27のテーパロッド
を押し下げて、チャックボールをハブ穴内壁面に押し付
け、ワーク3を保持する。この後、第2チャック装置2
7をワーク3と共に上昇し、さらに旋回アーム23を旋
回させて、別個の搬送コンベア上へワーク3を搬送し、
そこで第2チャック装置27を解除してワーク3を置
き、旋回ローダ21は元の状態に戻される。
【0013】
【発明の効果】本発明の組立ラインのワーク搬送装置で
は、チャック装置のテーパロッドがチャックボールを押
し出してワークハブ穴内壁面を押すことによりワークを
保持するようになっており、チャックボールがワークと
接触する点とチャックボールに作用する力の作用点とが
近いため、チャック装置に無理な力が働かず、耐久性が
あり、しかもチャック装置全体がコンパクトに設計でき
て自由度が増し、コストの低減にもなる。またワークを
置いた場合に座りが悪い場合に、ワークを反転させて移
載し、移載位置では座りの良い面を下にして置かれるの
で、移載後の加工作業が容易であり、その反転の為の駆
動機構も簡単である。
は、チャック装置のテーパロッドがチャックボールを押
し出してワークハブ穴内壁面を押すことによりワークを
保持するようになっており、チャックボールがワークと
接触する点とチャックボールに作用する力の作用点とが
近いため、チャック装置に無理な力が働かず、耐久性が
あり、しかもチャック装置全体がコンパクトに設計でき
て自由度が増し、コストの低減にもなる。またワークを
置いた場合に座りが悪い場合に、ワークを反転させて移
載し、移載位置では座りの良い面を下にして置かれるの
で、移載後の加工作業が容易であり、その反転の為の駆
動機構も簡単である。
【図1】本発明の組立ラインのワーク移載装置の側面図
である。
である。
【図2】本発明の組立ラインのワーク移載装置のチャッ
ク部の断面図である。
ク部の断面図である。
【図3】本発明の組立ラインのワーク移載装置の上下反
転装置の断面図である。
転装置の断面図である。
【図4】本発明の組立ラインのワーク移載装置の旋回ロ
ーダの平面図である。
ーダの平面図である。
【図5】従来のチャック装置の説明図である。
【符号の説明】 5 レール部材 7 テーブル部材 8 上下反転装置 12 第1チャック装置 21 旋回ローダ 27 第2チャック装置
Claims (2)
- 【請求項1】 上下方向のレール部材にガイド部材を摺
動可能に設け、ガイド部材に取付けたテーブル部材を第
1伸縮シリンダ装置で上下動させる上下動装置と、 上下動装置のテーブル部材に取付けられてブラケットを
反転駆動装置が180度回動させる構成の上下反転装置
と、 上下反転装置のブラケットに第2伸縮シリンダ装置が保
持されてその先端にテーパロッドが連結され、テーパロ
ッドが挿入される円筒部材を前記ブラケットに保持さ
せ、円筒部材の円筒壁に設けられた数個の通孔内にそれ
ぞれチャックボールを挿入し、テーパロッドの移動に応
じてチャックボールを各通孔から押し出し可能に構成し
た第1チャック装置と、 を備えていることを特徴とする組立ラインのワーク移載
装置。 - 【請求項2】 旋回駆動装置により旋回されるアームの
先端に前記第1チャック装置と同様の第2チャック装置
を取付け、その第2チャック装置を前記チャック装置の
位置に対向配置させてなる旋回ローダを備えた請求項1
に記載の組立ラインのワーク移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21296291A JPH0538634A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 組立ラインのワーク移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21296291A JPH0538634A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 組立ラインのワーク移載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538634A true JPH0538634A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16631179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21296291A Pending JPH0538634A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 組立ラインのワーク移載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538634A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100391281B1 (ko) * | 2000-12-19 | 2003-07-12 | 기아자동차주식회사 | 공압실린더를 이용한 엔진블록 반전이재기 |
CN114453916A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-05-10 | 湖北三环锻造有限公司 | 用于转向节立体式柔性送料的方法 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP21296291A patent/JPH0538634A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100391281B1 (ko) * | 2000-12-19 | 2003-07-12 | 기아자동차주식회사 | 공압실린더를 이용한 엔진블록 반전이재기 |
CN114453916A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-05-10 | 湖北三环锻造有限公司 | 用于转向节立体式柔性送料的方法 |
CN114453916B (zh) * | 2021-12-21 | 2024-01-09 | 湖北三环锻造有限公司 | 用于转向节立体式柔性送料的方法 |
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