JPH0538513A - 圧延機 - Google Patents

圧延機

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Publication number
JPH0538513A
JPH0538513A JP3216275A JP21627591A JPH0538513A JP H0538513 A JPH0538513 A JP H0538513A JP 3216275 A JP3216275 A JP 3216275A JP 21627591 A JP21627591 A JP 21627591A JP H0538513 A JPH0538513 A JP H0538513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling mill
rolled
rolling
rolls
meandering
Prior art date
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Pending
Application number
JP3216275A
Other languages
English (en)
Inventor
Masujiro Yoshida
益二郎 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH0538513A publication Critical patent/JPH0538513A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/68Camber or steering control for strip, sheets or plates, e.g. preventing meandering

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下ロールの回転軸を同方向に傾けて被圧延
材の蛇行を修正できるようにすること。 【構成】 圧延機10の上下圧延ロール19,19aの
回転軸20,20aを被圧延材1の進行面内で同方向に
傾斜可能にハウジング11に設けるようにし、これによ
り上下の圧延ロール19,19aのロール間隔を変える
こと無く、被圧延材1に板幅方向の張力を生じさせ、板
をライン中心に戻すようにして蛇行を修正するようにし
ている。したがって、ワークロール両端部でロール間隔
を変える必要がないので、板形状に影響が及ばず、大き
な蛇行修正能力を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上下ロールの回転軸
が平行に配置された圧延機の改良に関し、回転軸を同方
向に傾けて被圧延材の蛇行を修正できるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から線材や板材の製造法の一つに圧
延加工があり、圧延機の回転する2本の円筒状ロールの
間に材料を通し、その断面積を減少させながら所定の断
面形状の製品を得るようにしている。
【0003】このような圧延加工に使用される圧延機
は、たとえば2段圧延機の場合、圧延機のハウジング内
に上下1対の圧延ロールを装着し、図6に示すように、
被圧延板1の進行方向Lに対して直角な水平方向Lt に
それぞれの圧延ロール2の回転軸3を平行に配置してい
る。
【0004】このような圧延機を複数台設置して圧延を
行う圧延ラインでは、圧延機の圧延ロール2の間を被圧
延板1が通過する際に圧延ロール2の長手方向(回転軸
3の方向)Lt によって行く、蛇行が生じることがあ
る。特に、図7に示すように、上下1対の圧延ロール
2,2aに被圧延板1を巻き付けるように通し、圧延機
4の前後に設けたテンションブライドル5,5aとペイ
オフリール6とテンションリール6aで張力を与えなが
ら圧延する巻付け圧延の場合には、蛇行が生じやすい。
【0005】従来、このような被圧延板1の蛇行が生じ
た場合には、これを修正する方法の一つとして図8に示
すように、上下1対の圧延ロール2,2aの幅方向両端
部のロール間隔A,Bを変えて一端縁Aを他端縁Bより
板厚を薄くすることが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この蛇行修
正方法では、圧延ロール2,2aのロール間隔を小さく
した端縁Aの板厚が他端縁Bに比べて薄くなると同時に
長くなってしわが発生し、製品の形状が悪くなってしま
う。このため蛇行を修正できる範囲が限られ、蛇行修正
機能としては十分といえない。この発明は、かかる従来
技術の問題点に鑑みてなされたもので、板形状に影響を
与えること無く簡単に蛇行を修正することができ、蛇行
修正能力も大きい圧延機を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術が有する課
題を解決するため、この発明の圧延機は、圧延機の上下
ロールを被圧延材の進行面内で同方向に傾斜可能にした
ことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】この圧延機によれば、圧延機の上下圧延ロール
を被圧延材の進行面内で同方向に傾斜可能にしており、
これにより上下の圧延ロールのロール間隔を変えること
無く、被圧延材に板幅方向の張力を生じさせ、板をライ
ン中心に戻すようにして蛇行を修正するようにしてい
る。したがって、ロール間隔を変える必要がないので、
板形状に影響が及ばず、大きな蛇行修正能力を得ること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1〜図4はこの発明の圧延機を2段の
巻付け圧延機に適用した一実施例にかかリ、図1は一部
分を切欠いた概略構成図、図2は概略断面図、図3は図
2中のA−A断面図、図4は図2中のB−B断面図であ
る。この圧延機10では、圧延機のハウジング11内に
上下インナーフレーム12,12aが配置され、ハウジ
ング11の内壁とこれらインナーフレーム12,12a
の外壁との間に適当な隙間が形成されるとともに、これ
らインナーフレーム12,12aが上下にスライド可能
となっている。上インナーフレーム12の上方には、図
2に示すように、ハウジング11との間に垂直方向に移
動可能に取付けられた上ピボットビーム13が配置さ
れ、上インナーフレーム12のミル中心に形成されたピ
ボット14が上ピボットビーム13に取付けられたベア
リング15で垂直軸回りに回動可能に支持され、このピ
ボット14とベアリング15を回転中心として上インナ
ーフレーム12の水平面内での角度を小さな力で変更で
きるようになっている。
【0010】また、上インナーフレーム12の上面と上
ピボットビーム13の下面との間にベアリング16が介
装され、上インナーフレーム12のピボット14を中心
とした回動を小さな力を加えるだけで出来るようになっ
ている。
【0011】一方、下インナーフレーム12aでは、そ
の下面と圧延機のハウジング11の上面との間に、図4
に示すように、ベアリング17が介装され、下インナー
フレーム12aを小さな力で水平面内で回動できるよう
にしてある。そして、下インナーフレーム12aの下方
のハウジング11には、下ピボットビーム13aが取付
けられ、下ピボットビーム13aのミル中心に、図2及
び図3に示すように、ピボット14aが形成されて下イ
ンナーフレーム12aに取付けたベアリング18で垂直
軸回りに回動可能に支持され、このピボット14aとベ
アリング18を回転中心として下インナーフレーム12
aの水平面内での角度を小さな力で変更できるようにな
っている。
【0012】このような上下インナーフレーム12,1
2a内には、上下ワークロール19,19aの回転軸2
0,20aの端部を回転可能に支持する上下ワークロー
ルチョック21,21aが上下動可能に装着されてい
る。したがって、既に説明した上下インナーフレーム1
2,12aのピボット14,14aを中心とする垂直軸
回りの回動によって上下ワークロール19,19aの回
転軸20,20aを被圧延材1の進行面(水平面)内で
ライン方向Lに対して傾斜させ、ライン方向Lとの成す
角度を通常の直角以外に変えることができる。ハウジン
グ11の上部には、スクリュー圧下装置22が設けら
れ、圧下スクリュー22aの先端にベアリング23が介
装されて上ピボットビーム13を介して圧下力を加える
ようになっている。また、ハウジング11には、バラン
スシリンダ24が取付けられ、そのロッド24aが上ピ
ボットビーム13を貫通して上インナーフレーム12に
機械的に連結され、バックラッシュを無くすように常時
上方に押し上げるようにする。
【0013】一方、下インナーフレーム12aと下ワー
クロールチョック21aとの間には、油圧圧下シリンダ
25が介装されている。なお、この油圧圧下シリンダ2
5に替え、スクリュージャッキなどを用いることもでき
る。また、上下ピボットビーム13,13aの両側に
は、それぞれワークロール19,19aの回転軸20,
20aと水平面内でのライン方向Lとの成す角を変える
ための傾斜用の駆動手段として油圧シリンダ26,26
aが取付けられ、これらのロッド先端が上下インナーフ
レーム12,12aの外側面に当接して押すようになっ
ている。そして、上下ワークロールチョック21,21
aには、それぞれベンディグシリンダ27,27aが設
けられ、ロールベンデイングができるようになってい
る。さらに、この圧延機10では、ロール組替装置を構
成する車輪やレールが設けられている。
【0014】このように構成された圧延機10における
被圧延板1の蛇行の修正は、次のようにして行われる。
この圧延機10での被圧延材1の蛇行の修正は、上下イ
ンナーフレーム12,12aの角度変更用の駆動手段で
ある油圧シリンダ26,26aのロッドの伸縮によって
上下インナーフレーム12,12aをピボット14,1
4aを中心に同一方向に回動させ、上下ワークロール1
9,19aの平行状態を保持したまま両方のワークロー
ル19,19aの回転軸20,20aを被圧延材1の進
行面(ライン方向Lを含む水平面)内で被圧延材1の進
行方向、すなわちライン方向Lに傾斜(ライン方向Lと
のなく角度を変えること)させることで行う。
【0015】たとえば、図7で説明した圧延ラインの圧
延機として設置し、ライン方向前後にテンションブライ
ドル5,5aとペイオフリール6とテンションリール6
aとを設置した状態で、図5(a)に示す実線状態の被
圧延材1から破線の被圧延材1aのように蛇行が生じた
場合には、圧延機10の上下ワークロール19,19a
の回転軸20,20aを被圧延材1の進行面内(図5の
紙面と平行な面内)で傾けて、図5(b)に示すように
変える。このとき上下ワークロール19,19aのロー
ル間隔はロール両端で同一の状態のままとする。
【0016】このように被圧延材1に一方に寄るような
蛇行1aが生じたとき、圧延機10の上下ワークロール
19,19aの回転軸20,20aを傾けることで、被
圧延材1aの板幅方向の張力が被圧延材1aを中央に戻
すように作用し、被圧延材1aの片寄りがなくなって蛇
行が修正される。
【0017】この場合、下インナーフレーム12aとハ
ウジング11の間のベアリング17と、上インナーフレ
ーム12と上ピボットビーム13の間のベアリング16
によって上下インナーフレーム12,12aを小さな力
で水平面内の回動が出来るとともに、上下インナーフレ
ーム12,12aの回動中心がピボット14,14a及
びベアリング15,18で支持されているので、上下ワ
ークロール19,19aの回転軸20,20aのライン
方向Lに対する傾斜角を小さな力で正確に調整すること
ができる。
【0018】このようなベアリング15,16,17,
18の介装によって、圧延荷重を加えない停止中は勿
論、圧延荷重が加わった圧延中においても、簡単に上下
ワークロール19,19aの回転軸20,20aとライ
ン方向Lとの成す角度(傾斜角)の調整を行うことがで
き、蛇行の発生を常時修正することができる。 なお、
上記実施例では、圧延機を巻付け圧延用の2段圧延機に
適用した場合で説明したが、これに限らず、通常の2段
圧延機や多段圧延機に適用することもできる。また、こ
の発明の要旨を変更しない範囲で各構成要素に変更を加
えるようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】以上、一実施例とともに具体的に説明し
たようにこの発明の圧延機によれば、圧延機の上下圧延
ロールの回転軸を被圧延材の進行面内で同方向に傾斜可
能にしたので、これにより上下の圧延ロールのロール間
隔を変えること無く、被圧延材に板幅方向の張力を生じ
させ、板をライン中心に戻すようにして蛇行を修正する
ことができる。
【0020】したがって、蛇行修正のためロール間隔を
変える必要がないので、板形状に影響が及ばず、大きな
蛇行修正能力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の圧延機を2段の巻付け圧延機に適用
した一実施例にかかる一部分を切欠いた概略構成図であ
る。
【図2】この発明の圧延機を2段の巻付け圧延機に適用
した一実施例にかかる概略断面図である。
【図3】この発明の圧延機を2段の巻付け圧延機に適用
した一実施例にかかる図2中のA−A断面図である。
【図4】この発明の圧延機を2段の巻付け圧延機に適用
した一実施例にかかる図2中のB−B断面図である。
【図5】この発明の圧延機を2段の巻付け圧延機に適用
した一実施例にかかる蛇行修正状態の平面説明図であ
る。
【図6】従来の圧延ロールと被圧延材の関係を示す平面
図である。
【図7】圧延ラインの概略配置図である。
【図8】従来の蛇行修正方法を示す横断面図である。
【符号の説明】
L ライン方向 1,1a 被圧延材 5,5a テンションブライドル 10 圧延機 11 ハウジング 12,12a 上下インナーフレーム 13,13a 上下ピボットビーム 14,14a ピボット 15〜18,23 ベアリング(軸受) 19,19a 上下ワークロール 20,20a 回転軸 21,21a 上下ワークロールチョック 22 スクリュー圧下装置 25 油圧圧下シリンダ 26,26a 油圧シリンダ(回転軸傾斜用の駆動手
段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延機の上下ロールを被圧延材の進行面
    内で同方向に傾斜可能にしたことを特徴とする圧延機。
JP3216275A 1991-08-01 1991-08-01 圧延機 Pending JPH0538513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3216275A JPH0538513A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 圧延機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3216275A JPH0538513A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 圧延機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538513A true JPH0538513A (ja) 1993-02-19

Family

ID=16685990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3216275A Pending JPH0538513A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 圧延機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0538513A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108296284A (zh) * 2018-01-18 2018-07-20 太原科技大学 一种厚钢板同速异径蛇形轧制力能参数的计算方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108296284A (zh) * 2018-01-18 2018-07-20 太原科技大学 一种厚钢板同速异径蛇形轧制力能参数的计算方法
CN108296284B (zh) * 2018-01-18 2019-06-11 太原科技大学 一种厚钢板同速异径蛇形轧制力能参数的计算方法

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