JPH0538415U - ピン結合構造 - Google Patents

ピン結合構造

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Publication number
JPH0538415U
JPH0538415U JP095838U JP9583891U JPH0538415U JP H0538415 U JPH0538415 U JP H0538415U JP 095838 U JP095838 U JP 095838U JP 9583891 U JP9583891 U JP 9583891U JP H0538415 U JPH0538415 U JP H0538415U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
peripheral surface
grease reservoir
spacer
grease
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP095838U
Other languages
English (en)
Inventor
志郎 大原
秀明 白木
清 本間
Original Assignee
新キヤタピラー三菱株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新キヤタピラー三菱株式会社 filed Critical 新キヤタピラー三菱株式会社
Priority to JP095838U priority Critical patent/JPH0538415U/ja
Publication of JPH0538415U publication Critical patent/JPH0538415U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/045Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2350/00Machines or articles related to building
    • F16C2350/26Excavators

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリース溜り10内に充填されるグリースの量
及び充填時間を低減する。 【構成】 グリース溜り10内に弾性体からなる一部切欠
円筒状のスペーサ13を巻回してピン穴5aを通してグリー
ス溜り10内に挿入し、グリース溜り10内で復元させるこ
とによりその外周面を中央パイプ4の内周面に密着させ
て装着する。このようにしてグリース溜り10の容積をス
ペーサ13の容積分だけ減少させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は油圧ショベルにおけるブーム、アーム、バケット等のピン結合部等に 好適なピン結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は油圧ショベルを示す側面図で、01は油圧ショベル本体、02はブーム、03 はアーム、04はバケット、05はブームシリンダ、06はアームシリンダ、07はバケ ットシリンダである。これらを回動可能に結合するために多数のピン結合構造P が用いられている。
【0003】 従来のピン結合構造Pの1例が図3に示されている。 中央パイプ4の両端にはそれぞれ円環状ボス5が溶接され、これらボス5のピ ン穴5a内には円環状のブッシュ6が配設され、その外側にはダストシール7が設 置される。各ボス5の外側にこれに近接して一対のブラケット11を設置し、ピン 8を一対のブラケット11のピン穴11a 及びブッシュ6とダストシール7を貫通さ せてその先端にボルトナット12を取り付けることによりピン回転の反力をとると ともにその抜出を阻止する。
【0004】 かくして、中央パイプ4の内周面と一対のボス5の内端面とピン8の外周面と によってグリース溜り10が限界され、このグリース溜り10内にはグリースがピン 8に穿設された給脂口9aからグリース穴9を経て充填される。 グリース溜り10内に充填されたグリースはブッシュ6の内周面とピン8の外周 面との摺動面を潤滑した後ダストシール7の隙間を経て外部へ押し出される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のピン結合構造においては、グリース溜り10の容積が大きいため、多 量のグリースを必要とするとともにこのグリースをグリース溜り10内に充填する 時間が長くなるのでコストが嵩むという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、中央パイプの内周面と、この中央パイプの両端に固着された一対の円 環状ボスの内端面と、上記一対の円環状ボスのピン穴を貫通するピンの外周面と によって限界された円筒状のグリース溜りを備えたピン結合構造において、弾性 体からなる一部切欠円筒状のスペーサをその外径が上記ピンの外径より小径とな るように巻回し、この状態で上記ピン穴を通して上記グリース溜り内に挿入し、 このグリース溜り内でその弾力により復元させることにより上記スペーサの外周 面を上記中央パイプの内周面に密着させグリース溜り容積を低減させたことを特 徴とするピン結合構造にある。
【0007】
【作用】
本考案においては、上記構成を具えているため、ピンの貫挿に先立ってスペー サをその外径がピンの外径より小径となるように巻回し、この状態でピン穴を通 してグリース溜り内に挿入し、このグリース溜り内でその弾力により復元させる ことによってスペーサの外周面を中央パイプの内周面に密着させる。
【0008】
【実施例】
本考案の1実施例が図1及び図2に示されている。 図1に示すように、グリース溜り10内には一部切欠10a を有する円筒状のスペ ーサ13が装着され、このスペーサ13の外周面は中央パイプ4の内周面に密着して いる。 このスペーサ13はグリースに侵されないゴム又は樹脂等の弾性体からなり、自 由状態では図2 (B)に示すように、その外径Doが中央パイプ4の内径Dより大径 とされている。このスペーサ13をグリース溜り10内に装着するには、先ず、図2 (A) に示すように、その外径がピン8の外径dより小径になるように巻回しこの 状態でボス5のピン穴5aを通してグリース溜り10内に挿入する。すると、スペー サ13はグリース溜り10内でその弾力により復元して拡径し、その外周面は中央パ イプ4の内周面に密着する。かくして、スペーサ13の内径Lはピン8の外径dよ り大きくなってピン8の挿入を妨げなくなるとともにグリース溜り10内のグリー スがピン8の外周面とブッシュ6の内周面との隙間に入るのを妨げることはない 。 他の構成、作用は図3に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ 符号が付されている。
【0009】 上記のようにグリース溜り10内にスペーサ13を装着することによりグリース溜 り10の容積はスペーサ13の容積分だけ低減するので、グリース溜り10内に充填さ れるグリース量及び充填時間を減らすことができる。
【0010】
【考案の効果】
本考案においては、グリース溜り内にスペーサを装着することによりこのスペ ーサの容積分だけグリース溜りの容積が減少するのでグリース溜り内に充填され るグリース量を減少させることができるとともにこのグリースの充填時間を短縮 しうる。また、スペーサは弾性体からなる一部切欠円筒状をなしているので、こ の外径をピンの径より小径になるように巻回することによってボスのピン穴を通 してグリース溜り内に挿入しうるので、従来のピン結合構造を何ら改変すること なく、容易、かつ、迅速にスペーサを装着でき、しかも、スペーサは安価に製造 しうるのでコストを低減できる。 更に、このスペーサはグリース溜り内でその弾力により復元してその外周面が 中央パイプの内周面に密着するので、スペーサの装着後にピンをボスのピン穴内 に容易に貫挿することができ、また、グリース溜り内に充填されたグリースがピ ンの外周面とボスのピン穴の内周面との隙間に入るのを妨げることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示し、(A) は断面図、(B)
は(A) のXXに沿う断面図である。
【図2】上記実施例におけるスペーサを示し、(A) はス
ペーサを巻回した状態を示す側面図、(B) は自由状態を
示す側面図である。
【図3】従来のピン結合構造を示す断面図である。
【図4】従来の油圧ショベルを示す側面図である。
【符号の説明】
4 中央パイプ 5 ボス 5a ピン穴 8 ピン 10 グリース溜り 11 ブラケット 13 スペーサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央パイプの内周面と、この中央パイプ
    の両端に固着された一対の円環状ボスの内端面と、上記
    一対の円環状ボスのピン穴を貫通するピンの外周面とに
    よって限界された円筒状のグリース溜りを備えたピン結
    合構造において、弾性体からなる一部切欠円筒状のスペ
    ーサをその外径が上記ピンの外径より小径となるように
    巻回し、この状態で上記ピン穴を通して上記グリース溜
    り内に挿入し、このグリース溜り内でその弾力により復
    元させることにより上記スペーサの外周面を上記中央パ
    イプの内周面に密着させたことを特徴とするピン結合構
    造。
JP095838U 1991-10-25 1991-10-25 ピン結合構造 Pending JPH0538415U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP095838U JPH0538415U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 ピン結合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP095838U JPH0538415U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 ピン結合構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538415U true JPH0538415U (ja) 1993-05-25

Family

ID=14148527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP095838U Pending JPH0538415U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 ピン結合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0538415U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6484461A (en) * 1987-09-26 1989-03-29 Casio Computer Co Ltd Digital audio tape recorder
US10180192B2 (en) 2014-12-04 2019-01-15 Pacific Industrial Co., Ltd. Relief valve

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6484461A (en) * 1987-09-26 1989-03-29 Casio Computer Co Ltd Digital audio tape recorder
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970114