JPH0538366A - 脈管形成を行うための装置 - Google Patents
脈管形成を行うための装置Info
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- JPH0538366A JPH0538366A JP4007364A JP736492A JPH0538366A JP H0538366 A JPH0538366 A JP H0538366A JP 4007364 A JP4007364 A JP 4007364A JP 736492 A JP736492 A JP 736492A JP H0538366 A JPH0538366 A JP H0538366A
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- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
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- A61M25/0108—Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning using radio-opaque or ultrasound markers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 閉塞部を貫く管腔が小さすぎて脈管形成カテ
ーテルの進入を許さないような閉塞血管に対して脈管形
成法を施すことができる装置を提供する。 【構成】 誘導ワイヤ88を微拡張プローブ12と取代
えて、拡張カテーテル10の主管腔16内を前進させ
る。プローブ12はカテーテル10の末端開口から前進
し、バルーン26は収縮した形で狭窄部90内へ差込ま
れ、膨張することによって狭窄部を通る通路を予め拡大
する。次いで、狭窄部内に拡張バルーン20を配置し、
膨張させて脈管形成を完了する。
ーテルの進入を許さないような閉塞血管に対して脈管形
成法を施すことができる装置を提供する。 【構成】 誘導ワイヤ88を微拡張プローブ12と取代
えて、拡張カテーテル10の主管腔16内を前進させ
る。プローブ12はカテーテル10の末端開口から前進
し、バルーン26は収縮した形で狭窄部90内へ差込ま
れ、膨張することによって狭窄部を通る通路を予め拡大
する。次いで、狭窄部内に拡張バルーン20を配置し、
膨張させて脈管形成を完了する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は狭窄血管に対してバルー
ン脈管形成法を行うためのカテーテルならびに装置の新
規な改良発明に関する。
ン脈管形成法を行うためのカテーテルならびに装置の新
規な改良発明に関する。
【0002】
【従来の技術】バルーン脈管形成法は近年冠状動脈の如
き動脈の閉塞治療に使用されており、その成功度は増々
大きくなってきている。また、本方法はその狭窄症患部
の末端に特殊なバルーンを有するカテーテルを改善する
方法に関する。
き動脈の閉塞治療に使用されており、その成功度は増々
大きくなってきている。また、本方法はその狭窄症患部
の末端に特殊なバルーンを有するカテーテルを改善する
方法に関する。
【0003】しぼんだ状態でカテーテルのバルーン部を
狭窄部内に配置した後、高圧をかけて膨らませ狭窄部を
形成するプラークの如き生物学的材料を放射方向外側へ
圧縮する。
狭窄部内に配置した後、高圧をかけて膨らませ狭窄部を
形成するプラークの如き生物学的材料を放射方向外側へ
圧縮する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この型のバルーン拡張
装置はグルントズイク(Grurtzig)の米国特許
第4,195,637号に示されている通りである。バ
ルーン脈管形成法が使用できるような状況においてはそ
れをうまく使用すれば複雑で費用のかかる迂回外科手術
のもつ大きな危険を避けることができる。バルーン脈管
形成法によって全ての動脈閉塞が治療できるわけではな
い。脈管形成法によっては従来から治療することのでき
なかった血管閉塞の種類には閉塞部を通る通路が狭すぎ
るために気球がへこんでしぼんだ状態にある場合でもバ
ルーン脈管形成カテーテルを差し込むことができないよ
うなものがある。そのため、閉塞部の孔が誘導ワイヤの
通過をやっと可能にするほどであってしぼんだ脈管形成
バルーンが通過することのできるほどの大きさでないば
あいには、本方法は使用することができなかった。本発
明に至るまでかかる状態は患者が脈管形成法の潜在的な
利益を受けることを不可能にしていた。その代わりとし
て、かかる状態は迂回外科手術を必要としていたわけで
ある。
装置はグルントズイク(Grurtzig)の米国特許
第4,195,637号に示されている通りである。バ
ルーン脈管形成法が使用できるような状況においてはそ
れをうまく使用すれば複雑で費用のかかる迂回外科手術
のもつ大きな危険を避けることができる。バルーン脈管
形成法によって全ての動脈閉塞が治療できるわけではな
い。脈管形成法によっては従来から治療することのでき
なかった血管閉塞の種類には閉塞部を通る通路が狭すぎ
るために気球がへこんでしぼんだ状態にある場合でもバ
ルーン脈管形成カテーテルを差し込むことができないよ
うなものがある。そのため、閉塞部の孔が誘導ワイヤの
通過をやっと可能にするほどであってしぼんだ脈管形成
バルーンが通過することのできるほどの大きさでないば
あいには、本方法は使用することができなかった。本発
明に至るまでかかる状態は患者が脈管形成法の潜在的な
利益を受けることを不可能にしていた。その代わりとし
て、かかる状態は迂回外科手術を必要としていたわけで
ある。
【0005】同様に、脈管形成法が出会う困難の一つは
拡張バルーンカテーテルを動脈樹の所期の管枝内に進め
て配置して治療すべき閉塞部内へ進ませる点であった。
動脈樹の閉塞枝もしくは部分にカテーテルを案内するう
えでしばしば困難に遭遇した。
拡張バルーンカテーテルを動脈樹の所期の管枝内に進め
て配置して治療すべき閉塞部内へ進ませる点であった。
動脈樹の閉塞枝もしくは部分にカテーテルを案内するう
えでしばしば困難に遭遇した。
【0006】本発明の目的の一つは微拡張プローブを備
え、該プローブがかかる非常に狭い閉塞部をバルーン脈
管形成法により、しかもカテーテルを正確に案内できる
ような方法で治療することを可能にするような拡張カテ
ーテル装置を提供することである。
え、該プローブがかかる非常に狭い閉塞部をバルーン脈
管形成法により、しかもカテーテルを正確に案内できる
ような方法で治療することを可能にするような拡張カテ
ーテル装置を提供することである。
【0007】本発明の目的の一つは閉塞部を貫く管腔が
小さすぎて脈管形成カテーテルの進入を許さないような
閉塞血管に対して脈管形成法を施すことができるような
装置を提供することである。
小さすぎて脈管形成カテーテルの進入を許さないような
閉塞血管に対して脈管形成法を施すことができるような
装置を提供することである。
【0008】本発明のもう一つの目的は開口の径が約
0.020インチほどの小ささである閉塞部を拡張する
ために使用可能な脈管形成装置を提供することである。
0.020インチほどの小ささである閉塞部を拡張する
ために使用可能な脈管形成装置を提供することである。
【0009】本発明のもう一つの目的は事前に拡張を施
して閉塞バルーン血管を脈管形成主カテーテルを格納す
るに十分な程度に開くために微拡張バルーンを有する拡
張プローブを提供することである。
して閉塞バルーン血管を脈管形成主カテーテルを格納す
るに十分な程度に開くために微拡張バルーンを有する拡
張プローブを提供することである。
【0010】本発明の目的は更に互いの内部にはめ込ま
れた複数の入れ子式管状部材でそのおのおのがその末端
部にバルーンを備えたものを使用した拡張装置であって
内側部材上のバルーンが次の包囲管上のバルーンの膨張
していないときの径と膨張しているときの径との間にあ
るようなものを提供することである。
れた複数の入れ子式管状部材でそのおのおのがその末端
部にバルーンを備えたものを使用した拡張装置であって
内側部材上のバルーンが次の包囲管上のバルーンの膨張
していないときの径と膨張しているときの径との間にあ
るようなものを提供することである。
【0011】本発明のもう一つの目的はプローブが拡張
カテーテルの収縮したバルーン部分の径よりもごく僅か
な大きな径まで膨張することのできるバルーンを有する
拡張カテーテルならびにプローブ装置を提供することで
ある。
カテーテルの収縮したバルーン部分の径よりもごく僅か
な大きな径まで膨張することのできるバルーンを有する
拡張カテーテルならびにプローブ装置を提供することで
ある。
【0012】本発明の目的は更に、本発明前には行うこ
とができず迂回外科手術を必要とした症例に脈管形成法
を施すことを可能にするような既述の型の装置を提供す
ることである。
とができず迂回外科手術を必要とした症例に脈管形成法
を施すことを可能にするような既述の型の装置を提供す
ることである。
【0013】本発明の目的は更に、カテーテルの先端部
から末端への流体連通を維持する一方で、プローブが圧
力測定と液体注入を可能にするような脈管形成カテーテ
ル内の所定位置にあるような微拡張プローブと脈管形成
カテーテルを提供することである。
から末端への流体連通を維持する一方で、プローブが圧
力測定と液体注入を可能にするような脈管形成カテーテ
ル内の所定位置にあるような微拡張プローブと脈管形成
カテーテルを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は脈管形成カテー
テル内に形成された管腔内を前進可能な新規なプローブ
の使用を含む。プローブの径は非常に小さくその末端部
に小径の薄壁のバルーンを備えている。バルーンは拡張
カテーテルのバルーン部分のへこんだ径よりもごく僅か
大きな所定の最大径にまで膨張できる。
テル内に形成された管腔内を前進可能な新規なプローブ
の使用を含む。プローブの径は非常に小さくその末端部
に小径の薄壁のバルーンを備えている。バルーンは拡張
カテーテルのバルーン部分のへこんだ径よりもごく僅か
大きな所定の最大径にまで膨張できる。
【0015】本発明を別の面から見ると、プローブは患
者の血管系統を前進できるように構成、配置され、その
先端部から制御操作して動脈系統内の岐路で選択的に操
作できるようになっている。プローブの小さな径と相俟
って操作上の便利さのために脈管形成バルーンカテーテ
ルをその上に前進させることのできる誘導ワイヤとして
も使用することが可能になる。
者の血管系統を前進できるように構成、配置され、その
先端部から制御操作して動脈系統内の岐路で選択的に操
作できるようになっている。プローブの小さな径と相俟
って操作上の便利さのために脈管形成バルーンカテーテ
ルをその上に前進させることのできる誘導ワイヤとして
も使用することが可能になる。
【0016】更に本発明を別の面から見ると、プローブ
とカテーテルをカテーテルの末端部から先端部へ流体が
連通して放射性不透過性の染料の如き液体の流入だけで
なく末端圧を監視することを可能にするように構成され
る。
とカテーテルをカテーテルの末端部から先端部へ流体が
連通して放射性不透過性の染料の如き液体の流入だけで
なく末端圧を監視することを可能にするように構成され
る。
【0017】プローブの主本体は打ちつけずにトルクを
伝達するために装着した可撓性の長い中空の主軸を備え
ている。可撓性の中空軸の末端には小径のバルーン支持
ワイヤが装着され該末端から延びている。支持ワイヤの
末端にはつるまきばねが取り付けられる。微拡張プロー
ブバルーンの先端部は主軸の末端部に装着される。先端
のバルーン接続部の末端の中空主軸内に膨張/収縮孔が
形成されてバルーン内部と連通しバルーンを膨張・収縮
させるようになっている。
伝達するために装着した可撓性の長い中空の主軸を備え
ている。可撓性の中空軸の末端には小径のバルーン支持
ワイヤが装着され該末端から延びている。支持ワイヤの
末端にはつるまきばねが取り付けられる。微拡張プロー
ブバルーンの先端部は主軸の末端部に装着される。先端
のバルーン接続部の末端の中空主軸内に膨張/収縮孔が
形成されてバルーン内部と連通しバルーンを膨張・収縮
させるようになっている。
【0018】バルーンの末端はつるまきばねの先端に装
着される。微拡張バルーンを超えて突出たプローブの末
端部分はつるまきばねと支持ワイヤ部分を備えている。
支持ワイヤはつるまきばね内で傾斜して末端方向に累進
的に可撓性を大きくするようになっている。プローブの
末端は曲線状に曲がるように装着されプローブをその先
端からプローブを回転させることによって選択的に方向
づけられ操作することができるようになっている。
着される。微拡張バルーンを超えて突出たプローブの末
端部分はつるまきばねと支持ワイヤ部分を備えている。
支持ワイヤはつるまきばね内で傾斜して末端方向に累進
的に可撓性を大きくするようになっている。プローブの
末端は曲線状に曲がるように装着されプローブをその先
端からプローブを回転させることによって選択的に方向
づけられ操作することができるようになっている。
【0019】微拡張バルーンは非常に薄い。プローブの
へこんだ折りたたまれた気球部分の径は脈管形成カテー
テルの管腔内に適合するほどの小ささである。膨張状態
で微拡張バルーンは脈管形成カテーテルのへこんだバル
ーン部分の径よりも僅かに大きな外径を形成するように
なっている。更に、プローブの外径寸法と脈管形成カテ
ーテルにおける主管腔の内径は間隙を形成して流体が連
続的に通過し、プローブを取り外さずに組み合わされた
プローブとカテーテルの先端から末端への流体連通を可
能にするよう構成される。
へこんだ折りたたまれた気球部分の径は脈管形成カテー
テルの管腔内に適合するほどの小ささである。膨張状態
で微拡張バルーンは脈管形成カテーテルのへこんだバル
ーン部分の径よりも僅かに大きな外径を形成するように
なっている。更に、プローブの外径寸法と脈管形成カテ
ーテルにおける主管腔の内径は間隙を形成して流体が連
続的に通過し、プローブを取り外さずに組み合わされた
プローブとカテーテルの先端から末端への流体連通を可
能にするよう構成される。
【0020】本発明は種々のプロトコルに使用すること
ができる。脈管形成カテーテル自体は病巣部を横切るこ
とがないということを予め判定することができるばあい
には、脈管形成カテーテルと微拡張プローブを予め組み
立てて一単位として前進させることができる。脈管形成
バルーン用のガイドとしての働きをさせるためにガイド
を予め使用し脈管形成カテーテルによって狭窄部を横切
らせることが不可能であるということが明らかなばあい
には誘導ワイヤを取り外して微拡張プローブと交換する
ことができる。そのばあい末端がカテーテル端の向こう
へ突出するまでプローブは脈管形成カテーテル内を前進
させられる。脈管形成カテーテルの末端を超えるプロー
ブバルーンの延長部分は微拡張プローブと脈管形成カテ
ーテル上の放射線不透過性マーカによって確認すること
ができる。微拡張プローブのバルーンがいったん狭窄部
内に入ると、プローブバルーンが膨張し狭窄部を通る通
路を大きくする。その後バルーンは収縮し脈管形成カテ
ーテルを微拡張プローブを超えて拡大された狭窄部内へ
前進させることができる。その後脈管形成バルーンは膨
張し拡張手順が完了する。
ができる。脈管形成カテーテル自体は病巣部を横切るこ
とがないということを予め判定することができるばあい
には、脈管形成カテーテルと微拡張プローブを予め組み
立てて一単位として前進させることができる。脈管形成
バルーン用のガイドとしての働きをさせるためにガイド
を予め使用し脈管形成カテーテルによって狭窄部を横切
らせることが不可能であるということが明らかなばあい
には誘導ワイヤを取り外して微拡張プローブと交換する
ことができる。そのばあい末端がカテーテル端の向こう
へ突出するまでプローブは脈管形成カテーテル内を前進
させられる。脈管形成カテーテルの末端を超えるプロー
ブバルーンの延長部分は微拡張プローブと脈管形成カテ
ーテル上の放射線不透過性マーカによって確認すること
ができる。微拡張プローブのバルーンがいったん狭窄部
内に入ると、プローブバルーンが膨張し狭窄部を通る通
路を大きくする。その後バルーンは収縮し脈管形成カテ
ーテルを微拡張プローブを超えて拡大された狭窄部内へ
前進させることができる。その後脈管形成バルーンは膨
張し拡張手順が完了する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の上記目的ならびに利点を図面
に即して以下の説明によって明らかにしたい。
に即して以下の説明によって明らかにしたい。
【0022】図1はカテーテルを貫いて延び該カテーテ
ルの末端部で突出した微拡張プローブ12と共に描いた
バルーン拡張カテーテル10を描いたものである。
ルの末端部で突出した微拡張プローブ12と共に描いた
バルーン拡張カテーテル10を描いたものである。
【0023】拡張カテーテル10は、それが冠状動脈の
如き狭い動脈内に使用するように意図してあるばあいに
は特に0.050インチほどの外径を備えることがあ
る。図2,図4A−4Cに示されるように、拡張カテー
テル10は主管腔16とバルーン膨張管腔18とを含む
主本体14を備えており、該主本体14内に二個の管腔
が形成される。拡張カテーテルは押出プラスチックによ
り成形し管腔16,18を分離し限定する内側ウェブ1
5によって成形することができる。図解した実施例のば
あい、両管腔16,18は全体としてD形をしている。
バルーン膨張管腔18はカテーテル10の末端に取り付
けられた拡張バルーン20の内部と連通する。主管腔1
6はカテーテルの主本体14の全長に沿ってカテーテル
の先端からそれが出口開口22で開口している末端へと
延びている。拡張カテーテルの先端は主管腔と膨張管腔
16,18のそれぞれと連通するY取付具24を備え
る。そのために別々の管17,19が該取付具24から
先端で分岐している。管17,19はそれぞれ主管腔1
6と膨張管腔18と連通している。取付具21,23は
管17,19の先端に設けられ注入器,圧力測定装置等
と接続する。
如き狭い動脈内に使用するように意図してあるばあいに
は特に0.050インチほどの外径を備えることがあ
る。図2,図4A−4Cに示されるように、拡張カテー
テル10は主管腔16とバルーン膨張管腔18とを含む
主本体14を備えており、該主本体14内に二個の管腔
が形成される。拡張カテーテルは押出プラスチックによ
り成形し管腔16,18を分離し限定する内側ウェブ1
5によって成形することができる。図解した実施例のば
あい、両管腔16,18は全体としてD形をしている。
バルーン膨張管腔18はカテーテル10の末端に取り付
けられた拡張バルーン20の内部と連通する。主管腔1
6はカテーテルの主本体14の全長に沿ってカテーテル
の先端からそれが出口開口22で開口している末端へと
延びている。拡張カテーテルの先端は主管腔と膨張管腔
16,18のそれぞれと連通するY取付具24を備え
る。そのために別々の管17,19が該取付具24から
先端で分岐している。管17,19はそれぞれ主管腔1
6と膨張管腔18と連通している。取付具21,23は
管17,19の先端に設けられ注入器,圧力測定装置等
と接続する。
【0024】寸法例としては0.50インチ位の外径を
備える拡張カテーテル内で主管腔の幅はその最小断面部
で0.022インチ位とすることができる。膨張管腔1
8の断面は後に述べるようにそれより更に小さな寸法と
することができる。
備える拡張カテーテル内で主管腔の幅はその最小断面部
で0.022インチ位とすることができる。膨張管腔1
8の断面は後に述べるようにそれより更に小さな寸法と
することができる。
【0025】脈管形成法を行うばあい、拡張カテーテル
10を患者の動脈系統内に前進させ動脈障害により狭く
なった管腔内に拡張バルーンを配置する。その後拡張バ
ルーン20を相当な圧力をかけて膨張させ管腔の径を拡
大し障害の原因となったプラークを径方向外側に押圧す
る。拡張カテーテル10を動脈部位に前進させ誘導カテ
ーテルによって治療する。同様に誘導ワイヤはカテーテ
ルを前進させ誘導するために使用される。誘導ワイヤは
カテーテル10の主管腔16内に格納でき、カテーテル
10の末端を超えて延びる。誘導ワイヤを使用すると拡
張カテーテル10を誘導ワイヤ上を超えて誘導カテーテ
ルだけを使用するばあいに達成できるよりも狭い、より
末端の動脈樹部分に前進させることが可能になる。
10を患者の動脈系統内に前進させ動脈障害により狭く
なった管腔内に拡張バルーンを配置する。その後拡張バ
ルーン20を相当な圧力をかけて膨張させ管腔の径を拡
大し障害の原因となったプラークを径方向外側に押圧す
る。拡張カテーテル10を動脈部位に前進させ誘導カテ
ーテルによって治療する。同様に誘導ワイヤはカテーテ
ルを前進させ誘導するために使用される。誘導ワイヤは
カテーテル10の主管腔16内に格納でき、カテーテル
10の末端を超えて延びる。誘導ワイヤを使用すると拡
張カテーテル10を誘導ワイヤ上を超えて誘導カテーテ
ルだけを使用するばあいに達成できるよりも狭い、より
末端の動脈樹部分に前進させることが可能になる。
【0026】脈管形成法のばあいに発生する困難の一つ
は拡張カテーテルは狭窄部分へと前進させることができ
るけれども、該狭窄部を貫く通路が小さすぎて拡張カテ
ーテル10のしぼんだバルーン部分を狭窄部内へ差し込
むことができないことである。そのため、従来、狭窄部
を通る通路は誘導ワイヤの通過を可能にする程の大きさ
であったけれども、脈管形成法を施すために拡張カテー
テルを位置決めすることができなかった。そうした状況
の下では患者は冠状迂回操作の如き即座の広範な外科手
法を受ける必要があるのが常であった。本発明はかかる
状況の下で脈管成形法を実施することのできるような装
置と方法を提供することによって迂回外科法の必要性を
回避することを可能にするものである。
は拡張カテーテルは狭窄部分へと前進させることができ
るけれども、該狭窄部を貫く通路が小さすぎて拡張カテ
ーテル10のしぼんだバルーン部分を狭窄部内へ差し込
むことができないことである。そのため、従来、狭窄部
を通る通路は誘導ワイヤの通過を可能にする程の大きさ
であったけれども、脈管形成法を施すために拡張カテー
テルを位置決めすることができなかった。そうした状況
の下では患者は冠状迂回操作の如き即座の広範な外科手
法を受ける必要があるのが常であった。本発明はかかる
状況の下で脈管成形法を実施することのできるような装
置と方法を提供することによって迂回外科法の必要性を
回避することを可能にするものである。
【0027】図1に示される如く、微拡張プローブ12
は非常に細身の構成で拡張カテーテル10の主管腔16
内を通過してプローブ12の末端が出口開口22を貫い
て突出て拡張カテーテル10を超えて末端方向に延びる
ようになっている。プローブは図2のシルエットで描か
れており、主管腔16に対するその相対的な大きさと形
を示している。円形の断面を有するプローブを主管腔1
6内に配置すると、プローブの両側には主管腔16を貫
いて相当大きな空隙が発生し、該空隙を経て流体が患者
に投与され血圧測定値を得ることができる。以下更に詳
細に説明するように、プローブ12を全く取り外さずと
も流体を投与し血圧測定値を得ることができるため脈管
形成法にすばやく取り組むことができる。例えば、プロ
ーブ12の外径により描かれる断面は主管腔16の断面
積のせいぜい約50もしくは60%台であることが望ま
しい。
は非常に細身の構成で拡張カテーテル10の主管腔16
内を通過してプローブ12の末端が出口開口22を貫い
て突出て拡張カテーテル10を超えて末端方向に延びる
ようになっている。プローブは図2のシルエットで描か
れており、主管腔16に対するその相対的な大きさと形
を示している。円形の断面を有するプローブを主管腔1
6内に配置すると、プローブの両側には主管腔16を貫
いて相当大きな空隙が発生し、該空隙を経て流体が患者
に投与され血圧測定値を得ることができる。以下更に詳
細に説明するように、プローブ12を全く取り外さずと
も流体を投与し血圧測定値を得ることができるため脈管
形成法にすばやく取り組むことができる。例えば、プロ
ーブ12の外径により描かれる断面は主管腔16の断面
積のせいぜい約50もしくは60%台であることが望ま
しい。
【0028】微拡張プローブ12はバルーン26を有
し、該バルーン26はしぼんだときに拡張カテーテルの
主管腔16内を前進することができる程の小ささの断面
を形成する。完全に膨張したときのプローブバルーン2
6の径はカテーテルバルーン20が収縮したときの拡張
カテーテル10の外径よりもごく僅かだけ大きい。へこ
んだ形にあるとき、プローブ12の残り部分だけでなく
プローブバルーン26も誘導ワイヤの外径に相当する外
径を形成する。
し、該バルーン26はしぼんだときに拡張カテーテルの
主管腔16内を前進することができる程の小ささの断面
を形成する。完全に膨張したときのプローブバルーン2
6の径はカテーテルバルーン20が収縮したときの拡張
カテーテル10の外径よりもごく僅かだけ大きい。へこ
んだ形にあるとき、プローブ12の残り部分だけでなく
プローブバルーン26も誘導ワイヤの外径に相当する外
径を形成する。
【0029】後に更に詳しく説明するように、拡張カテ
ーテル10を狭窄部の管腔内に前進させることができな
いばあいには、微拡張プローブ12を拡張カテーテル1
0の主管腔16内を連通させて狭窄部内にしぼんだプロ
ーブバルーン26を配置することができる。その後プロ
ーブバルーン26を膨張させて、狭窄部を通る通路を拡
張カテーテル10を格納することが可能な大きさに拡大
する。その後、プローブバルーン26を収縮させた後、
バルーン拡張カテーテル10を狭窄部内へ前進させ脈管
形成法を完了する。
ーテル10を狭窄部の管腔内に前進させることができな
いばあいには、微拡張プローブ12を拡張カテーテル1
0の主管腔16内を連通させて狭窄部内にしぼんだプロ
ーブバルーン26を配置することができる。その後プロ
ーブバルーン26を膨張させて、狭窄部を通る通路を拡
張カテーテル10を格納することが可能な大きさに拡大
する。その後、プローブバルーン26を収縮させた後、
バルーン拡張カテーテル10を狭窄部内へ前進させ脈管
形成法を完了する。
【0030】図3に描いた微拡張プローブ12は拡張カ
テーテル10よりも長い。例えば長さ約150センチメ
ートルの拡張カテーテルの場合、プローブ12の全長は
約180センチメートル附近であることが望ましい。プ
ローブ12とカテーテル10のそれぞれの長さはプロー
ブバルーン26が先端に延び拡張カテーテル10の出口
開口22の完全に外部にあるようにプローブをその先端
から操作することができるようなものにすべきである。
テーテル10よりも長い。例えば長さ約150センチメ
ートルの拡張カテーテルの場合、プローブ12の全長は
約180センチメートル附近であることが望ましい。プ
ローブ12とカテーテル10のそれぞれの長さはプロー
ブバルーン26が先端に延び拡張カテーテル10の出口
開口22の完全に外部にあるようにプローブをその先端
から操作することができるようなものにすべきである。
【0031】プローブ12は皮下注射管の如き狭い堅固
な壁管により成形された比較的長い先端部分28を備え
る。図解例において先端部分28は拡張カテーテル10
の長さとほぼ同じ長さの約150センチメートルとする
ことができる。先端部分28はねじり作用に対して剛性
で先端に附与された回転運動をその末端にほぼ完全に伝
達することができるようになっている。後に述べるよう
に、プローブの末端は予め設定された曲線に曲げること
ができる。プローブに対して加えられた回転力を制御し
てそれが前進するときのプローブのカーブした末端を選
択的に方向づけ操作することができる。同様に、先端部
分28は可撓性で長手方向に曲がり患者の動脈系の曲率
に従うことができるようになっている。プローブ12の
先端部分28は十分に可撓性をもち成人の場合の2.5
〜3.5インチの半径をもつ患者の大動脈弓の曲線に従
うように曲がることができることが望ましい。
な壁管により成形された比較的長い先端部分28を備え
る。図解例において先端部分28は拡張カテーテル10
の長さとほぼ同じ長さの約150センチメートルとする
ことができる。先端部分28はねじり作用に対して剛性
で先端に附与された回転運動をその末端にほぼ完全に伝
達することができるようになっている。後に述べるよう
に、プローブの末端は予め設定された曲線に曲げること
ができる。プローブに対して加えられた回転力を制御し
てそれが前進するときのプローブのカーブした末端を選
択的に方向づけ操作することができる。同様に、先端部
分28は可撓性で長手方向に曲がり患者の動脈系の曲率
に従うことができるようになっている。プローブ12の
先端部分28は十分に可撓性をもち成人の場合の2.5
〜3.5インチの半径をもつ患者の大動脈弓の曲線に従
うように曲がることができることが望ましい。
【0032】図5の拡大図により明瞭に描かれているよ
うに、本発明の実施例の場合、中空の管状部分28は
0.018インチの外径と、約0.002インチの壁厚
と、内側寸法0.014インチの通路30を備えてい
る。部分28の先端には従来の取付具32を固定して注
入器(図示せず)の如き膨張/収縮装置との接続を容易
にする。
うに、本発明の実施例の場合、中空の管状部分28は
0.018インチの外径と、約0.002インチの壁厚
と、内側寸法0.014インチの通路30を備えてい
る。部分28の先端には従来の取付具32を固定して注
入器(図示せず)の如き膨張/収縮装置との接続を容易
にする。
【0033】プローブ12は末端部分34を備え、この
末端部分34は先端部分28の末端からプローブ12の
末端へ伸長している。末端部分34は狭い直径の細長い
支持ワイヤ44を有しており、この支持ワイヤ44は先
端部分28に連結されかつこれより末端方向に伸長して
いる。支持ワイヤ44は短い遷移チューブ36によって
先端チュービング28に連結されている。遷移チューブ
36は約2分の1インチの長さで、先端チューブ28よ
りも小さな直径を有する細長い可撓性の皮下管から形成
される。図示の実施例においては、遷移チューブ36
は、外径0.014インチ、壁の厚み0.003イン
チ、内径0.008インチの皮下管から形成されてい
る。チューブ36の基部端は先端部分28の内部通路3
0の末端の中に収容されると共に、半田付けあるいはろ
うづけによりこれに固定されている。中実の支持ワイヤ
44は遷移チューブ36の末端に取り付けられている。
図面において非常に細長く示されているワイヤ44の直
径は0.008インチであるのが好ましく、チューブ3
6の通路38の末端に収容されて半田付けあるいはろう
づけによってこれに固定されている。支持ワイヤ44は
チューブ36の末端をふさぐ。バルーン26の膨張およ
び収縮を許容するために、遷移チューブ36にはその管
壁の両側に開口46が形成されており、この開口がプロ
ーブ12の内部通路38,30との連通をもたらしてい
る。開口46はチューブ36の壁に一対の長手方向のス
ロットを形成することによって画成される。支持ワイヤ
44はプローブバルーン26の支持体を提供し、同時に
末端でバルーン26を超えて延びることによって先導部
分48の芯を形成する。先導部分は以下に述べる仕方で
芯ワイヤ44の末端に装着されたつるまき状の放射線不
透過性のコイルばね50を備える。
末端部分34は先端部分28の末端からプローブ12の
末端へ伸長している。末端部分34は狭い直径の細長い
支持ワイヤ44を有しており、この支持ワイヤ44は先
端部分28に連結されかつこれより末端方向に伸長して
いる。支持ワイヤ44は短い遷移チューブ36によって
先端チュービング28に連結されている。遷移チューブ
36は約2分の1インチの長さで、先端チューブ28よ
りも小さな直径を有する細長い可撓性の皮下管から形成
される。図示の実施例においては、遷移チューブ36
は、外径0.014インチ、壁の厚み0.003イン
チ、内径0.008インチの皮下管から形成されてい
る。チューブ36の基部端は先端部分28の内部通路3
0の末端の中に収容されると共に、半田付けあるいはろ
うづけによりこれに固定されている。中実の支持ワイヤ
44は遷移チューブ36の末端に取り付けられている。
図面において非常に細長く示されているワイヤ44の直
径は0.008インチであるのが好ましく、チューブ3
6の通路38の末端に収容されて半田付けあるいはろう
づけによってこれに固定されている。支持ワイヤ44は
チューブ36の末端をふさぐ。バルーン26の膨張およ
び収縮を許容するために、遷移チューブ36にはその管
壁の両側に開口46が形成されており、この開口がプロ
ーブ12の内部通路38,30との連通をもたらしてい
る。開口46はチューブ36の壁に一対の長手方向のス
ロットを形成することによって画成される。支持ワイヤ
44はプローブバルーン26の支持体を提供し、同時に
末端でバルーン26を超えて延びることによって先導部
分48の芯を形成する。先導部分は以下に述べる仕方で
芯ワイヤ44の末端に装着されたつるまき状の放射線不
透過性のコイルばね50を備える。
【0034】プローブバルーン26は0.001インチ
以上の厚さの、より好ましくは0.0005インチ位の
厚さの薄いバルーン壁を提供するように高強度のポリマ
ー材料を成形することによって形成する。バルーンは米
国特許4,490,421号(1984年12月25日
発行)に記述の如く製作することができバルーンの製作
に関する詳細はそれを参照されたい。
以上の厚さの、より好ましくは0.0005インチ位の
厚さの薄いバルーン壁を提供するように高強度のポリマ
ー材料を成形することによって形成する。バルーンは米
国特許4,490,421号(1984年12月25日
発行)に記述の如く製作することができバルーンの製作
に関する詳細はそれを参照されたい。
【0035】図6にその詳細を拡大して描いているよう
に、バルーンは円筒形の主部52を備え、該主部52は
完全に膨らんだときにそのバルーン20が収縮したとき
の拡張カテーテル10の外径よりもごく僅か大きな外径
を形成する。図解例において、プローブバルーン26は
1.3ミリメートルの外径を有することが望ましい。先
にふれたようにバルーンは膨らんだときに延びない傾向
をもつ高強度の材料によって形成する。バルーン26の
長さはほぼ15ミリメートルの長さとしてよい。バルー
ンはそれぞれ先端と末端で傾斜部分54,56を有する
ように形成する。先端の傾斜部分56はコイルばね50
の先端のまわりと該先端に対してぴったり適合する狭頸
部58内へ合体する。プローブバルーン26の末端頸部
58はコイルばね50に接着して取り付ける。後に詳し
く述べるように、コイルばねの先端はプローブバルーン
26の末端頸部58が接合される領域で芯ワイヤにしっ
かりとはんだ付けする。先端傾斜部分は先端狭頭部60
内へ合体する。
に、バルーンは円筒形の主部52を備え、該主部52は
完全に膨らんだときにそのバルーン20が収縮したとき
の拡張カテーテル10の外径よりもごく僅か大きな外径
を形成する。図解例において、プローブバルーン26は
1.3ミリメートルの外径を有することが望ましい。先
にふれたようにバルーンは膨らんだときに延びない傾向
をもつ高強度の材料によって形成する。バルーン26の
長さはほぼ15ミリメートルの長さとしてよい。バルー
ンはそれぞれ先端と末端で傾斜部分54,56を有する
ように形成する。先端の傾斜部分56はコイルばね50
の先端のまわりと該先端に対してぴったり適合する狭頸
部58内へ合体する。プローブバルーン26の末端頸部
58はコイルばね50に接着して取り付ける。後に詳し
く述べるように、コイルばねの先端はプローブバルーン
26の末端頸部58が接合される領域で芯ワイヤにしっ
かりとはんだ付けする。先端傾斜部分は先端狭頭部60
内へ合体する。
【0036】プローブバルーン26の内部を管の膨張/
収縮通路30,38と連通させるために延長スリーブ6
2を先端頸部60に接着して取り付ける。延長スリーブ
62は基部で支持ワイヤ44上に延びる。延長スリーブ
62の先端はバルーン26と同一の材料で形成し、それ
が主管28と接合する遷移チューブ36の外側表面にし
っかりと接着させて取り付ける。延長スリーブ62は支
持ワイヤ44のまわりに環状の通路64を形成する。環
状の通路64は開口46とバルーン26の内部とを連通
させてバルーンを膨張収縮させる。
収縮通路30,38と連通させるために延長スリーブ6
2を先端頸部60に接着して取り付ける。延長スリーブ
62は基部で支持ワイヤ44上に延びる。延長スリーブ
62の先端はバルーン26と同一の材料で形成し、それ
が主管28と接合する遷移チューブ36の外側表面にし
っかりと接着させて取り付ける。延長スリーブ62は支
持ワイヤ44のまわりに環状の通路64を形成する。環
状の通路64は開口46とバルーン26の内部とを連通
させてバルーンを膨張収縮させる。
【0037】図6に示すように、バルーン26の末端を
延びる先導部分48は末端方向へ増加する可撓性をも
ち、血管に対して外傷もしくは損傷を与える機会を小さ
くするような比較的柔らかい可撓性の先導端を提供す
る。図示例のばあい、先導部分は約3センチの長さであ
る。コイルばね50は参照番号66で示したようにその
先端で支持ワイヤ44にはんだづけする。また、支持ワ
イヤ−44の末端は、68で示すように、コイルばね5
0にはんだ付けされている。はんだ付けした継手68と
支持ワイヤ44の末端はコイルばね50の末端69に達
しないところで終結する。コイルばね50の末端70
は、はんだづけした継手68を超えて約5ミリメートル
延び高度に可撓性の緩衝先端を形成する。丸くなった溶
接ビード67がばね50の末端に形成される。先導部分
48の可撓性は末端方向に増加している。支持ワイヤ4
4はテーパ状に研ぎ、例えばその末端69で0.002
インチ程までなめらかに研ぎあげることができる。
延びる先導部分48は末端方向へ増加する可撓性をも
ち、血管に対して外傷もしくは損傷を与える機会を小さ
くするような比較的柔らかい可撓性の先導端を提供す
る。図示例のばあい、先導部分は約3センチの長さであ
る。コイルばね50は参照番号66で示したようにその
先端で支持ワイヤ44にはんだづけする。また、支持ワ
イヤ−44の末端は、68で示すように、コイルばね5
0にはんだ付けされている。はんだ付けした継手68と
支持ワイヤ44の末端はコイルばね50の末端69に達
しないところで終結する。コイルばね50の末端70
は、はんだづけした継手68を超えて約5ミリメートル
延び高度に可撓性の緩衝先端を形成する。丸くなった溶
接ビード67がばね50の末端に形成される。先導部分
48の可撓性は末端方向に増加している。支持ワイヤ4
4はテーパ状に研ぎ、例えばその末端69で0.002
インチ程までなめらかに研ぎあげることができる。
【0038】コイルばね50の末端70は一端を支持ワ
イヤの末端69にその他方端を末端溶接ビード67に固
定される可撓性の変曲自在なステンレス鋼造形によるリ
ボン71を備える。造形リボンは0.001×0.00
2インチ位の細身の矩形断面をしている。造形リボンは
所望の曲線に曲がり弛緩したときにその曲線を維持する
ようにする。予め設定したカーブによってプローブ12
をその先端からプローブの回転によって操作することが
可能になる。プローブを回転させて予め曲げた末端70
を患者の血管内の所望の選択的方向へ向けることができ
る。
イヤの末端69にその他方端を末端溶接ビード67に固
定される可撓性の変曲自在なステンレス鋼造形によるリ
ボン71を備える。造形リボンは0.001×0.00
2インチ位の細身の矩形断面をしている。造形リボンは
所望の曲線に曲がり弛緩したときにその曲線を維持する
ようにする。予め設定したカーブによってプローブ12
をその先端からプローブの回転によって操作することが
可能になる。プローブを回転させて予め曲げた末端70
を患者の血管内の所望の選択的方向へ向けることができ
る。
【0039】プローブはまた白金から作られた放射線不
透過性のマーカバンド72を備えている。マーカバンド
72はバルーン26の主要部の先端に配置される。図示
例ではそれは支持ワイヤ44にしっかりと取り付けられ
る。マーカバンド72はプローブバルーン26が膨らむ
前の予防措置としてプローブバルーン26が拡張カテー
テル10の出口開口22を超えて延びたということを内
科医が透視によって確かめることができる手段を備えて
いる。
透過性のマーカバンド72を備えている。マーカバンド
72はバルーン26の主要部の先端に配置される。図示
例ではそれは支持ワイヤ44にしっかりと取り付けられ
る。マーカバンド72はプローブバルーン26が膨らむ
前の予防措置としてプローブバルーン26が拡張カテー
テル10の出口開口22を超えて延びたということを内
科医が透視によって確かめることができる手段を備えて
いる。
【0040】微拡張プローブ12は主管腔16に沿って
流体が連通するのを遮断せずに拡張カテーテルの主管腔
16を通過することができるように構成される。そのこ
とによって流体が流入せず、また拡張カテーテルの圧力
監視能力がなくとも微拡張プローブの利点を利用するこ
とが可能になる。図4,図4A,図4および図4Cに示
す如く、拡張カテーテルの主管腔16の断面寸法と形は
特にバルーン20を含むカテーテルの末端領域で変化す
る。例えば、図4Aに示した部分に見るD形の主管腔1
6の寸法は高さ0.028インチ、幅0.036インチ
となっている。その後主管腔16は円形へ移行し、図4
Cの部分に示されるように寸法は0.022インチとす
ることができる。拡張カテーテルの末端出口開口22で
主管腔16の径は約0.020インチまで更に小さくな
る。
流体が連通するのを遮断せずに拡張カテーテルの主管腔
16を通過することができるように構成される。そのこ
とによって流体が流入せず、また拡張カテーテルの圧力
監視能力がなくとも微拡張プローブの利点を利用するこ
とが可能になる。図4,図4A,図4および図4Cに示
す如く、拡張カテーテルの主管腔16の断面寸法と形は
特にバルーン20を含むカテーテルの末端領域で変化す
る。例えば、図4Aに示した部分に見るD形の主管腔1
6の寸法は高さ0.028インチ、幅0.036インチ
となっている。その後主管腔16は円形へ移行し、図4
Cの部分に示されるように寸法は0.022インチとす
ることができる。拡張カテーテルの末端出口開口22で
主管腔16の径は約0.020インチまで更に小さくな
る。
【0041】部材をカテーテル10の非常に狭い主管腔
16を通過させようと試みるときに現れる困難の一つ
は、該部材がカテーテルの先端から末端へ至る主管腔内
の流体の流れに抵抗する傾向をもつことである。径0.
018インチの主本体をもつ微拡張プローブは特に管腔
のD形断面の側部で主管腔16内に全く十分な流体連通
を可能にするに十分な隙間を与える。図4Cの断面によ
って示された部分におけるようなカテーテルのより末端
部では狭くなった管腔16はもっと小さな流体連通用の
隙間を備えている。プローブ12が所定位置にあるとき
の管腔、特に管腔16のより狭くなった部分を通る流体
の連通を最大にするために末端部分、殊にバルーン26
の先端である末端部分34はカテーテル10の主管腔1
6全体にわたって十分に大きな流れ面積が維持されるこ
とを保証するような構成を与える。以上の目的のために
支持ワイヤ44とスリーブ延長部62がプローブが膨ら
んだときにスリーブ延長部62が主管腔16のより狭く
なった領域においてさえカテーテル10の主管腔16を
阻害しないような非常に小さな断面積にまで収縮するよ
うに構成される。その他、バルーン26の先端の末端部
分34の長さは20センチと十分に長く、先端部分28
をカテーテル管腔16のより狭くなった部分内へ差し込
む必要がないようになっている。(そのため)プローブ
12がカテーテル内を前進しカテーテル10の出口を超
えてその最大距離まで延びるばあいでさえ、先端管28
の末端はバルーン26の先端に留まることになろう。
16を通過させようと試みるときに現れる困難の一つ
は、該部材がカテーテルの先端から末端へ至る主管腔内
の流体の流れに抵抗する傾向をもつことである。径0.
018インチの主本体をもつ微拡張プローブは特に管腔
のD形断面の側部で主管腔16内に全く十分な流体連通
を可能にするに十分な隙間を与える。図4Cの断面によ
って示された部分におけるようなカテーテルのより末端
部では狭くなった管腔16はもっと小さな流体連通用の
隙間を備えている。プローブ12が所定位置にあるとき
の管腔、特に管腔16のより狭くなった部分を通る流体
の連通を最大にするために末端部分、殊にバルーン26
の先端である末端部分34はカテーテル10の主管腔1
6全体にわたって十分に大きな流れ面積が維持されるこ
とを保証するような構成を与える。以上の目的のために
支持ワイヤ44とスリーブ延長部62がプローブが膨ら
んだときにスリーブ延長部62が主管腔16のより狭く
なった領域においてさえカテーテル10の主管腔16を
阻害しないような非常に小さな断面積にまで収縮するよ
うに構成される。その他、バルーン26の先端の末端部
分34の長さは20センチと十分に長く、先端部分28
をカテーテル管腔16のより狭くなった部分内へ差し込
む必要がないようになっている。(そのため)プローブ
12がカテーテル内を前進しカテーテル10の出口を超
えてその最大距離まで延びるばあいでさえ、先端管28
の末端はバルーン26の先端に留まることになろう。
【0042】微拡張プローブが使用されてそのバルーン
26がカテーテル10の出口22を超えて末端を延びる
とき、主管腔の狭くなった部分は拡張バルーン20の領
域で狭い支持ワイヤ44とそれを包囲する延長スリーブ
62によって占められることになろう。プローブバルー
ン26が膨らむと、スリーブ62はほぼ0.017イン
チのその全径まで拡大することになろう。図4C−1に
示される如く、延長スリーブ62が約0.017インチ
のその径まで膨らむと、主管腔16の比較的小さな環状
部分のみが流体の連通のために利用できることになる。
そのため、プローブバルーンが膨らんだ期間中、液体を
注入し圧力測定を行う能力は幾分小さくなくる。しかし
ながら、吸引力をプローブに加えることによってプロー
ブバルーンが収縮するとスリーブ延長部62は図4C−
2に示唆されているように細身の支持ワイヤ44のまわ
りに収縮する。スリーブ62は図4C−2に示唆されて
いるように管腔16の内壁に対してカールする平坦状の
翼62Wを形成する傾向をもつような具合に収縮する。
図4C−2に示すような収縮した形にあるとき、管腔1
6内に非常に大きな開放流が存在することになり、該流
のために所期の十分かつ自由な液体の注入と圧力測定が
可能になる。全手続中にプローブバルーン26はごく短
時間しか膨張せず図4C−2に示すように大半の時間は
収縮しているため、同装置は圧力測定だけでなく期待さ
れる液体注入能力を発揮する。
26がカテーテル10の出口22を超えて末端を延びる
とき、主管腔の狭くなった部分は拡張バルーン20の領
域で狭い支持ワイヤ44とそれを包囲する延長スリーブ
62によって占められることになろう。プローブバルー
ン26が膨らむと、スリーブ62はほぼ0.017イン
チのその全径まで拡大することになろう。図4C−1に
示される如く、延長スリーブ62が約0.017インチ
のその径まで膨らむと、主管腔16の比較的小さな環状
部分のみが流体の連通のために利用できることになる。
そのため、プローブバルーンが膨らんだ期間中、液体を
注入し圧力測定を行う能力は幾分小さくなくる。しかし
ながら、吸引力をプローブに加えることによってプロー
ブバルーンが収縮するとスリーブ延長部62は図4C−
2に示唆されているように細身の支持ワイヤ44のまわ
りに収縮する。スリーブ62は図4C−2に示唆されて
いるように管腔16の内壁に対してカールする平坦状の
翼62Wを形成する傾向をもつような具合に収縮する。
図4C−2に示すような収縮した形にあるとき、管腔1
6内に非常に大きな開放流が存在することになり、該流
のために所期の十分かつ自由な液体の注入と圧力測定が
可能になる。全手続中にプローブバルーン26はごく短
時間しか膨張せず図4C−2に示すように大半の時間は
収縮しているため、同装置は圧力測定だけでなく期待さ
れる液体注入能力を発揮する。
【0043】プローブが拡張カテーテルの主管腔16を
通過することができるようにプローブバルーン26も主
管腔16を通過することができるような形と大きさに収
縮できなくてはならない。本発明は以上の目的をバルー
ン内を延びる細身で小径の支持ワイヤ44を使用し非常
に薄いが高強度の壁をもったバルーンを使用することに
よって達成している。微拡張プローブ12がカテーテル
内に差し込まれることになっているばあいには、バルー
ン26はまづ注入器の如き吸入作用を取付具32に加え
ることによって収縮させられる。バルーン26と延長ス
リーブ62は収縮してそれぞれ図6A−1と図6B−1
に描いたような放射方向に突出した翼を形成する傾向を
もつ。翼62Wと26Wとはプローブが拡張カテーテル
10の主管腔16内を前進するときに支持ワイヤ44の
まわりを包む。翼26Wは図6A−2に示唆したS−形
か図6A−3に示したようなC形に芯ワイヤ44のまわ
りを包むことになる。何れの形においてもプローブ12
の収縮し折り畳まれたバルーン部分の全体径は支持ワイ
ヤ44の径の他にバルーン材料の6層から構成される。
本発明の場合、バルーンは約0.001″より大きくな
い壁厚を有する高強度の薄い材料から成形される。かく
して、六つのバルーン層と支持ワイヤの和の合計直径は
0.014インチとなる。かくしてプローブバルーンは
その膨らんだ径の約4分の1の径まで収縮し、ほぼ0.
022″(インチ)の径をもつより制限された部分にお
いてさえ拡張カテーテル10の主管腔16を容易に通過
することができる。
通過することができるようにプローブバルーン26も主
管腔16を通過することができるような形と大きさに収
縮できなくてはならない。本発明は以上の目的をバルー
ン内を延びる細身で小径の支持ワイヤ44を使用し非常
に薄いが高強度の壁をもったバルーンを使用することに
よって達成している。微拡張プローブ12がカテーテル
内に差し込まれることになっているばあいには、バルー
ン26はまづ注入器の如き吸入作用を取付具32に加え
ることによって収縮させられる。バルーン26と延長ス
リーブ62は収縮してそれぞれ図6A−1と図6B−1
に描いたような放射方向に突出した翼を形成する傾向を
もつ。翼62Wと26Wとはプローブが拡張カテーテル
10の主管腔16内を前進するときに支持ワイヤ44の
まわりを包む。翼26Wは図6A−2に示唆したS−形
か図6A−3に示したようなC形に芯ワイヤ44のまわ
りを包むことになる。何れの形においてもプローブ12
の収縮し折り畳まれたバルーン部分の全体径は支持ワイ
ヤ44の径の他にバルーン材料の6層から構成される。
本発明の場合、バルーンは約0.001″より大きくな
い壁厚を有する高強度の薄い材料から成形される。かく
して、六つのバルーン層と支持ワイヤの和の合計直径は
0.014インチとなる。かくしてプローブバルーンは
その膨らんだ径の約4分の1の径まで収縮し、ほぼ0.
022″(インチ)の径をもつより制限された部分にお
いてさえ拡張カテーテル10の主管腔16を容易に通過
することができる。
【0044】装置が使用される仕方は第8−14に図解
された通りである。線図に示唆されているように、最初
に普通股動脈を通して患者の動脈系に誘導カテーテル8
0を差し込み大動脈弓82内に前進させ誘導カテーテル
の末端81を治療すべき冠状動脈86へ至る冠状心門8
4に配置する。普通、誘導カテーテル80は大きすぎて
冠状動脈86内に差し込むことができず、拡張カテーテ
ル10を冠状動脈86に導く通路を提供する役目を果す
だけである。誘導カテーテルが位置決めされると、その
拡張バルーン20が収縮した状態で拡張カテーテル10
を誘導カテーテル80内に前進させる。拡張カテーテル
が誘導カテーテルの先端から突出したとき、それを冠状
動脈86内へ進めることが可能になる。有利な条件の下
ではそうした仕方で拡張カテーテル10を前進させて膨
張バルーンを狭窄部内に配置することができる。その
後、バルーン20は膨張し拡張作業は完了するがその
後、拡張カテーテル10と誘導カテーテル80を取り外
すことができる。
された通りである。線図に示唆されているように、最初
に普通股動脈を通して患者の動脈系に誘導カテーテル8
0を差し込み大動脈弓82内に前進させ誘導カテーテル
の末端81を治療すべき冠状動脈86へ至る冠状心門8
4に配置する。普通、誘導カテーテル80は大きすぎて
冠状動脈86内に差し込むことができず、拡張カテーテ
ル10を冠状動脈86に導く通路を提供する役目を果す
だけである。誘導カテーテルが位置決めされると、その
拡張バルーン20が収縮した状態で拡張カテーテル10
を誘導カテーテル80内に前進させる。拡張カテーテル
が誘導カテーテルの先端から突出したとき、それを冠状
動脈86内へ進めることが可能になる。有利な条件の下
ではそうした仕方で拡張カテーテル10を前進させて膨
張バルーンを狭窄部内に配置することができる。その
後、バルーン20は膨張し拡張作業は完了するがその
後、拡張カテーテル10と誘導カテーテル80を取り外
すことができる。
【0045】作業によっては拡張カテーテルを線図とシ
ルエットで88に示したような誘導ワイヤと共に拡張カ
テーテルを導入するほうが望ましいばあいがある。そう
したプロトコルでは誘導ワイヤ88を拡張カテーテル1
0内に差し込みその二つを一単位として誘導カテーテル
80内に進入させる。冠状動脈心門84に達すると、誘
導ワイヤ88を冠状動脈86内に進め、誘導ワイヤを狭
窄部が位置する動脈樹の枝管内へ進める操作を行う。一
たび誘導ワイヤが狭窄部内に進入すると、拡張カテーテ
ルをそれを直接狭窄部へ誘導する誘導ワイヤ上に進め
る。
ルエットで88に示したような誘導ワイヤと共に拡張カ
テーテルを導入するほうが望ましいばあいがある。そう
したプロトコルでは誘導ワイヤ88を拡張カテーテル1
0内に差し込みその二つを一単位として誘導カテーテル
80内に進入させる。冠状動脈心門84に達すると、誘
導ワイヤ88を冠状動脈86内に進め、誘導ワイヤを狭
窄部が位置する動脈樹の枝管内へ進める操作を行う。一
たび誘導ワイヤが狭窄部内に進入すると、拡張カテーテ
ルをそれを直接狭窄部へ誘導する誘導ワイヤ上に進め
る。
【0046】図9は誘導ワイヤ88上を動脈86を経て
狭窄部に前進したばかりの拡張カテーテル10の線図で
ある。図9に描いた例では狭窄部90を通る開口は誘導
ワイヤ88が通過する程の大きさがあるが拡張カテーテ
ル10の末端が進入できる程は大きくない。上述のよう
に、本発明以前にはこの状態は脈管形成法によっては治
療できず迂回的外科手術によって即座に治療されるのが
普通であった。
狭窄部に前進したばかりの拡張カテーテル10の線図で
ある。図9に描いた例では狭窄部90を通る開口は誘導
ワイヤ88が通過する程の大きさがあるが拡張カテーテ
ル10の末端が進入できる程は大きくない。上述のよう
に、本発明以前にはこの状態は脈管形成法によっては治
療できず迂回的外科手術によって即座に治療されるのが
普通であった。
【0047】しかしながら、本発明によれば、外科医は
誘導ワイヤ88を撤去する一方、拡張カテーテル10を
所定位置に維持することができる。その後、誘導ワイヤ
88を微拡張プローブ12と取り代えて拡張カテーテル
10の主管腔16内を前進させる。微拡張プローブ12
は図6A−2もしくは図6A−3の何れにも描かれた収
縮した形でそのバルーン26と共に前進する。微拡張プ
ローブ12の径は誘導ワイヤ88とほぼ同じである。そ
のためプローブ12はカテーテル10の末端開口から前
進しバルーン26は収縮した形で図10に示唆するよう
に狭窄部90内へ差し込み通過させることができる。プ
ローブバルーン26が狭窄部90内にあり主管腔16か
ら完全に出たことが一たん確められると、プローブバル
ーン26は圧力を受けて膨らみプローブバルーン26を
その最大径まで力強く膨張させて狭窄部を通る通路を予
め拡大する。図11は動脈狭窄部90内で拡大したとき
の拡張プローブの図である。見て判る通り、バルーン2
6は膨らんで狭窄部を通る通路をそれが拡張カテーテル
の末端を格納することができるちょうど同じ大きさの径
まで拡大したところである。
誘導ワイヤ88を撤去する一方、拡張カテーテル10を
所定位置に維持することができる。その後、誘導ワイヤ
88を微拡張プローブ12と取り代えて拡張カテーテル
10の主管腔16内を前進させる。微拡張プローブ12
は図6A−2もしくは図6A−3の何れにも描かれた収
縮した形でそのバルーン26と共に前進する。微拡張プ
ローブ12の径は誘導ワイヤ88とほぼ同じである。そ
のためプローブ12はカテーテル10の末端開口から前
進しバルーン26は収縮した形で図10に示唆するよう
に狭窄部90内へ差し込み通過させることができる。プ
ローブバルーン26が狭窄部90内にあり主管腔16か
ら完全に出たことが一たん確められると、プローブバル
ーン26は圧力を受けて膨らみプローブバルーン26を
その最大径まで力強く膨張させて狭窄部を通る通路を予
め拡大する。図11は動脈狭窄部90内で拡大したとき
の拡張プローブの図である。見て判る通り、バルーン2
6は膨らんで狭窄部を通る通路をそれが拡張カテーテル
の末端を格納することができるちょうど同じ大きさの径
まで拡大したところである。
【0048】拡張カテーテル10の端を超えるまでは、
プローブバルーン26が膨らまない点は重要である。プ
ローブ上のマーカバンド72はプローブバルーンが出口
開口から延び出たことを確かめるための手段を提供す
る。図4に示す如く、拡張カテーテル10は拡張バルー
ン20の先端と末端にそれぞれ隣接して配置された一対
のマーカバンド74,76を備える。プローブの位置は
透視法によって確かめることができる。プローブ上のマ
ーカバンド72がカテーテル上の両マーカバンド74,
76の十分末端に配置されているばあいには、そのこと
はプローブ12が適切に延びてプローブバルーン26を
膨らませる準備ができていることを示すことになる。
プローブバルーン26が膨らまない点は重要である。プ
ローブ上のマーカバンド72はプローブバルーンが出口
開口から延び出たことを確かめるための手段を提供す
る。図4に示す如く、拡張カテーテル10は拡張バルー
ン20の先端と末端にそれぞれ隣接して配置された一対
のマーカバンド74,76を備える。プローブの位置は
透視法によって確かめることができる。プローブ上のマ
ーカバンド72がカテーテル上の両マーカバンド74,
76の十分末端に配置されているばあいには、そのこと
はプローブ12が適切に延びてプローブバルーン26を
膨らませる準備ができていることを示すことになる。
【0049】プローブバルーン26が膨らんで狭窄部9
0を通る開口を拡大するときには、プローブバルーン2
6は、プローブを吸出することによって収縮する。バル
ーン26が排気されると拡張カテーテルは微拡張プロー
ブ12上に前進し、該プローブ12はその時拡張カテー
テルを誘導する誘導ワイヤの働きを行う(第12図)。
その後拡張カテーテルはプローブ上を前進し部分的に拡
大した狭窄部内に拡張バルーン20を配置する。その
後、拡張バルーン20は図13に示唆する如く膨張し狭
窄繊維を放射方向に外側へ圧縮することによって脈管形
成を完了する。冠状動脈の管腔がこのように拡大すると
拡張バルーン20は収縮する。その後拡張カテーテル1
0とプローブ12は取り除かれ、以前は閉塞していた動
脈に大きな血流面積を残すことになる。
0を通る開口を拡大するときには、プローブバルーン2
6は、プローブを吸出することによって収縮する。バル
ーン26が排気されると拡張カテーテルは微拡張プロー
ブ12上に前進し、該プローブ12はその時拡張カテー
テルを誘導する誘導ワイヤの働きを行う(第12図)。
その後拡張カテーテルはプローブ上を前進し部分的に拡
大した狭窄部内に拡張バルーン20を配置する。その
後、拡張バルーン20は図13に示唆する如く膨張し狭
窄繊維を放射方向に外側へ圧縮することによって脈管形
成を完了する。冠状動脈の管腔がこのように拡大すると
拡張バルーン20は収縮する。その後拡張カテーテル1
0とプローブ12は取り除かれ、以前は閉塞していた動
脈に大きな血流面積を残すことになる。
【0050】予備的な拡張が行われた後のプローブとカ
テーテルの相対的配置に関しては手続に種々の変更を加
えることができる。外科医は拡張バルーン20を予備的
に拡張された狭窄部内へ前進させる場合、プローブとカ
テーテルを両者間に相対運動を行わせずに一緒に前進さ
せる法を好むばあいもあろう。また他のばあいには特別
な配慮の結果プローブを前進させずに拡張カテーテルを
狭窄部内へ前進させる決定を行うばあいもあろう。本発
明のばあい、そうしたプロトコルもプローブバルーンを
収縮させ、その後拡張カテーテルがプローブのその部分
の上に前進したときにコンパクトな形につつまれるよう
にすることによって利用することができる。
テーテルの相対的配置に関しては手続に種々の変更を加
えることができる。外科医は拡張バルーン20を予備的
に拡張された狭窄部内へ前進させる場合、プローブとカ
テーテルを両者間に相対運動を行わせずに一緒に前進さ
せる法を好むばあいもあろう。また他のばあいには特別
な配慮の結果プローブを前進させずに拡張カテーテルを
狭窄部内へ前進させる決定を行うばあいもあろう。本発
明のばあい、そうしたプロトコルもプローブバルーンを
収縮させ、その後拡張カテーテルがプローブのその部分
の上に前進したときにコンパクトな形につつまれるよう
にすることによって利用することができる。
【0051】上記の如く、プローブ12の特徴の一つは
プローブの末端部分34の可撓性が大きいことである。
先端部分28は上記のように動脈弓内を比較的容易に曲
がることが可能な程十分な可撓性をもっている(図8参
照)。大動脈から冠状動脈の心門84内へ曲がり、また
その後冠状動脈を経る曲がりは鋭く短く偏心している。
より可撓性の末端部分34の長さは誘導カテーテルから
冠状動脈心門への曲がりの如き比較的鋭い湾曲を堅い末
端管28が通過する必要なしにプローブバルーンが動脈
樹内へ深く到達するほど十分な長さである。薄い可撓性
の支持ワイヤ44から成る末端部分34は容易に比較的
鋭い湾曲を形成することができる。そのため、実際に冠
状動脈に進入するプローブ12の部分だけが細身の支持
ワイヤ44を構成する部分である。この支持ワイヤはす
こぶる可撓性に富みたやすく湾曲して冠状動脈樹内で出
会う短い半径の湾曲もうまく通り抜けることができる。
プローブの末端部分34の可撓性が大きいことである。
先端部分28は上記のように動脈弓内を比較的容易に曲
がることが可能な程十分な可撓性をもっている(図8参
照)。大動脈から冠状動脈の心門84内へ曲がり、また
その後冠状動脈を経る曲がりは鋭く短く偏心している。
より可撓性の末端部分34の長さは誘導カテーテルから
冠状動脈心門への曲がりの如き比較的鋭い湾曲を堅い末
端管28が通過する必要なしにプローブバルーンが動脈
樹内へ深く到達するほど十分な長さである。薄い可撓性
の支持ワイヤ44から成る末端部分34は容易に比較的
鋭い湾曲を形成することができる。そのため、実際に冠
状動脈に進入するプローブ12の部分だけが細身の支持
ワイヤ44を構成する部分である。この支持ワイヤはす
こぶる可撓性に富みたやすく湾曲して冠状動脈樹内で出
会う短い半径の湾曲もうまく通り抜けることができる。
【0052】またある場合には治療すべき狭窄部が狭す
ぎて拡張カテーテル10が狭窄部を通過することができ
そうにもないということがすでに脈管形成法により判定
されるばあいがあるかもしれない。そうした状況の下で
は別々の誘導ワイヤを使用するに先立ちその代わりに拡
張カテーテルをすでにカテーテル内にある微拡張プロー
ブと共に差し込んでプローブ12が誘導ワイヤの働きを
するようにすることが望ましいといえよう。そうした具
合に使用するばあいにはプローブは過去に使用されてい
た従来の誘導ワイヤよりもはるかに操作可能であること
が理解されるはずである。プローブの操作特性はその大
半がプローブの長い先端部分28内の配管の一体壁によ
るものである。配管はねじり作用に対して相当剛性をも
ち先端に加えられたその回転力のほぼ全てを末端に伝達
させる傾向を有する。プローブの中間部分は細身の0.
008インチ径のワイヤから成っており、トルクを相対
的に長い距離にわたって実効的に伝達させるには小さす
ぎる径であるが、末端部分34は比較的短く、約25セ
ンチである。それ故、プローブの先端から末端へのトル
ク伝達に対してはそれ程大きな有害な影響は与えない。
末端部分は約150センチの一体壁の管状の先端部分に
比較して約25センチよりも長くない。こうして先導部
分の末端70に湾曲を形成することによってプローブ1
2の方向を先端からプローブを回転させることによって
制御することができる。
ぎて拡張カテーテル10が狭窄部を通過することができ
そうにもないということがすでに脈管形成法により判定
されるばあいがあるかもしれない。そうした状況の下で
は別々の誘導ワイヤを使用するに先立ちその代わりに拡
張カテーテルをすでにカテーテル内にある微拡張プロー
ブと共に差し込んでプローブ12が誘導ワイヤの働きを
するようにすることが望ましいといえよう。そうした具
合に使用するばあいにはプローブは過去に使用されてい
た従来の誘導ワイヤよりもはるかに操作可能であること
が理解されるはずである。プローブの操作特性はその大
半がプローブの長い先端部分28内の配管の一体壁によ
るものである。配管はねじり作用に対して相当剛性をも
ち先端に加えられたその回転力のほぼ全てを末端に伝達
させる傾向を有する。プローブの中間部分は細身の0.
008インチ径のワイヤから成っており、トルクを相対
的に長い距離にわたって実効的に伝達させるには小さす
ぎる径であるが、末端部分34は比較的短く、約25セ
ンチである。それ故、プローブの先端から末端へのトル
ク伝達に対してはそれ程大きな有害な影響は与えない。
末端部分は約150センチの一体壁の管状の先端部分に
比較して約25センチよりも長くない。こうして先導部
分の末端70に湾曲を形成することによってプローブ1
2の方向を先端からプローブを回転させることによって
制御することができる。
【0053】以上より動脈閉塞を治療するための脈管成
形技術が従来迂回的外科手術を必要としていた或る種の
閉塞症に適用できる装置と方法を本発明が提供するもの
であることが理解されたものと思う。本装置によって微
拡張プローブを拡張カテーテル内に進入させる一方でプ
ローブが所定位置にある間にも拡張カテーテルの先端か
ら末端への流体の連通を維持することが可能になる。更
に、本発明はこれらの利点を患者の動脈樹の枝管内に選
択的に誘導するように操作することができ誘導ワイヤの
代わりにプローブを使用することのできるプローブによ
って提供するものである。
形技術が従来迂回的外科手術を必要としていた或る種の
閉塞症に適用できる装置と方法を本発明が提供するもの
であることが理解されたものと思う。本装置によって微
拡張プローブを拡張カテーテル内に進入させる一方でプ
ローブが所定位置にある間にも拡張カテーテルの先端か
ら末端への流体の連通を維持することが可能になる。更
に、本発明はこれらの利点を患者の動脈樹の枝管内に選
択的に誘導するように操作することができ誘導ワイヤの
代わりにプローブを使用することのできるプローブによ
って提供するものである。
【0054】然しながら上記説明は例示的なものであっ
て、それ以外の変更、実施例は本発明の精神から逸脱せ
ずに当業者に明らかであることを理解すべきである。
て、それ以外の変更、実施例は本発明の精神から逸脱せ
ずに当業者に明らかであることを理解すべきである。
【図1】図1はカテーテルを延びるバルーン拡張カテー
テルならびに微拡張プローブを図示したものでプローブ
バルーンと拡張バルーンが収縮した形と膨張した形をそ
れぞれ示したものである。
テルならびに微拡張プローブを図示したものでプローブ
バルーンと拡張バルーンが収縮した形と膨張した形をそ
れぞれ示したものである。
【図2】図2は図1の2−2線に沿って見たときのバル
ーンカテーテルとプローブの断面図である。
ーンカテーテルとプローブの断面図である。
【図3】図3は微拡張プローブの長手方向破断図であ
る。
る。
【図4】図4は一部を破断し一部を断面の形で示した拡
張カテーテルの長手方向破断図である。 図4Aは図4の線4A−4Aに沿って見たときの拡張カ
テーテルの断面図である。 図4Bは図4の線4B−4Bに沿って見たときの拡張カ
テーテルの断面図である。 図4Cは図4の線4C−4Cに沿って見たときの拡張カ
テーテルの断面図である。 図4C−1は図4の4C−4C線に沿って見たときの拡
張カテーテルの断面図であるが、プローブはカテーテル
内に位置決めされ、膨張したときのスリーブ延長部分の
形を示したものである。 図4C−2は図4C−1に類似した図であるが、スリー
ブ延長部分が排気され収縮した形をしている。
張カテーテルの長手方向破断図である。 図4Aは図4の線4A−4Aに沿って見たときの拡張カ
テーテルの断面図である。 図4Bは図4の線4B−4Bに沿って見たときの拡張カ
テーテルの断面図である。 図4Cは図4の線4C−4Cに沿って見たときの拡張カ
テーテルの断面図である。 図4C−1は図4の4C−4C線に沿って見たときの拡
張カテーテルの断面図であるが、プローブはカテーテル
内に位置決めされ、膨張したときのスリーブ延長部分の
形を示したものである。 図4C−2は図4C−1に類似した図であるが、スリー
ブ延長部分が排気され収縮した形をしている。
【図5】図5は先端部分から末端部分への移行領域を備
えた微拡張プローブの一部の長手方向拡大断面図であ
る。 図5Aは図5の5A−5A線に沿って見たときの遷移チ
ューブの断面図である。
えた微拡張プローブの一部の長手方向拡大断面図であ
る。 図5Aは図5の5A−5A線に沿って見たときの遷移チ
ューブの断面図である。
【図6】図6はバルーン部分と微拡張プローブの末端部
分の長手方向拡大断面図である。 図6Aは図6の6A−6A線に沿って見たときのプロー
ブバルーンの断面図である。 図6A−1は排気されてへこんだ形にある図6Aのプロ
ーブバルーンの断面図である。 図6A−2はその翼が支持ワイヤのまわりにS形に包ま
れたへこんだプローブバルーンの断面図である。 図6A−3はその翼が支持ワイヤのまわりにC形に包ま
れたへこんだプローブバルーンの断面図である。 図6Bはプローブが膨張した状態にあるときのプローブ
のスリーブ延長部の断面図である。 図6B−1は排気されへこんだ形にあるときの図6Bス
リーブの断面図である。
分の長手方向拡大断面図である。 図6Aは図6の6A−6A線に沿って見たときのプロー
ブバルーンの断面図である。 図6A−1は排気されてへこんだ形にある図6Aのプロ
ーブバルーンの断面図である。 図6A−2はその翼が支持ワイヤのまわりにS形に包ま
れたへこんだプローブバルーンの断面図である。 図6A−3はその翼が支持ワイヤのまわりにC形に包ま
れたへこんだプローブバルーンの断面図である。 図6Bはプローブが膨張した状態にあるときのプローブ
のスリーブ延長部の断面図である。 図6B−1は排気されへこんだ形にあるときの図6Bス
リーブの断面図である。
【図7】図7はバルーン結合部とバルーン延長スリーブ
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図8】図8は大動脈弓と脈管形成法を施す態勢にある
大動脈弓内における誘導カテーテルと拡張カテーテル位
置の線図である。
大動脈弓内における誘導カテーテルと拡張カテーテル位
置の線図である。
【図9】図9は拡張カテーテルと誘導ワイヤを有する閉
塞血管の線図であって拡張カテーテルが閉塞部を通過す
ることができない状態を示したものである。
塞血管の線図であって拡張カテーテルが閉塞部を通過す
ることができない状態を示したものである。
【図10】図10は図9の狭窄部内に進められ事前の部
分的な拡張を行う態勢にある微拡張プローブの線図であ
る。
分的な拡張を行う態勢にある微拡張プローブの線図であ
る。
【図11】図11は狭窄部内で膨張状態にある微拡張プ
ローブバルーンの線図である。
ローブバルーンの線図である。
【図12】図12は微拡張プローブ上に進められ部分的
に拡大した狭窄部内の拡張バルーンを配置する拡張カテ
ーテルの線図である。
に拡大した狭窄部内の拡張バルーンを配置する拡張カテ
ーテルの線図である。
【図13】図13はそのバルーンがふくらんだ状態で位
置決めされた拡張カテーテルの線図である。
置決めされた拡張カテーテルの線図である。
12:微拡張プローブ 26:バルーン 28:先端部分 30:内部通路 34:末端部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フラーシカ,ジエームス・ジエイ アメリカ合衆国マサチユーセツツ州01824, チエルムスフオード,エセツクス・プレー ス 5
Claims (14)
- 【請求項1】 末端部に設けられた拡張バルーンと、先
端から前記拡張バルーンへと延びた膨張管腔と、先端か
ら延び且つ末端に出口開口を有する主管腔とを有する拡
張カテーテルと、 微拡張プローブであって、末端領域に設けられたプロー
ブバルーンと、前記プローブ内を延びてプローブバルー
ンの内部をプローブの先端領域と連通させる膨張管腔と
を有し、前記プローブバルーンを膨張収縮させることの
できる微拡張プローブとからなり、 該プローブが拡張カテーテルの主管腔を通過してプロー
ブバルーンを拡張カテーテルの末端を越えて末端方向に
延びることを可能にするような寸法を持ち、該プローブ
バルーンの膨張径が拡張カテーテルの末端領域の膨張し
ていない径以上であることを特徴とする脈管形成を行う
ための装置。 - 【請求項2】 プローブバルーンの膨張径が拡張カテー
テルの膨張していない末端領域の径よりも僅かに大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 拡張カテーテルの主管腔を通過可能な誘
導ワイヤを更に備え、プローブが誘導ワイヤと実質上同
じ断面寸法を有し、拡張カテーテルの主管腔を経て該誘
導ワイヤと交換可能なことを特徴とする請求項1に記載
の装置。 - 【請求項4】 先端からプローブバルーンへ延びるプロ
ーブ部分が拡張カテーテルの全長よりも長く、主管腔と
プローブとが主管腔内でその間に隙間を形成するのに十
分な相対的断面積を有し、該隙間が圧力測定と主管腔を
通ずる液体の注入とを可能にするほど十分である一方、
プローブが管腔内にしかもプローブを管腔から取り外す
必要なしに格納されることを特徴とする請求項1に記載
の装置。 - 【請求項5】 拡張カテーテルの末端に対するプローブ
バルーンの位置を確かめてプローブバルーンが拡張カテ
ーテルの末端を越えて末端方向へ延びた時を判定するこ
とを容易にするための手段を更に備えることを特徴とす
る請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】 前記確認手段がプローブとカテーテルと
の相対的位置の蛍光透視法による判定を可能にするため
にプローブとカテーテルの各の上に放射線不透過性マー
カ手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の装
置。 - 【請求項7】 前記放射線不透過性マーカ手段が拡張バ
ルーンの末端領域と先端領域とを指示するために拡張カ
テーテル上に取り付けられた一対の放射線不透過性マー
カと、プローブバルーンの先端に隣接したプローブ上の
少なくとも一個の放射線不透過性マーカとからなること
を特徴とする請求項6に記載の装置。 - 【請求項8】 更に該プローブが先端部分と末端部分と
を備え、 該末端部分が先端部分より可撓性を有し、プローブバル
ーンが末端部分に取り付けられ、プローブが完全に拡張
カテーテル内に侵入したときに、拡張カテーテルの主管
腔内に格納されるような位置でプローブに沿って、先端
部分からより可撓性の末端部分へのプローブの移行領域
が配置され、これによってプローブの可撓性末端部分だ
けが拡張カテーテルの末端から延びていることを特徴と
する請求項1に記載の装置。 - 【請求項9】 前記末端部分が、先端部分の外径よりも
小さな径をもつ細身の可撓性ワイヤからなり、 該ワイヤが、プローブバルーン内を通過でき、プローブ
バルーンは薄壁であり、 カテーテルの主管腔の断面よりも小さな断面の、支持ワ
イヤの径が加わった合計和を有する6層のバルーンを折
り畳んで形成し、これによって収縮したプローブバルー
ンを主管腔内で前進可能とする仕方でプローブバルーン
が収縮できるようになっていることを特徴とする請求項
8に記載の装置。 - 【請求項10】 該プローブが先端部分と末端部分とを
有し、該末端部分が先端部分よりも可撓性であって、 先端部分が十分にたわんで大動脈弓内を前進し、 該装置が更に末端を有する冠状動脈誘導カテーテルから
構成され、末端が冠状動脈口に配置されることを可能に
するように構成配置され、 プローブの末端部分の長さが、プローブが誘導カテーテ
ル内にあるときにプローブの末端部分がプローブの末端
部分を格納するほどの大きな内径を有する冠状動脈の任
意の部分に達することのできる程十分に遠くまで誘導カ
テーテルから末端方向に突出することができるほど十分
な長さであることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項11】 プローブの末端部分の長さが約25セ
ンチ以下であることを特徴とする請求項10に記載の装
置。 - 【請求項12】 前記プローブが先端部分と末端部分と
を有し、末端部分が細身のワイヤを備え、プローブバル
ーンがワイヤの末端領域に沿ってワイヤの周囲に取り付
けられ、 バルーン延長スリーブがバルーンの先端に接続されそこ
から末端部分に沿って支持ワイヤの周りを先端方向に延
び、 スリーブの先端がプローブバルーン膨張管腔の一部と連
通し且つプローブバルーン膨張管腔の一部を形成し、 該スリーブが薄い高強度の材料から形成され支持ワイヤ
の周りに収縮可能であって、 スリーブ部分の膨張径がプローブの先端部分の径以下で
あり、 該スリーブが支持ワイヤの周りに包まれて一対の平坦な
翼を形成する形に収縮可能であって、収縮したスリーブ
によって形成される断面積が主管腔を通る十分な断面流
体流動面積を残すほど十分に小さい値であることを特徴
とする請求項4に記載の装置。 - 【請求項13】 該プローブが先端部分と末端部分とを
有し、プローブバルーンが末端部分に取り付けられ、 先端部分が一体壁の長い可撓性管からなり先端に加えら
れた回転運動をその末端にほぼ完全に伝達するように設
計され、 先端部分がプローブの長さの主要部分から構成され、 バルーンを越えて末端方向に延びる末端部分が先導部分
を構成し、該先導部分の末端部分が設定された曲線に湾
曲可能であって、 該末端部分が、先端部分を経てそれに加えられたトルク
を実質的に伝達することができるほど十分に短く、その
結果、プローブの湾曲した末端がプローブの先端部分の
先端に加えられる回転運動によって方向制御されること
を特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項14】 内部に管腔が形成される複数の長い部
材を備え、該複数の部材が入れ子式に互いの内部に格納
され、 該部材の各々が、末端領域に膨張自在且つ収縮自在のバ
ルーンを備え、 最外側に位置する部材を除く各部材上のバルーンが、次
に最も外側に位置する部材のバルーンの非膨張時の径以
上であり且つ次に最も外側に位置する部材のバルーンの
膨張時の径よりも小さい最大径まで膨張することが可能
なことを特徴とする脈管形成を行うための装置。
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