JPH0538010Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0538010Y2 JPH0538010Y2 JP3982687U JP3982687U JPH0538010Y2 JP H0538010 Y2 JPH0538010 Y2 JP H0538010Y2 JP 3982687 U JP3982687 U JP 3982687U JP 3982687 U JP3982687 U JP 3982687U JP H0538010 Y2 JPH0538010 Y2 JP H0538010Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- plaster
- width
- grooves
- elongation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 7
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Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は肘、膝等の屈曲部に貼付して異和感
が少なく、また剥がれ性を改善した薬入り貼付剤
に関するものである。
が少なく、また剥がれ性を改善した薬入り貼付剤
に関するものである。
〈従来の技術とその問題点〉
パツプ剤、プラスター剤のような薬入りの貼付
剤の膏体はいくら皮膚に対する粘着力を強くして
も基材全体にベタ塗りしたのでは、肘、膝等の
屈曲部で剥がれやすい。発汗時に剥がれやす
い。屈曲部での異和感が大きい。などの欠点を
有しており、また粘着力をあまり強くすると、剥
離時の痛みが大であるなどの問題がある。
剤の膏体はいくら皮膚に対する粘着力を強くして
も基材全体にベタ塗りしたのでは、肘、膝等の
屈曲部で剥がれやすい。発汗時に剥がれやす
い。屈曲部での異和感が大きい。などの欠点を
有しており、また粘着力をあまり強くすると、剥
離時の痛みが大であるなどの問題がある。
これらの対策として、(1)肘、膝の屈曲時に必要
な伸び50%以上を有する基材を使用すること
(肘、膝を水平にして貼付剤を貼り、屈曲した時
の基材の伸びは最大で50%である)。(2)基材の伸
び方向と交わるように膏体を筋塗りする。
な伸び50%以上を有する基材を使用すること
(肘、膝を水平にして貼付剤を貼り、屈曲した時
の基材の伸びは最大で50%である)。(2)基材の伸
び方向と交わるように膏体を筋塗りする。
を行うならば全体にかかる応力の緩和および発汗
時における溝部分からの汗の蒸散がおこり、上記
欠点の改善が果せるように考えられる。
時における溝部分からの汗の蒸散がおこり、上記
欠点の改善が果せるように考えられる。
しかしながら膏体を基材の伸び方向と交わるよ
うに単に均等に筋塗りしたのでは剥がれ性、屈曲
部での異和感を改善するのに十分な溝本数を必要
とし、従つて(1)膏体部分の面積が減り、薬効の低
下をきたす。(2)膏体塗布幅が狭くなり、両端の膏
体幅が狭くなるために逆に末端よりの剥がれをお
こす。
うに単に均等に筋塗りしたのでは剥がれ性、屈曲
部での異和感を改善するのに十分な溝本数を必要
とし、従つて(1)膏体部分の面積が減り、薬効の低
下をきたす。(2)膏体塗布幅が狭くなり、両端の膏
体幅が狭くなるために逆に末端よりの剥がれをお
こす。
といつた問題があつた。
〈問題点を解決するための手段〉
この考案は上記した従来の貼付剤の問題点を解
消して、肘、膝等に使用しても屈曲部での異和感
のない、また簡単に剥がれることのない貼付剤を
提供せんとするものである。
消して、肘、膝等に使用しても屈曲部での異和感
のない、また簡単に剥がれることのない貼付剤を
提供せんとするものである。
即ち、この考案は少なくとも一方向に50%以上
の伸びを有する基材の表面に膏体層が設けられて
おり、該膏体層には前記基材の伸び方向と交わる
溝部が中央区域および両端付近に設けられている
貼付剤である。
の伸びを有する基材の表面に膏体層が設けられて
おり、該膏体層には前記基材の伸び方向と交わる
溝部が中央区域および両端付近に設けられている
貼付剤である。
〈作用〉
この考案の貼付剤は基材に対する膏体の塗布部
を筋状に塗工して設ける際のパターンを特徴とす
るものであり、以下これを図面に基づいて説明す
る。
を筋状に塗工して設ける際のパターンを特徴とす
るものであり、以下これを図面に基づいて説明す
る。
第1図は筋塗りパターンの説明図であり、第2
図は第1図の断面図である。第1図において1は
幅×を有する基材(例えばプラスチツクフイル
ム、不織布、織布、編布など)であり、2が溝
(非膏体塗布部)、3はゴムまたは合成樹脂を主体
とする粘着性物質と薬物とを主成分とする膏体を
塗布した部分である。
図は第1図の断面図である。第1図において1は
幅×を有する基材(例えばプラスチツクフイル
ム、不織布、織布、編布など)であり、2が溝
(非膏体塗布部)、3はゴムまたは合成樹脂を主体
とする粘着性物質と薬物とを主成分とする膏体を
塗布した部分である。
なお図示省略したが膏体表面には剥離紙または
その類似物を保護のために仮着しておいてもよ
い。
その類似物を保護のために仮着しておいてもよ
い。
そして基材1の中央部に1〜3本の溝2a、両
端付近に2〜4本の溝2bを設ける。このように
中央部と両端付近のみに溝を設けるのは膏体の筋
塗りの必要な部分は屈曲部でフイツト感を出すた
めの中央部と応力が一番かかる両端部分であり、
その中間は膏体の筋塗りが不必要であるから溝本
数を減らすことができ、従つて薬効を低下させず
に筋塗りが可能である。また両端の膏体部分の幅
を広くすることにより貼付剤として使用したとき
の末端からの剥がれを防止することができ、これ
らによつて従来の貼付剤の問題点を解消すること
ができる。
端付近に2〜4本の溝2bを設ける。このように
中央部と両端付近のみに溝を設けるのは膏体の筋
塗りの必要な部分は屈曲部でフイツト感を出すた
めの中央部と応力が一番かかる両端部分であり、
その中間は膏体の筋塗りが不必要であるから溝本
数を減らすことができ、従つて薬効を低下させず
に筋塗りが可能である。また両端の膏体部分の幅
を広くすることにより貼付剤として使用したとき
の末端からの剥がれを防止することができ、これ
らによつて従来の貼付剤の問題点を解消すること
ができる。
膏体の筋塗りのパターンを具体的にのべると、
幅×を有する基材1の中央部に幅×の0.5〜5%
幅の膏体を塗布しない溝2aを幅の1.5〜10%幅
間隔cで1〜3本(図示は1本)設け、その両端
に幅×の15〜40%幅dをあけてさらに0.5〜3%
幅の溝2bを幅×の1.5〜10%幅間隔cで2〜4
本設け、基材1の両端に幅×の7〜15%幅の膏体
塗布部eを設けるものである。
幅×を有する基材1の中央部に幅×の0.5〜5%
幅の膏体を塗布しない溝2aを幅の1.5〜10%幅
間隔cで1〜3本(図示は1本)設け、その両端
に幅×の15〜40%幅dをあけてさらに0.5〜3%
幅の溝2bを幅×の1.5〜10%幅間隔cで2〜4
本設け、基材1の両端に幅×の7〜15%幅の膏体
塗布部eを設けるものである。
〈考案の効果〉
以上説明したように、薬入りの膏体を50%以上
の伸びを有する基材に、その伸び方向が一方向の
場合にはその伸び方向と交わるように一定のパタ
ーンにて筋塗りすることにより、(1)肘、膝など屈
曲部での異和感が減少する。(2)発汗時の剥がれ性
が改善される。(3)筋塗りによる薬効低下および末
端よりの剥がれが改善される。などの従来の薬入
り貼付剤において欠点とされていたものすべて克
服することができるのである。
の伸びを有する基材に、その伸び方向が一方向の
場合にはその伸び方向と交わるように一定のパタ
ーンにて筋塗りすることにより、(1)肘、膝など屈
曲部での異和感が減少する。(2)発汗時の剥がれ性
が改善される。(3)筋塗りによる薬効低下および末
端よりの剥がれが改善される。などの従来の薬入
り貼付剤において欠点とされていたものすべて克
服することができるのである。
第1図はこの考案の貼付剤の筋塗りのパターン
を示す説明図、第2図は第1図の断面図である。 1……基材、2,2a,2b……溝、3……膏
体。
を示す説明図、第2図は第1図の断面図である。 1……基材、2,2a,2b……溝、3……膏
体。
Claims (1)
- 少なくとも一方向に50%以上の伸びを有する基
材の表面に膏体層が設けられており、該膏体層に
は前記基材の伸び方向と交わる溝部が中央区域お
よび両端付近に設けられている貼付剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3982687U JPH0538010Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3982687U JPH0538010Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145828U JPS63145828U (ja) | 1988-09-27 |
JPH0538010Y2 true JPH0538010Y2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=30853363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3982687U Expired - Lifetime JPH0538010Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538010Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040219195A1 (en) * | 2003-04-30 | 2004-11-04 | 3M Innovative Properties Company | Abuse-resistant transdermal dosage form |
-
1987
- 1987-03-17 JP JP3982687U patent/JPH0538010Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63145828U (ja) | 1988-09-27 |
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