JPH03103255A - 伸縮性のある装具・ギブスの下地シートとその製作法 - Google Patents
伸縮性のある装具・ギブスの下地シートとその製作法Info
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- JPH03103255A JPH03103255A JP24301189A JP24301189A JPH03103255A JP H03103255 A JPH03103255 A JP H03103255A JP 24301189 A JP24301189 A JP 24301189A JP 24301189 A JP24301189 A JP 24301189A JP H03103255 A JPH03103255 A JP H03103255A
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- sheet
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
この発明は、伸縮の出来る、装具やギプスの下地となる
、シートの製法に関するものである。
、シートの製法に関するものである。
(2) 従来の技術
従来、装具やギプスを製作するときには、第1・2図に
示す如く、医師が患者の装具またはギプスを製作しよう
とする患者の身体50部分の表面に、厚さ約5m/mの
巻き綿lを巻きつけて、その上に石膏を塗りつけ、その
上面にギプス包帯、又は、ブラスチ,ク包帯の表皮を被
覆して固,杉化して製作していた。
示す如く、医師が患者の装具またはギプスを製作しよう
とする患者の身体50部分の表面に、厚さ約5m/mの
巻き綿lを巻きつけて、その上に石膏を塗りつけ、その
上面にギプス包帯、又は、ブラスチ,ク包帯の表皮を被
覆して固,杉化して製作していた。
この方法で製作すると、巻き綿1が二重・三重に重なっ
た部分が出来たり、巻き綿1が装具やギプスの端からは
み出したりして、患者が不快に感ずることが多かった。
た部分が出来たり、巻き綿1が装具やギプスの端からは
み出したりして、患者が不快に感ずることが多かった。
巻き綿lが、一様な厚みに整然と巻かれていないと、ギ
ブスや装具が身体に凸凹を感じさせて、体感のみならず
外観上も悪く、不快なものになる事が多かった。
ブスや装具が身体に凸凹を感じさせて、体感のみならず
外観上も悪く、不快なものになる事が多かった。
(3) 発明が解決しようとする課題従来の技術の項
で述べた如く、装具やギブスを製作するときに、凸凹の
原因となる巻き綿lを用いることなく、厚みの平均した
下地に仕上げ、すなわち患者の身体5に一様な、平均化
した軽い圧迫感を与える下地として製作することが、先
づ第一に必要なことである点を発明の重点課題と考え、
その解決方法を研究して今回の発明となった。
で述べた如く、装具やギブスを製作するときに、凸凹の
原因となる巻き綿lを用いることなく、厚みの平均した
下地に仕上げ、すなわち患者の身体5に一様な、平均化
した軽い圧迫感を与える下地として製作することが、先
づ第一に必要なことである点を発明の重点課題と考え、
その解決方法を研究して今回の発明となった。
(4)課題を解決するための手段
上記の目的を達戒するために、次に示す如き手段を考え
た。
た。
第3・4・5・6・7・8・9図に示す如〈、足の形の
ギプスを製作する場合金以て例示すると、下記の如〈な
る。
ギプスを製作する場合金以て例示すると、下記の如〈な
る。
イ.足の型をしたプラスチック板またはベニヤ板等の平
面板を、体形に合わせた基板2として作り、その基板2
の表面や縁部を滑らかに仕上げる。
面板を、体形に合わせた基板2として作り、その基板2
の表面や縁部を滑らかに仕上げる。
ロ.その基板2に、ストッキング等の如き薄い、メリヤ
ス編み状の伸縮性を持った、繊維シート3を被せる。
ス編み状の伸縮性を持った、繊維シート3を被せる。
ハ.繊維シート30表面に、皮膚に害を与えない粘着剤
を霧状に吹きつける。
を霧状に吹きつける。
二.粘着剤を吹きつけた繊維シート3の表面に、基板2
に合わせて裁断した厚さ約5m/mの綿のシート4を折
り曲げたり、重なったりする事のない様に一様にはりつ
ける0ホ.粘着剤を使用するときに、繊維シート3の伸
縮性を損なわない様に注意する。
に合わせて裁断した厚さ約5m/mの綿のシート4を折
り曲げたり、重なったりする事のない様に一様にはりつ
ける0ホ.粘着剤を使用するときに、繊維シート3の伸
縮性を損なわない様に注意する。
へ 接着が完了した後、薄い繊維シート3と綿のシート
4と共に、伸縮性を損なわない様に、第7図に示す如く
、めくりながらとり外し、第8図に示す如くする。
4と共に、伸縮性を損なわない様に、第7図に示す如く
、めくりながらとり外し、第8図に示す如くする。
ト.これを第9図に示す如く、綿のシート4の綿の面が
患者の皮膚にあたる如〈反転させる。
患者の皮膚にあたる如〈反転させる。
以上によって、伸縮性のある装具・ギブスの下地シート
の製作は、完了する。
の製作は、完了する。
繊維シート3としては、ストッキング同様の資材を使用
することが、伸縮性を利用するのに最も適している。繊
維シート3と綿のシート4の沖縮性が両者相俟って伸縮
効果を発揮するものと考えられる。
することが、伸縮性を利用するのに最も適している。繊
維シート3と綿のシート4の沖縮性が両者相俟って伸縮
効果を発揮するものと考えられる。
手・腕・胸部等人体の装具やギプスを必要とする場合は
、患者の身体5の必要とする場所に応じた基板2を用い
て、上記の如き方法を以て伸縮性のある装具・ギブスの
下地シートを製作して、装具やギプスを製作する。
、患者の身体5の必要とする場所に応じた基板2を用い
て、上記の如き方法を以て伸縮性のある装具・ギブスの
下地シートを製作して、装具やギプスを製作する。
(5) 作 用
本発明の沖縮性のある装具・ギブスの下地シートを、足
の形のギブスを製作する場合を以て例示すると、下記の
如くなる。
の形のギブスを製作する場合を以て例示すると、下記の
如くなる。
イ.第9図に示す如く、取付準備の完了した伸縮性のあ
る装具・ギブスの下地シートを第10図に示す如く、綿
のシート40面と皮膚とが接触する如く展開する。
る装具・ギブスの下地シートを第10図に示す如く、綿
のシート40面と皮膚とが接触する如く展開する。
ロ.第10図に示す如く展開するときに、綿のシート4
と繊維シート3とが一体となって患者の身体5を軽く緊
縮し、7イ,}する如く、軽く引きのばしながら第11
図に示す如く展開する。
と繊維シート3とが一体となって患者の身体5を軽く緊
縮し、7イ,}する如く、軽く引きのばしながら第11
図に示す如く展開する。
以上の如く展開の完了した伸縮性のある装具・ギブスの
下地シートの上面に、石膏等を塗りつけて装具・ギブス
等を完戒させる。
下地シートの上面に、石膏等を塗りつけて装具・ギブス
等を完戒させる。
また、装具・ギブスの下地として用いる外に、患部の保
温用として使用することが出来るO (6) 発明の効果 本発明の伸縮性のある装具・ギブスの下地シートを利用
することにより、次に示す如き効果がある。
温用として使用することが出来るO (6) 発明の効果 本発明の伸縮性のある装具・ギブスの下地シートを利用
することにより、次に示す如き効果がある。
イ、薄い*維シート3を綿のシート4を用いて製作され
るので、人体に良くフィットして、その上に仕上げた装
具・ギブス等も目立った凹凸が無く、良い形に出来上る
。
るので、人体に良くフィットして、その上に仕上げた装
具・ギブス等も目立った凹凸が無く、良い形に出来上る
。
ロ.m維シート3及び綿のシート4が薄い伸縮性を持っ
た、一様の厚みの材料で出来ているので、患者の皮膚面
の伸縮に応じて動いて〈れるので、違和感が少ない。
た、一様の厚みの材料で出来ているので、患者の皮膚面
の伸縮に応じて動いて〈れるので、違和感が少ない。
ハ.身体に接触する部分が繊維シート3に接着した綿の
シート40面であるので、綿のシート4と繊維シート3
の伸縮性により、皮膚に接触している部分に摩擦等を生
じる事が無く気持ちが良い。
シート40面であるので、綿のシート4と繊維シート3
の伸縮性により、皮膚に接触している部分に摩擦等を生
じる事が無く気持ちが良い。
二.身体に良くフィットしているので、手術後等にも筋
肉を軽く締めつけるのみで、障害を起す事が無い。
肉を軽く締めつけるのみで、障害を起す事が無い。
ホ.綿のシート4が身体に直接あたるので、かぶれ等を
生ずることが無い。
生ずることが無い。
へ 従来の巻き綿1を用いた方法では、巻き綿lが二重
になったり、三重になったりする箇所が各所に出来るの
で、凸凹が出来る4. のを防ぐのに非常に時間がか\ったが、本発明の伸縮性
のある装具・ギブスの下地シートを用いることにより、
装具やギプスを製作するのに時間がか\らない。
になったり、三重になったりする箇所が各所に出来るの
で、凸凹が出来る4. のを防ぐのに非常に時間がか\ったが、本発明の伸縮性
のある装具・ギブスの下地シートを用いることにより、
装具やギプスを製作するのに時間がか\らない。
ト.従来の巻き綿lを用いた時の様に、ギブスの端から
巻き綿1がはみ出したり、引きちぎれたりする事が無い
。
巻き綿1がはみ出したり、引きちぎれたりする事が無い
。
チ.医師の作業上の上手下手の差が少なくなる。
り.医師が、装具やギプスを製作するのに要する時間が
少なくて済み、完成までの時間が短かくなった事が喜ば
れる。
少なくて済み、完成までの時間が短かくなった事が喜ば
れる。
ヌ.装具やギプスを取外す時の要領は、従来の方法と同
様であるので、新たなる困難は無い。
様であるので、新たなる困難は無い。
ル.装具・ギブスの下地として用いる外に、患部の保温
用として、使用することが出来る。
用として、使用することが出来る。
第1図は、従来使用されている巻き綿1の斜視図、
第2図は、従来の巻き綿lの下地の斜視図、第3図は、
基板2の正面図、 第4図は、基板2に繊維シート3をかぶせた図・ 第5図は、第4図に粘着剤を霧状に吹きつけた図、 第6図は、第5図に綿のシート4を張りつけた図、 第7図は、第6図より伸縮性のある装具・ギブスの下地
シートをめくりとる図、 第8図は、伸縮性のある装具・ギブスの下地シートの巻
取完了図、 第9図は、伸縮性のある装具・ギブスの下地シートの反
転取付準備完了図、 第lO図は、患者の足に伸縮性のある装具・ギブスの下
地シートの展開要領図、 第11図は、伸縮性のある装具・ギブスの下地シートの
展開完了図、 lは、巻き綿、 2は、 3は、 4F1、 5は、 を示す。 基板、 繊維シート、 綿のシート、 患者の身体、 第 3 図 (縞板2の正面図) 第 5 図 (第4図に粘着剤を霧状に吹きつけた図)第 1l 図 (伸縮性のある装具・ギブスの下地シート第 8 図 第 9 図 −406−
基板2の正面図、 第4図は、基板2に繊維シート3をかぶせた図・ 第5図は、第4図に粘着剤を霧状に吹きつけた図、 第6図は、第5図に綿のシート4を張りつけた図、 第7図は、第6図より伸縮性のある装具・ギブスの下地
シートをめくりとる図、 第8図は、伸縮性のある装具・ギブスの下地シートの巻
取完了図、 第9図は、伸縮性のある装具・ギブスの下地シートの反
転取付準備完了図、 第lO図は、患者の足に伸縮性のある装具・ギブスの下
地シートの展開要領図、 第11図は、伸縮性のある装具・ギブスの下地シートの
展開完了図、 lは、巻き綿、 2は、 3は、 4F1、 5は、 を示す。 基板、 繊維シート、 綿のシート、 患者の身体、 第 3 図 (縞板2の正面図) 第 5 図 (第4図に粘着剤を霧状に吹きつけた図)第 1l 図 (伸縮性のある装具・ギブスの下地シート第 8 図 第 9 図 −406−
Claims (2)
- (1)患者の身体(5)の装具・ギブス等を必要とする
部分に合わせた基板(2)に、薄いメリヤス編み状の伸
縮性を持った繊維シート(3)をかぶせて、その上に、
皮膚に害を与えない粘着剤を霧状に吹きつけ、その上に
、基板(2)に合わせて裁断した、厚み約5m/mの綿
のシート(4)を、繊維シート(3)・綿のシート(4
)伸縮性を損わない様に張りつけて、乾燥した後に、繊
維シート(3)と綿のシート(4)を一緒に基板(2)
からめくり上げる様にして取外し、これを綿のシート(
4)の面が表面になる如く、反転して巻きかえして製作
する、伸縮性のある装具・ギブスの下地シートの製作法
。 - (2)患者の身体(5)に、凸凹の無い装具・ギブスの
下地として、伸縮性をもった繊維シート(3)の上に、
伸縮性をもった綿のシート(4)を張りつけて、綿のシ
ート(4)の面が、患者の身体(5)に、一様に平均化
した圧迫感をもってあたる請求項(1)記載の方法によ
って製作した、伸縮性のある装具・ギブスの下地シート
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24301189A JPH03103255A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 伸縮性のある装具・ギブスの下地シートとその製作法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24301189A JPH03103255A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 伸縮性のある装具・ギブスの下地シートとその製作法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03103255A true JPH03103255A (ja) | 1991-04-30 |
Family
ID=17097560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24301189A Pending JPH03103255A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 伸縮性のある装具・ギブスの下地シートとその製作法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03103255A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100792252B1 (ko) * | 2006-09-22 | 2008-01-07 | 천병수 | 의료용 깁스 및 피부보호대 |
WO2010050737A3 (ko) * | 2008-10-28 | 2010-09-23 | 오에스메디칼주식회사 | 의료용 깁스 및 피부보호대 |
KR200479178Y1 (ko) * | 2015-05-15 | 2015-12-29 | 손수정 | 얼굴 리프팅 기구 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02126849A (ja) * | 1988-08-13 | 1990-05-15 | Smith & Nephew Plc | チューブ部材 |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP24301189A patent/JPH03103255A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02126849A (ja) * | 1988-08-13 | 1990-05-15 | Smith & Nephew Plc | チューブ部材 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100792252B1 (ko) * | 2006-09-22 | 2008-01-07 | 천병수 | 의료용 깁스 및 피부보호대 |
WO2010050737A3 (ko) * | 2008-10-28 | 2010-09-23 | 오에스메디칼주식회사 | 의료용 깁스 및 피부보호대 |
KR200479178Y1 (ko) * | 2015-05-15 | 2015-12-29 | 손수정 | 얼굴 리프팅 기구 |
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