JP3939068B2 - 固定具付き貼付剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は固定具付き貼付剤に関し、特に、関節部分などの身体の変位の比較的大きな箇所に適した固定具付き貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
貼付剤としては、冷感、温感タイプの湿布剤や保湿剤等、様々な種類が市販されている。従来の貼付剤は、布、不織布等の支持体シートの片面ほぼ全域に膏体層を塗工することによって製造され、その膏体層を使用者の肌に貼り付けて使用される。このような貼付剤においては、一般的には、膏体層の持つ弱い粘着力で肌に貼り付けて固定する様に設計されている。しかし、膏体の粘着力による固定では、長時間使用した場合に徐々に剥がれてきてしまう。特に、肘、膝、足首、足甲,足裏等の身体の変位量、変形が大きく且つフラットではない部位においては事実上使用できない。そこで、間接部付近など、膏体層の粘着力だけでは剥がれてしまう様な身体部位へ適用する場合には、別途作成された粘着テープで肌に固定するのが一般的である。また、膏体自体の粘着力を強くすることも考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、膏体自体の粘着力を強くした場合には、強粘着剤による肌の荒れが生じるという問題点がある。また、強粘着力とした貼布剤は剥ぎとり時に苦痛をともなうという不都合もある。このため、現在では、大きなサイズの貼付剤の場合には粘着力を比較的弱くするのが一般的である。一方、貼付剤を患部に固定するために、別途作成された固定用テープ等を使用するのは、使用者にとってのわずらわしい。また、固定用テープに代えてチューブ状固定用伸縮ネットを使用することも可能であるが、わずらわしさにおいては固定用テープと同様である。
【0004】
本発明は上記のような状況に鑑みてなされたものであり、身体の変位が大きく、且つ、曲率の大きな部位(腕、手、脚、足、首等)においても長時間しっかりと固定できると同時に、肌に対する刺激、荒れ等のトラブルを最小限に抑えることが可能な貼付剤を提供することを目的とする。ここで、「曲率」は曲率半径の逆数を意味し、従って、曲率の大きな箇所(曲率半径の小さな箇所)とは、曲がり方の急な箇所となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る固定具付き貼付剤は、請求項1に記載のように、所定の薬効成分を含む膏体層と;前記膏体層を支持する支持層と;
前記支持層から延出する固定用シートと;前記固定用シートの端部を連結して、前記膏体層を使用部位に固定する連結具とを備える。そして、前記固定用シートは、伸縮性を有するが、それ自体は粘着性を持たない。また、前記固定用シートは、前記支持層から延び る2つの第1突出部と、前記支持層から前記第1突出部と反対方向に延びる2つの第2突出部とを有する。更に、前記連結具は、前記第1突出部の一方の端部と前記第2突出部の一方の端部とを連結し、前記第1突出部の他方の端部と前記第2突出部の他方の端部とを連結する構造である。
また、本発明の第2の態様に係る固定具付き貼付剤は、請求項7に記載のように、所定の薬効成分を含む膏体層と;前記膏体層を支持する支持層と;前記支持層から延出する固定用シートと;前記固定用シートの端部を連結して、前記膏体層を使用部位に固定する連結具とを備える。そして、前記固定用シートは、伸縮性を有するが、それ自体は粘着性を持たない。また、前記固定用シートは、前記支持層の対向位置から各々延出する第1シート及び第2シートから構成され、これら第1及び第2のシートの各々にV字型の切欠きを設けることによって、前記第1シートには2つの第1突出部が形成され、前記第2シートには2つの第2突出部とが形成される。さらに、前記連結具は、第1のシートの一方の端部と前記第2のシートの一方の端部とを連結し、前記第1のシートの他方の端部と前記第2のシートの他方の端部とを連結する構造である。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明創作の基礎となる固定具付き貼付剤を示す。図1に示す固定具付き貼付剤10は、所定の薬効成分を含む膏体層12と、膏体層12の表面に配置される剥離シート14と、膏体層12を支持する支持体シート16と、使用部位に固定するための固定用シート18と、係止テープ20a,20bとを備えている。膏体層12と、剥離シート14と、支持体シート16によって、貼付剤本体部が構成される。なお、この例においては、膏体層12は矩形に成形されているが、必ずしも矩形である必要ななく、使用する部位に応じた形状にすることができる。
【0007】
膏体層12の膏体は、各用途に対応した薬効成分を配合した高分子物質を主体とする。剥離シート14は、膏体を保護することを主目的として使用されるため、膏体層12から剥離し易い素材を選択する。支持体シート16としては、編織布、不織布、プラスチックフィルム等の素材及びそれらの伸縮、非伸縮性についても特に制限はないが、経済性、機能面から考え、伸縮性不織布を使用するのが望ましい。固定用シート18は、身体部位(腕や脚)を巻く様に締め付け、且つ、長時間ゆるむことなく固定することが要求されるため、伸縮性を有する構成となっている。また、むれ防止効果及び経済性の面から考えると、伸縮性を有する不織布シートが好ましい。係止テープ20a,20bは、貼布剤本体(12,14,16)の一側辺から延出する固定用シート18の端部に取り付けられ、対向する側辺から延出する固定用シート18の背面に係止される様になっている。
【0008】
図2は、本発明創作の基礎となる固定具付き貼付剤の他の態様を示す。図2に示す固定具付き貼付剤30は、所定の薬効成分を含む膏体層32と、膏体層32の表面に配置される剥離シート34と、膏体層32を支持するとともに使用者の患部に固定するための支持・固定用シート42と、係止テープ40a,40bとを備えている。
【0009】
貼付剤30においては、図1に示す貼付剤10の支持体シート16と固定用シート18とを一体に成形している。このような構成にすることにより、貼付剤30全体の構造を簡素化でき、製造コストの低減を図ることができる他、貼付剤30の厚さを薄くできるというメリットがある。その他の構成については、上述の貼付剤10と同一であるため、重複した説明は省略する。
【0010】
図3は、本発明創作の基礎となる固定具付き貼付剤の更に他の態様を示す。図3に示す固定具付き貼付剤50は、所定の薬効成分を含む膏体層52と、膏体層52の表面に配置される剥離シート54と、膏体層52を支持する支持体シート62と、使用者の患部に固定するための2枚の固定用シート58a,58bと、固定用シート58bの端部に設けられた係止テープ60a,60bとを備えている。図1に示す第1の実施形態と同様に、膏体層52と、剥離シート54と、支持体シート62によって、貼付剤本体部が構成される。
【0011】
貼付剤50においては、図1に示す貼付剤10の固定用シート18を左右2つ(58a,58b)に分割している。すなわち、固定用シート58a,58bの一端が支持体シート62の裏面に接着されており、多端が自由端となっている。その他の構成については、図1及び図2の説明と同一であるため、重複した説明は省略する。
【0012】
図4は、本発明の第1の実施形態を示す。図4に示す固定具付き貼付剤70は、所定の薬効成分を含む膏体層72と、膏体層72の表面に配置される剥離シート74と、膏体層72を支持する支持体シート82と、使用者の患部に固定するための2枚の固定用シート78a,78bと、固定用シート78a,78bの端部に設けられた係止テープ80a,80bとを備えている。図1及び図3に示す実施形態と同様に、膏体層72と、剥離シート74と、支持体シート82によって、貼付剤本体部が構成される。
【0013】
本実施形態に係る貼付剤70においては、図3に示す貼付剤50の固定用シート58a,58bの形状を改良している。すなわち、固定用シート78a,78bの自由端に各々V字型の切欠き84a,84bが形成されている。これらの切欠き84a,84bにより、踝など種々の形状の部位(フラットでない部位)に対して、貼付剤本体部72,74,82を確実に固定することが可能となる。その他の構成については、上述した図1〜図3の説明と同一であるため、重複した説明は省略する。
【0014】
図5は、本発明の第2の実施形態を示す。図5に示す固定具付き貼付剤90は、所定の薬効成分を含む膏体層92と、膏体層92の表面に配置される剥離シート94と、膏体層92を支持する支持体シート102と、使用者の患部に固定するための2枚の固定用シート98a,98bと、係止テープ100a,100bとを備えている。図1、図3及び図4に示す固定具付き貼付剤と同様に、膏体層92と、剥離シート94と、支持体シート102によって、貼付剤本体部が構成される。
【0015】
本実施形態に係る貼付剤90においては、2本の帯状の固定用シート98a,98bが、支持体シート102の裏面において、所定の間隔を空けて平行に配置されている。このように所定の間隔を空けて配置された2枚の固定用シート98a,98bにより、図4に示す第1の実施形態と同様に、くるぶし等種々の形状の部位に対して、貼付剤本体部92,94,96を確実に固定することが可能となる。その他の構成については、上述した他の実施形態と同一であるため、重複した説明は省略する。
【0016】
次に、図6及び図7を参照して、本発明の更に詳細な実施例について説明する。図6に示す固定具付き貼付剤110は、所定の薬効成分を含む膏体層112と、膏体層112の表面に配置される剥離シート114と、膏体層112を支持する支持体シート122と、使用者の患部に固定するための4枚の固定用シート118a,118b,118c,118dと、係止テープ120a,120bとを備えている。上述した、図1,図3及び図4に示したものと同様に、膏体層112と、剥離シート114と、支持体シート122によって、貼付剤本体部が構成される。
【0017】
膏体層112の膏体は、各用途に対応した薬効成分を配合した高分子物質を主体とする。膏体に含まれる薬効成分、高分子物質、添加助剤等は、肩こり、腰痛、打ち身、捻挫、吸熱、温熱、肌荒れパック等の様々な用途、使用身体部位に応じて最適なものを使用することができる。
【0018】
剥離シート114は、膏体を保護することを主目的として使用されるため、膏体層12から剥離し易い素材を選択する。例えば、プラスチックフィルム、紙等を使用することができる。
【0019】
支持体シート122としては、編織布、不織布、プラスチックフィルム等の素材及びそれらの伸縮、非伸縮性についても特に制限はないが、経済性、機能面から考え、伸縮性不織布を使用するのが望ましい。
【0020】
固定用シート118a,118b,118c,118dは、身体部位(腕や脚)を巻く様に締め付け、且つ、長時間ゆるむことなく固定することが要求されるため、伸縮性を有する構成となっている。また、むれ防止効果及び経済性の面から考えると、伸縮性を有する不織布シートが好ましい。ただし、編織布を使用することも可能である。
【0021】
支持体シート122は、目付100g/mの伸縮性スパンレース不織布であり、潜在捲縮性PET繊維1.7dtex×51mmのカードウェブをウォータージェット処理により繊維交絡させた後、乾燥、熱収縮処理を行なうことによって得られる。このスパンレース不織布は、マシン流れ方向(MD)における最大伸度が140%の時の引張破断応力が58.5N/25mm巾、同50%伸張率における引張応力が13.1N/25mm巾のものを使用する。これに対し、固定用シート118a,118b,118c,118dについても、支持体シー122と同様のものを使用した。支持体シート122上に膏体112を塗工することにより、貼付剤本体部(112,114,122)の伸縮応力が固定用シート118a,118b,118c,118dより大きくなる。
【0022】
貼付剤本体部112,114,122を製造する際には、最初に支持体シート122上に所定の薬効成分及び助剤を含む膏体を450g/m塗工して膏体層112を形成する。次に、膏体層122上面にエンボス加工した40g/mの剥離性フィルム114を重ね。貼布剤本体部は、例えば、65mm×100mmとする。
【0023】
支持体シート122の裏面長手方向の両端部には、支持体シート122と同じ不織布からなる固定用シート118a,118b,118c,118dが各々連結される。一方の固定用シート118a,118bの先端には、粘着剤が塗布されて係止テープ120a,120を構成する。なお、本実施例では、4枚の固定用シート118a,118b,118c,118dを使用しているが、図4に示す実施形態のように、2枚の固定用シートの先端部のみを分割するような構成を採ることもできる。
【0024】
係止テープ120a,120bは、貼布剤本体(112,114,122)の一方から延出する固定用シート118a,118bの端部に取り付けられ、他方から延出する固定用シート118c,118dの背面に係止される様になっている。その係止機構は特に限定されるものではないが、粘着剤方式、面ファスナー(フック・アンド・ループ)方式であれば、ワンタッチで操作できるため好適である。更に、面ファスナー方式の場合、係止テープ120a,120bにはフック側を使用し、少なくとも固定用シート118c,118dの裏側の素材をループ材質とする。
【0025】
なお、本実施例においては、貼付剤本体部(112,114,122)の伸縮応力が、固定用シート118a,118b,118c,118dの伸縮応力より大きく設定することが好ましい。すなわち、貼付剤本体部(112,114,122)よりも固定用シート(118a,118b,118c,118d)の方が伸縮し易くする。これにより、適用身体部位の動きに対して、固定用シート118a,118b,118c,118dの伸縮変形によって追従するかたちとなり、身体皮膚に密着した貼付剤本体部(112,114,122)が変形によって皮膚から剥がれるのを抑制できる。
【0026】
図7は、図6に示す固定具付き貼付剤110を実際に使用者のかかとに装着した様子を示す。このケースでは、保湿成分等を含む膏体層112がそれ自体の比較的弱い粘着力で使用者のかかとに密着し、更に、支持体シート122に連結された固定用シート118a,118b,118c,118dによって、足首から甲にかけて貼付剤本体部を固定する。なお、固定用シート118a,118b,118c,118d自体は、粘着性を持たず、係止テープ120a,120bによって締め付ける構成であるため、粘着剤に比べて使用者の肌への刺激が少ない。
【0027】
本実施例に係る貼布剤110は、図7に示すように、踵のひび割れに潤いを与え、滑らかな皮膚とする為に作られた貼布剤を就寝中に使えば、朝めざめるまでズレたり剥がれたりせず至極快適に使えるものとなる。なお、踵用は一例であり、肘、手首、膝、首筋、掌、足首、足甲、土踏まず、太腿、ふくらはぎ、上腕部、二の腕部、頭部等比較的直径が小さく、曲げたり捻ったり等の変形が大きい部分に対して特に有効である。
【0028】
また、本貼布剤は、ある一定の薬効に限定されるものではなく、肩こり、打ち身、腰痛、筋肉痛等に適用する消炎剤を始めとする治療薬や温熱剤、吸熱冷却剤、肌ケア用のパック剤、更には鎮痛、解熱剤、心臓薬等の経皮吸収薬等、あらゆるタイプに適用可能である。
【0029】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲に示された技術的思想の範疇において変更可能なものである。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る固定具付き貼付剤によれば、身体の変位が大きく、且つ、曲率の大きな部位(腕、手、脚、足、首等)においても長時間しっかりと固定できると同時に、肌に対する刺激、荒れ等のトラブルを最小限に抑えることが可能となる。特に、就寝時の様に長時間意識のない状態で使用されるケースに最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明創作の基礎となる固定具付き貼付剤の構成を示す斜視図である。
【図2】 図2は、本発明創作の基礎となる固定具付き貼付剤の構成を示す斜視図である。
【図3】 図3は、本発明創作の基礎となる固定具付き貼付剤の構成を示す斜視図である。
【図4】 図4は、本発明の第1の実施形態に係る固定具付き貼付剤の構成を示す斜視図である。
【図5】 図5は、本発明の第2の実施形態に係る固定具付き貼付剤の構成を示す斜視図である。
【図6】 図6は、本発明の実施例に係る固定具付き貼付剤の構成を示す斜視図である。
【図7】 図7は、図6に示す貼付剤の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10,30,50,70,90,110 固定具付き貼付剤
12 膏体層
14 剥離シート
16 支持層
18 固定用シート
20a,20b 係止テープ

Claims (8)

  1. 所定の薬効成分を含む膏体層と;
    前記膏体層を支持する支持層と;
    前記支持層から延出する固定用シートと;
    前記固定用シートの端部を連結して、前記膏体層を使用部位に固定する連結具とを備え;
    前記固定用シートは、伸縮性を有するが、それ自体は粘着性を持たず、
    前記固定用シートは、前記支持層から延びる2つの第1突出部と、前記支持層から前記第1突出部と反対方向に延びる2つの第2突出部とを有し、
    前記連結具は、前記第1突出部の一方の端部と前記第2突出部の一方の端部とを連結し、前記第1突出部の他方の端部と前記第2突出部の他方の端部とを連結する構造であることを特徴とする固定具付き貼付剤。
  2. 前記固定用シートは、前記支持層の対向位置から各々延出する2枚のシートから構成され、前記固定用シートの突出部は、前記2枚のシートに切欠きを設けることによって形成されることを特徴とする請求項1に記載の固定具付き貼付剤。
  3. 前記固定用シートは、前記支持層の2側部から互いに交差することなく延出する2枚のシートから構成され、
    前記2枚のシートの合計4つの端部が前記4つの突出部に対応することを特徴とする請求項1に記載の固定具付き貼付剤。
  4. 前記支持層が伸縮性材料によって構成され、当該支持層と前記膏体層とによって構成される貼付剤本体部の伸縮応力が、前記固定用シートの伸縮応力より大きいことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の固定具付き貼付剤。
  5. 前記連結具が前記固定用シートの端部に設けられたフック・アンド・ループタイプの面ファスナーであることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の固定具付き貼付剤。
  6. 前記支持層と前記固定シートとが1枚のシートとして成形されていることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の固定具付き貼付剤。
  7. 所定の薬効成分を含む膏体層と;
    前記膏体層を支持する支持層と;
    前記支持層から延出する固定用シートと;
    前記固定用シートの端部を連結して、前記膏体層を使用部位に固定する連結具とを備え;
    前記固定用シートは、伸縮性を有するが、それ自体は粘着性を持たず、
    前記固定用シートは、前記支持層の対向位置から各々延出する第1シート及び第2シートから構成され、これら第1及び第2のシートの各々にV字型の切欠きを設けることによって、前記第1シートには2つの第1突出部が形成され、前記第2シートには2つの第2突出部とが形成され、
    前記連結具は、第1のシートの一方の端部と前記第2のシートの一方の端部とを連結し、前記第1のシートの他方の端部と前記第2のシートの他方の端部とを連結する構造であることを特徴とする固定具付き貼付剤。
  8. 所定の薬効成分を含む膏体層と;
    前記膏体層を支持する支持層と;
    前記支持層から延出する固定用シートと;
    前記固定用シートの端部を連結して、前記膏体層を使用部位に固定する連結具とを備え;
    前記固定用シートは、前記支持層の2側部から互いに交差することなく概ね平行に延出する長尺状の第1及び第2のシートから構成され、
    前記連結具は、第1のシートの一方の端部と前記第2のシートの一方の端部とを連結し、前記第1のシートの他方の端部と前記第2のシートの他方の端部とを連結する構造であることを特徴とする固定具付き貼付剤。
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