JP2005028025A - 膝部用粘着部材 - Google Patents

膝部用粘着部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2005028025A
JP2005028025A JP2003273386A JP2003273386A JP2005028025A JP 2005028025 A JP2005028025 A JP 2005028025A JP 2003273386 A JP2003273386 A JP 2003273386A JP 2003273386 A JP2003273386 A JP 2003273386A JP 2005028025 A JP2005028025 A JP 2005028025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knee
adhesive member
adhesive
shape
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003273386A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4181934B2 (ja
Inventor
Kotaro Shimobayashi
浩太郎 下林
Keichu Morikawa
敬忠 森川
Osamu Ohira
治 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP2003273386A priority Critical patent/JP4181934B2/ja
Publication of JP2005028025A publication Critical patent/JP2005028025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4181934B2 publication Critical patent/JP4181934B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 テーピングの専門知識を有しない人であっても迅速かつ容易に膝関節を固定することができ、膝関節の内側部位の違和感や蒸れ等による皮膚刺激が少ない膝部用粘着部材を提供すること。
【解決手段】 膝部用粘着部材は、U字型であってU字の湾曲底辺の成す角度が120度以下であるか、又は、環の一部を切断するスリットを有する楕円環形状であって、楕円環凹部短辺の成す角度が120度以下であり、かつ、伸縮固定部材及び粘着層を有する。この膝部用粘着部材の80%伸張時におけるヒステリシスは85%以上であることが好ましい。さらにまた、この膝部用粘着部材は、20%伸張時における引張応力が10N/19mm幅以下であり、80%伸張時における引張応力が15N/19mm幅以上であることが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、膝部用粘着部材に関する。詳しくは、スポーツや整体における膝部の固定等に用いられる膝部用粘着部材に関する。
従来より、膝、肘、手首等の関節部に発生する痛みに多くの人が悩まされてきた。関節部は人間の動作に深く関与しているため、この部位に痛みが生じると、日常の動作が困難になることが多い。特に膝関節に痛みが生じると、歩行障害を招いて寝たきりになることがあり、肉体的のみならず精神的にも深刻な問題が発生する。関節部に生じる痛みの原因の一つは、関節軟骨の変形と磨耗によるものである。加齢により関節周囲の筋力が低下したり、スポーツをしすぎたりすると、また、肥満等によって体重の負荷がかかると、膝関節の軟骨の変形と磨耗が進行する。既述したように膝関節の痛みは深刻な問題を発生するが、近年の高齢化社会、健康志向による過度の運動、食生活の変化による肥満の増加という現状にあっては、膝関節に痛みを有する人口は増加する一方である。そのため、膝関節に生じる痛みを軽減する対策が強く求められており、現在でも、様々な対策が検討されている。
関節部の痛みは、痛み止め、筋弛緩剤等の飲み薬や局所注射等による薬物治療、レーザーや干渉波やマイクロウェーブ等によって消炎鎮痛させる理学療法、骨きり術や人工関節全置換術等の手術等によって軽減させることができる。この他にも、テーピングによって関節部を固定することにより痛みを軽減することができる。本発明においてテーピングとは、粘着テープ等を用いて関節部や筋肉等の施部を固定することであり、この施部を支持、補正、補強等することにより、痛みを軽減したり、治療を促進したりする効果がある。薬局等で手軽に入手できる粘着テープを用いるテーピングは、薬物治療、通院を必要とする理学療法、手術等の治療方法よりも、比較的安価にしかも手軽に関節部の痛みを軽減することができる有効な手段である。
しかしながら、テーピングには専門の知識が必要であり、また、テーピング技術の習得も困難であるので、専門のトレーナーにテーピングしてもらうために整骨院等に通ったりしているのが現状である。テーピングのためにわざわざ整骨院に通うのは時間も手間もかかり、しかも関節部を痛めた人にとっては肉体的苦痛を伴うこともある。
また、一般に市販されているテーピング用粘着テープは全面に粘着剤層を有していて、関節部位を圧迫、固定するために刺激に敏感な関節の内側部位にも粘着テープが巻着されるので、屈曲動作等に伴って違和感や不快感があった。また、自然発汗の多い関節の内側部位に粘着剤層が密着するため、この部位の皮膚表面が蒸れて皮膚刺激が発生する等の問題があった。
特開平8−66418号公報には、膝関節に装着したときに膝関節との間に生じる空間を埋めるためのパットを有する膝関節用サポータが開示されている。この膝関節用サポータは専門の知識を有さない者でも簡易に装着することができ、また、粘着テープから成るものではないので、粘着テープの貼着による関節内側部位への不快感等が生じることはないが、粘着テープから成るものではないため、関節部を十分に固定することはできなかった。
特開2002−35196号公報には、縦方向へ伸縮可能な粘着テープの長手方向に長い縦スリットが幅方向に多数平行に形成された身体接着布が開示されているが、この身体接着布もテーピングの専門知識を有さない者には、容易に使いこなせるものではない。
特開2002−330991号公報には、粘着剤層の一部に非粘着部を有する粘着テープが開示されている。この粘着テープは、関節の内側部位に非粘着部を当てて貼着されるので、屈伸運動等に伴う違和感や、自然発汗による蒸れを低減することができるし、専門知識が無くても簡単にテーピングを行うことができる。しかしながら、貼着操作として、関節の内側部位にあてがった非粘着部を一方の手で押さえつつ、もう一方の手で、粘着剤を有するテープ部分を膝関節を囲むように貼り合わせる必要があり、操作の簡便性に欠けていた。また、貼着操作の便宜上、一方の粘着テープの端を仮固定してから正式に固定を行うような場合には二度貼りになり、粘着テープ本来の粘着性が発現されないことがあった。また、粘着テープの仮固定は皮膚の角質の損傷にもつながり、しかも速く簡単に貼り合わせることができず簡便性に欠けるものであった。
特開平8−66418号公報 特開2002−35196号公報 特開2002−330991号公報
そこで、上記問題に鑑み、本発明は、テーピングの専門知識を有しない人であっても迅速かつ容易に膝関節を固定することができ、また、膝関節の内側部位に違和感がなく、蒸れ等による皮膚刺激が少ない膝部用粘着部材を提供することを目的とする。また、この膝部用粘着部材を用いて膝関節を固定する方法を提供することを目的とする。
本発明の膝部用粘着部材は、U字型であってU字の湾曲底辺の成す角度が120度以下であるか、又は、環の一部を切断するスリットを有する楕円環形状であって、楕円環凹部短辺の成す角度が120度以下であり、かつ、伸縮固定部材及び粘着層を有することを特徴とする。
ここで、膝部用粘着部材の80%伸張時におけるヒステリシスは85%以上であることが好ましい。
この膝部用粘着部材は、さらにまた、20%伸張時における引張応力が10N/19mm幅以下であり、80%伸張時における引張応力が15N/19mm幅以上であることが好ましい。
また、前記伸縮固定部材は、伸縮性編布からなることができる。
ここで、前記伸縮固定部材は、さらにポリウレタン層を有することができる。
以上詳しく説明したように、本発明の膝部用粘着部材によれば、テーピングの専門知識を有しない人であっても迅速かつ容易に膝関節にテーピングを行うことができる。また、膝関節の内側部位に違和感がなく、蒸れ等による皮膚刺激が少なく、快適な装着感を実現することができ、かつ、膝の痛みを低減させることができる。本発明のテーピング方法に基づいてテーピングを行うことにより、膝部に貼付して膝関節を固定することにより、加齢や運動等によって生じる膝部の痛みを軽減することのできる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る膝部用粘着部材を示す図であり、図1の(a)は平面図であり、図1の(b)は斜視図である。ここではU字型の膝部用粘着部材について説明する。図1の(a)において、膝部用粘着部材1は、外形がほぼ矩形状であり、この矩形状のほぼ中央に部材自体がほぼU字(馬蹄形)を呈するように打ち抜き部2が形成されている。打ち抜き部2は、U字の湾曲底辺3、U字側辺4、4'、及び、U字の開口部8を有する。U字の湾曲底辺3が成す角θは120度以下である。θが120度を超えると、膝頭を囲むように貼着する際に図1のAの部分に浮きが生じて、膝関節の固定を十分に行うことができない場合がある。ここでU字の湾曲底辺3の成す角θは、湾曲底辺3が曲線により形成されている場合には、湾曲底辺及びU字側辺の境界点(B、B')と、湾曲底辺の湾曲頂点Aとの間の曲線上の適当な点(例えば、C、C')の接線(a、a')が成す角度で示すことができる。ただし、曲線上の適当な点の選択には、湾曲頂点Aの近傍の曲線部分を除外する。湾曲底辺3の形状は、三角形の二辺、湾曲した曲線等に限定されることなく、θが120度以下を満足する範囲内であれば、台形、多角形、楕円形等の辺とすることもできる。また、図1に示す膝部用粘着部材1の外形はほぼ矩形状であるが、矩形状(ほぼ矩形状)に限定されることなく、本発明の効果を阻害しない範囲内で、例えば、台形、五角形、六角形等の多角形、楕円形等とすることもできる。
U字側辺4とU字側辺4'とは、ほぼ平行に向き合っており、使用に際しては、これらの辺が膝蓋骨を挟み込むように貼着される。ここではU字側辺4、4'は直線形状であるが、ほぼ直線形状でも、曲線形状でも、多角形状でもよい。打ち抜きにより形成された両辺の開き幅Wは、膝蓋骨を挟み込むのに適当な大きさであることが好ましく、例えば、好ましくはW=0.5cm〜9cmの範囲内、より好ましくはW=1.0cm〜3.5cmの範囲内で、使用対象者の体型等を考慮して適宜選択される。
膝部用粘着部材1は、U字側辺4、4'とU字の湾曲底辺3とを含むテープ部6、6'、U字開口部8に位置するU字端部5、5'、及び、テープ部6とテープ部6'とを繋ぐ連結部7から構成される。図1に示す実施形態においては、膝部用粘着部材1の一方のU字端部5、及び、他方のU字端部5'が、打ち抜かれたU字開口部8へせり出すように内側へ湾曲しているが、湾曲せずに、例えばテープ部6、6'をそのまま延長したような形状であってもよい。テープ部6とテープ部6'、及び、U字端部5とU字端部5'とは線対称な形状でも異なっていてもよいが、U字端部5、5'を重ね合わせた時に膝頭の周囲を囲むことができるような形状であることが好ましい。
膝部用粘着部材1の大きさ等は、使用対象者の体型等を考慮して適宜設計されることが好ましく、例えば、ほぼ矩形状の外形の短辺の長さは、テープ部6、6'が膝頭の上方及び下方に貼着することが可能で、かつ、膝蓋骨の上部と下部を補強、固定するのに適した長さであることが好ましく、また、長辺の長さは膝蓋骨の左側部と右側部とに貼着可能で、膝関節側面を補強、固定することができ、かつ、皮膚刺激に敏感な膝関節の内側部位に達しない長さであることが好ましい。テープ部6及びテープ部6'の長さは、U字端部5、5'を重ね合わせた時に膝頭の周囲を囲むことができるような長さであることが好ましい。また、連結部7の幅L(U字頂点Aと矩形状右側の短辺との距離L)は、連結部7が膝関節の右側部を固定できる長さは必要であるが、膝関節内側部位に達しないような長さで設計されることが好ましい。
例えば、一般的な体型の大人が使用することを想定した場合には、Lが2.5cm〜10cmの範囲内であることが好ましく、Lが5cm〜20cmの範囲内であることが好ましく、Wが0.5cm〜9cmの範囲内であることが好ましい。
膝部用粘着部材1は適度なキックバック性を有することが必要であり、したがって、膝部を固定することができるような伸縮固定部材を有する。本発明の膝部用粘着部材は、適度なキックバック性を有し、80%伸張時におけるヒステリシスが85%以上である。また、本発明の膝部用粘着部材は、20%伸張時における引張張力が10N/19mm幅以下であることが好ましく、さらに好ましくは9N/19mm幅以下であり、80%伸張時における引張応力が15N/19mm幅以上であることが好ましい。このような膝部用粘着部材は、関節部への追従性と固定性を実現することができる。関節部の負担をより軽減するためには、80%伸張時におけるヒステリシスが88%以上、80%伸張時における引張応力が16N/19mm幅以上であることがより好ましい。
ここで、80%伸張時のヒステリシスとは、膝部用粘着部材を最大伸びの80%まで伸ばした時の復元性を示す指標である。また、20%伸張時における引張応力とは、所定形状の試料片を、所定速度で20%伸張するまで引っ張った時の引張強度をいい、80%伸張時における引張応力とは、所定形状の試料片を、所定速度で80%伸張するまで引っ張った時の引張強度をいう。
図1の(b)に膝部用粘着部材1の層構成を例示する。図1の(b)において、膝部用粘着部材1は伸縮固定部材11と粘着層12とからなり、伸縮固定部材11は基材13の上にポリウレタン層14が設けられている。ポリウレタン層14はなくてもよいが、基材13の上面をポリウレタン層14で被覆することにより、透湿性及び防水性を付与することができる。
基材は、関節部を固定できるような適度な伸張度を有することが好ましく、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、レーヨン、ポリプロピレン、ポリエチレン、綿等からなる不織布、織布、及び伸縮性を有する天然ゴム系、合成ゴム系で穿孔等が施された透湿性を有するシート、縦糸に伸縮糸を用いたタテ伸び布、縦糸および横糸に伸縮糸を用いた伸縮布等が挙げられる。本発明においては、伸縮性を有する編布(以下、「伸縮性編布」という)を用いることが好ましく、例えば、ナイロン、ポリエステル等の繊維に特殊加工を施すことにより伸縮性を持たせたストレッチヤーンやポリウレタン系弾性糸等のように伸縮性の大きい合繊糸を単独で編成した編み物地、若しくは、このような合繊糸とポリエステル繊維や綿等のように伸縮性の小さい繊維とを混合して編成した編布、スパンボンド不織布に、ポリウレタン等の伸縮糸を編み込んだ編み物地等を用いることができる。なお、編成方法としては、トリコット編、ラッシェル編、ミラニーズ編を含む経(タテ)メリヤス及び、平型編、円形編を含む緯(ヨコ)メリヤスのいずれを用いても良い。このうち、タテメリヤスは、裁断してもほつれが生じないので、より好ましい。また、合繊糸の太さは、40〜160デニール程度であることが好ましい。
基材13の厚さは、基材の材料特性等によって適宜決定されることが好ましいが、皮膚への追従性を考慮すると0.2〜1.0mmが好ましく、さらに好ましくは0.3〜0.8mmである。
ポリウレタン層14は、エーテル系ウレタン、エステル系ウレタン等の公知のウレタンから形成される。本発明においては、ポリウレタン層としてポリウレタンフィルムを用いることができる。ポリウレタン層14の厚さは、5μm以上、30μm未満であることが好ましい。ポリウレタン層の厚さが5μm以上であれば、例えば伸縮性編布等の基材表面の凹凸を十分にコートすることができるのでピンホールが生じることがなく、ポリウレタン層の厚さが30μm未満であれば、十分な透湿性を保持することができる。
例えば表面に凹凸がある基材の自背面に重ねて貼着すると、重ねて貼着した粘着部材の端がめくれることがあるが、凹凸面をポリウレタン層で被覆することにより、自背面への接着性を向上させることができる。また、防水性に乏しい基材では、雨天時に使用して水濡したりすると貼着した部分が剥がれることがあるが、ポリウレタン層を設けることによって防水性を付与することができる。さらにまた、ポリウレタン層の厚さを調節することにより、キックバック性の程度を調節することができる。
粘着層12は、貼着した皮膚に追従できる程度の柔軟性や粘弾性を有し、皮膚に対して刺激の少ない粘着剤を用いて形成することが好ましく、一般的なテーピング用粘着テープの分野等で周知、あるいは実用されている種々の粘着剤を使用することができる。具体的には、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ゲル系粘着剤を用いることができるが、皮膚刺激性等を考慮すると、アクリル系粘着剤もしくはゲル系粘着剤を用いることが好ましい。例えば、油性ゲル粘着剤は、接着力は比較的低いが、皮膚との密着性に優れ、テーピング等の用途には充分であり、剥離する際には皮膚表面の角質を傷つけることがないため、好適に使用することができる。なお、ゲル系粘着剤については、特表2000−513287号を参照されたい。
粘着層12は、伸縮固定部材11の片面全面に設けてもよいが、部分的に設けてもよい。伸縮固定部材11の基材面上に部分的に設ける場合には、粘着層をドット状または条状に形成することができ、粘着層が形成されていない領域が通気路としても機能するので、膝部用粘着部材の通気性や透湿性を向上させることができ、発汗によるムレやカブレ等を予防することができる。条状の形状としては、直線状、波状等が挙げられる。一般的には条間空間の断面積の経時的な変化が少ない波状とすることが好ましいが、使用する粘着剤の特性等によって適宜決定することが好ましい。また、粘着層を基材面上に部分的に設ける場合には、条間に通気路として機能する空間が確保されるように、ドットの大きさや配置、条間空間の大きさ等を適宜設計することが好ましい。
所望の領域に粘着剤を塗布する場合には、剥離ライナー上に、例えば、櫛形状の型を用いて塗工中にその櫛を固定したり、振幅移動させたりして、所望のスジ状又はウエイブ状等の形状を有する粘着層を剥離ライナー上に形成し、これを伸縮固定部材11の基材12の面上に転写すればよい。
粘着層12の厚さは、使用される粘着剤の種類、特性等によって適宜決定されることが好ましいが、例えば、20〜400μmであることが好ましく、25〜200μmであることが更に好ましい。
膝部用粘着部材1には、本発明の効果を阻害しない範囲内であれば、必要に応じて穿孔を施してもかまわない。
本発明の膝部用粘着部材1は、粘着層12の表面の汚染を防ぐために、使用するまで粘着層12の表面を剥離ライナーにて被覆させておくことが好ましい。この剥離ライナーは、一般的に皮膚へ貼付する粘着テープ等に用いられるものを使用することができる。具体的には、上質紙、グラシン紙、パーチメント紙等の表面に、シリコーン等の剥離性能を有する剥離剤をコーティングしたものや、上質紙にレジンをアンカーコートしたもの又はポリエチレンをラミネートしたもの等の表面にシリコーン等の剥離性能を有する剥離剤をコーティングしたものを使用することができる。
剥離ライナーは数枚のシートから構成されていてもよく、例えば、3枚の剥離ライナーが、一方のテープ部と一方のU字端部、他方のテープ部と他方のU字端部、及び、連結部の各粘着層を覆うように構成されていてもよいし、5枚の剥離ライナーが、一方のテープ部、他方のテープ部、一方のU字端部、他方のU字端部、及び、連結部の各粘着層をそれぞれ覆うように構成されていてもよい。
次に、環の一部を切断するスリットを有する楕円環形状の膝部用粘着部材について説明する。図2に本発明の第2の実施形態に係る膝部用粘着部材を示す。ここでは、ほぼ矩形状の外形を有する粘着部材のほぼ中央に、楕円環長辺24、24'と、楕円環凹部短辺23と、楕円環短辺28、28'とに囲まれた打ち抜き部22が形成されている。ただし、楕円環凹部短辺23の成す角度θは90度以下である。図2において楕円環凹部短辺23は2本の直線から形成されているが、楕円環凹部短辺23は曲線で構成されていてもよく、この場合には、楕円環長辺24及び楕円環凹部短辺23の境界点(E、E')と、楕円環凹部短辺の凹部頂点Gとの間の曲線上の適当な点における接線が成す角度で示すことができる。なお、楕円環凹部短辺の形状は2本の直線又は曲線に限定されることはない。図2において、楕円環はスリット29で切断されている。楕円環長辺24及び楕円環長辺24'は、図1におけるU字側辺4及びU字側辺4'と同様の機能を有し、これらの辺が膝頭を挟み込むように貼着される。打ち抜きによって形成された両辺の開き幅WはU字型の膝部用粘着部材と同様に、W=0.5cm〜9cmの範囲内で使用対象者の体型等を考慮して適宜選択されることが好ましい。
膝部用粘着部材21は、楕円環長辺24、24'と楕円環凹部短辺23とを含むテープ部26、26'、スリット29に位置し、楕円環短辺28、28'を含む楕円環端部25、25'、及び、テープ部26とテープ部26'とを繋いでいる連結部27から構成される。U字型の膝部用粘着部材のU字端部5及びU字端部5'が重ね合わされて貼着されるように、楕円環端部25、25'の先端部も膝関節の側面に重ねて貼着される。
膝部用粘着部材21の各構成部分は特にことわらない限りU字型の膝部用粘着部材1の類似の部材と同様の機能等を有するものであり、また、膝部用粘着部材21の層構成は、U字型の膝部用粘着部材1と同様の構成を有する。
本発明の膝部用粘着部材の使用方法の一例を、図1に示すU字型の膝部用粘着部材1を膝関節に適用した場合について以下に説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る膝部用粘着部材1を用いて膝関節を固定する方法(一例)を説明する図である。
図3の(a)において、連結部7の粘着層を覆っている剥離ライナーを除去し、連結部7を膝頭31の側方部に膝蓋骨に沿って貼着する。次いで、テープ部6'の粘着層を覆っている剥離ライナーを除去してから、U字端部5'を引張って伸張させながら膝関節の側面に膝頭31を囲むように膝蓋骨に沿って貼着する。次に、U字端部5'の粘着層を覆っている剥離ライナーを除去して貼着する。その後、同様にして、図1の(b)に示すように、テープ部6、U字端部5を貼着する。U字端部5は、既に貼着してあるU字端部5'の上に重ねて貼着する。
このように貼着することによって、テーピングの専門知識がない人でも、容易に、しかも適切な位置にテーピングすることができ、膝関節等を固定して、膝の痛みを軽減させることができる。
図2に示す膝部用粘着部材21についても、上記と同様にテーピングすることによって膝部を固定することができる。すなわち、連結部27の粘着層を覆っている剥離ライナーを除去し、楕円環端部25'を引張りつつ楕円環長辺24'を膝頭31の下方部に貼着した後、楕円環端部25'を膝関節の側面に膝頭31を囲むように膝蓋骨に沿ってテープ部26'を貼着する。次に、楕円環端部25及びテープ部26も同様に貼着する。なお、他方の楕円環端部25を既に貼着してある楕円環端部25'の上に重ねて貼着する。
以下に本発明の実施例を示し、さらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の応用が可能である。
(実施例1)
2−エチルヘキシルアクリレート90重量部、及び、アクリル酸9重量部の混合物を、不活性ガス雰囲気下で酢酸エチルによって共重合することによりアクリル系粘着剤を得た。このアクリル系粘着剤を、上質紙にポリエチレンをラミネートした面にシリコーン処理を施した剥離ライナーの処理面に、乾燥後の厚さが80μmとなるように塗布し、120℃で3分間乾燥させて粘着層を形成した。この粘着層の上に、伸縮固定部材として用意したポリエステル75デニール糸をスムーズ編で伸縮するように編み込んだ、厚さ450μmの伸縮性編布を重ね、貼合せることにより、伸縮固定部材/粘着層/剥離ライナーの層構成を有する積層体を得た。
得られた積層体に打ち抜き加工を施して、図1に示すような形状の膝部用粘着部材を得た。ただし、外形の矩形状は、縦が100mm、横が195mmであり、U字端部の端からU字の湾曲頂点までの長さ(L)が145mm、U字の湾曲底辺の成す角(θ)が45°であった。
(実施例2)
ポリエステル75デニール糸をスムーズ編で伸縮するように編み込んだ、厚さ450μmの伸縮性編布に、厚さ10μmのポリエステル系ウレタンフィルムをドライラミネートして伸縮固定部材を形成した。次に、上質紙にポリエチレンをラミネートした面にシリコーン処理を施した剥離ライナーの処理面に、油性ゲル粘着剤を乾燥後の厚さが70μmとなるように塗布し、120℃で3分間乾燥させることにより粘着層を形成した。この粘着層と上記の伸縮性固定部材とを貼合せることにより、伸縮性固定部材(ポリエステル系ウレタンフィルム/伸縮性編布)/粘着層/剥離ライナーの層構成を有する積層体を得た。
得られた積層体に打ち抜き加工を施し、図1に示すような形状の膝部用粘着部材を形成した。ただし、外形の矩形状は、縦が110mm、横が240mmであり、打ち抜き部の長さ(L)が180mmで、U字の湾曲底辺の成す角θが80°であった。
(実施例3)
ポリエステル75デニール糸をスムーズ編で伸縮するように編み込んだ、厚さ450μmの伸縮性編布に、厚さ20μmのポリエーテル系ウレタンフィルムをドライラミネートして伸縮固定部材を形成した。次に、上質紙にポリエチレンをラミネートした面にシリコーン処理を施した剥離ライナーの処理面に、油性ゲル粘着剤を乾燥後の厚さが70μmとなるように、櫛形状の型を用いて塗工中に振幅移動させて波状に塗布し、120℃で3分間乾燥させることにより条状の粘着層を形成した。さらに、この粘着層と上記の伸縮固定部材とを貼合せることにより、伸縮固定部材/粘着層/剥離ライナーの層構成を有する積層体を得た。
得られた積層体に打ち抜き加工を施し、図1に示すような形状の膝部用粘着部材を形成した。ただし、外形の矩形状は、縦が110mm、横が240mmであり、打ち抜き部の長さ(L)が180mm、U字の湾曲底辺の成す角(θ)が30°であった。
(実施例4)
ポリエステル75デニール糸をスムーズ編で伸縮するように編み込んだ、厚さ450μmの伸縮性編布に、20μmのポリエーテル系ウレタンフィルムをドライラミネートして伸縮固定部材を形成した。次に、上質紙にポリエチレンをラミネートした面にシリコーン処理を施した剥離ライナーの処理面に、油性ゲル粘着剤を乾燥後の厚さが70μmとなるように、櫛形状の型を用いてスジ状に塗布し、125℃で5分間乾燥させることにより条状の粘着層を形成した。さらに、この粘着層と上記の伸縮固定部材とを貼合せることにより、伸縮固定部材/粘着層/剥離ライナーの層構成を有する積層体を得た。
得られた積層体に打ち抜き加工を施し、図2に示すような形状の膝部用粘着部材を形成した。ただし、外形の矩形状は、縦が110mm、横が240mmであり、打ち抜き部の長さ(L)が170mm、楕円環凹部短辺の成す角(θ)が45°であった。
(比較例1)
実施例2において、伸縮固定部材の替わりに、一般にスポーツ用テーピングテープとして知られている厚さ730μmの厚手強撚布を用いた以外は、実施例2と同様にして積層体を形成した。得られた積層体に、U字の湾曲底辺の成す角度を60°に変更した以外は実施例2と同様にして打ち抜き加工を施し、図1に示すような形状の膝部用粘着部材を得た。ただし、得られた膝部用粘着部材におけるU字の湾曲底辺の成す角θは60°であり、膝部用粘着部材の20%伸張時における引張応力が15N/19mm幅、80%伸張時におけるヒステリシスが50%、及び、80%伸張時における引張応力が10N/19mm幅であった。
(比較例2)
実施例1と同様にして積層体を形成した。得られた積層体に、実施例1と同様にして、図1の形状に類似してはいるがU字の湾曲底辺の成す角度が180°である形状の打ち抜き加工を施しで膝部用粘着部材を得た。
(比較例3)
実施例2と同様にして積層体を形成した。得られた積層体に、実施例2と同様にして打ち抜き加工を施し、図4に示すような形状のV字型粘着部材を得た。図4において、連結部37の幅Lは30mm、テープ部36とテープ部36'及び端部35と端部35'とは線対称な図形であって、Lは200mm、テープ部の長さLは150mm、テープ部の幅Wは60mm、テープ部36とテープ部36'との成す角θが45°であり、このような形状となるように打ち抜き加工を施した。
上記の実施例1〜4及び比較例1〜3に示す膝部用粘着部材を、年齢層が30代以上のボランティア20人の膝関節に貼付し、下記に示す特性の測定と評価を行った。この結果を表1〜表4に示す。
《測定方法及び評価方法》
(1) 20%伸張時における引張応力
幅19mm×長さ約100mmの試料片を取り、50mmの長さ地点に標線を入れた。この試料片を引張速度300mm/分で引張り、試料片を20%引張った時の引張応力(単位:N/19mm幅)を測定した。
(2) 80%伸張時のヒステリシス(80%伸張時の復元率)
粘着テープから剥離ライナーを除去した後、1時間経過したところで、長手方向に、幅19mm×長さ約100mmの試料片を取り、50mmの長さ地点に標線を入れた。この試料片を300mm/分の速さで引っ張り、最大伸ばした時の伸び量を下式により求めた。

最大伸ばした時の伸び量(mm)=
最大伸ばした時の標線の距離(mm)−50mm

次に、同様に作成した試料片を引っ張り、上式により求められた、最大伸ばした時の長さの伸び量の80%だけを引張速度300mm/分の速さで伸張させ、その後、同じ速さで引っ張る前の状態に戻す。この操作を5回繰り返した。さらに、その後の残留歪み長さを測定し、復元率(%)を次式により求めた。テンシロン引張試験機を用いる。但し、式中Xは、最大伸ばした時の伸び量×0.8(mm)である。残留歪み長さは、5回目のヒステリシスの応力が、0.1N/19mm幅以下となっている部分の長さ(mm)を求めたものである。

80%伸張時の復元率(%)={(X−残留歪み長さ(mm))/X}×100
(3) 80%伸張時における引張応力
幅19mm×長さ約100mmの試料片を取り、50mmの長さ地点に標線を入れた。この試料片を引張速度300mm/分で引っ張り、試料片を80%引っ張った時の引張応力(単位:N/19mm幅)を測定した。
(4) 角度(θ)
図1に示すようなU字型の場合には、U字の湾曲底辺3の成す角θは、湾曲底辺3が曲線により形成されている場合には、湾曲底辺及びU字側辺の境界点(B、B’)と、湾曲底辺の湾曲頂点Aとの間の曲線状の適当な点(例えば、C、C’)の接線(a、a’)が成す角度で示した。また、図2に示すような楕円環型の場合には、楕円環凹部短辺の成す角として、楕円環状凹部短辺23の2本の直線の成す角度を用いた。
(5) 膝関節の痛みの軽減効果
ボランティア20人に、テーピングを行わなかった時と比べて、「膝が非常に楽になった」、「膝の痛みが少なくなった」、「膝が軽い感じになった」、「変わらない」の4段階で評価してもらった。各評価段階の該当人数を表2に示す。また、上記評価段階のうち、「膝が非常に楽になった」、「膝の痛みが少なくなった」、及び、「膝が軽い感じになった」の段階を、関節部の痛みの軽減に対して効果があったと判断し、この合計人数の占める割合を有効率とした。有効率も併せて表2に示す。
(6) 装着感
ボランティア20人に、装着感を、「非常に快適である」、「問題なし」、「不快に感じる」、「非常に不快」の4段階で評価してもらった。各評価段階の該当人数を表3に示す。また、上記評価段階のうち、「非常に快適」、及び、「問題なし」の段階を装着感が良好であると判断し、この合計人数の占める割合を有効率とする。この有効率も併せて表3に示す。
(7) 操作性
ボランティア20人に、操作性を、「貼り易い」、「問題なし」、「貼り難い」、「非常に貼り難い」の4段階で評価してもらった。各評価段階の該当人数を表4に示す。また、上記評価段階のうち、「貼り易い」、及び、「問題なし」の段階を操作性が良好であると判断し、この合計人数を有効率とする。この有効率も併せて表4に示す。
Figure 2005028025
Figure 2005028025
Figure 2005028025
Figure 2005028025
表2〜4から明らかなように、実施例1〜4の膝部用粘着部材は、すべての評価において有効率が高く、膝関節の痛みの軽減効果において有効であり、装着感及び操作性においても良好であることが分かった。
一方、伸縮固定部材を有していない比較例1、角度θが120°より大きい比較例2、及び、U字型でも楕円環型でもないV字型の形状を有する比較例3の膝部用粘着部材は、すべての評価において有効率が低かった。
本発明の第1の実施形態に係る膝部用粘部材を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る膝部用粘着部材を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る膝部用粘着部材を用いて、膝関節部をテーピングする方法を説明するための図である。 比較例3の粘着部材を示す平面図である。
符号の説明
1、21 膝部用粘着部材
2、22 打ち抜き部
3 U字の湾曲底辺
4、4' U字側辺
5、5' U字端部
6、6'、26、26' テープ部
7、27 連結部
8 U字の開口部
11 伸縮固定部材
12 粘着層
13 基材
14 ポリウレタン層
23 楕円環凹部短辺
24、24' 楕円環長辺
25、25 '楕円環端部
28、28' 楕円環短辺
29 スリット
31 膝頭
A 湾曲頂点
B、B' 境界点
C、C' 湾曲底辺上の点
D、D'、E、E'、F、F' 境界点
G 楕円環の凹部頂点

Claims (5)

  1. U字型であってU字の湾曲底辺の成す角度が120度以下であるか、又は、環の一部を切断するスリットを有する楕円環形状であって、楕円環凹部短辺の成す角度が120度以下であり、かつ、伸縮固定部材及び粘着層を有することを特徴とする膝部用粘着部材。
  2. 80%伸張時におけるヒステリシスが85%以上であることを特徴とする請求項1記載の膝部用粘着部材。
  3. 20%伸張時における引張応力が10N/19mm幅以下であり、80%伸張時における引張応力が15N/19mm幅以上であることを特徴とする請求項2記載の膝部用粘着部材。
  4. 前記伸縮固定部材が、伸縮性編布からなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の膝部用粘着部材。
  5. 前記伸縮固定部材が、さらにポリウレタン層を有することを特徴とする請求項4記載の膝部用粘着部材。
JP2003273386A 2003-07-11 2003-07-11 膝部用粘着部材 Expired - Lifetime JP4181934B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003273386A JP4181934B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 膝部用粘着部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003273386A JP4181934B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 膝部用粘着部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005028025A true JP2005028025A (ja) 2005-02-03
JP4181934B2 JP4181934B2 (ja) 2008-11-19

Family

ID=34210641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003273386A Expired - Lifetime JP4181934B2 (ja) 2003-07-11 2003-07-11 膝部用粘着部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4181934B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130166A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Nitto Denko Corp 肘関節固定用粘着部材及びその使用方法
JP2006130165A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Nitto Denko Corp 手首関節固定用粘着部材及びその使用方法
WO2021199648A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 東レ株式会社 下肢矯正具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200462830Y1 (ko) * 2011-09-07 2012-10-09 이진동 의료용 테이프

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130166A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Nitto Denko Corp 肘関節固定用粘着部材及びその使用方法
JP2006130165A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Nitto Denko Corp 手首関節固定用粘着部材及びその使用方法
WO2021199648A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 東レ株式会社 下肢矯正具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4181934B2 (ja) 2008-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10813782B2 (en) Precut adhesive body support articles and support system
US5792091A (en) Self-adhesive ready-to-use bandage for elbows
US6849057B2 (en) Pressure-sensitive adhesive tape for fixing a joint portion and method of using the same
US9387111B2 (en) Wrist brace and method and components for securing the same
US7419476B2 (en) Pressure-sensitive adhesive component for ankle and use thereof
US20140236059A1 (en) Carpal tunnel relief device
EP1154743A1 (en) Bandage
US6120470A (en) Self-adhesive ready-to-use bandage for elbows
US7173161B1 (en) Bandage for relief of the musculature in muscle fibre tears
US6248932B1 (en) Self-adhesive ready-made bandage for restricting stretching or bending of the metacarpophalangeal joint and of the wrist
JP4102129B2 (ja) 皮膚貼着用部材
JPS60209001A (ja) 使い捨ておむつ
US5758662A (en) Device for shielding an incision
JP4181934B2 (ja) 膝部用粘着部材
EP1185224B1 (en) Skin adhesive tape
JP3086861U (ja) 膝関節固定用粘着テープ
JP4579447B2 (ja) 関節部位固定用粘着テープ
JP2006141668A (ja) 筋膜の活性化機能を有するサポータ
JPH0417134Y2 (ja)
JP4492866B2 (ja) 手首関節固定用粘着部材
JP4492867B2 (ja) 肘関節固定用粘着部材
JPH0545335Y2 (ja)
CN210044271U (zh) 一种颈部固定套
WO2022213187A1 (en) Device and method for temporarily reducing neck wrinkles
EP0247012A2 (en) Bandage

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080826

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4181934

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140905

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term