JPH0537995Y2 - - Google Patents

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JPH0537995Y2
JPH0537995Y2 JP16816687U JP16816687U JPH0537995Y2 JP H0537995 Y2 JPH0537995 Y2 JP H0537995Y2 JP 16816687 U JP16816687 U JP 16816687U JP 16816687 U JP16816687 U JP 16816687U JP H0537995 Y2 JPH0537995 Y2 JP H0537995Y2
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cable
frame
lift
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、親リフトに該当するフオークリフト
本体(以下、親リフトという)の昇降部材に、リ
モートコントロールパレツトトラツクと呼称さ
れ、走行及び操舵ならびに昇降の各機能を有する
子リフト(以下、子リフトという)を脱着可能に
備えた親子式フオークリフトに係り、詳しくは子
リフト側の電気機器に制御電流を送電するケーブ
ルを子リフト側に固定するためのケーブル取付構
造に関する。
(従来の技術) 上述のような親子式フオークリフトは、たとえ
ば輸送コンテナに対する荷積み、荷降ろしを行な
うような場合に使用されるものであつて、このよ
うな親子式フオークリフトとしては従来よりいく
つかの形態が知られている。(たとえば、特開昭
51−85153号公報あるいは特開昭55−7181号公報
参照)。一般に親子式フオークリフトは、第3図
の概略図に示す如く構成されている。すなわち、
図中1で示す親リフトのマスト2により上下動を
案内される昇降部材としてのリフトブラケツト3
に、子リフト4がフツク5を介して係留される脱
着式となつており、子リフト4はフレーム6側に
はオイルモータを駆動源とする駆動車輪7を備
え、フオークに相当するレツグ8側には補助車輪
9を備えている。また、子リフト4は駆動車輪7
を回転駆動するオイルモータ及び駆動車輪7を操
舵するパワーシリンダならびにレツグ8を昇降す
るリフトシリンダ等の油圧アクチユエータを備
え、それらアクチユエータを電磁式コントロール
バルブの切換え制御によつて作動させることによ
り、図示の如く子リフト4をコンテナ10内に走
行させて荷物Wの荷積み、荷降ろしを行なうもの
である。
一方、子リフト4側の電気機器、たとえば上記
の電磁式コントロールバルブに制御電流を送電す
るためのケーブル11は、親リフト1側に設置し
ケーブルリール12からマスト2の頂部に配設さ
れたガイドローラ13を経て子リフト4側に引出
されている。ところで、ケーブル11は、子リフ
ト4が親リフト1に装着されているときと、親リ
フト1から離れて荷役作業を行なつているときと
では、図示のように子リフト4側に対する連結部
と親リフト1側のガイドローラ13との間の引出
し角度αが大きく変化する。すなわち、親リフト
1への装着状態では垂直に近い姿勢となり、離れ
た状態ではほぼ水平姿勢となるため、このような
ケーブル11の引出し角度の変化に伴う局部的曲
りを防止すべく、従来は第4図に示す如くケーブ
ル11を可動ブラケツト14を介してフレーム6
に取付けている。
すなわち、ケーブル11を固定するためのクラ
ンプ15がアングル状の可動ブラケツト14に固
定されており、そして可動ブラケツト14はフレ
ーム6上に立設された固定ブラケツト16にピン
17を介して回動可能に取付けられ、このことに
よつてケーブル11の引出し角度の変化に対応さ
せ、ケーブル11に局部的曲りが生ずることを防
止している。また、ケーブル11はフレーム6に
貫設されたブツシユ18付きの穴19を通つてフ
レーム6内に垂下し、その先端のコネクタ20を
介して子リフト側配線と接続されている。従つ
て、雨霧がケーブル11を伝つてコネクタ20に
侵入して電気的トラブルを起すおそれがあるた
め、これを防ぐべく、前記固定ブラケツト16の
上端部をクランプ15を含むケーブル上方に張出
させ、雨除けを兼用している。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述した従来のケーブル取付構造で
は、フレーム6の上面に固定ブラケツト16を立
設し、これにケーブル11のクランプ15を可動
ブラケツト14を介して回動可能に取付ける構成
であるために、これらがフレーム6の上面に突起
物として存在し、しかも固定ブラケツト16が雨
除けを兼用している関係で突起物としての全体が
大型化する結果、これが前方視野を阻害し、特に
荷物のすくい込み作業の妨げとなるという問題が
ある。
そこで本考案は、上述した従来の問題を解決し
て運転席からの前方視野を改善することを、その
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するための本考案は、子リフト
のフレーム上面に、少なくともケーブルの許容曲
げ半径よりも大きい半径の前下がり状の曲外面を
有するケーブルガイドを立設し、このケーブルガ
イドの曲外面に沿つて下向きに延びるケーブルを
フレームに貫設された穴を通してフレーム内下方
に導入し、同ケーブルをフレーム内においてクラ
ンプにより固定するとともに折返し部を形成し、
さらにその先端に備えたコネクタを介して子リフ
ト側配線と接続したことを要旨とする。
(作用) 従つて、ケーブルは子リフトが親リフトに装着
されている場合にはほぼ真直な姿勢となるが、子
リフトが親リフトから離れた場合にはケーブルガ
イドの曲外面に沿つて許容曲げ半径内でゆるやか
に湾曲し、このことによつてケーブルの局部的屈
曲部の発生が抑えられる。また、雨露がケーブル
を伝つてフレーム内に入り込んだとしても、それ
は折返し部から垂れ落ちることによつてコネクタ
に侵入することが防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図及び第2図に基
づいて具体的に説明する。
図示のように、子リフト4のフレーム6の上面
にはケーブルガイド21が固着されている。この
ケーブルガイド21は、平板をケーブル11の許
容曲げ半径よりも大きい半径の湾曲状に形成した
ものであり、具体的にはほぼ4分の1の弧状に形
成され、その一端がフレーム6の上面に固着され
て前下がり状の曲外面を形成している。また、ケ
ーブルガイド21の他端、つまり上端には前方に
向かつてほぼ水平状に突出するケーブル外れ規制
用の平面ほぼU字状の外れ規制部材22が設けら
れている。
ケーブル11は前記ケーブルガイド21の曲外
面に沿つて下方に延びるとともにフレーム6に貫
設された穴23を通つてフレーム6内下方に導入
され、そしてフレーム6内においてクランプ24
によつて固定されている。このクランプ24は硬
質の合成樹脂からなり、ケーブル11の素線切れ
を防ぐべくクランプ面が均一に形成されるととも
に、そのクランプ径をケーブル11を外径より若
干小さく形成することによつて、ケーブル11に
作用する引張力に対し適正押え力を付与してい
る。また、ケーブル11にはクランプ24による
固定箇所よりも先端側において水切り用としての
U字状の折返し部11aが形成され、さらに先端
には子リフト側配線のコネクタ26と接続するた
めのコネクタ25を備えている。
前記フレーム6の穴23は、コネクタ25が通
り得る大きさに形成され、該コネクタ25の挿入
後においてフレーム6上面にボルト27によつて
着脱可能に締着された蓋板28により塞がれる。
この蓋板28はケーブル11が通り得るゴムブツ
シユ29付きの穴を有し、このゴムブツシユ29
によつて雨露の侵入が規制されている。
本実施例は上述のように構成したものであり、
従つて第3図に仮想線で示す如く子リフト4が親
リフト1に装着されて荷役を行なつている状態で
は、子リフト4側のケーブルの取付部分と親リフ
ト1側のガイドローラ13とが接近することに伴
つてケーブル11は、親リフト1と子リフト4と
の間において、第2図に仮想線で示す如くほぼ垂
直に近い姿勢となり、一方、子リフト4が親リフ
ト1から離れ、第3図に実線で示す如くコンテナ
10内で荷役作業をする状態では、ケーブル11
は親リフト1と子リフト4との間において、ほぼ
水平状態に変化するため、第2図に実線で示す如
くケーブルガイド21に対してその曲外面に沿つ
た湾曲状に変形する。
すなわち、ケーブル11はケーブルガイド21
に沿つてゆるやかに曲げられることにより、局部
的な曲げの発生が抑えられて素線の保護が図られ
ることとなり、またケーブルリール12によつて
付与される張力についてはクランプ24によつて
受けられる。
また、ケーブル11のフレーム6への挿入部分
にはゴムブツシユ29が設けられ、これによつて
雨露のフレーム6内への侵入は可及的に防止され
るが、さらに雨水がゴムブツシユ29とケーブル
11との間を通つてケーブル11伝いに入り込ん
だとしても、ケーブル11に形成された折返し部
11aから垂れ落ち、コネクタ25へ侵入するこ
とがなくなる。
なお、本実施例ではケーブルガイド21を板を
曲げ成形したものであるが、板に限るものではな
く、要はその外面がケーブル11の許容曲げ半径
よりも大きい半径の曲面に形成されていれば差支
えない。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、曲外面
を有するケーブルガイドを子リフトのフレーム上
面に設けたことにより、ケーブルの引出し角度の
変化に対応させ、ケーブルの局部的な曲げの発生
を抑えてその保護を図ることができ、またケーブ
ルを伝つてフレーム内に入り込んだ雨露がコネク
タに侵入することを該ケーブルに設けた折返し部
によつて阻止して電気的トラブルを未然に防止し
得るものである。すなわち、本考案の子リフトに
対するケーブル取付構造は、従来の取付構造に見
られる回転構造部や雨除け用としての固定ブラケ
ツト等を省略できるので、その結果として全体構
造の小形化が図られ、前方視野の改善に大きく役
立つものである。また、従来の如き回転部分を省
略し得ることに伴つて給油等のメンテナンスが不
要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のケーブル取付構造の実施例を
示す斜視図、第2図は同じく側断面図、第3図は
親子式フオークリフトの概略側面図、第4図は従
来のケーブル取付構造を一部を破断して示す斜視
図である。 1……親リフト、4……子リフト、6……フレ
ーム、11……ケーブル、11a……折返し部、
12……ケーブルリール、21……ケーブルガイ
ド、22……外れ規制部材、24……クランプ、
25……コネクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 子リフトのフレーム上面に、少なくともケーブ
    ルの許容曲げ半径よりも大きい半径の前下がり状
    の曲外面を有するケーブルガイドを立設し、この
    ケーブルガイドの曲外面に沿つて下向きに延びる
    ケーブルをフレームに貫設された穴を通してフレ
    ーム内下方に導入し、同ケーブルをフレーム内に
    おいてクランプにより固定するとともに折返し部
    を形成し、さらにその先端に備えたコネクタを介
    して子リフト側配線と接続した親子式フオークリ
    フトの子リフト側のケーブル取付構造。
JP16816687U 1987-11-02 1987-11-02 Expired - Lifetime JPH0537995Y2 (ja)

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JP16816687U JPH0537995Y2 (ja) 1987-11-02 1987-11-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16816687U JPH0537995Y2 (ja) 1987-11-02 1987-11-02

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JPH0172596U JPH0172596U (ja) 1989-05-16
JPH0537995Y2 true JPH0537995Y2 (ja) 1993-09-27

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JP16816687U Expired - Lifetime JPH0537995Y2 (ja) 1987-11-02 1987-11-02

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JP5217302B2 (ja) * 2007-08-31 2013-06-19 株式会社豊田自動織機 フォークリフトの油圧配管構造

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JPH0172596U (ja) 1989-05-16

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