JPH0535996Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0535996Y2 JPH0535996Y2 JP7146387U JP7146387U JPH0535996Y2 JP H0535996 Y2 JPH0535996 Y2 JP H0535996Y2 JP 7146387 U JP7146387 U JP 7146387U JP 7146387 U JP7146387 U JP 7146387U JP H0535996 Y2 JPH0535996 Y2 JP H0535996Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- mast
- forklift truck
- attached
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はフオークリフトトラツクのマスト部油
圧配管に関する。
圧配管に関する。
従来のフオークリフトトラツクにおいては、第
7図に示すようにマストの側方に簡単なガイド7
が設けられ、そのガイド7の内側位置で、油圧供
給ホース5がフオークリフトトラツクのマストに
掛けられ、パイプブラケツト8を介して荷役装置
に用いられている油圧シリンダに油圧が供給され
ている。
7図に示すようにマストの側方に簡単なガイド7
が設けられ、そのガイド7の内側位置で、油圧供
給ホース5がフオークリフトトラツクのマストに
掛けられ、パイプブラケツト8を介して荷役装置
に用いられている油圧シリンダに油圧が供給され
ている。
すなわち、アウタマストの片方の側面にマスト
パイプが取付けられ、その上端にマストホースが
接続され、ホースの他端がコネクタパイプに接続
されている。コネクタパイプはパイプブラケツト
を介し、リフトブラケツトに装着されている。
パイプが取付けられ、その上端にマストホースが
接続され、ホースの他端がコネクタパイプに接続
されている。コネクタパイプはパイプブラケツト
を介し、リフトブラケツトに装着されている。
リフトブラケツトの昇降に伴い、マストに沿つ
てホースが昇降され、コネクタパイプは上昇、下
降時の移動端となる。また、ホースガイドがブラ
ケツトを介してマストの側方位置にマストホース
を囲むように配置され、ホースの横揺れを防ぐ。
てホースが昇降され、コネクタパイプは上昇、下
降時の移動端となる。また、ホースガイドがブラ
ケツトを介してマストの側方位置にマストホース
を囲むように配置され、ホースの横揺れを防ぐ。
従来のマスト掛けホースでは、高揚高マスト等
においては、マストが前傾したり後傾したりした
際に、または走行、停止した際に、マストに掛け
たホースが揺れてホースクランプがホースガイド
から外れ、ホースクランプのボルトがホースガイ
ドに引つ掛かり、ホースに傷がつくという問題が
ある。
においては、マストが前傾したり後傾したりした
際に、または走行、停止した際に、マストに掛け
たホースが揺れてホースクランプがホースガイド
から外れ、ホースクランプのボルトがホースガイ
ドに引つ掛かり、ホースに傷がつくという問題が
ある。
本考案は、上述した問題点に鑑み、マストの前
傾または後傾時にマストに掛けたホースが外れる
ことを防止し、ホースを保護するようにした装置
を提供することを目的とする。
傾または後傾時にマストに掛けたホースが外れる
ことを防止し、ホースを保護するようにした装置
を提供することを目的とする。
本考案においては、固定部材と該固定部材に沿
つて昇降する昇降部材とからなるフオークリフト
トラツクのマストにホースが掛けられ、該マスト
掛けホースを挾む前後一対のホースガイドが前記
マストの側方位置に設けられ、前記マストの昇降
部材には前記マスト掛けホースの側方外側に位置
し昇降可能なホース外れ止め部材が設けられてい
るフオークリフトトラツクのマスト部油圧配管に
より上述した目的を達成する。
つて昇降する昇降部材とからなるフオークリフト
トラツクのマストにホースが掛けられ、該マスト
掛けホースを挾む前後一対のホースガイドが前記
マストの側方位置に設けられ、前記マストの昇降
部材には前記マスト掛けホースの側方外側に位置
し昇降可能なホース外れ止め部材が設けられてい
るフオークリフトトラツクのマスト部油圧配管に
より上述した目的を達成する。
本考案においては、ホース外れ止め部材をマス
トの昇降部材に取着し、このホース外れ止め部材
にマスト掛けホースを係止しているので、ホース
はホース外れ止め部材とともに昇降し、外れるこ
とがなく、傷が付かない。
トの昇降部材に取着し、このホース外れ止め部材
にマスト掛けホースを係止しているので、ホース
はホース外れ止め部材とともに昇降し、外れるこ
とがなく、傷が付かない。
以下、図示した実施例に基き本考案を詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案に係るマスト部油圧配管を具備
したフオークリフトトラツクのマストの斜視図、
第2図は第1図の要部の断面図である。
したフオークリフトトラツクのマストの斜視図、
第2図は第1図の要部の断面図である。
フオークリフトの機台に対して前後方向に傾動
可能にアウタマスト1が設けられ、アウタマスト
1に沿つてインナマスト2が摺動可能である。ア
ウタマスト1の側面に設けられたマストパイプ4
にマスト掛けホース5が接続されている。多数の
ホース5はホースクランプ6により束ねられてお
り、パイプブラケツト8により支承されている。
可能にアウタマスト1が設けられ、アウタマスト
1に沿つてインナマスト2が摺動可能である。ア
ウタマスト1の側面に設けられたマストパイプ4
にマスト掛けホース5が接続されている。多数の
ホース5はホースクランプ6により束ねられてお
り、パイプブラケツト8により支承されている。
それぞれL字形をした一対のホースガイド7が
マスト掛けホース5を前後から挾むようにホース
ガイドブラケツト10を介してアウタマスト1の
側方に取付けられ、マスト掛けホース5を保護し
ている。本実施例のホースガイド7は前後に分離
され、それぞれがアウタマスト1に取着されてい
るが、ホースガイド7は分離せず一体となりコの
字状をしていてもよい。
マスト掛けホース5を前後から挾むようにホース
ガイドブラケツト10を介してアウタマスト1の
側方に取付けられ、マスト掛けホース5を保護し
ている。本実施例のホースガイド7は前後に分離
され、それぞれがアウタマスト1に取着されてい
るが、ホースガイド7は分離せず一体となりコの
字状をしていてもよい。
本考案のマストの昇降部材としてのリフトブラ
ケツト3の一端部に、概略L字形状をしたホース
外れ止め部材11のブラケツト11eがボルト1
2により固定されている。ホース外れ止め部材1
1は、ホースガイド7を囲むような形またはホー
スガイド7の開口部を塞ぐような形をしている。
ケツト3の一端部に、概略L字形状をしたホース
外れ止め部材11のブラケツト11eがボルト1
2により固定されている。ホース外れ止め部材1
1は、ホースガイド7を囲むような形またはホー
スガイド7の開口部を塞ぐような形をしている。
ホース外れ止め部材11の詳細を第2図を参照
して説明する。ホース外れ止め部材11はL字形
状をしたメインバー11d、メインバーに回転可
能に支承されたカラー11a、カラーの軸方向の
移動を防止するプレートワツシヤ11b、プレー
トワツシヤ11bをメインバーに固定する割りピ
ン11cからなつている。
して説明する。ホース外れ止め部材11はL字形
状をしたメインバー11d、メインバーに回転可
能に支承されたカラー11a、カラーの軸方向の
移動を防止するプレートワツシヤ11b、プレー
トワツシヤ11bをメインバーに固定する割りピ
ン11cからなつている。
カラー11aは、昇降中にホースクランプ6が
カラー11aに乗り上げた場合にも、回転可能と
して、ホースクランプ6のボルトが引つ掛からな
いようにしている。
カラー11aに乗り上げた場合にも、回転可能と
して、ホースクランプ6のボルトが引つ掛からな
いようにしている。
また、ホース外れ止め部材11はホースガイド
7の開口部位置に適当な間隙を開けて設置されて
おり、ホースクランプ6またはマストホース5が
開口位置からはみださないようにするとともにホ
ース外れ止め部材11がホースガイド7と干渉す
ることなく昇降できるようにしている。
7の開口部位置に適当な間隙を開けて設置されて
おり、ホースクランプ6またはマストホース5が
開口位置からはみださないようにするとともにホ
ース外れ止め部材11がホースガイド7と干渉す
ることなく昇降できるようにしている。
以上の構成からなる本考案のマスト部油圧配管
においては、第3図に示すようにインナマスト2
を上昇させることにより、リフトブラケツト3と
ともにカプラ13が持上げられ、ホース5および
ホース外れ止め部材11が引き上げられる。ま
た、インナマスト2を下降させると、ホース外れ
止め部材11が下降する。
においては、第3図に示すようにインナマスト2
を上昇させることにより、リフトブラケツト3と
ともにカプラ13が持上げられ、ホース5および
ホース外れ止め部材11が引き上げられる。ま
た、インナマスト2を下降させると、ホース外れ
止め部材11が下降する。
すなわち、ホース外れ止め部材11は、リフト
ブラケツト3とともにホースガイド7の開口位置
を昇降する。第3図に示すように高揚高時または
最上昇時には、ホース5はホースガイド7の上端
から引き出されるが、中間揚高時または低揚高時
には、ホースガイド7の位置からホースが引き出
されるので、フオークリフトトラツクの走行・停
止やマストの前後傾動動作により、マストホース
5のふらつきが大きくなり、ホース5がホースガ
イド7からはみ出す傾向がある。
ブラケツト3とともにホースガイド7の開口位置
を昇降する。第3図に示すように高揚高時または
最上昇時には、ホース5はホースガイド7の上端
から引き出されるが、中間揚高時または低揚高時
には、ホースガイド7の位置からホースが引き出
されるので、フオークリフトトラツクの走行・停
止やマストの前後傾動動作により、マストホース
5のふらつきが大きくなり、ホース5がホースガ
イド7からはみ出す傾向がある。
しかしながら、本考案においては、ホース外れ
止め部材11によりホースガイド7の開口面を塞
いでいるので、ホース5のはみだしを防止でき
る。
止め部材11によりホースガイド7の開口面を塞
いでいるので、ホース5のはみだしを防止でき
る。
別の実施例を第4図から第6図に示す。上述し
た実施例においては、本考案のホース外れ止め部
材11を取付けるマストの昇降部材としてリフト
ブラケツト3を選定し、ホース外れ止め部材11
をリフトブラケツト3に取付けていた。これに対
して、本実施例においては、本考案のホース外れ
止め部材11を取付けるマストの昇降部材として
インナマストレール2を選定し、ホース外れ止め
部材11をインナマストレール2の前面に取付け
ている。前述した実施例と同じ部品に同じ符号を
付して説明を省略している。
た実施例においては、本考案のホース外れ止め部
材11を取付けるマストの昇降部材としてリフト
ブラケツト3を選定し、ホース外れ止め部材11
をリフトブラケツト3に取付けていた。これに対
して、本実施例においては、本考案のホース外れ
止め部材11を取付けるマストの昇降部材として
インナマストレール2を選定し、ホース外れ止め
部材11をインナマストレール2の前面に取付け
ている。前述した実施例と同じ部品に同じ符号を
付して説明を省略している。
本実施例は上述した実施例とほぼ同様に作用す
るが、長尺マストに複数のホース外れ止め部材1
1を設ける場合には、本実施例が有効である。
るが、長尺マストに複数のホース外れ止め部材1
1を設ける場合には、本実施例が有効である。
本考案によれば、比較的簡単な構造でマスト掛
けホースのはみだしを防止でき、ホースの保護が
図れ、ホースの移動とともにホース外れ止め部材
が昇降するためホースの保護が充分に図れる。
けホースのはみだしを防止でき、ホースの保護が
図れ、ホースの移動とともにホース外れ止め部材
が昇降するためホースの保護が充分に図れる。
また、本考案ではホースの最下端付近でホース
のはみだしの防止を行うため、ホース外れ止め部
材の取付け数量を最小限とすることができる。
のはみだしの防止を行うため、ホース外れ止め部
材の取付け数量を最小限とすることができる。
しかも、本考案の装置はマストの側方に設けら
れるためにフオークリフトの操作者の前方視野を
妨げることもない。
れるためにフオークリフトの操作者の前方視野を
妨げることもない。
第1図は本考案の第1実施例の斜視図、第2図
は第1図の断面図、第3図は第1実施例の使用状
態を示す概略正面図、第4図は本考案の第2実施
例の斜視図、第5図は第4図の断面図、第6図は
第2実施例の使用状態を示す概略正面図、第7図
は従来のフオークリフトの概略側面図である。 1……アウタマスト、2……インナマスト、3
……リフトブラケツト、5……マストホース、6
……ホースクランプ、7……ホースガイド、11
……ホース外れ止め部材。
は第1図の断面図、第3図は第1実施例の使用状
態を示す概略正面図、第4図は本考案の第2実施
例の斜視図、第5図は第4図の断面図、第6図は
第2実施例の使用状態を示す概略正面図、第7図
は従来のフオークリフトの概略側面図である。 1……アウタマスト、2……インナマスト、3
……リフトブラケツト、5……マストホース、6
……ホースクランプ、7……ホースガイド、11
……ホース外れ止め部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定部材と該固定部材に沿つて昇降する昇降
部材とからなるフオークリフトトラツクのマス
トにホースが掛けられ、該マスト掛けホースを
挾む前後一対のホースガイドが前記マストの側
方位置に設けられ、前記マストの昇降部材には
前記マスト掛けホースの側方外側に位置し昇降
可能なホース外れ止め部材が設けられているこ
とを特徴とするフオークリフトトラツクのマス
ト部油圧配管。 2 前記ホース外れ止め部材がリフトブラケツト
に取付けられている実用新案登録請求の範囲第
1項記載のフオークリフトトラツクのマスト部
油圧配管。 3 前記ホース外れ止め部材がインナマストレー
ルに取付けられている実用新案登録請求の範囲
第1項記載のフオークリフトトラツクのマスト
部油圧配管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7146387U JPH0535996Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7146387U JPH0535996Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63180698U JPS63180698U (ja) | 1988-11-22 |
JPH0535996Y2 true JPH0535996Y2 (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=30914038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7146387U Expired - Lifetime JPH0535996Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535996Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-13 JP JP7146387U patent/JPH0535996Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63180698U (ja) | 1988-11-22 |
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