JPH0537994Y2 - - Google Patents

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JPH0537994Y2
JPH0537994Y2 JP16195487U JP16195487U JPH0537994Y2 JP H0537994 Y2 JPH0537994 Y2 JP H0537994Y2 JP 16195487 U JP16195487 U JP 16195487U JP 16195487 U JP16195487 U JP 16195487U JP H0537994 Y2 JPH0537994 Y2 JP H0537994Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、親リフトに相当するフオークリフト
本体(以下、親リフトという)の昇降部材に、リ
モートコントロールパレツトトラツクと呼称さ
れ、走行及び操舵ならびに昇降の各機能を有する
子リフト(以下、子リフトという)を脱着可能に
備えた親子式フオークリフトに係り、詳しくは子
リフト側に油圧及び制御電流を供給する配管用及
び配線用の巻取リールを保護するためのリール保
護装置に関する。
(従来の技術) 上述のような親子式フオークリフトは、たとえ
ば輸送コンテナに対する荷積み・荷降ろしを行な
うような場合に使用されるものであつて、このよ
うな親子式フオークリフトとしては従来よりいく
つかの形態が知られている。(たとえば、特開昭
51−85153号公報あるいは特開昭55−7181号公報
参照)。一般に、親子式フオークリフトにおける
子リフトの走行、操舵、昇降の各装置は、油圧ア
クチユエータを駆動源とし、それらアクチユエー
タの制御を電磁弁の切換操作によつて行なうのが
普通となつている。そのため、従来は親リフトで
あるフオークリフト本体のヘツドガードの後部に
は配管用と配線用の複数個の巻取リールが設置さ
れるとともに、それら巻取リールから引出された
ホース及びケーブルがマストの上端に配設された
ガイドローラを介して子リフト側へ導かれてい
る。そして、それら巻取リールは枠状のリールガ
ードによつて防禦され、障害物等との接触事故か
ら保護されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上述した複数個の巻取リールは、必
要に応じてリールへの配管部に関するホース増締
等のメンテナンス又はホースやケーブルの交換あ
るいはリールスプリングの交換のための脱着作業
を行なうことがあるが、リールガードはこれらの
作業を邪魔することになる。従つて、従来は上記
作業に対応させるべく、リールガードをヘツドガ
ードに対して脱着可能に構成しているが、しかし
ながらリールガードは相当の重量物であることか
ら、その脱着にはホイスト等の吊上げ装置が必要
となり、作業が面倒であつた。
そこで本考案は、以上の問題に鑑み、巻取リー
ルのメンテナンス等に容易に対応することのでき
るリール保護装置を提供することを、その目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するための本考案は、親リフト
におけるヘツドガードの上方後部に配列された巻
取リールを保護するためのリールガードをリール
保護部とヘツドガードに対する取付部とから構成
するとともに、このリールガードをリール保護位
置とリール非保護位置とに回動変位し得るように
前記ヘツドガードに対してピンを介して取付け、
かつ固定具によりリール保護位置に離脱可能に固
定したことを要旨とする。
(作用) 従つて、リールガードは常にはリール保護位置
にあつて、障害物等との衝突事故から巻取リール
を保護するが、巻取リールに関するメンテナンス
時あるいはホースやケーブルの交換時には、リー
ルガードの固定具を離脱して該リールガードをピ
ン回りに回動することにより巻取リールから離れ
たリール非保護位置へ退避することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。まず、第5図に基づいて親子式フオ
ークリフトの概略を説明する。図中1で示す親リ
フトのマスト2により上下動を案内される昇降部
材としてのリフトブラケツト3に子リフト4がフ
ツク5を介して係留される脱着式となつており、
子リフト4のフレーム6側にはオイルモータを駆
動源とする駆動車輪7を備え、フオークに相当す
るレツグ8に補助車輪9を備えている。また、子
リフト4には図示はしないが、駆動車輪7を回転
駆動するオイルモータ及び駆動車輪7を操舵する
パワーシリンダならびにレツグ8を昇降するリフ
トシリンダ等の油圧アクチユエータを備えてお
り、それら油圧アクチユエータを電磁操作式のコ
ントロールバルブの切換えにより選択的に作動さ
せることによつて、子リフト4をコンテナ10内
に走行させ、荷物Wの荷積み・荷降ろしを行なう
ようになつている。
上記の如き親子式フオークリフトにおいて、親
リフト1のヘツドガード11の上部後方には第1
図〜第3図に示すように配線用の巻取リール12
と配管用の巻取リール13とが横方向(車幅方
向)に水平な軸線上にほぼ同心的に並置されてい
る。すなわち、ヘツドガード11における左右の
リヤピラー11aの上部には、該ヘツドガード1
1よりやや幅広のリール支持台14が後方へ向か
つて突設状に固定されており、このリール支持台
14に配線用の巻取リール12のリールスタンド
15と、配管用の巻取リール13のリールスタン
ド16とがそれぞれ締着ボルト17によつて固定
されている。
配線用と配管用の巻取リール12,13は車両
幅内に納まるよう相互に接近した状態で配置され
るが、この場合、配管用の巻取リール13は、給
油ホース用と戻り油ホース用との2つリール部を
備え、それら各リール部に対するホース金具18
がリール部の両側面に設けられる関係で、とくに
内側に位置するホース金具18に関するメンテナ
ンスを行なうときには隣接する配線用の巻取リー
ル12が邪魔になる。そのために、本実施例では
リール支持台14に設けたリール取付孔のうち、
配管用の巻取リール12のための取付孔を第3図
に示す如く長孔14aとし、配線用の巻取リール
12を、必要に応じて横方向にスライド可能とし
ている。そして、上述の如く設置された巻取リー
ル12のケーブル20及び巻取リール13のホー
ス21は、第5図に示すようにマスト2の上端に
配設されたガイドローラ22を介して子リフト4
側へ引出されている。また、図示はしないが、巻
取リール12,13はヘツドガード11のフレー
ム又はピラーに沿つてあるいは内部を利用した配
線及び配管によつて電源あるいは油圧源と接続さ
れる。
一方、巻取リール12,13を保護するための
リールガード23は、パイプ材をほぼコの字状に
折曲げて形成してあり、取付部24としての開放
側(前側)は、前記ヘツドガード11の横幅より
やや広い間隔を有し、リール保護部25としての
閉塞側(後側)は、巻取リール12,13に対し
て僅かの隙間を置いてそれらを囲み得るように取
付部24の横幅よりもやや広く形成されている。
そしてリールガード23は、前記ヘツドガード1
1における左右のフレーム11bの外面に添着さ
れたプレート状のガード取付ブラケツト26に対
しほぼ水平状に取付けられる。
すなわち、リールガード23はその取付部24
の下面に前後方向に延びる取付板27を備えてお
り、この取付板27の後端部が水平のピン28に
より前記リール取付ブラケツト26に回動可能に
支持されることによつて、第2図に実線で示すリ
ール保護位置と、同図に仮想線で示すリール非保
護位置とへ変位可能とされており、そして常には
取付板27の前端部が固定具としてのボルト29
によつて締着されてリール保護位置に保持されて
いる。なお、第4図に示す如く本実施例ではリー
ルガード23の内面がヘツドガード11のフレー
ム11bの外幅と面一又は若干の隙間を置くよう
設定され、このことによつてリールガード23の
上背の増大を抑えている。
本実施例は上述のように構成したものであり、
従つて、たとえば配管用の巻取リール13への配
管部であるホース金具18に関しての増締を行な
う場合には、リールガード固定用のボルト29を
外してリールガード23をピン28回りに回動さ
せてリール非保護位置へ変位する。なお、このよ
うに回動されたリールガード23は、ヘツドガー
ド11のリヤピラー11a又は車体後部のカウン
ターウエイト(図示省略)に当接することでその
位置に保持される。しかるのち、配線用の巻取リ
ール12のリールスタンド15を固定している締
着ボルト17を緩めてから該巻取リール12をリ
ール支持台14に形成された長孔14aの範囲内
で外方へスライドすることによつて配管用の巻取
リール13から引離してその対向間隔を広げ、か
かる状態で配管用の巻取リール13に関する両側
のホース金具18の増締作業を十分な広さの作業
スペースをもつて行なうことができる。また、ホ
ース21やケーブル20の交換あるいはリールス
プリングの交換等のために、当該巻取リール1
2,13を脱着する場合にあつても、その脱着に
際しリールガード23は前述の如くリール非保護
位置へ変位される。
すなわち、リールガード23は巻取リール1
2,13に関するメンテナンスあるいは脱着に際
してヘツドガード11から外すことなく当該作業
に対応することができるものであり、そして当該
作業の終了後はリールガード23を持上げてから
ボルト29によつてヘツドガード11に締着する
ことによつてリール保護位置に固定し、巻取リー
ル12,13を障害物等との衝突事故から保護す
ることができる。
しかして、本実施例では巻取リール12,13
のうち、一方の巻取リール12をメンテナンス時
に外側へスライドできる構成としたことにより、
常には同一軸線上の最上位置に相互に接近状態で
整合して配置できることから、運転席の後方視界
がすこぶる良化されるものである。この場合、本
実施例では配線用の巻取リール12をスライド式
としたが、配管用の巻取リール13をスライド式
としても差支えない。
つぎに、第6図に基づいて本考案の他の実施例
を説明する。この実施例はリールガード23の取
付部24をヘツドガード11のリヤピラー11a
に沿つて下向きに折曲げ、その折曲部をピン28
により回動可能に支持するとともに、下端部をボ
ルト29によつて締着したものであつて、その他
の構成は前述した実施例と同様である。従つて、
この実施例によるときも前述の実施例と同様の作
用・効果が得られる。
なお、本実施例ではリールガード23をリール
保護位置に固定する固定具としてボルト29を利
用したが、これに限定するものではなく、たとえ
ばフツク式や掛け金具式に変更することが可能で
あり、要はリールガード23を離脱及び固定でき
るものであれば差支えなく、またピン28と固定
具29との取付板27に対する位置関係を逆に設
定しても差支えない。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、巻取リ
ールに関するメンテナンスあるいは脱着作業をリ
ールガードをヘツドガードに付けたままの状態で
行なうことができるので、従来の脱着方式であれ
ば必要であつたホイストの如きリールガードの吊
下げ装置も不要となつて、作業の容易化が図られ
るものであり、巻取リールに関するメンテナンス
や脱着作業の能率向上に大きく寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は巻取リ
ール及びリールガードを示す平面図、第2図は同
じく側面図、第3図は第1図における−線断
面図、第4図はリールガードの締着部を示す詳細
図、第5図は親子式フオークリフトの概略側面
図、第6図は本考案の他の実施例を示す側面図で
ある。 1……親リフト、4……子リフト、11……ヘ
ツドガード、12……巻取リール、13……巻取
リール、14……リール支持台、23……リール
ガード、24……取付部、25……リール保護
部、28……ピン、29……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 親リフトにおけるヘツドガードの上方後部に配
    列された巻取リールを保護するためのリールガー
    ドをリール保護部とヘツドガードに対する取付部
    とから構成するとともに、このリールガードをリ
    ール保護位置とリール非保護位置とに回動変位し
    得るように前記ヘツドガードに対してピンを介し
    て取付け、かつ固定具によりリール保護位置に離
    脱可能に固定した親子式フオークリフトの巻取リ
    ール保護装置。
JP16195487U 1987-10-22 1987-10-22 Expired - Lifetime JPH0537994Y2 (ja)

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JP16195487U JPH0537994Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22

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JP16195487U JPH0537994Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22

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JPH0165297U JPH0165297U (ja) 1989-04-26
JPH0537994Y2 true JPH0537994Y2 (ja) 1993-09-27

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JP16195487U Expired - Lifetime JPH0537994Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22

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