JPH0537821A - ガンマ補正回路 - Google Patents
ガンマ補正回路Info
- Publication number
- JPH0537821A JPH0537821A JP21610491A JP21610491A JPH0537821A JP H0537821 A JPH0537821 A JP H0537821A JP 21610491 A JP21610491 A JP 21610491A JP 21610491 A JP21610491 A JP 21610491A JP H0537821 A JPH0537821 A JP H0537821A
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- JP
- Japan
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- level
- luminance signal
- gamma correction
- signal
- bright
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- Pending
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- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 APLの高い明るい画面とAPLの低い暗い
画面とでガンマ補正効果を可変し、明るい画面での階調
劣化を防止するとともに暗い画面での明るさ感を損うこ
となく、暗い画面でのABL,ACLが働かないときの
白ピークによるブルーミングを確実に防止する。 【構成】 入力輝度信号から直流分を除去した信号に所
定の直流電圧を重畳し,ペデスタルレベルが入力輝度信
号のAPLの逆に変化する輝度信号を出力する直流クラ
ンプ回路1と、この回路1の出力信号の所定の上限レベ
ル以上を所定の減衰量で抑圧し,ガンマ補正された出力
輝度信号を形成するソフトクリップ回路2とを備える。
画面とでガンマ補正効果を可変し、明るい画面での階調
劣化を防止するとともに暗い画面での明るさ感を損うこ
となく、暗い画面でのABL,ACLが働かないときの
白ピークによるブルーミングを確実に防止する。 【構成】 入力輝度信号から直流分を除去した信号に所
定の直流電圧を重畳し,ペデスタルレベルが入力輝度信
号のAPLの逆に変化する輝度信号を出力する直流クラ
ンプ回路1と、この回路1の出力信号の所定の上限レベ
ル以上を所定の減衰量で抑圧し,ガンマ補正された出力
輝度信号を形成するソフトクリップ回路2とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
の輝度信号のガンマ補正回路に関する。
の輝度信号のガンマ補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機においては、
白ピークによるブルーミングを防ぎ、かつ、中間レベル
の輝度を上げるため、多くの場合、図7の実線の特性の
ガンマ補正回路が設けられる。
白ピークによるブルーミングを防ぎ、かつ、中間レベル
の輝度を上げるため、多くの場合、図7の実線の特性の
ガンマ補正回路が設けられる。
【0003】この場合、ガンマ補正回路の入力輝度信号
は、ペデスタルクランプ回路でのペデスタルレベルのク
ランプに基づき、その平均的な明るさ,すなわちAPL
(Average Picture Level)によ
らず、ガンマ補正のかかるレベルが固定される。そし
て、前記補正のかかるレベル以上の成分が所定の減衰量
で抑圧されてガンマ補正が施される。このとき、APL
の高い明るい画面であれば、白色情報の多い高RIEの
大部分の明るい個所で補正がかかり、これらの個所の階
調が不自然に抑圧されて劣化する。
は、ペデスタルクランプ回路でのペデスタルレベルのク
ランプに基づき、その平均的な明るさ,すなわちAPL
(Average Picture Level)によ
らず、ガンマ補正のかかるレベルが固定される。そし
て、前記補正のかかるレベル以上の成分が所定の減衰量
で抑圧されてガンマ補正が施される。このとき、APL
の高い明るい画面であれば、白色情報の多い高RIEの
大部分の明るい個所で補正がかかり、これらの個所の階
調が不自然に抑圧されて劣化する。
【0004】この劣化を抑えるために前記減衰量を少な
くして補正効果を小さくすることが考えられるが、補正
効果が小さくなると、APLの低い暗い画面において、
階調表現をあまり要しない高IREの個所で十分な補正
がかからず、ABL,ACLが働かないときに、白ピー
クによるブルーミングが発生する。この暗い画面でのブ
ルーミングを抑えるため、暗い画面のときにコントラス
トレベルを下げて信号全体のレベルを下げることが考え
られるが、この場合、画面全体が暗くなって明るさ感が
損なわれる。
くして補正効果を小さくすることが考えられるが、補正
効果が小さくなると、APLの低い暗い画面において、
階調表現をあまり要しない高IREの個所で十分な補正
がかからず、ABL,ACLが働かないときに、白ピー
クによるブルーミングが発生する。この暗い画面でのブ
ルーミングを抑えるため、暗い画面のときにコントラス
トレベルを下げて信号全体のレベルを下げることが考え
られるが、この場合、画面全体が暗くなって明るさ感が
損なわれる。
【0005】一方、雑誌「テレビ技術」(電子技術出版
社発行)の1990年12月号(通巻474号)の頁2
5〜26には、ガンマ補正の減衰量特性をレベルに応じ
て3dB,6dBに変え、とくに、白ピークよりやや低
い白色の抑圧を従来より少なくして明るさ感を損わずに
ブルーミングを防止することが記載されている。
社発行)の1990年12月号(通巻474号)の頁2
5〜26には、ガンマ補正の減衰量特性をレベルに応じ
て3dB,6dBに変え、とくに、白ピークよりやや低
い白色の抑圧を従来より少なくして明るさ感を損わずに
ブルーミングを防止することが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図7の実線の特性
の従来のガンマ補正回路の場合、APLを考慮すること
なく、輝度信号の設定レベル以上の成分が一定減衰量で
抑圧されるため、明るい画面の階調劣化を防止するよう
に減衰量を少なくすると、暗い画面では白ピークの個所
でのブルーミングが生じ易く、このブルーミングを防止
するためにコントラストを下げると、明るさ感が損われ
る。
の従来のガンマ補正回路の場合、APLを考慮すること
なく、輝度信号の設定レベル以上の成分が一定減衰量で
抑圧されるため、明るい画面の階調劣化を防止するよう
に減衰量を少なくすると、暗い画面では白ピークの個所
でのブルーミングが生じ易く、このブルーミングを防止
するためにコントラストを下げると、明るさ感が損われ
る。
【0007】すなわち、明るい画面の階調の劣化を防止
し、しかも、暗い画面での明るさ感を損うことなく、輝
度信号に適切なガンマ補正を施すことができない問題点
がある。そして、前記雑誌「テレビ技術」の1990年
12月号の頁25〜26に記載のように減衰量を輝度信
号のレベルに応じて2段階に切換えても、とくにAPL
の高い明るい画面については、明るい個所での減衰量が
図7の実線の特性の場合より多くなり、階調表現が劣化
する。
し、しかも、暗い画面での明るさ感を損うことなく、輝
度信号に適切なガンマ補正を施すことができない問題点
がある。そして、前記雑誌「テレビ技術」の1990年
12月号の頁25〜26に記載のように減衰量を輝度信
号のレベルに応じて2段階に切換えても、とくにAPL
の高い明るい画面については、明るい個所での減衰量が
図7の実線の特性の場合より多くなり、階調表現が劣化
する。
【0008】本発明は、APLの高い明るい画面での階
調の劣化を防止するとともにAPLの低い暗い画面での
明るさ感を損うことなく、暗い画面でのガンマ補正効果
を自動的に大きくしてABL,ACLが働かないときの
白ピークによるブルーミングを確実に防止するガンマ補
正回路を提供することを目的とする。
調の劣化を防止するとともにAPLの低い暗い画面での
明るさ感を損うことなく、暗い画面でのガンマ補正効果
を自動的に大きくしてABL,ACLが働かないときの
白ピークによるブルーミングを確実に防止するガンマ補
正回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明のガンマ補正回路においては、入力輝度信
号から直流分を除去した信号に所定の直流電圧を重畳
し,ペデスタルレベルが前記入力輝度信号のAPLの逆
に変化する輝度信号を出力する直流クランプ回路と、前
記直流クランプ回路の出力信号の所定の上限レベル以上
を所定の減衰量で抑圧し,ガンマ補正された出力輝度信
号を形成するソフトクリップ回路とを備える。
めに、本発明のガンマ補正回路においては、入力輝度信
号から直流分を除去した信号に所定の直流電圧を重畳
し,ペデスタルレベルが前記入力輝度信号のAPLの逆
に変化する輝度信号を出力する直流クランプ回路と、前
記直流クランプ回路の出力信号の所定の上限レベル以上
を所定の減衰量で抑圧し,ガンマ補正された出力輝度信
号を形成するソフトクリップ回路とを備える。
【0010】
【作用】前記のように構成された本発明のガンマ補正回
路の場合、直流クランプ回路により入力輝度信号は暗い
画面のときのペデスタルレベルが明るい画面のときより
上昇するように加工される。そのため、直流クランプ回
路の出力信号は、入力輝度信号の同一レベルの個所が、
暗い画面の方が明るい画面より高いレベルになる。
路の場合、直流クランプ回路により入力輝度信号は暗い
画面のときのペデスタルレベルが明るい画面のときより
上昇するように加工される。そのため、直流クランプ回
路の出力信号は、入力輝度信号の同一レベルの個所が、
暗い画面の方が明るい画面より高いレベルになる。
【0011】そして、ソフトクリップ回路により直流ク
ランプ回路の出力信号の上限レベル以上が一定の減衰量
で抑圧されるため、暗い画面の輝度信号のガンマ補正効
果が明るい画面の輝度信号より大きくなる。したがっ
て、明るい画面にガンマ補正がかかり過ぎないようにし
て暗い画面のガンマ補正効果を大きくでき、明るい画面
での階調の劣化を防止するとともに暗い画面での明るさ
感を損うことなく、暗い画面での白ピークによるブルー
ミングが確実に防止される。
ランプ回路の出力信号の上限レベル以上が一定の減衰量
で抑圧されるため、暗い画面の輝度信号のガンマ補正効
果が明るい画面の輝度信号より大きくなる。したがっ
て、明るい画面にガンマ補正がかかり過ぎないようにし
て暗い画面のガンマ補正効果を大きくでき、明るい画面
での階調の劣化を防止するとともに暗い画面での明るさ
感を損うことなく、暗い画面での白ピークによるブルー
ミングが確実に防止される。
【0012】
【実施例】1実施例について、図1ないし図6を参照し
て説明する。図1において、1は直流クランプ回路、2
はソフトクリップ回路、3は映像信号の入力端子、4は
映像信号の出力端子、5は直流電源端子、Q1〜Q4は
トランジスタ、Dはダイオード、C1,C2はコンデン
サ、R1〜R10は抵抗である。
て説明する。図1において、1は直流クランプ回路、2
はソフトクリップ回路、3は映像信号の入力端子、4は
映像信号の出力端子、5は直流電源端子、Q1〜Q4は
トランジスタ、Dはダイオード、C1,C2はコンデン
サ、R1〜R10は抵抗である。
【0013】そして、入力端子3の入力輝度信号は入力
用のトランジスタQ1のベース,エミッタを介して結合
用のコンデンサC1に供給され、このコンデンサC1に
より直流分が除去されて交流分が抽出される。さらに、
抽出された交流分に直流電源端子5の電圧を抵抗R2,
R3で分圧した所定の直流電圧が重畳されて直流クラン
プが施される。
用のトランジスタQ1のベース,エミッタを介して結合
用のコンデンサC1に供給され、このコンデンサC1に
より直流分が除去されて交流分が抽出される。さらに、
抽出された交流分に直流電源端子5の電圧を抵抗R2,
R3で分圧した所定の直流電圧が重畳されて直流クラン
プが施される。
【0014】このとき、前記所定の直流電圧をクランプ
レベルVaとすると、入力輝度信号は交流的にはVaを
中心にして上,下の波形面積が等しくなるように補正さ
れる。したがって、抵抗R2,R3の接続点aに生じる
直流クランプ回路1の出力信号は、入力輝度信号がAP
Lの低い暗い画面の信号であれば、図2に示すように全
体の直流レベルが上昇してペデスタルレベルVpがクラ
ンプレベルVa付近になり、入力映像信号がAPLの高
い明るい画面の信号であれば、図3に示すように全体の
直流レベルが低下してペデスタルレベルVpがクランプ
レベルVaよりかなり低くなる。
レベルVaとすると、入力輝度信号は交流的にはVaを
中心にして上,下の波形面積が等しくなるように補正さ
れる。したがって、抵抗R2,R3の接続点aに生じる
直流クランプ回路1の出力信号は、入力輝度信号がAP
Lの低い暗い画面の信号であれば、図2に示すように全
体の直流レベルが上昇してペデスタルレベルVpがクラ
ンプレベルVa付近になり、入力映像信号がAPLの高
い明るい画面の信号であれば、図3に示すように全体の
直流レベルが低下してペデスタルレベルVpがクランプ
レベルVaよりかなり低くなる。
【0015】そして、入力輝度信号のAPLの高低の逆
にペデスタルレベルVpが変化する接続点aの輝度信号
は、バッファ用のトランジスタQ3のベース,エミッタ
及び抵抗R9を介して出力用のトランジスタQ4のベー
ス及びダイオードDのアノードに供給される。
にペデスタルレベルVpが変化する接続点aの輝度信号
は、バッファ用のトランジスタQ3のベース,エミッタ
及び抵抗R9を介して出力用のトランジスタQ4のベー
ス及びダイオードDのアノードに供給される。
【0016】このとき、抵抗R4,R5の分圧によりベ
ースバイアスされたトランジスタQ2と抵抗R6の分圧
が抵抗R7,コンデンサC2の並列回路を介してダイオ
ードDのカソードに印加され、このダイオードDはアノ
ードのレベルが抵抗R4,R5の分圧比で定まるカソー
ドの所定の上限レベルとしての図2,図3のソフトクリ
ップレベルVbより高くなるときにのみオンする。
ースバイアスされたトランジスタQ2と抵抗R6の分圧
が抵抗R7,コンデンサC2の並列回路を介してダイオ
ードDのカソードに印加され、このダイオードDはアノ
ードのレベルが抵抗R4,R5の分圧比で定まるカソー
ドの所定の上限レベルとしての図2,図3のソフトクリ
ップレベルVbより高くなるときにのみオンする。
【0017】そして、ダイオードDがオフするソフトク
リップレベルVb以下のときは、トランジスタQ3のエ
ミッタの輝度信号が抵抗R9,トランジスタQ4のベー
ス,エミッタを介して出力端子4にそのまま出力され
る。また、ダイオードDがオンするソフトクリップレベ
ルVbより高いときは、トランジスタQ3のエミッタの
輝度信号がR7/(R7+R9)の減衰量で抑圧して出
力端子4に出力される。
リップレベルVb以下のときは、トランジスタQ3のエ
ミッタの輝度信号が抵抗R9,トランジスタQ4のベー
ス,エミッタを介して出力端子4にそのまま出力され
る。また、ダイオードDがオンするソフトクリップレベ
ルVbより高いときは、トランジスタQ3のエミッタの
輝度信号がR7/(R7+R9)の減衰量で抑圧して出
力端子4に出力される。
【0018】そして、ダイオードDのアノードのレベル
が接続点aの輝度信号によって変化し、この輝度信号が
元の入力輝度信号のAPLの逆に直流レベル補正される
ため、図4に示すようにAPLの低い暗い画面になる
程、入力輝度信号の高IREの明るい個所がソフトクリ
ップレベルVbより高くなって抑圧され、出力端子4の
出力映像信号にガンマ補正が十分にかけられ、APLの
高い明るい画面のときは、入力輝度信号の高IREの明
るい個所もソフトクリップレベルVb以下になり、ガン
マ補正がかからなくなって階調劣化が防止される。な
お、図4は入力輝度信号を10ステップ階段波としたと
きのときの特性を示す。
が接続点aの輝度信号によって変化し、この輝度信号が
元の入力輝度信号のAPLの逆に直流レベル補正される
ため、図4に示すようにAPLの低い暗い画面になる
程、入力輝度信号の高IREの明るい個所がソフトクリ
ップレベルVbより高くなって抑圧され、出力端子4の
出力映像信号にガンマ補正が十分にかけられ、APLの
高い明るい画面のときは、入力輝度信号の高IREの明
るい個所もソフトクリップレベルVb以下になり、ガン
マ補正がかからなくなって階調劣化が防止される。な
お、図4は入力輝度信号を10ステップ階段波としたと
きのときの特性を示す。
【0019】また、図4の例えばAPL=20%付近,
80%付近の暗い画面,明るい画面それぞれの入力輝度
信号に対する出力輝度信号の特性は、図5,図6の実線
それぞれに示すようになる。
80%付近の暗い画面,明るい画面それぞれの入力輝度
信号に対する出力輝度信号の特性は、図5,図6の実線
それぞれに示すようになる。
【0020】そして、明るい画面でのガンマ補正効果が
従来より減少するため、暗い画面で十分な補正効果が得
られるようにソフトクリップ回路2の減衰量を設定する
ことにより、明るい画面での明るい個所の階調を劣化す
ることなく、暗い画面でABL,ACLが働かないとき
の白ピークによるブルーミングが、従来のようにコント
ラストレベルを下げず、明るさ感を損うことなく確実に
防止される。ところで、直流クランプ回路1,ソフトク
リップ回路2の構成は実施例に限定されるものではな
い。
従来より減少するため、暗い画面で十分な補正効果が得
られるようにソフトクリップ回路2の減衰量を設定する
ことにより、明るい画面での明るい個所の階調を劣化す
ることなく、暗い画面でABL,ACLが働かないとき
の白ピークによるブルーミングが、従来のようにコント
ラストレベルを下げず、明るさ感を損うことなく確実に
防止される。ところで、直流クランプ回路1,ソフトク
リップ回路2の構成は実施例に限定されるものではな
い。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。直流クラン
プ回路1により入力輝度信号を暗い画面のときのペデス
タルレベルが明るい画面のときより上昇するように加工
した後、ソフトクリップ回路2により直流クランプ回路
1の出力信号の上限レベル以上を一定の減衰量で抑圧し
て出力輝度信号を形成したため、暗い画面の輝度信号の
ガンマ補正効果が明るい画面の輝度信号より大きくな
り、明るい画面の明るい個所の階調劣化を防止するとと
もに暗い画面の明るさ感を損うことなく、暗い画面のA
BL,ACLが働かないときの白ピークによるブルーミ
ングを確実に防止することができる。
ているため、以下に記載する効果を奏する。直流クラン
プ回路1により入力輝度信号を暗い画面のときのペデス
タルレベルが明るい画面のときより上昇するように加工
した後、ソフトクリップ回路2により直流クランプ回路
1の出力信号の上限レベル以上を一定の減衰量で抑圧し
て出力輝度信号を形成したため、暗い画面の輝度信号の
ガンマ補正効果が明るい画面の輝度信号より大きくな
り、明るい画面の明るい個所の階調劣化を防止するとと
もに暗い画面の明るさ感を損うことなく、暗い画面のA
BL,ACLが働かないときの白ピークによるブルーミ
ングを確実に防止することができる。
【図1】本発明のガンマ補正回路の1実施例のブロック
図である。
図である。
【図2】図1の暗い画面の信号波形図である。
【図3】図1の明るい画面の信号波形図である。
【図4】図1のソフトクリップ回路の動作説明用の特性
図である。
図である。
【図5】図1の暗い画面のガンマ補正の特性図である。
【図6】図1の明るい画面のガンマ補正の特性図であ
る。
る。
【図7】従来例のガンマ補正の特性図である。
1 直流クランプ 2 ソフトクリップ回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力輝度信号から直流分を除去した信号
に所定の直流電圧を重畳し,ペデスタルレベルが前記入
力輝度信号のALPの逆に変化する輝度信号を出力する
直流クランプ回路と、 前記直流クランプ回路の出力信号の所定の上限レベル以
上を所定の減衰量で抑圧し,ガンマ補正された出力輝度
信号を形成するソフトクリップ回路とを備えたことを特
徴とするガンマ補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21610491A JPH0537821A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | ガンマ補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21610491A JPH0537821A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | ガンマ補正回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537821A true JPH0537821A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16683310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21610491A Pending JPH0537821A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | ガンマ補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537821A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11215686A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | 給電装置 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP21610491A patent/JPH0537821A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11215686A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | 給電装置 |
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