JPH0615375U - 画像シェーディング補正処理装置 - Google Patents
画像シェーディング補正処理装置Info
- Publication number
- JPH0615375U JPH0615375U JP5789992U JP5789992U JPH0615375U JP H0615375 U JPH0615375 U JP H0615375U JP 5789992 U JP5789992 U JP 5789992U JP 5789992 U JP5789992 U JP 5789992U JP H0615375 U JPH0615375 U JP H0615375U
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】輝度ムラと雑音の低減が図れ、しかも残像を抑
制できる画像シェーディング補正処理装置を提供する。 【構成】S/N補正ROM1と乗算器2及び係数器3に
より画面周辺部は大きくS/N改善され、画面中央部は
小さくS/N改善されるため、画面中央部においては残
像が抑制される。
制できる画像シェーディング補正処理装置を提供する。 【構成】S/N補正ROM1と乗算器2及び係数器3に
より画面周辺部は大きくS/N改善され、画面中央部は
小さくS/N改善されるため、画面中央部においては残
像が抑制される。
Description
【0001】
この考案は画像シェーディング補正処理装置に関する。
【0002】
CCDカメラ等の撮像システムやプロジェクタ等の表示システムにおいては、 光学系の不均一さ等に起因するシェーディングと呼ばれる輝度ムラを生ずる。こ のシェーディングは通常画面中央部に対して周辺部が暗くなることを指しており 、このシェーディングを補正するためにシェーディング補正回路を用いて周辺部 の輝度を予め設定された量だけ上げることが従来より行われている。 図3はシェーディング回路のブロック図であり、CCD10からの信号に信号 処理回路11において所定の処理を施した後、シェーディング補正ROM21か らの情報に基づいて乗算器22によりシェーディングに対応した係数を与えるよ うに構成されている。シェーディング補正ROM21には補正に必要な係数情報 が書き込まれており、アドレス発生装置20から画面に同期したアドレスが与え られるようになっている。なお、12は同期発生回路、23は減算器である。
【0003】
このような従来のシェーディング補正回路を用いれば、図4に示すように輝度 ムラは補正されるが、それによって同時にノイズも持ち上げられるため、画面中 央部に対して周辺部のS/N比が劣化するという問題があった。 このS/N劣化を補正するためにフレーム巡回型の雑音低減回路が知られてい るが、この回路を用いた場合残像が発生するという問題があった。 本考案は上記した従来技術の問題点を解決し、シェーディング補正を行い且つ 画面周辺部のS/N劣化を残像発生を抑制しつつ補正できる画像シェーディング 補正処理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために本考案の画像シェーディング補正処理装置は、所定 の制御信号により画像表示に対応したアドレスを出力するアドレス制御手段と、 該アドレスに対応して、画像信号を輝度成分のムラに関する補正係数情報に従っ て補正処理し、輝度成分のムラを補正した画像信号を出力するシェーディング補 正手段と、前記アドレスに対応して、前記シェーディング補正量に対応する雑音 補正係数情報に従って、該シェーディング補正手段からの画像信号の雑音成分を 低減する雑音低減手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
シェーディング補正手段は、アドレス制御手段からの画像表示に対応したアド レスに対応して、画像信号を輝度成分のムラに関する補正係数情報に従って補正 処理し、輝度成分のムラを補正した画像信号を出力する。雑音低減手段は、前記 アドレスに対応して、前記シェーディング補正量に対応する所定の雑音補正係数 情報に従って画像信号の雑音成分を低減する。
【0006】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1において、CCD10、信号処理回路11、同期発生回路12及びシェー ディング補正回路Aの構成は図3に示した従来のものと同じである。 シェーディング補正回路Aの後段側に雑音低減回路Bが設けられている。この 雑音低減回路BはS/N補正ROM1を備えており、該S/N補正ROM1と係 数器3及び乗算器2によりシェーディング補正回路Aで行われたシェーディング 補正に対応した雑音低減を行うようになっている。
【0007】 係数器3の値は1に近いほど雑音低減効果が高いが、残像も目だつようになる ため、通常は0.5から0.75程度の値が選ばれる。 S/N補正ROM1のアドレスはシェーディング補正ROM21のアドレスと 共通化されており、アドレス発生装置20からの信号に対応して、シェーディン グ補正回路Aにおけるシェーディング補正量に対応してS/N補正係数を調整す るようになっている。即ち、図2に示すように画面中央部はシェーディング補正 回路Aにおけるシェーディング補正量が低いためS/N改善度は低くても良く、 また視点がおかれる頻度が高いため、残像は少なくした方が良い。そのため画面 中央部においてはS/N補正係数を低くするように構成されている。 一方画面周辺部はシェーディング補正量が大きく、S/N劣化も大きいため、 S/N改善度は高い方が良い。また視点の置かれる頻度は比較的低いため、残像 は中央部よりも多くてもそれほど目だたないから、この点からもS/N補正係数 を高くするように構成されている。 なお、4と5は減算器、6はフレーム遅延回路である。
【0008】 以上の構成においては、S/N補正ROM1はアドレス発生装置20によりシ ェーディング補正ROM21のアドレスと対応してアドレス指定され、その出力 を乗算器2において係数器3からの係数に乗算することにより、画面の周辺部に おいてS/N改善度を大きくし且つ画面の中央部に置いてS/N改善度を小さく するように係数器3の係数を調整する。 そのためシェーディング補正回路Aにより生じた画面周辺部のS/N劣化が改 善される。しかも、視点が置かれる頻度の高い画面中央部においては、S/N補 正係数は低いため残像は少なく、目だたない。
【0009】
以上説明したように本考案の画像シェーディング補正処理装置は、所定の制御 信号により画像表示に対応したアドレスを出力するアドレス制御手段と、該アド レスに対応して、画像信号を輝度成分のムラに関する補正係数情報に従って補正 処理し、輝度成分のムラを補正した画像信号を出力するシェーディング補正手段 と、前記アドレスに対応して、前記シェーディング補正量に対応する雑音補正係 数情報に従って、画像信号の雑音成分を低減する雑音低減手段とを備えているた め、輝度ムラが改善され、しかも該シェーディング補正量に応じた雑音低減が図 れる効果がある。
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図。
【図2】本考案の一実施例の動作説明図。
【図3】従来装置の一例を示すブロック図。
【図4】従来装置の一例の動作説明図。
1:S/N補正ROM、2:乗算器、3:係数器、4:
減算器、5:減算器、6:フレーム遅延回路、10:C
CD、11:信号処理回路、12:同期発生回路、2
0:アドレス発生装置、21:シェーディング補正RO
M、22:乗算器、23:減算器。
減算器、5:減算器、6:フレーム遅延回路、10:C
CD、11:信号処理回路、12:同期発生回路、2
0:アドレス発生装置、21:シェーディング補正RO
M、22:乗算器、23:減算器。
Claims (1)
- 【請求項1】所定の制御信号により画像表示に対応した
アドレスを出力するアドレス制御手段と、 該アドレスに対応して、画像信号を輝度成分のムラに関
する補正係数情報に従って補正処理し、輝度成分のムラ
を補正した画像信号を出力するシェーディング補正手段
と、 前記アドレスに対応して、前記シェーディング補正量に
対応する雑音補正係数情報に従って、該シェーディング
補正手段からの画像信号の雑音成分を低減する雑音低減
手段と、 を備えたことを特徴とする画像シェーディング補正処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5789992U JPH0615375U (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 画像シェーディング補正処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5789992U JPH0615375U (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 画像シェーディング補正処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615375U true JPH0615375U (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=13068845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5789992U Pending JPH0615375U (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 画像シェーディング補正処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615375U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0711921U (ja) * | 1993-07-29 | 1995-02-28 | 重雄 大橋 | 杖兼用椅子 |
JP2012147499A (ja) * | 2012-04-23 | 2012-08-02 | Canon Inc | 撮像装置及び映像信号の処理方法 |
JP2014068172A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Hitachi Ltd | 画像処理装置 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP5789992U patent/JPH0615375U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0711921U (ja) * | 1993-07-29 | 1995-02-28 | 重雄 大橋 | 杖兼用椅子 |
JP2012147499A (ja) * | 2012-04-23 | 2012-08-02 | Canon Inc | 撮像装置及び映像信号の処理方法 |
JP2014068172A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Hitachi Ltd | 画像処理装置 |
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