JP3398003B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテレビジョン受像機に
関し、特にたとえば出力映像の高輝度部が所定面積以上
存在することを示す高輝度検出信号に基づいて出力映像
の輝度を制御する、テレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカラーテレビジョン受像
機のドーミング防止回路の一例が、平成7年9月13日
付で出願公告された特公平7−85573号公報[H0
4N5/14,5/16,5/59]に開示されてい
る。この従来技術は、輝度信号に基づいてCRTに表示
される映像の高輝度部を検出し、その高輝度部が所定面
積以上のとき輝度レベルを徐々に下げることによって、
ドーミングを防止しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドーミングの
起こり易さは電子ビームの大きさに比例する一方で、電
子ビームは図7に示すようにカソード電圧すなわち輝度
信号に対してガンマ特性を有するため、輝度信号を検出
する方法ではドーミングを確実に防止することはできな
かった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、ド
ーミングを確実に防止することができる、テレビジョン
受像機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、電子
ビームに基づいて映像を出力するCRTを備え、出力映
像の高輝度部が所定面積以上であることを示す高輝度検
出信号に基づいてドーミングの発生を防止するテレビジ
ョン受像機は、輝度信号にガンマ補正を施して補正輝度
信号を出力するガンマ補正手段、および補正輝度信号
基づいて高輝度検出信号を生成する生成手段を備え、ガ
ンマ補正手段は所定レベル以上の輝度信号を所定レベル
未満の輝度信号よりも大きく伸長する伸長手段を含む
とを特徴とする
【0006】
【作用】たとえば白伸長回路によって輝度信号の所定レ
ベル以上が伸長される。これによって、白伸長回路の出
力が、電子ビームのガンマ特性とほぼ同じ特性を有する
こととなる。白伸長回路の出力に基づいて高輝度検出信
号が生成され、たとえばコントラストコントロール回路
は、この高輝度検出信号に基づいて輝度レベルを調整す
る。これによってドーミングが防止される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、輝度信号にガンマ補
正をかけることによって、ガンマ補正手段の出力がガン
マ特性を有するため、ドーミングを確実に防止すること
ができる。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴
および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細
な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例のテレビジョン
受像機10は輝度信号および色信号を受けRGB信号を
生成する集積回路12を含む。集積回路12において
は、色復調回路14が色信号を復調して色差信号を生成
し、コントラストコントロール回路16が輝度信号のコ
ントラストを調整する。色差信号およびコントラストが
調整された輝度信号はRGBマトリクス回路18に与え
られ、これによってRGB信号が生成される。このRG
B信号は、ブライトコントロール回路20に与えられ、
これによってブライトが調整されたRGB信号が得られ
る。ドライブ回路22はブライトが調整されたRGB信
号に応じてカソード電圧を制御し、RGB信号に比例し
た電子ビームを放出する。これによって、所望の映像が
CRT24に表示される。
【0009】このとき、電子ビームに比例しかつ平滑さ
れたビーム電流がフライバックトランス26の2次側で
得られ、そのビーム電流に従って、ブライトコントロー
ル回路20およびコントラストコントロール回路16の
それぞれが、ブライトおよびコントラストを調整する。
詳しく説明すると、大きな電子ビームが放出されると、
電源VCCからフライバックトランス26の2次側に、コ
ンデンサCによって平滑された大きなビーム電流が流れ
る。このため、抵抗R1とフライバックトランス26と
の接続点の電位が低下し、その電圧低下に応答してブラ
イトコントロール回路20およびコントラストコントロ
ール回路16がブライトレベルおよびコントラストレベ
ルを急速に低下させる。これによっていわゆるABL(A
utomaticBright Level)制御およびACL(Automatic Co
ntrast Level)制御が実行される。
【0010】コントラストコントロール回路16にはま
た、ドーミング防止回路27に含まれる制御信号発生回
路28から出力された制御信号も与えられる。すなわ
ち、CRT24の画面上に所定面積以上の高輝度部が発
生した場合、制御信号発生回路28は第2比較器36か
らの高輝度検出信号を受け、レベルが緩やかに低下する
制御信号を出力する。コントラストコントロール回路1
6はその制御信号に従ってコントラストを低減させ、こ
れによってドーミングが防止される。
【0011】高輝度検出信号は、輝度検出回路44によ
って検出された輝度信号をガンマ補正手段としての白伸
長回路44でガンマ補正すなわち白伸長した信号に基づ
いて生成される。すなわち、CRT24に、図2(A)
に示すように一部に高輝度部を含む映像が表示される
と、白伸長回路46からは図2(B)に示すような白伸
長信号が出力される。この白伸長信号に含まれる高域成
分はローパスフィルタ(LPF)48で除去され、これ
によって図2(C)に実線で示す信号が得られる。その
LPF48出力は、第1比較器32によって図2(C)
において破線で示す第1基準電圧Vf1 と比較される。
第1比較器30は、LPF48出力≧Vf 1 のときハイ
レベルとなり、LPF48出力<Vf1 のときローレベ
ルとなる第1比較信号を出力するため、この例では第1
比較信号は図2(D)に示すように変化する。
【0012】充放電回路34は第1比較信号がハイレベ
ルのとき緩やかに充電を行い、第1比較信号がローレベ
ルのとき急速に放電を行う。このため、充放電回路34
からは図2(E)に実線で示す電圧信号が出力され、そ
れが第2比較器36で図2(E)に破線で示す第2基準
電圧Vf2 と比較される。第2比較器36もまた、充放
電回路出力≧Vf2 のときハイレベルとなり、充放電回
路出力<Vf2 のときローレベルとなる第2比較信号を
出力するため、第2比較信号は図2(F)に示すように
変化する。
【0013】図2(E)および(F)からわかるよう
に、高輝度部が検出される毎に充放電回路34の出力が
低下し、高輝度部が所定面積以上であると判明した時
点、すなわち図2(A)および図2(B)に示す映像信
号S5が走査された時点で、充放電回路34の出力電圧
が基準電圧Vf2 を下回り、第2比較器36はローレベ
ルの第2比較信号を高輝度検出信号として出力する。制
御信号発生回路28は図4(A)に示す第2比較信号に
対して図4(B)に示すような制御信号を発生する。す
なわち、第2比較信号がローレベルとなった時点で出力
レベルを徐々に低下させ、第2比較信号がローレベルか
らハイレベルに戻ると出力レベルを急速に立ち上げる。
【0014】ドーミングは高輝度部が現れると直ちに発
生するのではなく、高輝度部が同じ位置に所定時間以上
存在したときに突然現れるものであるため、このように
徐々に低下する制御信号によってコントラストを低下さ
せることによって、映像に視覚上不自然な輝度変化を与
えることなくドーミングを防止することができる。ま
た、高輝度部が消滅したときは映像全体の内容が切り換
わっているため、制御信号を急速に立ち上げても視覚上
不自然を感じることはない。
【0015】垂直変調電圧作成回路38は、図3(A)
に示すような1V周期の鋸波電圧を有する垂直パルスに
基づいて、図3(B)に示すようなパラボラ波電圧を生
成する。また、水平変調電圧作成回路40は、図3
(C)に示すように1H周期で立ち上がる水平パルスに
基づいて、図3(D)に示すような、正弦波の所定レベ
ル以上をスライスした電圧を出力する。垂直変調電圧作
成回路38および水平変調電圧作成回路40のそれぞれ
で作成された電圧は、加算器42で互いに加算され、こ
れによって図3(E)に示すような第1基準電圧Vf1
が得られる。これによって、ドーミングの発生し易い画
面の周辺において高輝度部の検出感度を高めることがで
きる。
【0016】白伸長回路46は図5に示すように構成さ
れる。すなわち、トランジスタT1のコレクタが抵抗R
2を介して電源VCCと接続され、トランジスタT1のエ
ミッタが抵抗R3を介してアースされる。この抵抗R
2,トランジスタT1および抵抗R3によって電流経路
が形成され、トランジスタT1のベースから入力される
輝度信号のレベルに応じた電流がこの電流経路を流れ
る。トランジスタT1のエミッタとアースとの間にはま
た、直列接続された抵抗R4,ダイオードDおよび抵抗
R5が介挿され、これによって分岐電流経路が形成され
る。ダイオードDのアノードと抵抗R5との接続点に
は、コレクタが電源VCCと接続されたトランジスタT3
のエミッタが接続される。トランジスタT3のベース
は、抵抗R7を介してアースされるとともに、抵抗R6
を介してコレクタと接続される。トランジスタT1のコ
レクタにはまた、バッファとして機能するトランジスタ
T2のベースが接続される。トランジスタT2のコレク
タは電源VCCと接続され、エミッタは、抵抗R8を介し
てアースされるとともに、第1比較器32と接続され
る。
【0017】トランジスタT3は、電源VCCを抵抗R6
およびR7によって分圧した電圧によって導通するた
め、ダイオードDのアノードには所定電圧が印加され
る。このため、トランジスタT1のエミッタ電圧がその
所定電圧+ダイオードDの順方向降下電圧を超えた時点
でダイオードDが導通し、分岐電流経路に電流が流れ
る。トランジスタT1のベースから図6(A)に示すよ
うな鋸波をもつ輝度信号が入力された場合、輝度信号レ
ベルが閾値を超えるまでは、分岐電流経路に電流が流れ
ることはなく、トランジスタT1のコレクタ電位はその
輝度信号レベルに比例して低下する。一方、輝度信号レ
ベルが閾値を超えると、ダイオードDが導通し、分岐電
流経路に電流が流れることによってトランジスタT1の
コレクタ電流が増加するため、トランジスタT1のコレ
クタ電位が大きく低下する。したがって、トランジスタ
T2のエミッタからは、図6(B)に示すように白レベ
ルが伸長されかつ極性が反転された白伸長信号が出力さ
れる。すなわち、この白伸長信号はガンマ特性を有し、
図7に示す電子ビームのガンマ特性とほぼ一致する。
【0018】この実施例によれば、ガンマ補正された白
伸長信号に基づいて高輝度検出信号を生成するようにし
たため、ドーミングの発生を確実に防止することができ
る。なお、白伸長回路46にコントラストコントロール
回路16から出力された輝度信号を入力するようにすれ
ば、輝度検出回路44を省略することができる。また、
輝度信号を白伸長する代わりに、輝度信号の黒レベルを
圧縮してガンマ特性を有する信号を生成するようにして
も、ドーミングを確実に防止できる。さらに、集積回路
12としては、ソニー株式会社製の集積回路“CXA2
025AS”を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の動作の一部を示すタイミング図で
ある。
【図3】図1実施例の動作の他の一部を示すタイミング
図である。
【図4】図1実施例の動作のその他の一部を示すタイミ
ング図である。
【図5】白伸長回路を示す回路図である。
【図6】図5実施例の動作の一部を示すタイミング図で
ある。
【図7】カソード電圧に対するビーム電圧特性を示すグ
ラフである。
【符号の説明】 10 …テレビジョン受像機 16 …コントラストコントロール回路 24 …CRT 27 …ドーミング防止回路 28 …制御信号発生回路 30 …白伸長回路 32 …第1比較器 34 …充放電回路 36 …第2比較器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子ビームに基づいて映像を出力するCR
    Tを備え、出力映像の高輝度部が所定面積以上であるこ
    とを示す高輝度検出信号に基づいてドーミングの発生を
    防止するテレビジョン受像機において、 輝度信号にガンマ補正を施して補正輝度信号を出力す
    ガンマ補正手段、および 前記補正輝度信号に基づいて前記高輝度検出信号を生成
    する生成手段を備え 前記ガンマ補正手段は所定レベル
    以上の輝度信号を前記所定レベル未満の輝度信号よりも
    大きく伸長する伸長手段を含むことを特徴とする、テレ
    ビジョン受像機。
  2. 【請求項2】前記伸長手段は、輝度信号レベルに応じた
    電流を流す電流経路、および前記電流経路に設けられて
    前記輝度信号レベルが閾値を超えたとき前記電流経路を
    流れる電流を変化させる電流変化手段を含む、請求項
    記載のテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】前記電流変化手段は、前記電流経路に接続
    される分岐電流経路、および前記分岐電流経路に設けら
    れて前記輝度信号レベルが閾値を超えたときオンされる
    スイッチを含む、請求項記載のテレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】前記電流経路はベース入力に前記輝度信号
    を受けるトランジスタを含む、請求項または記載の
    テレビジョン受像機。
  5. 【請求項5】前記スイッチは前記閾値に対応する所定電
    圧がアノードに印加されたダイオードを含む、請求項
    または記載のテレビジョン受像機。
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