JPH0537815A - 映像信号レベル監視回路 - Google Patents

映像信号レベル監視回路

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Publication number
JPH0537815A
JPH0537815A JP3187636A JP18763691A JPH0537815A JP H0537815 A JPH0537815 A JP H0537815A JP 3187636 A JP3187636 A JP 3187636A JP 18763691 A JP18763691 A JP 18763691A JP H0537815 A JPH0537815 A JP H0537815A
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JP
Japan
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video signal
clamp
circuit
level
signal level
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3187636A
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English (en)
Inventor
Seishi Tsukimoto
誠士 月元
Tetsuya Yasui
哲也 安井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は映像信号を取り扱う装置における映
像信号レベル監視回路にに関し、小レベルの映像信号に
おいてもクランプ回路の誤動作を防止することを目的と
する。 【構成】 映像信号同期部分を同期分離部31で分離
し、クランプパルス生成部32でクランプパルスを生成
し、ペデスタル部の直流分再生を行うクランプ回路30
と、該クランプ回路30に接続され、映像信号のボトム
電位と映像信号レベル異常判断用基準電位36とを比較
し、ボトム電位が基準電位36より大である場合に映像
信号レベル異常信号を出力するレベル比較回路34とか
らなり、前記クランプ回路30が、映像信号の同期分離
出力波形の立ち下がりを遅延させることによりペデスタ
ルクランプのクランプパルスを生成することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号を取り扱う装
置における映像信号レベル監視回路に関する。有線また
は無線による映像信号伝送においては、伝送装置または
伝送路の異常によって映像信号レベルが減少する場合が
ある。そしてレベル減少が大きくなることにより伝送系
の正常な運用が不可能となると、映像信号レベルに異常
があることを装置使用者へ通知する必要がある。
【0002】
【従来の技術】従来、映像信号レベルの異常を検出する
際、伝送装置の運用中においては、信号レベル測定用の
白レベル信号を伝送し信号レベル測定を行うことは不可
能である。このため、伝送装置運用中においては、映像
信号の同期信号部分の振幅の大きさを検知することによ
り、映像信号レベルの異常を監視するよう構成されてい
る。
【0003】図4に従来の映像信号レベル監視回路の原
理図を示す。従来の映像信号レベル監視回路では、クラ
ンプ回路40が誤動作を始める程度の小レベル信号のレ
ベル監視は行ってはいない。したがって、この回路を用
いて上記したような小レベルの映像信号を監視しようと
すると、映像信号レベルがレベル判断の閾値より小さい
場合でも、クランプ回路40の誤動作により映像信号レ
ベル異常と判断できない状態が生じることになる。
【0004】このクランプ回路40では、同期分離部4
1にて映像信号から同期部分を分離し、次にクランプパ
ルス生成部42にてクランプパルスを生成する。クラン
プ部43は、このクランプパルスを用いてペデスタル部
の直流分再生を水平同期周期で行っている。
【0005】次にレベル比較回路44では、コンパレー
タ45にて映像信号のボトム部電位と、映像信号レベル
異常判断の閾値を設定している基準電位46とを比較
し、ボトム部電位が基準電位46より高い場合は、映像
信号レベル異常と判断している。
【0006】このような従来の回路では、クランプパル
ス生成部42において同期分離された水平同期信号の立
ち上がりを遅延させてクランプパルスを生成していた。
一般に同期分離回路は映像信号のボトム部の電位を一定
値に固定し、この固定されたボトムから約70mVを閾
値として同期部分を分離するので、映像信号のボトムか
らペデスタル間の電位差が70mVより大きければ同期
分離回路は正常動作するが、映像信号のボトムからペデ
スタル間の電位差が70mV以下の場合は同期分離回路
は低レベル動作を行い、映像信号の輝度部分から分離す
るようになる。したがって図5のタイムチャートに示す
ように、映像信号レベルが十分に大きく、同期分離部4
1が正常に動作する場合にはクランプパルスは信号と
なり、パルス位置は映像信号のペデスタル位置であ
る。しかし映像信号レベルが小さくなると、同期分離部
41が低レベル動作を行い、映像信号の輝度部分から
分離するようになる。
【0007】信号はこの低レベルの結果、同期分離部
41から出力される波形を示している。そしてこの同期
分離出力波形の立ち上がりを遅延させてクランプパル
スを生成するため、クランプパルスは信号となってし
まい、このクランプパルスは映像信号の輝度部分に位
置しているので、それにより輝度信号の電位がクランプ
回路40によってペデスタル位置まで下げられることに
なる。これがクランプ回路40の誤動作である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
映像信号レベル監視回路においては、クランプ回路40
の誤動作時に、コンパレータ45に入力される映像信号
のボトムの電位が、クランプ回路40の正常動作時の電
位より下がるため、映像信号ボトム部の電位が基準電位
46より低くなり、映像信号レベル異常と判断できない
という問題が生じていた。
【0009】本発明は、以上の事情を考慮してなされた
ものであり、小レベルの映像信号においてもクランプ回
路の誤動作を防止することのできる映像信号レベル監視
回路を提供するとともに、映像信号レベルが低下した時
に、同期分離部41が低レベル動作を行う場合において
も、映像信号レベルがレベル判断の閾値より小さい場合
は、映像信号レベル異常を検出するように構成した映像
信号伝送装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は以下に示す2つ
の形態があり、第1の発明は、映像信号同期部分を同期
分離部31で分離し、クランプパルス生成部32でクラ
ンプパルスを生成し、ペデスタル部の直流分再生を行う
クランプ回路30と、該クランプ回路30に接続され、
映像信号のボトム電位と映像信号レベル異常判断用基準
電位36とを比較し、ボトム電位が基準電位36より大
である場合に映像信号レベル異常信号を出力するレベル
比較回路34とからなり、前記クランプ回路30が、映
像信号の同期分離出力波形の立ち下がりを遅延させるこ
とによりペデスタルクランプのクランプパルスを生成す
ることを特徴とする映像信号レベル監視回路である。
【0011】第2の発明は、映像信号同期部分を同期分
離部31で分離し、クランプパルス生成部32でクラン
プパルスを生成し、ペデスタル部の直流分再生を行うク
ランプ回路30と、該クランプ回路30に接続され、映
像信号のボトム電位と映像信号レベル異常判断用基準電
位36とを比較し、ボトム電位が基準電位36より大で
ある場合に映像信号レベル異常信号を出力するレベル比
較回路34と、前記クランプ回路30および前記比較回
路34との接続線から分岐され、映像信号同期部分の振
幅より映像信号レベルを測定するレベル測定部12と、
該レベル測定部12の出力と前記レベル比較回路34の
出力とに接続され、映像信号レベルまたは映像信号レベ
ル異常を表示する表示部13とを備えたことを特徴とす
る映像信号伝送装置である。
【0012】すなわち、本発明においてはクランプパル
ス生成部32において同期分離出力波形の立ち下がりを
遅延させてペデスタルクランプのクランプパルスを生成
するよう構成している。
【0013】
【作用】この発明に従えば、映像レベルが小さくなり同
期分離部31が低レベル動作を行うと、図3のタイムチ
ャートに示すように、同期分離出力波形は従来回路と同
じく信号となるが、この信号の立ち下がりを遅延さ
せクランプパルスを生成すると、パルス位置が映像信号
のボトムまたはペデスタル位置となるクランプパルス
が得られる。
【0014】次いでクランプパルスによりクランプ動
作を行うと、映像信号のボトムまたはペデスタルに関し
て直流再生が行われるので、このボトムまたはペデスタ
ルがクランプ回路30正常動作時のペデスタル電位に固
定される。
【0015】結果として、コンパレータ35で比較され
る映像信号のボトム部電位はクランプ回路30正常動作
時に比べて低下することがないため、同期分離部31が
低レベル動作した場合でも、映像信号レベルの低下を検
出することが可能となり、映像信号レベル監視回路の誤
動作を防止することができる。
【0016】
【実施例】以下図に示す実施例に基づいてこの発明を詳
述する。なお、これによってこの発明は限定されるもの
ではない。
【0017】図1は第1の発明である映像信号レベル監
視回路の構成を示すブロック図である。同図においてク
ランプ回路30は、同期分離部31とクランプパルス生
成部32とクランプ部33とから主として構成され、同
期分離部31にて映像信号から同期部分を分離し、次に
クランプパルス生成部32にてクランプパルスを生成す
る。クランプ部33は、このクランプパルスを用いてペ
デスタル部の直流分再生を水平同期周期で行っている。
【0018】34はレベル比較回路であり、コンパレー
タ35と基準電位36とから主として構成され、コンパ
レータ35にて映像信号のボトム部電位と、映像信号レ
ベル異常判断の閾値を設定している基準電位36とを比
較し、ボトム部電位が基準電位36より高い場合は、映
像信号レベル異常と判断している。
【0019】クランプ回路30は、映像信号の同期分離
出力波形の立ち下がりを遅延させることによりペデスタ
ルクランプのクランプパルスを生成することを特徴とし
ており、同期分離部31で分離させた垂直同期信号を、
コンパレータ35からの出力信号の中で映像信号におけ
る垂直同期信号部分をマスクするためのマスクパルス生
成回路37へ与える。38はマスク部であり、コンパレ
ータからの出力とマスクパルス生成部37からの出力の
論理積をとって映像信号レベル異常警報信号を出力す
る。
【0020】図2は第2の発明である映像信号復号化装
置の構成を示すブロック図である。なお、同図において
図1と同じ構成部分は同一符号を付して説明を省略す
る。図2において10は、映像信号のディジタルデータ
をアナログ信号へ変換するD/Aコンバータである。1
1はクランプ回路30により再生される直流値を決定す
るクランプレベル電位である。12は映像信号同期部の
振幅から映像信号レベルを測定するレベル測定部であ
り、クランプ回路30と比較回路34との接続線から分
岐して設けられている。
【0021】13はコンパレータ35の比較結果から映
像信号ボトム部のみを取り出すフリップフロップ(FF)
である。14は映像信号レベルの表示、または映像信号
レベルが低下するとレベル異常を警報を表示する表示部
であり、レベル測定部12の出力とフリップフロップ1
3の出力とにそれぞれ接続されている。
【0022】このような構成において、例えば1Vp-p
の正規映像信号レベルに対してクランプ回路30へ入力
される映像信号レベル−6dBを映像信号レベル異常検
出閾値とする場合、クランプレベル電位11を0Vとす
ると、基準電位は正規映像信号レベル(ペデスタルを0
Vとする)における映像信号ボトム電位の1/2とな
る。
【0023】このとき、クランプ回路30へ入力される
映像信号レベルが正規映像信号レベルから−6dBより
大きい場合には映像信号のレベルを、また、正規映像信
号レベルから6dB以上小さいと、映像信号レベル異常
の警報を表示部14で表示する。
【0024】上記した実施例では、比較回路34とレベ
ル測定部12とをアナログ回路で構成しているが、クラ
ンプ回路30の後段に、映像信号をディジタルに変換す
るA/Dコンバータを設けることにより、上記比較回路
34とレベル測定部12とをディジタル回路で構成して
もよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば映
像信号レベルが予め設定しておいた値より小さい場合
は、必ず映像信号レベル異常の警報を発出することが可
能となるため、小レベルの映像信号レベルを誤って大レ
ベルと判断することがない。それにより、映像信号レベ
ル測定回路の誤動作を防止し、映像信号を取り扱う装置
全般について映像信号の異常発見に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による映像信号レベル監視回路
を示す構成図である。
【図2】本発明の実施例による映像信号復号化装置を示
す構成図である。
【図3】図1の動作を説明するタイムチャートである。
【図4】従来例の映像信号レベル監視回路を示す構成図
である。
【図5】図4の動作を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
12 レベル測定部 14 表示部 30 クランプ回路 31 同期分離部 32 クランプパルス生成部 33 クランプ部 34 レベル比較回路 35 コンパレータ 36 基準電位 37 マスクパルス生成部 38 マスク部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号同期部分を同期分離部(31)で
    分離し、クランプパルス生成部(32)でクランプパルス
    を生成し、ペデスタル部の直流分再生を行うクランプ回
    路(30)と、該クランプ回路(30)に接続され、映像信
    号のボトム電位と映像信号レベル異常判断用基準電位
    (36)とを比較し、ボトム電位が基準電位(36)より大
    である場合に映像信号レベル異常信号を出力するレベル
    比較回路(34)とからなり、前記クランプ回路(30)
    が、映像信号の同期分離出力波形の立ち下がりを遅延さ
    せることによりペデスタルクランプのクランプパルスを
    生成することを特徴とする映像信号レベル監視回路。
  2. 【請求項2】 レベル比較回路(34)の出力信号中で
    垂直同期信号部分をマスクするためのマスクパルス生成
    回路(37)を備えてなる請求項1記載の映像信号レベル
    監視回路。
  3. 【請求項3】 映像信号同期部分を同期分離部(31)で
    分離し、クランプパルス生成部(32)でクランプパルス
    を生成し、ペデスタル部の直流分再生を行うクランプ回
    路(30)と、該クランプ回路(30)に接続され、映像信
    号のボトム電位と映像信号レベル異常判断用基準電位
    (36)とを比較し、ボトム電位が基準電位(36)より大
    である場合に映像信号レベル異常信号を出力するレベル
    比較回路(34)と、前記クランプ回路(30)および前記
    比較回路(34)との接続線から分岐され、映像信号同期
    部分の振幅より映像信号レベルを測定するレベル測定部
    (12)と、該レベル測定部(12)の出力と前記レベル比
    較回路(34)の出力とに接続され、映像信号レベルまた
    は映像信号レベル異常を表示する表示部(13)とを備え
    たことを特徴とする映像信号伝送装置。
JP3187636A 1991-07-26 1991-07-26 映像信号レベル監視回路 Withdrawn JPH0537815A (ja)

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JP3187636A JPH0537815A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 映像信号レベル監視回路

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JP3187636A JPH0537815A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 映像信号レベル監視回路

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ID=16209584

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JP3187636A Withdrawn JPH0537815A (ja) 1991-07-26 1991-07-26 映像信号レベル監視回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100799757B1 (ko) * 2007-06-15 2008-02-01 삼성씨씨티비서비스(주) 비디오신호의 레벨 검출 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100799757B1 (ko) * 2007-06-15 2008-02-01 삼성씨씨티비서비스(주) 비디오신호의 레벨 검출 장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008