JPH0537655Y2 - - Google Patents

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JPH0537655Y2
JPH0537655Y2 JP1983176995U JP17699583U JPH0537655Y2 JP H0537655 Y2 JPH0537655 Y2 JP H0537655Y2 JP 1983176995 U JP1983176995 U JP 1983176995U JP 17699583 U JP17699583 U JP 17699583U JP H0537655 Y2 JPH0537655 Y2 JP H0537655Y2
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JP
Japan
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brush
wedge
bracket
spring
shaped protrusion
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JP1983176995U
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JPS6086065U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車のパワーウインド・ワイパー
等の駆動源に用いられる直流モータのブラシ保持
用バネの取付け装置に関する。
従来例の構成とその問題点 従来、この種の直流モータのブラシ保持用バネ
の取付け装置は、第1図〜第3図に示すように、
ブラシ1をブラシバネ2にて保持し、これに、リ
ード線接続用端子3をスポツト溶接したものを、
合成樹脂にて一体成形したブラシ保持器4という
形で、モータブラケツト5へ取付けネジ6にて取
付けられており、この場合にモータブラケツト5
は通常アルミダイカストで製造されている。
しかしながら、ブラシ1、ブラシバネ2、端子
3の組立品をインサート成形するというブラシ保
持器4の成形性、および成形時の200〜240℃とい
う熱によるブラシバネ2のバネ特性の劣化等の不
都合を生じる欠点があつた。なお、第1図、第2
図において、7はモータフレーム、8はモータフ
レーム7に固着したマグネツト、9はシヤフト1
0に固定した回転子、11はブラシ1が接触する
整流子で、シヤフト10に取付けている。
考案の目的 そこで本発明は、上記不都合を解決し、さらに
作業性の良い直流モータのブラシ保持用バネの取
付け装置を提供することを目的としたものであ
る。
考案の構成 本考案は、合成樹脂よりなるブラケツトの内周
面に中心方向に広がる楔状の突部を設け、一方自
由端にブラシが固着された弾性導電片よりなるブ
ラシバネの他端部近傍に前記ブラケツトの楔状突
部を挟持する楔状凹部を形成し、この楔状凹部と
ブラシ固着部との間に屈曲部を設けるとともに、
この屈曲部とブラシバネの他端との間を前記ブラ
ケツトの内周面より大きい曲率を有する湾曲部と
なし、このブラシバネの楔状凹部を前記ブラケツ
トに設けた楔状の突部に挿入するとともに、前記
湾曲部の外周を前記ブラケツトの内周に当接させ
てなるものである。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を第4図〜第6図に基
づいて説明する。なお図中従来例と同一構成部品
については同一番号を符して説明する。
第4図は、本発明の一実施例のブラシ保持用バ
ネの取付け装置を用いた直流モータの要部断面
図、第5図は第4図のY−Y断面図でブラシバネ
の取付け装置の正面図、第6図はブラシを固着し
たブラシバネの斜視図である。図において、合成
樹脂により成形されたブラケツト12は内周の一
部にブラシバネ13を当接し、軸方向の位置を決
める段部14とブラシバネ13を固定するための
中心方向に向つて広がる楔状の突部15とを設け
ている。
一方、導電性の弾性材よりなる板状のブラシバ
ネ13は自由端にブラシ1を固定するとともに、
他端部近傍にブラケツト12の楔状突部15をバ
ネ圧によつて挟持する広がり角度のやや大きい楔
状の凹部16を形成している。そして、この凹部
16とブラシ1の固着部との間で、ブラシ1が整
流子11に接触する長さの位置に屈曲部17を設
けるとともに、この屈曲部17とブラシバネ13
の他端との間を、ブラケツト12の内周面より大
きい曲率を有する湾曲部18としている。
次に、上記ブラシバネ13のブラケツト12へ
の取付けについて説明する。
弾性を有するブラシバネ13の湾曲部18はそ
の曲率をブラケツト12の内周面の曲率より大き
くしているため、湾曲部18の曲率をブラケツト
の内周面のそれよりやや小さくしながら楔状凹部
16をブラケツト12に設けた楔状の突部15に
挿入し、ブラケツト12の段部14まで押し込む
ことにより、湾曲部18の外周面はブラケツト1
2の内周面に当接することとなる。
このように、ブラシバネ13の湾曲部の外周を
ブラケツト12の内周に沿つて当接させることは
ブラシバネ13の楔状凹部16を中心方向に付勢
し、楔効果により固定力をより強くするととも
に、ブラシバネ13の先端に固着したブラシ1と
整流子11との相対位置がズレることを防止して
いる。そして、ブラシバネ13に設けた屈曲部1
7は自由端の支点となりブラシ10の位置と整流
子1への付勢力を的確なものにしている。
これに対してブラシバネ13の湾曲部18の曲
率をブラケツト12内周面のそれと等しいか小さ
い場合には、ブラシバネ13の固定が楔状突部1
5と楔状凹部16との嵌合のみとなり、ブラシバ
ネの弾性のために固定位置にバラツキが生じ、ブ
ラシ1と整流子11との相対位置がズレるととも
に、整流子11へのブラシ1の付勢力が得られな
いこととなる。
考案の効果 以上の構成から明らかなように、本考案はブラ
シバネを、ブラケツトに設けた楔状の突部に、ブ
ラシバネに形成した楔状の凹部を挿入して固定す
ることにより、インサート成形時の作業性の悪さ
やバネ特性の劣化などの問題を解消し、加工容易
な少ない部品点数を用いることができ、組立作業
を容易にし、信頼性の高いブラシ保持用バネの取
付け装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直流モータの断面図、第2図は
第1図におけるX−X断面図、第3図はブラシ保
持器の斜視図、第4図は本考案の直流モータの断
面図、第5図は第4図におけるY−Y断面図、第
6図はブラシを取付けたブラシバネの斜視図であ
る。 1……ブラシ、12……ブラケツト、13……
ブラシバネ、15……凸部、16……凹部、17
……屈曲部、18……湾曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂よりなるブラケツトの内周面に中心方
    向に広がる楔状の突部を設け、自由端にブラシが
    固着された弾性導電片よりなるブラシバネの他端
    部近傍に前記ブラケツトの楔状突部を挟持する楔
    状の凹部を形成し、この楔状凹部と前記ブラシの
    固着部との間に屈曲部を設けるとともに、この屈
    曲部とブラシバネの他端との間を前記ブラケツト
    の内周面より大きい曲率を有する湾曲部となし、
    このブラシバネの前記楔状凹部を前記ブラケツト
    に設けた楔状の突部に挿入するとともに前記湾曲
    部の外周をブラケツトの内周に当接させてなるブ
    ラシ保持用バネの取付け装置。
JP17699583U 1983-11-15 1983-11-15 ブラシ保持用バネの取付け装置 Granted JPS6086065U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17699583U JPS6086065U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 ブラシ保持用バネの取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17699583U JPS6086065U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 ブラシ保持用バネの取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6086065U JPS6086065U (ja) 1985-06-13
JPH0537655Y2 true JPH0537655Y2 (ja) 1993-09-22

Family

ID=30384647

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17699583U Granted JPS6086065U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 ブラシ保持用バネの取付け装置

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JP (1) JPS6086065U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6086065U (ja) 1985-06-13

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