JP2592044Y2 - 小形電動機のブラシ装置 - Google Patents

小形電動機のブラシ装置

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JP2592044Y2
JP2592044Y2 JP1992033833U JP3383392U JP2592044Y2 JP 2592044 Y2 JP2592044 Y2 JP 2592044Y2 JP 1992033833 U JP1992033833 U JP 1992033833U JP 3383392 U JP3383392 U JP 3383392U JP 2592044 Y2 JP2592044 Y2 JP 2592044Y2
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JP
Japan
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brush
brush holder
bracket
shaped
cup
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JPH0636344U (ja
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隆一 松田
岳司 井上
和行 塩野
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、小形電動機のブラシ保
持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、図5ないし図7に示すようにプ
ラス側のブラシ保持体15aとマイナス側のブラシ保持
体15bを別々に構成し、ブラケット16に形成した突
起17をかしめて、それぞれのブラシ保持体15a、1
5bをブラケット16に固定していた。また、ニュート
ラル調整は、ブラケット16の固定のための固定ネジ1
8をゆるめて、ブラケット16を周方向に微少量まわす
ことによって行っていた。図において19a、19bは
ブラシである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが従来技術で
は、プラス側とマイナス側のブラシ保持体を別々に形成
しているため2つのブラシ保持体が必要であり、また、
ブラケット16の突起17をかしめることによってブラ
シ保持装置を固定するため、ブラシ同士の直角度に誤差
が生じるといる問題や、わざわざブラケット16の固定
をゆるめてニューラル調整をしなければならないという
問題点があった。本考案は、このような問題点を解消す
るためになされたもので、直角度誤差が少なく、ニュー
トラル調整が容易に行えるブラシ保持装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案のブラシ保持装置は、ブラシガイドを有する
扇状のブラシ保持体と、このブラシ保持体を取付けるカ
ップ状のブラケットとからなり、前記扇状のブラシ保持
体は、90度位置をずらせて径方向に形成した2つのブ
ラシ摺動溝を有し、前記カップ状のブラケットは、円筒
部と底部の一部を前記ブラシ保持体よりもわずかに周方
向に長い扇状に切欠いて形成したブラシ保持体取付け部
を有し、前記ブラシ保持体を、前記ブラシガイドの先端
部を前記カップ状のブラケットのハウジング部よりも内
径側に位置させて、前記ブラケットのブラシ保持体取付
け部に取付けるようにしたものである。
【0005】
【作用】プラス側とマイナス側のブラシは、一体に形成
されたブラシ保持体のブラシ摺動溝に挿着するので直角
度は調整することなく確保される。また、扇状のブラシ
保持体のニュートラル調整は、扇状のブラシ保持体のみ
を、カップ状のブラケットに形成した扇状のブラシ保持
体取付け部上で周方向に微少量移動させることにより行
える。また、ブラシガイドの先端部を、軸方向から軸受
が挿入されるブラケットのハウジング部よりも内径側に
位置させ、コミテータとの間隔を小さくすることがで
き、ブラシの使用限界長さを長くすることができる。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図1ないし図4によって説
明する。ブラシ保持装置は、図1および図2に示すよう
に、ブラシ保持体1とブラケット2からなっている。ブ
ラシ保持体1は、たとえばアルミダイカストによって扇
状に形成され、90度位置をずらせて径方向に形成した
2つのブラシ摺動溝3a、3bを有している。4a、4
bは前記ブラシ摺動溝3a、3bの先端部を形成してい
るブラシガイドである。プラス側のブラシ5aとマイナ
ス側のブラシ5bは前記ブラシ摺動溝3a、3b内に挿
入取付けされる。また、ブラシ保持体1のブラケット2
側の端面6には、ねじ孔7が形成されている。一方、ブ
ラケット2は、カップ状に形成され、円筒部8と底部9
の一部を前記ブラシ保持体1よりもわずかに周方向に長
い扇状に切欠いて、ブラシ保持体取付け部10を形成し
ている。また、ブラケット2の底部9のブラシ保持体取
付け部10に対応する部分には、ブラシ保持体1を載置
するインロー部11と円弧状の長孔12を形成してい
る。この長孔12の円弧の中心はブラケット2の中心と
合致している。なお、図において、13は図示しない軸
受が挿入されるハウジング部で、前記ブラシガイド4
a、4bの先端部は、軸方向から軸受が挿入されるこの
ハウジング部13よりも内径側に位置させている。この
ようにすることにより、図示しないコミテータとの間隔
を小さくすることができ、ブラシ5a、5bの使用限界
長さを長くすることができる。このような構成における
ブラシ保持装置の組み立てはつぎのようにして行う。ま
ずブラシ保持体1のブラシ摺動溝3a、3b内にブラシ
4a、4bを挿入取り付けしておく。つぎにブラケット
2を、図示しないロータを組み込んだのち、ステータに
組みつける。その後、前記ブラシ保持体1をブラケット
2のブラシ保持体取付け部9に径方向から挿入する。ブ
ラケット2へのブラシ保持体取付け部9の挿入が終了す
ると、固定ねじ14をブラケットの長孔を通してブラシ
保持体1のねじ孔に軽く締め付ける。この状態では、ブ
ラシ保持体1はブラケット2のブラシ保持体取付け部9
内を摺動することができる。この摺動可能な量は、ブラ
ケット2に形成した扇状のブラシ保持体取付け部と同じ
く扇状のブラシ保持体との周方向の長さの差分である。
ブラシのニュートラル調整は、ブラシ保持体1をブラシ
保持体取付け部10内においてインロー部11上を周方
向に摺動させることにより行う。
【0007】
【考案の効果】本考案はこのような構成であるので、つ
ぎのような効果がある。 (1)プラス側とマイナス側のブラシ保持体を一体化し
て構成しているので、ブラシ同士の直角度精度が大きく
向上する。 (2)ニュートラル調整もブラシ保持装置を円筒方向に
スライドするだけなので、簡単に短時間に調整できる。 (3)ブラシ保持体を径方向からブラケットのブラシ保
持取付け部に挿入取付けすることができるので、ブラシ
ガイドの先端部を、軸方向から軸受が挿入されるブラケ
ットのハウジング部よりも内径側に位置させ、コミテー
タとの間隔を小さくすることができ、ブラシの使用限界
長さを長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例におけるブラシ保持装置を示す
側断面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】本考案の実施例におけるブラシ保持体を示す正
面図である。
【図4】本考案の実施例におけるブラケットを示す正面
図である。
【図5】従来例におけるブラシ保持装置を示す側断面図
である。
【図6】図5における正面図である。
【図7】図5における背面図である。
【符号の説明】
1 ブラシ保持体 2 ブラケット 3a、3b ブラシ摺動溝 4 ブラシガイド 5a、5b ブラシ 6 端面 7 ねじ孔 8 円筒部 9 底部 10 ブラシ保持体取付け部 11 インロー部 12 長孔 13 ハウジング部 14 固定ねじ 15a、15b ブラシ保持体 17 突起 18 固定ねじ 19 ブラケット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−97151(JP,A) 実開 平1−127343(JP,U) 実開 昭59−138347(JP,U) 実開 昭63−10753(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 5/14 H02K 13/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシガイドを有する扇状のブラシ保持
    体と、このブラシ保持体を取付けるカップ状のブラケッ
    トとからなり、前記扇状のブラシ保持体は、90度位置
    をずらせて径方向に形成した2つのブラシ摺動溝を有
    し、前記カップ状のブラケットは、円筒部と底部の一部
    を前記ブラシ保持体よりもわずかに周方向に長い扇状に
    切欠いて形成したブラシ保持体取付け部を有し、前記ブ
    ラシ保持体を、前記ブラシガイドの先端部を前記カップ
    状のブラケットのハウジング部よりも内径側に位置させ
    て、前記ブラケットのブラシ保持体取付け部に取付けた
    ことを特徴とする小形電動機のブラシ保持装置。
JP1992033833U 1992-04-21 1992-04-21 小形電動機のブラシ装置 Expired - Fee Related JP2592044Y2 (ja)

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JPH0636344U JPH0636344U (ja) 1994-05-13
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JP2016034167A (ja) * 2012-12-26 2016-03-10 株式会社ミツバ スタータモータ

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