JPS591396Y2 - コガタデンドウキ - Google Patents

コガタデンドウキ

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Publication number
JPS591396Y2
JPS591396Y2 JP1974124541U JP12454174U JPS591396Y2 JP S591396 Y2 JPS591396 Y2 JP S591396Y2 JP 1974124541 U JP1974124541 U JP 1974124541U JP 12454174 U JP12454174 U JP 12454174U JP S591396 Y2 JPS591396 Y2 JP S591396Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor case
case
motor
opening
permanent magnet
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974124541U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5151412U (ja
Inventor
稜威 伊藤
義広 多田
厚人 北垣
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1974124541U priority Critical patent/JPS591396Y2/ja
Publication of JPS5151412U publication Critical patent/JPS5151412U/ja
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Publication of JPS591396Y2 publication Critical patent/JPS591396Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷却ファンとシールドケースとを備えた小型電
動機に関するものである。
小型電動機の固定子用永久磁石7としては一般に第8図
に示す円筒状、あるいは第9図に示す一対の樋状のもの
が用いられている。
しかし、冷却ファンによって強制空冷する場合、前者に
あっては回転ロータと永久磁石7との間にニアギヤツブ
分の隙間しかないために風の流れが悪く、温度上昇が高
いという欠点があり、一方後者にあっては風のながれは
良いものの両永久磁石7のモータケース内面への取り付
けに難点がある。
またモータケースの一端にシールドケースを取り付ける
場合、従来では第10図及び第11図に示すように、モ
ータケース1の一端の軸受台10に対する絶縁のための
塩化ビニル樹脂製のキャップ18を用いるとともに導体
に2個の金属体を使用し、しかもモータケース1へのシ
ールドケース11の取り付けにはシールドケース11は
L字状に切欠19を設けるとともにモータケース1に切
り起こし片20を設けて、この切り起こし片20を切欠
19に係合するようにしていたのであるが、この場合、
モータケース1に対するシールドケース11の固定位置
が軸方向で一定位置となるために整流角度が不定位置に
くるものには使用できず、またキャップ18を別部品と
して必要なものであった。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは固定子用永久磁石やシールドケース
の組み付けが容易な上に、冷却効果も高い小型電動機を
提供するにある。
しかして本考案は一端部に通気孔が設けられたモータケ
ースの内面に、軸方向全長にわたる冷却通風用凹溝が内
周面に削設された筒状の固定子用永久磁石の外周面を圧
接固定してモータケース内に固定子用永久磁石を配置し
、モータケースの他端開口に取り付けられて一端に冷却
ファンが設けられた回転ロータの他端を支持する軸受台
をモータケースの他端より突出させてこの軸受台の外面
に先端がモータケース内部に至る挿入用溝部を形威し、
通気用の開口を具備するとともに内面に合成樹脂がコー
ティングされた有底筒状であって刷子及び整流子が設け
られている上記軸受台を囲むシールドケースの開口部の
一部を内面側に切り起こして折曲先端部が開口方向に突
出する略り字型の爪部を設け、この爪部を上記挿入用溝
部に挿入するとともに爪部の先端外面の金属部分をモー
タケース内面に接触させてシールドケースをモータケー
スに取り付けて成る小型電動機に係るものであり、以下
図示の実施例に基づいて詳述する。
1はモータケースであって、内部には電動機構部が配設
され、また回転ロータ21の出力軸22を外部に向けて
突出するモータケース1の前方中心部の内部側には軸受
保持装置が設けられている。
モータケース1の前部中心部は第2図に示すように軸受
5を嵌合収納する嵌合用凹所3が設けられており、この
凹所3の開口縁部の周部にはモータケース1と一体に形
成した切起部2が凹所3内方に傾斜するように周設され
ている。
この凹所3の中心には出力軸22を突出させるための透
孔23が穿設されている。
4は環状に形成さ礼ている軸受用押さえばね体で、外周
縁部6を複数の切り起こし片にて形成してこれらの切り
起こし片を中心孔に対して外方に向けて傾斜するように
曲成するとともに内周縁部を前記外周縁部6と同方向で
且つ中心孔に対して内方に向けて曲成しており、この押
さえばね体4の外径はモータケース1の切起部2の最小
内径よりも大きくして切起部2の内側に圧入することが
できるようにしである。
7は固定子用永久磁石で、この永久磁石7は第3図に示
すように円筒状に形成され、中心孔8は周側部には中心
孔8の長平方向、つまりは軸方向に向けて一対の冷却通
風用の凹溝9が全長にわたり削設されている。
この永久磁石7はモータケース1の内周部に永久磁石7
の外周部を圧接させることによってモータケース1内に
綿製取着されており、中心孔8内に回転ロータ21を内
蔵している。
24は冷却ファンで、この冷却ファン24は出力軸22
の前部に固定されてモータケース1の前部周面に設けた
通気孔30の内方に位置しており、回転モータ21の回
動に伴なって電動機内を冷却するものである。
10は刷子及び整流子が設けられる軸受台で、この軸受
台10はモータケース1の後部から一部が外部に露出し
、この露出した後端部には複合のコンデンサ15が取り
付けられている。
また軸受台10の周面一部には、第5図及び第6図に示
すようにモータケース1の内部に外部から延長する溝部
12が削設されており、この挿入用溝部12にはシール
ドケース11の略り字型の爪部14が挿入されている。
シールドケース11は有底筒状の形状をなし、塩化ビニ
ル鋼板のようなものから形成されていて、内面に塩化ビ
ニルのような合成樹脂13がコーティングされ、また開
口部の一部を内面側に切り起こし、その切起部の先部を
開口方向に折曲して略り字型の爪部14を設けである。
該爪部14は前記溝部12に挿入した際にモータケース
1内面に接触する爪部14の弾性でシールドケース11
はモータケース1に取り付けられて軸受台10を囲む。
シールドケース11の底部には外方に開口する孔25が
穿設されており、通気用であるこの孔25の内部に軸受
台10の後部に取着したコーティング15のアース線1
6を接続する接続端子部が設けられて孔25からコード
も引き出されている。
28は軸受5,28に装着した油間座、27は軸受26
を押圧固定する押さえばね体である。
しかして永久磁石7をモータケース1に固定するにあた
っては、永久磁石7が筒状であることからモータケース
1内周面を永久磁石7の外周面に圧接させるだけで゛よ
く、また回転ロータ21の出力軸22を支持する軸受5
をモータケース1に固定する際には、まず軸受5をモー
タケース1の嵌合用凹所3内に嵌合収納し、次に押さえ
ばね体4の外周縁部6の曲成方向とは逆方向の側を軸受
5に向けて押さえばね体4を切起部2の内周側に圧入す
ればよいものであって、この時外周縁部6の傾斜面は切
起部2の先部により内方向側に押圧されつつ圧入され、
外周縁部6と切起部2とが圧接し、一方押さえばね体4
の内周縁部の内側面と、軸受5の外周面とが圧接されて
、軸受5は押さえばね体4の押圧力により嵌合用凹所3
内に押圧固定されることになる。
また押さえばね体4は凹所3の開口縁部に押さえばね体
4の外周縁部6の端部外周縁第2図に示すように当接す
るために、凹所3内部には嵌入することがない。
次にシールドケース11を被着するにあたっては、まず
接続端子部にコンデンサ15のアース線16を接続し、
次に軸受台10の溝部12に爪部14を挿入しながら、
シールドケース11をモータケース1の後部に被着すれ
ばよく、この際複数本の各爪部14がモータケース1内
面に摺動接触してモータケース1にシールドケース11
が固定されることになる。
そしてシールドケース11の内面にコーティングされた
合成樹脂13は軸受台10の充電部とシールドケース1
1とを絶縁することになる。
また爪部14の金属面である外面がモータケース1の内
面に接触してモータケース1とシールドケース11とが
電気的に接続されることになる。
そしてこのように構成された小型電動機を運転すると、
シールドケース11における孔25、軸受台10、永久
磁石7には設けた凹溝9を介して冷却ファン24による
風が良好に流通することになり、冷却効果が一段と向上
することになる。
以上のように本考案にあってはシールドケースの通気用
の開口から固定子用永久磁石の内周面の軸方向に設けら
れた冷却通風用凹溝を通じて冷却ファンによる空気が流
れるために冷却効果が高り、シかも固定子用永久磁石は
筒状であることからモータケースへの取り付けが容易な
上に、シールドケースのモータケースへの取り付けも軸
受台における挿入用溝部にシールドケースがら切り起こ
された爪部を挿入してモータケースの内面に接触させる
ことで行なうことから取り付けが簡単であり、しかモー
タケ−ス 脂をコーティングしたものであることから別部材を必要
とすることなく軸受台の充電部とシールドケースとの間
の絶縁を図ることができ、またシールドケースの内面に
合成樹脂をコーティングしであるとはいえ、モータケー
スの内面に爪部の外面がつまり台座樹脂がコーティング
されておらない面が接触することから、モータケースと
シールドケースとの電気的接続をシールドケースの取付
用の爪部を通じて簡単に行なえるものであり、更には爪
部のモータケースへの挿入深さを加減することで軸受台
とモータケースとの位置が一定しないものにおいても細
管支障なくシールドケースの取り付けを行なえるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の破断正面図、第2図は同上
の軸受部の断面図、第3図a、l)は同上の固定子用永
久磁石の斜視図及び正面図、第4図は同上のシールドケ
ースを外した状態の分解斜視図、第5図及び第6図は同
上の爪部と挿入用溝部とにおける部分断面図及び分解斜
視図、第7図はシールドケースで囲まれる部分の断面図
、第8図は及び第9図は夫々従来例の固定子用永久磁石
の斜視図、第10図は従来例のシールドケース部の分解
斜視図、第11図は同上の部分拡大斜視図であり、1は
モータケース、7は永久磁石、9は冷却通風用凹溝、1
0は軸受台、11はシールドケース、12は挿入用溝部
、13は合成樹脂、14は爪部、24は冷却ファンを示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部に通気孔が設けられたモータケースの内面に、軸
    方向全長にわたる冷却通風用凹溝が内周面に削設された
    筒状の固定子用永久磁石の外周面を圧接固定してモータ
    ケース内に固定子用永久磁石を配置し、モータケースの
    他端開口に取り付けられて一端に冷却ファンが設けられ
    た回転ロータの他端を支持する軸受台をモータケースの
    他端より突出させてこの軸受台の外面に先端がモータケ
    ース内部に至る挿入用溝部が形威し、通気用の開口を具
    備するとともに内面に合成樹脂がコーティングされた有
    底筒状であって刷子及び整流子が設けられている上記軸
    受台を囲むシールドケースの開口部の一部を内面側に切
    り起こして折曲先部が開口方向に突出する略り字型の爪
    部を設け、この爪部を上記挿入用溝部に挿入するととも
    に爪部の先端外面の金属部分をモータケース内面に接触
    させてシールドケースをモータケースに取り付けて威る
    小型電動機。
JP1974124541U 1974-10-15 1974-10-15 コガタデンドウキ Expired JPS591396Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974124541U JPS591396Y2 (ja) 1974-10-15 1974-10-15 コガタデンドウキ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1974124541U JPS591396Y2 (ja) 1974-10-15 1974-10-15 コガタデンドウキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5151412U JPS5151412U (ja) 1976-04-19
JPS591396Y2 true JPS591396Y2 (ja) 1984-01-14

Family

ID=28373332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974124541U Expired JPS591396Y2 (ja) 1974-10-15 1974-10-15 コガタデンドウキ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713429Y2 (ja) * 1987-04-07 1995-03-29 株式会社荏原製作所 マグネツトカツプリング駆動の流体機械の被動側ロ−タアツセンブリ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS477603U (ja) * 1971-02-19 1972-09-28
JPS478903U (ja) * 1971-02-24 1972-10-03

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JPS5151412U (ja) 1976-04-19

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