JPH0537650Y2 - - Google Patents

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JPH0537650Y2
JPH0537650Y2 JP16033187U JP16033187U JPH0537650Y2 JP H0537650 Y2 JPH0537650 Y2 JP H0537650Y2 JP 16033187 U JP16033187 U JP 16033187U JP 16033187 U JP16033187 U JP 16033187U JP H0537650 Y2 JPH0537650 Y2 JP H0537650Y2
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JP
Japan
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oil
bearing
rotating shaft
electric motor
bearing stand
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JP16033187U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば電子計算機に使用される冷却
用送風機等の電動機に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は例えば実開昭62―104548号公報に示さ
れた従来の電動機を示す断面図であり、図におい
て1は中央部に保持部2を設けるとともに、その
周側に通風路3を設けたケース、4は上記保持部
2に固着された略中空円筒状の軸受台、5はこの
軸受台の外周側壁に固着された鉄心6およびコイ
ル7から成るステータ、8は上記軸受台4の中空
部内に圧入された含油焼結軸受、9はこの含油焼
結軸受に回動自在に貫通する回転軸、10はこの
回転軸の一端に羽根11、ロータヨーク12およ
びマグネツト13から成るロータ14を固着する
ために挿着されたブツシユ、15,16は上記軸
受台4のブツシユ10側の開口面に嵌入されたワ
ツシヤおよびフエルト、17は上記軸受台4の保
持部2側開口面を密封閉塞するとともに、回転軸
9の端部を軸支する潤滑シート、18はこの潤滑
シートを保持し軸受台4に圧入固着された金属ワ
ツシヤ、19は上記ケース1の保持部2に貼着さ
れた銘板である。
従来の電動機は上記のように構成され、ステー
タ5のコイル7に通電することにより磁界が形成
され、マグネツト13との磁気作用によりロータ
14は回転軸9を中心に回転する。この回転軸9
の回転により含油焼結軸受8からはオイルが染み
出て回転部の抵抗を少なくしている。このオイル
は一方ではフエルト16を介して軸受8部を循環
し、他方では金属ワツシヤ18によりオイルの外
部への漏れを防止するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の電動機では、軸受台4に金
属ワツシヤ18を圧入して固着しオイルの漏れを
防止するようにしているが、金属ワツシヤ18の
圧入時、金属ワツシヤ18または軸受台4が変形
して隙間が形成され易く、オイル漏れが生じ、ま
た、金属ワツシヤ18が圧入固着されているた
め、例えば、部品の再調整ができないという問題
点があつた。
この考案は係る問題点を解決するためになされ
たもので、オイル漏れを完全に防止できるととも
に、部品の再調整も容易にできる電動機を得るこ
とを目的するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電動機は、軸受台のロータ側端
部に回転軸方向に突出する凸部を設けるととも
に、回転軸の凸部と軸受間にオイルを飛散させる
オイルスロアを設け、かつ、軸受台の他端部に開
口を閉塞させるオイルが浸透しない材料で形成し
た銘板を設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、軸受台のロータ側端部に
回転軸方向に突出する凸部を設けられ、回転軸の
凸部と軸受間にオイルスロアが設けられ、かつ、
軸受台の他端部に開口を閉塞させるオイルが浸透
しない材料で形成した銘板が設けられているた
め、オイル漏れは銘板により防止されるととも
に、オイルの循環は確実なものとなり、部品の再
調整は銘板を剥がすことで行うことができ、その
作業は容易なものとなる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
り、1〜16は上記従来例と同一または相当部分
を示し、21は軸受台4のロータ14側端部に嵌
着され回転軸9方向に突出する凸部22を形成す
るオイルキヤツプ、23は上記凸部22と含油焼
結軸受8との間にオイルの飛散部24が位置する
よう回転軸9に設けられたオイルスロアで、飛散
部24の外径は凸部22の内径とほぼ同一に形成
されている。25は軸受台4のロータ14側の開
口を密封閉塞するよう保持部2に渡つて貼着され
た銘板で、オイルが浸透しない例えば、アルミシ
ートで形成されている。26は回路基板である。
上記のように構成された電動機においては、上
記従来例と同様にロータ14は回転し、含油焼結
軸受8からオイルは染み出るが、一方ではこのオ
イルを回転軸9に設けられたオイルスロア23に
よりその周囲に飛散させて軸受台4に送り軸受に
戻す。他方ではそのオイルが銘板25により外部
への漏れが防止されて循環する。このようにして
運転されるが、何等かの異常により例えば、軸受
8の位置を再調整する必要が生じた場合には、銘
板25を剥がして部品を調節すればよく、その作
業は容易である。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、中空筒状に設
けられた軸受台と、この軸受台に設けられたステ
ータと、上記軸受台に嵌合された含油焼結軸受
と、この含油焼結軸受に回動可能に嵌合された回
転軸と、この回転軸に固着されたロータとを備
え、上記軸受台の上記ロータ側端部に上記回転軸
方向に突出する凸部を設けるとともに、上記回転
軸の上記凸部と上記軸受間にオイルを飛散させる
オイルスロアを設け、かつ、上記軸受台の他端部
に開口を閉塞させるオイルが浸透しない材料で形
成した銘板を設けたことにより、オイルの漏れが
完全に防止できるとともに、部品の再調整等の作
業が容易にできる効果がる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は従来の電動機を示す断面図である。 尚、各図中同一符号は同一または相当部分を示
し、4は軸受台、5はステータ、8は含油焼結軸
受、9は回転軸、14はロータ、21はオイルキ
ヤツプ、22は凸部、23はオイルスロア、25
は銘板である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中空筒状に設けられた軸受台と、この軸受台
    に設けられたステータと、上記軸受台に嵌合さ
    れた含油焼結軸受と、この含油焼結軸受に回動
    可能に嵌合された回転軸と、この回転軸に固着
    されたロータとを備え、上記軸受台の上記ロー
    タ側端部に上記回転軸方向に突出する凸部を設
    けるとともに、上記回転軸の上記凸部と上記軸
    受間にオイルを飛散させるオイルスロアを設
    け、かつ、上記軸受台の他端部に開口を閉塞さ
    せるオイルが浸透しない材料で形成した銘板を
    設けたことを特徴とする電動機。 (2) 銘板がアルミシートであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の電動機。 (3) 凸部が軸受台に嵌着されたオイルキヤツプで
    形成されていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項または第2項記載の電動機。
JP16033187U 1987-10-20 1987-10-20 Expired - Lifetime JPH0537650Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16033187U JPH0537650Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20

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JP16033187U JPH0537650Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0164956U JPH0164956U (ja) 1989-04-26
JPH0537650Y2 true JPH0537650Y2 (ja) 1993-09-22

Family

ID=31442305

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JP16033187U Expired - Lifetime JPH0537650Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20

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JPH0164956U (ja) 1989-04-26

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