JPH0537564A - パケツト交換方式およびパケツト受信装置 - Google Patents

パケツト交換方式およびパケツト受信装置

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JPH0537564A
JPH0537564A JP3211342A JP21134291A JPH0537564A JP H0537564 A JPH0537564 A JP H0537564A JP 3211342 A JP3211342 A JP 3211342A JP 21134291 A JP21134291 A JP 21134291A JP H0537564 A JPH0537564 A JP H0537564A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は送信側にて可変長の送信情報を固定
長パケットに形成して送信する場合に、その固定長パケ
ットを受信して、効率よく元の送信情報に再生するパケ
ット交換方式を提供することを目的とする。 【構成】 データメモリ104 にはあらかじめ受信バッフ
ァに対応してそれぞれの再生情報が設定されている。そ
の再生情報を固定長パケットの受信時に、パケット再生
装置の各ラッチ回路にてラッチして、そのラッチ状態お
よび受信した固定長ヘッダの内容に基づいて再生情報を
書き換える。これにより、受信バッファに蓄積した固定
長フレームの連結および送信元が書き換えられて、再生
パケットがハード的にそれぞれ組み立てられる。制御プ
ロセッサ102 は、再生情報の初期設定および完了パケッ
トの定期的なアクセスを行なうのみで、ほとんどパケッ
ト再生回路100 のハードによってパケットが再生され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報をパケット化して
伝送するパケット交換方式に係り、たとえば公衆通信網
やLAN (Local Area Network)などのパケット交換機に用
いて好適なパケット交換方式およびパケット受信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、公衆電気通信網は、アナログネッ
トワークからデジタルネットワークへ移行しつつある。
また、企業等においても各種情報機器が接続される私的
ネットワーク(LAN) が普及しつつある。これらデジタル
ネットワークでは、情報を所定長のパケット毎に分割し
て伝送するパケット交換方式が有利に用いられる。
【0003】従来、このようなパケット交換方式のパケ
ット交換機には、蓄積交換方式が多く採用されていた。
この交換方式のパケット交換機は、基本的には回線から
ビットシリアルに到着するパケットデータをバイト単位
に組み上げて、メモリに格納した後に、宛先情報である
パケットヘッダを解読して、目的の回線に送出する。網
内にて、このようにパケットの蓄積、転送を繰り返して
受信端末に送信する。この場合、パケットは国際電気通
信諮問委員会(CCITT) 勧告X.25の規定に基づいた最大4k
バイトの可変長のパケットであり、このパケット形態に
て網内を転送していた。また、この蓄積交換方式では、
蓄積、転送処理をそれぞれのパケット交換機に備えた制
御プロセッサのプログラム制御により行なっていた。
【0004】具体的には、回線からのパケットデータは
フラグシーケンス(F) に包まれてビットシリアルにパケ
ット交換機へ入力される。このシリアルデータは、制御
プロセッサのプログラム制御によってキャラクタに組み
上げられてダイレクトメモリアクセス(DMA) 方式により
直接メモリに格納される。同時に、制御プロセッサのプ
ログラム制御によって、X.25のレイヤ2のプロトコル処
理が行なわれてパケット毎の誤り制御が行なわれる。次
に、制御プロセッサは、それぞれのパケットのヘッダの
宛先を示す番号、パケットの順番を示す番号を解析し
て、送出先やパケット種別を判別する。このパケット
は、その制御情報によって網内を転送され、相手端末の
収容されているパケット交換機へ転送される。パケット
網内が輻輳している場合は、各中継交換機で輻輳のない
交換機へ迂回され、着信の交換機へ到着する。パケット
の迂回や再送訂正のためパケットの到着順序が逆転する
場合があるため、着信の交換機の制御プロセッサは、各
パケットのヘッダに付与されている順序番号に従ってパ
ケットを並べ替え(順序制御)、相手端末に対して順序
のそろったパケットを転送する。このように、従来のパ
ケット交換機は、そのパケット処理を制御プロセッサの
プログラム制御により行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では公
衆網、地域網、構内網を含むネットワーク(BISDN) の開
発、研究が進められており、このネットワークに適合し
た交換方式として、非同期転送モード(ATM) 交換方式が
注目されてきた。このATM 交換方式は、従来のパケット
よりもさらに短いデータ長で、かつ固定長のフレーム、
いわゆるセル単位にて情報をパケット化して、これらを
高速なスイッチングによって転送していくものである。
これは既存の回線交換モードにも統合可能なパケットモ
ード技術である。
【0006】しかしながら、上述した従来のパケット交
換方式では、パケットの入出力処理を制御プロセッサに
よるプログラム制御によって行なっていたので、プロセ
ッサの命令速度とメモリのアクセス競合によってパケッ
ト処理能力を大きくできないという欠点があった。した
がって、パケット交換機をATM 網等の高速スイッチング
網に接続する場合、従来のパケット交換機での遅延時間
が大きく、ATM 交換方式の利点が生かされなくなるとい
う欠点があった。また、音声、データ、画像等の信号を
統合して交換する統合パケット交換機においては、超高
速処理装置および超高速メモリを使用しない限り処理不
可能であるという問題があった。
【0007】そこで、本出願人は特願平03-052970 にお
いて、ATM 交換網にも接続可能な実時間性に優れたパケ
ット交換方式として、CCITT 勧告X.25のパケットをさら
に固定長のフレームに分割して、これら固定長フレーム
単位にてハードウェア処理によって高速にスイッチング
して送出する、プログラム制御にほとんど依存しない高
速なパケット交換方式を提案した。
【0008】しかし、このようなパケット交換方式にお
いては、固定長パケットに変換する前のフレーム長が長
い場合に、たとえばATM 交換網を介してこれらパケット
を転送する際には、瞬時に大量のパケットが送出される
ため、受信側のパケット交換機の負荷が一時的に著しく
増加するという欠点があった。また、この場合、受信側
のパケット交換機に複数の局からパケットが送られてき
た場合、処理がさらに困難になるという問題があった。
したがって、このような固定長パケットを取り扱う場
合、受信側のパケット交換機に工夫が必要となり、ま
た、既存のパケット交換網にも接続可能な受信方式およ
び受信装置の開発が望まれている。
【0009】本発明は上記課題を解消して、固定長のフ
レームにパケット化されて送信されたパケットが複数の
局から送られてきた場合でも、これらパケットを迅速に
元の形態のパケットに再生することができるパケット交
換方式およびパケット受信装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるパケット交
換方式は上述の課題を解決するために、送信側にて可変
長の送信情報を固定長フレームに区切り、これら固定長
フレームに宛先符号、発信元符号および順序符号を含ん
だヘッダを付加して固定長パケットを形成して送信し、
受信側パケット装置ではこれら固定長パケットを網を介
して受信し、それぞれ元の形態の送信情報を再生するパ
ケット交換方式において、受信側パケット装置は、受信
した固定長パケットを元の形態に再生するパケット再生
手段と、該再生手段にて再生されたパケットおよび再生
情報を蓄積する記憶手段と、これら再生情報の初期設定
および再生パケットをアクセスする制御プロセッサとを
備え、再生情報は、受信したパケットを蓄積する受信バ
ッファのアドレス情報、受信バッファの大きさ情報、受
信コマンドの接続情報、受信パケットの接続情報および
受信パケットの先頭アドレス情報を含む受信コマンド
と、この受信コマンドの先頭アドレス情報および最終ア
ドレス情報を含む受信コマンドキューポインタと、受信
完了パケットの先頭アドレス情報と最終アドレス情報を
含む受信パケットキューポインタと、送信元別に受信し
た固定長パケットを識別する受信識別情報とからなり、
パケット再生手段は、固定長パケットの受信時に、受信
コマンド、受信コマンドキューポインタ、受信パケット
キューポインタおよび受信識別情報をそれぞれハード的
にラッチして、それぞれの情報を受信した固定長パケッ
トに基づいて書き換えていくことにより、受信した固定
長パケットの連結および識別する再生情報を生成して、
前記記憶手段に蓄積させることを特徴とする。
【0011】この場合、受信コマンドは、所定の容量の
受信バッファ毎に複数設定するとよい。
【0012】また、受信識別情報は、送信元別に複数設
定される。
【0013】さらに、パケット再生手段は、固定長パケ
ット受信時に、固定長パケットのヘッダをラッチして、
そのヘッダに基づいて受信した固定長パケットが自局宛
のパケットか否かを判定した後に、それぞれの再生情報
を記憶手段から読み出してパケットの再生処理を行な
う。
【0014】この場合、パケット再生手段は、ラッチし
た固定長パケットのヘッダに基づいて前記受信識別情報
を選択するとよい。
【0015】また、パケット再生手段は、ヘッダをラッ
チした後に、受信コマンドキューポインタのアドレスを
指定して、先頭の受信コマンドを指定する先頭ポインタ
をラッチして、再生処理を行なうとよい。
【0016】一方、送信側にて可変長の送信情報を固定
長フレームに区切り、これら固定長フレームに宛先符
号、発信元符号および順序符号を含んだヘッダを付加し
て固定長パケットを形成して送信し、これら固定長パケ
ットを網を介して受信してそれぞれ元の形態の送信情報
を再生するパケット受信装置において、このパケット受
信装置は、受信した固定長パケットを元の形態に再生す
るパケット再生手段と、該再生手段にて再生されたパケ
ットおよび再生情報を蓄積する記憶手段と、これら再生
情報の初期設定および再生パケットをアクセスする制御
プロセッサとを備え、記憶手段は、再生情報として、受
信したパケットを蓄積する受信バッファのアドレス情
報、受信バッファの大きさ情報、受信コマンドの接続情
報、受信パケットの接続情報および受信パケットの先頭
アドレス情報を含む受信コマンドを記憶する受信コマン
ドテーブルと、この受信コマンドテーブルの先頭アドレ
ス情報および最終アドレス情報を含む受信コマンドキュ
ーポインタを記憶する第1のキューポインタテーブル
と、受信完了パケットの先頭アドレス情報と最終アドレ
ス情報を含む受信パケットキューポインタを記憶する第
2のキューポインタテーブルと、送信元別に受信した固
定長パケットを識別する受信識別情報を記憶する受信識
別テーブルを備え、パケット再生手段は、記憶手段に設
定された受信コマンド、受信コマンドキューテーブル、
受信パケットキューポインタおよび受信識別情報のそれ
ぞれの情報をラッチして書き換えるラッチ手段を備えた
ことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明のパケット交換方式およびパケット受信
装置によれば、固定長パケットの受信時に、パケット再
生手段にて、受信バッファに対応する受信コマンドと、
そのアドレス情報を含む受信コマンドキューポインタ
と、受信完了パケットのアドレス情報を含む受信パケッ
トキューポインタの各情報をハード的にラッチしてそれ
ぞれ受信した固定長パケットに基づいて書き換えて、受
信したパケットを受信バッファに再生しつつ蓄積させる
ので、高速に再生を行ない得る。
【0018】
【実施例】次に、添付図面を参照して本発明によるパケ
ット交換方式の一実施例を詳細に説明する。
【0019】図1に本発明のパケット交換方式に適用さ
れるパケット受信装置の一実施例を示す。この実施例に
おけるパケット交換方式は、送信側交換機にて送信端末
から供給される可変長の情報、たとえばCCITT 勧告X.25
のパケットをさらにそれより短かいデータ長でかつ固定
長のフレームに区切ってパケット化した固定長パケット
を網たとえばATM(非同期転送モード)網を介して受信す
るパケット受信方式に特徴を有している。特に、このパ
ケット受信方式では、受信した固定長パケットをハード
ウェアにて元の形態、たとえばCCITT 勧告X.25のパケッ
トに復元し、パケット形態端末または既存のパケット網
に送出する。なお、送信側のパケット交換機について
は、特願平03-052970 号を参照されたい。また、図1で
は本実施例に関係のある構成要素が記載され、本実施例
に直接関係のない交換機の他の構成要素は略して記載さ
れていない。
【0020】この図においてパケット受信装置は、固定
長パケットを受信して元の形態のパケットに再生するパ
ケット再生回路100 と、このパケット再生回路100 のパ
ケット再生のためのデータテーブルおよび再生したパケ
ットを蓄積するための受信バッファを有するデータメモ
リ104 と、このデータメモリ104 のデータテーブルの設
定を行なう制御プロセッサ102 とを備えている。パケッ
ト再生回路100 には、入力側に、パケットを受信するた
めの受信バス400 と、制御プロセッサ102 に接続された
プロセッサアドレスバス402 およびプロセッサデータバ
ス404 とを収容し、出力側に、データメモリ104 に接続
されたメモリアドレスバス406 およびメモリデータバス
408 をそれぞれ収容している。このような接続により、
パケット再生回路100 は、制御プロセッサ102 によって
データメモリ104 にあらかじめ設定されたデータテーブ
ルの各データをパケット受信時に後述する各ラッチ回路
に取り込んで、受信した固定長パケットをハード的に元
の形態のパケットに再生する。
【0021】データメモリ104 に設定される各データテ
ーブルについて説明すると、図2〜図5に示すようにデ
ータメモリ104 には、それぞれ受信バッファ毎に設定さ
れるコマンドアドレスが書き込まれる受信コマンドテー
ブル200 と、このコマンドテーブル200 のアドレスポイ
ンタが設定される受信コマンドキューポインタテーブル
210 と、受信バッファのアドレスポインタが設定される
受信パケットキューポインタテーブル220と、受信した
それぞれパケットの連係を示す受信識別テーブル230 と
が形成されている。
【0022】受信コマンドテーブル200 は、制御プロセ
ッサ102 によってデータメモリ104の任意のアドレスに
複数個設定されてパケット受信時にパケット再生回路10
0 により更新されるテーブルであり、受信したパケット
の格納先を示す。このコマンドテーブル200 には、図2
に示すように、次に連結される受信完了した固定長パケ
ットに対応する受信コマンドテーブル200 のアドレスを
示す次受信パケットアドレス(NRPA)201 と、再生パケッ
トが複数のコマンドテーブル200 を使用しているときに
先頭のコマンドテーブル200 のアドレスを示す受信パケ
ット先頭アドレス(RPHA)202 と、このコマンドテーブル
200の次に繋がるコマンドテーブル200のアドレスを示す
次受信コマンドアドレス(NRCA)204 と、図3のポインタ
テーブル210 にて示す用意された受信バッファの先頭ア
ドレスを示す受信バッファ先頭アドレス(RBHA)206 と、
次に受信する固定長パケットの情報部が書き込まれる受
信バッファのアドレスを示す受信バッファアドレス(RBF
A)208 と、固定長パケットを受信してその情報部を受信
バッファに書き込むたびに1減じられて受信テーブルが
何フレーム分の受信バッファを用意しているかを示す受
信ブロックカウンタ(RBKC)209 がそれぞれ設定される。
次受信パケットアドレス201 および次受信コマンドアド
レス204 に書き込まれた内容が"0" の場合には、それぞ
れ次に繋がるアドレスがないことを示す。つまり、この
テーブル200 にて再生パケットが完結することを示す。
受信バッファアドレス208 は、固定長パケットを受信し
てその情報部を受信バッファに書き込むたびに更新され
る。つまり、この受信バッファアドレス208 は、次に連
係する固定長パケットを格納すべき受信バッファを示
す。
【0023】図3に示す受信コマンドキューポインタテ
ーブル210 は、データメモリ104 の固定アドレスに設定
されている。このポインタテーブル210 は、設定された
受信コマンドテーブル200 のうちの先頭のコマンドテー
ブル200 のアドレスを示す受信コマンド先頭ポインタ(R
CHP)212 と、設定された受信コマンドテーブル200 のう
ちの最終のコマンドテーブル210 のアドレスを示す受信
コマンド最終ポインタ(RCTP)214 とが書き込まれる。受
信コマンド先頭ポインタ212 は、パケット再生回路100
がこの先頭ポインタ212の示す受信コマンドテーブル200
を使用した場合に、そのテーブル200 の次受信コマン
ドアドレス204 の値にて更新される。つまり、受信コマ
ンド先頭ポインタ212 は、パケット受信時に使用される
受信コマンドテーブルを示す。受信コマンド最終ポイン
タ214 は、新たに受信コマンドテーブル200 が設定され
る場合に、新たに設定されるコマンドテーブル200 のア
ドレスにて更新され、同時にこの最終ポインタ214 が更
新前に示すコマンドテーブル200 の次受信コマンドアド
レス204 が更新後のアドレスにて更新される。つまり、
この受信コマンド最終ポインタ214 は受信コマンドテー
ブル200 がいずれのアドレスまで用意されているかを示
す。
【0024】図4に示す受信パケットキューポインタテ
ーブル220 もデータメモリ104 の固定アドレスに設定さ
れている。このパケットキューポインタテーブル220 に
は、受信パケット先頭ポインタ(RPHP)222 と、受信パケ
ット最終ポインタ(RPTP)224とが設定される。受信パケ
ット先頭ポインタ222 は、受信完了した固定長パケット
のうちの先頭パケットのコマンドテーブル200 のアドレ
スを示す。この先頭ポインタ222 は、固定長パケットが
受信バッファより取り込まれた場合に、そのパケットに
対応する先頭のコマンドテーブル200 の次受信パケット
アドレス201 の値にて更新される。受信パケット最終ポ
インタ224 は受信完了した固定長パケットのうちの最終
パケットのコマンドテーブル210 のアドレスを示す。パ
ケット再生回路100 は、新たに受信完了パケットが生じ
た場合、この最終ポインタ224 の示すコマンドテーブル
200 の次受信パケットアドレス201 と最終ポインタ224
を新たに生じた受信完了パケットのテーブルアドレスに
て更新する。
【0025】図5に示す受信識別テーブル230 は、送信
元別にデータメモリ104 の固定アドレスに設定されてい
る。このテーブル230 は、途中ビット(Hビット)232と、
チェーンビット(Cビット)234と、前受信コマンドアドレ
ス(LRCA)236 とがそれぞれ設定される。途中ビット232
は、その値が"0" であれば、使用中のコマンドテーブル
200 がないという意味を示し、このときコマンドキュー
ポインタテーブル210の先頭ポインタ212 に示すコマン
ドテーブル200 が使用される。途中ビット232が"1" で
あれば、使用中のコマンドテーブル200 があるという意
味を示し、このテーブル230 の前受信コマンドアドレス
236 の示すテーブルが使用される。チェーンビット234
は、固定長パケットの受信時に、その値が"0" であれ
ば、その固定長パケットの情報部が再生パケットの先頭
フレームであることを示し、その値が"1" であれば、そ
の固定長パケットの情報部が再生パケットの先頭フレー
ムではないことを示す。前受信コマンドアドレス236
は、送信元別に前回固定長パケットを受信したときに使
用したコマンドテーブル200 のアドレスを示す。
【0026】図3に本実施例のパケット交換方式におい
て受信される固定長パケットのフレーム構成例を示す。
この固定長パケットは、パケットの宛先を示す受信宛先
番号(DA)300 、パケットの送信元を示す送信元番号(SA)
302 およびモアビット(Mビット)304とを含むヘッダと、
固定長のフレームデータが収容された情報部306 とから
構成されている。モアビット304 は、その値が"01"であ
れば再生パケットの先頭フレームを示しており、モアビ
ット304 が"00"であれば再生パケットの途中フレームで
あることを示し、モアビット304 が"10"であれば再生パ
ケットの最終フレームであることを示す。
【0027】再び図1に戻って、パケット再生回路100
の内部構成を詳細に説明する。このパケット再生回路10
0 は、受信バス400 からドライバD1を介して受信した固
定長パケットを一時記憶する入力バッファ110 と、受信
した固定長パケットのヘッダをラッチするヘッダラッチ
回路112 とを備えている。ヘッダラッチ回路112 にラッ
チされたヘッダ部は、宛先比較回路114 に送られる。宛
先比較回路114 は、制御プロセッサ102 により設定され
た受信宛先アドレスと、受信した固定長パケットの受信
宛先を比較する比較回路であり、受信した固定長パケッ
トが自局宛か否かを判断する回路である。
【0028】また、制御プロセッサ102 のアドレスバス
402 およびデータバス404 は、このパケット再生回路10
0 の競合回路116 を介してデータメモリ104 のアドレス
バス406 およびデータバス408 に接続されている。この
競合回路116 は、制御プロセッサ102 とパケット再生回
路100 とが同時にデータメモリ104 をアクセスするとき
にパケット再生回路100 のアクセスが終了するまで制御
プロセッサ102 を待機させる競合制御を行なう回路であ
る。この競合回路116 はパケット再生回路100中の各回
路用のタイミング信号を出力する制御回路118 にて制御
される。
【0029】さらに、ヘッダラッチ回路112 にてラッチ
されたヘッダは、受信テーブルアドレス作成回路120 に
送られる。この受信テーブルアドレス作成回路120 は、
ラッチ回路112 から受けたヘッダにより、データメモリ
104 の受信識別テーブル230のアドレスを指定する。こ
の受信テーブルアドレス作成回路120 とともに、パケッ
ト再生回路100 は、パケット受信時にデータメモリ104
中の固定アドレスである受信コマンドキューポインタ21
0 のアドレスを指定する受信コマンドキューポインタア
ドレス作成回路122 と、データメモリ104 中の固定アド
レスである受信パケットキューポインタ220 のアドレス
を指定する受信パケットキューポインタアドレス作成回
路124 とを備えている。これらアドレス作成回路120、12
2、124 はそれぞれデータメモリアドレスバス406 を介し
てデータメモリ104 に接続されている。
【0030】また、このパケット再生回路100 は、デー
タメモリ104 に接続されたデータバス408 に、データメ
モリ104 に設定された各テーブル200 〜230 の内容をラ
ッチして更新するための複数のラッチ回路およびそれら
のテーブルを指定するためのアドレス作成回路を備えて
いる。これらラッチ回路によってデータメモリ104 の各
データをラッチして、受信した固定長パケットをデータ
メモリ104 の受信バッファに送信元別に元の形態のパケ
ットに再生することができる。以下、これら各回路につ
いて説明する。
【0031】受信バッファアドレスラッチ回路128 は、
受信コマンドテーブル200 の受信バッファアドレス208
の内容をラッチするラッチ回路である。このラッチ回路
128は、ドライバD2を介してデータメモリアドレスバス4
06 に接続されて、所望の受信コマンドテーブル200 を
指定する。また、このラッチ回路128 の出力は、加算回
路144 を介してその内容に"1" が加算されてデータバス
408 に供給される。受信ブロックカウンタラッチ回路13
0 は、受信コマンドテーブル200 の受信ブロックカウン
タ209 の内容をラッチするラッチ回路である。このラッ
チ回路130 の出力は、減算回路146 を介してその内容か
ら"1" が減じられてデータバス406 に供給される。受信
コマンド先頭ポインタラッチ回路132 は、受信コマンド
先頭ポインタ212 の内容をラッチするラッチ回路であ
り、その出力は受信コマンドアドレス回路142 に供給さ
れる。
【0032】前受信コマンドラッチ回路134 は、受信識
別テーブル230 の前受信コマンドアドレス236 の内容を
ラッチするラッチ回路であり、その出力は受信コマンド
アドレス作成回路142 に供給される。この受信コマンド
アドレス作成回路142 は、受信コマンド先頭ポインタラ
ッチ回路132 の内容、または前受信コマンドアドレスラ
ッチ回路134 の内容により受信コマンドテーブル200 の
アドレスを指定する回路であり、ドライバD5を介してデ
ータバス408 に接続され、ドライバD6を介してアドレス
バス406 に接続されている。
【0033】次受信コマンドアドレスラッチ回路136
は、受信コマンドテーブル200 の次受信コマンドアドレ
ス204 の内容をラッチするラッチ回路であり、ドライバ
D7を介してデータバス408 に接続されている。受信パケ
ット先頭アドレスラッチ回路140 は、受信コマンドテー
ブル200 の受信パケット先頭アドレス202 をラッチする
回路であり、ドライバD8を介してデータバス408 に接続
されている。受信パケット先頭ポインタラッチ回路148
は、受信パケットキューポインタ220 の受信パケット先
頭ポインタ222 の内容をラッチするラッチ回路である。
受信パケット最終ポインタラッチ回路150 は受信パケッ
トキューポインタ220 の受信パケット最終ポインタ224
の内容をラッチするラッチ回路であり、その出力はドラ
イバD10 を介してアドレスバス406 に供給される。途中
ビットラッチ回路152 は、受信識別テ−ブル230 の途中
ビット232 の内容をラッチするラッチ回路である。チエ
ーンビットラッチ回路154 は受信識別テーブル230 のチ
ェーンビット234 の内容をラッチするラッチ回路であ
る。これらラッチ回路およびアドレス作成回路により、
パケット再生回路100 はデータメモリ104 の各データを
ハード的にラッチおよび更新していくことにより受信し
た固定長パケットを所定の受信バッファにて連結してい
く。
【0034】このような構成において、本実施例におけ
るパケット交換方式を上記パケット受信装置の受信動作
に基づいて説明する。この動作例では図7に示すように
ノード1およびノード2からそれぞれパケットを受信す
るノード3のパケット受信装置における受信動作を例に
挙げて説明する。この場合、図8に示すようにノード1
からは、3つの固定長パケットF10,F11,F12 からなる情
報がそれぞれ送られ、ノード3ではこれを1パケットに
組み立てる。またノード2からは、1固定長パケットに
て完結するパケットF20 をノード1からの固定長パケッ
トF11 とF12 との間にて送信する。
【0035】まず始めに、ノード3における初期状態の
設定から説明する。たとえば、データメモリ104 の受信
バッファに対応する受信コマンドテーブル200 を初期状
態で図9に示すようにRC1 〜RC4 のように4個用意して
おく。制御プロセッサ102 は最初に使用する第1の受信
コマンドテーブル(RC1)200の次受信コマンドアドレス(N
RCA)204 に2番目に使用する第2の受信コマンドテーブ
ル(RC2)200のアドレス"RA2" を設定し、第2の受信コマ
ンドテーブル(RC2)200の次受信コマンドアドレス(NRCA)
204 に3番目に使用する第3の受信コマンドテーブル(R
C3)200のアドレス"RA3" を設定し、第3の受信コマンド
テーブル(RC3)200の次受信コマンドアドレス(NRCA)204
に4番目に使用する第4の受信コマンドテーブル(RC4)2
00のアドレス"RA4" を設定する。そして、第4の受信コ
マンドテーブル(RC4)200の次受信コマンドアドレス(NRC
A)204 に次に使用する受信コマンドテーブル200がない
という意味で"0" を設定しておく。
【0036】次に、用意した受信コマンドテーブル200
のうち先頭の第1の受信コマンドテーブル(RC1)200のア
ドレス"RA1" を受信コマンドキューポインタテーブル21
0 の受信コマンド先頭ポインタ(RCHP)212 に設定し、同
様に最終の受信コマンドテーブル(RC4)200のアドレス"R
A4" を受信コマンド最終ポインタ(RCTP)214 に設定して
おく。また、各受信コマンドテーブル200 の受信バッフ
ァ先頭アドレス(RBHA)206 と、受信バッファアドレス(R
BFA)208 とに、それぞれの受信コマンドテーブル200 の
使用する受信バッファの先頭アドレスBA10〜BA40をそれ
ぞれ設定して、各受信コマンドテーブル200 の受信ブロ
ックカウンタ(RBKC)209 に1つの固定長パケットの情報
部308 が書き込まれる受信バッファのエリアを1ブロッ
クとしてそのブロック数をそれぞれ設定しておく。図に
おいてはそれぞれ"2" が設定されており、それぞれの受
信バッファには、固定長パケットの2フレーム分のデー
タが格納可能となっている。
【0037】次いで、受信パケットキューポインタ220
の受信パケット先頭ポインタ(RPHP)222 と受信パケット
最終ポインタ(RPTP)224 とに、受信完了パケットがない
という意味で"0" を設定しておく。次に、すべての受信
識別テーブル230 のHビット232 、Cビット234 、前受
信コマンドアドレス(LRCA)236 に使用中の受信コマンド
テーブル200 がないという意味で"0" を設定しておく。
最後に、ノード3の受信アドレスをパケット再生回路10
0の宛先比較回路116 などに設定する。
【0038】この状態にて各パケットの受信動作を図14
〜図21のフローチャートを参照して説明する。まず、パ
ケット再生回路100 は、ステップS1にてパケット受信待
ち状態にある。この場合、データメモリ104 の各テーブ
ル200 〜230 は図9の状態である。次に、ステップS2に
移り、パケットを受信したか否かが判定される。ここ
で、最初の固定長パケットF10 をノード1から受信する
と、受信した固定長パケットF10 は、入力バッファ110
に一時格納され、その固定長パケットのヘッダ部がヘッ
ダラッチ回路112 にラッチされ、ステップS3に移る。ス
テップS3では、ヘッダラッチ回路112 にラッチされたヘ
ッダ部が、宛先比較回路116 にて設定された受信宛先ア
ドレスと比較される。この場合、受信宛先がノード3な
ので自局宛のパケットと判断されて、ステップS4に移
る。
【0039】ステップS4では、パケット再生回路100
は、データメモリ104 の受信コマンドキューポインタテ
ーブル210 から受信コマンド先頭ポインタ(RCHP)212 を
読み出して、その内容を受信コマンド先頭ポインタラッ
チ回路132 にラッチする。次いで、受信したパケットの
ヘッダ部の送信元アドレス(SA)が"1" なので受信識別テ
ーブル230 のアドレスが"RT1" と判定されて(ステップ
S5) 、その内容(Hビット=0、Cビット=0、LRCA=0)を途中ビ
ットラッチ回路152 、チェーンビットラッチ回路154 、
前受信コマンドアドレスラッチ回路134 にそれぞれ読み
出してラッチする(ステップS6) 。
【0040】次いで、図15に移り、途中ビットラッチ回
路152 の内容が判定されて(ステップS7) 、その内容が
初期設定のままであるので、"0" と判定されて、受信パ
ケットの送信アドレスからのパケットに関しては使用中
の受信コマンドテーブル200はないと判断されてステッ
プS8に移る。ステップS8では、現在受信中のパケットが
使用する受信コマンドテーブル200 は、受信コマンド先
頭ポインタラッチ回路132 の内容が示す受信コマンドテ
ーブル200 なので、受信コマンド先頭ポインタラッチ回
路132 の内容を受信コマンドアドレス作成回路142 に記
憶する。
【0041】次いで、ステップS10 に移り、次に使用す
る受信コマンドテーブル200 のアドレスは、現在使用中
の第1の受信コマンドテーブル200 の次受信コマンドア
ドレス204 に設定されているので、第1の受信コマンド
テーブル200 が指定されて、そのアドレス作成回路142
の内容"RA1" が示す第1の受信コマンドテーブル200の
次受信コマンドアドレス(NRCA)204 を読み出して、その
内容"RA2" を次受信コマンドアドレスラッチ回路136 に
ラッチする(ステップS11 )。次に、次受信コマンドア
ドレスラッチ回路136 の内容"RA2" を受信コマンドキュ
ーポインタ210の受信コマンド先頭ポインタ212 へ書き
込む(ステップS12)。
【0042】続いて図16に移り、受信コマンドアドレス
作成回路142の内容"RA1" が示す受信コマンドテーブル2
00 が指定され(ステップS13)、その受信バッファアド
レス(RBFA)208 の内容(BA10)を読み出して、受信バッフ
ァアドレスラッチ回路128 にラッチし(ステップS14)、
また受信ブロックカウンタ(RBKC)209 の内容"2" を読み
出して受信ブロックカウンタラッチ回路130 にラッチし
(ステップS15)、さらに受信パケット先頭アドレス(RPH
A)202 を読み出して受信パケット先頭アドレスラッチ回
路138 にラッチする(ステップS16)。
【0043】次いで、受信した固定長パケットF10 の情
報部308 の内容("D10") を、受信バッファアドレスラッ
チ回路128 の内容"BA10"が示す(ステップS17)受信バッ
ファへ書き込む(ステップS18)。そして、受信バッファ
アドレスラッチ回路128の内容を受信フレームの情報部3
08 の大きさ分だけ更新し、この場合1固定長フレーム
分更新し、その次の受信バッファのアドレス"BA11"を受
信コマンドアドレス作成回路142 の内容"RA1" が示す第
1の受信コマンドテーブル(RC1)200の受信バッファアド
レス (RBFA)208に書き込み(ステップS19)、受信ブロッ
クカウンタラッチ回路146 の内容"2" から減算回路146
を介して1減じて、その内容"1" を受信ブロックカウン
タ(RBKC)209に書き込む(ステップS20)。
【0044】次に図17に移って、途中ビットラッチ回路
152 の内容が判定されて(ステップS21)、ステップS22
またはステップS23 へ移る。ここでは途中ビットラッチ
回路152 の内容が"0" なのでステップS22 に移り、チェ
ーンビットラッチ回路154 の内容が判定される。ここで
はチェーンビットラッチ回路154 の内容が"0" なのでス
テップS24 に移り、受信パケット先頭アドレスラッチ回
路132 の内容"RA1" を受信パケット先頭ポインタラッチ
回路138 にラッチする。
【0045】次に受信パケット先頭ポインタラッチ回路
138 の内容を受信コマンドテーブルアドレス作成回路14
2 の内容"RA1" が示す(ステップS25)受信コマンドテー
ブル(RC1)200の受信パケット先頭ポインタ(RPHA)202 へ
書き込む(ステップS26 ) 。次いで図17に移り、チェー
ンビットラッチ回路154 の内容が判定されて(ステップ
S27)、ここではチェーンビットラッチ回路154 の内容
が"0" なので、ステップS30 に移り、受信コマンドアド
レス作成回路142 の内容"RA1" が示す第1の受信コマン
ドテーブル(RC1)200の次受信コマンドアドレス(NRCA)20
4 に"0" を書き込む(ステップS31)。これにより、受信
コマンドテーブル(RC1)200には次につながる受信コマン
ドテーブル200 がないことを示す。
【0046】次に、受信パケットのヘッダ部を記憶した
ヘッダラッチ回路112 のモアビットの内容が判定される
(ステップS32)。ここでは、モアビットが"01"、すなわ
ちパケット先頭フレームなので、チェーンビットラッチ
回路154 に"1" を設定して(ステップS33)、受信パケッ
トの送信元アドレス(SA=1)からのパケットに関しては受
信途中のパケットが存在することを示す。
【0047】次に、図19に移りステップS34 にて受信ブ
ロックカウンタラッチ回路130 の内容が"0" またはヘッ
ダラッチ回路112 のモアビットが"10"であるか否かが判
定される。ここでは、ラッチ回路130 の内容が"0" また
はモアビットが"10"ではないので、ステップS35 に移
り、途中ビットラッチ回路152 に"1" が設定される。こ
れにより、受信パケットの送信元アドレスからのパケッ
トに関しては使用中の受信コマンドテーブル200 が存在
し、次に送信元アドレス(SA=1)のノードよりパケットを
受信した場合は受信識別テーブル230 の前受信コマンド
アドレス234 の内容が示すアドレスの受信コマンドテー
ブル200 を使用することを示す。
【0048】次に途中ビットラッチ回路152 の内容"1"
、チェーンビットラッチ回路154 の内容"1" および受
信コマンドアドレス作成回路142 の内容"RA1" を、受信
パケットのヘッダ部の送信元アドレス(SA=1)に対応した
受信識別テーブル230 のアドレス"RT1" のHビット、C
ビット、前受信コマンドアドレス(LRCA)234 に書き込む
ステップS37,S38,S39)。そして、ヘッダラッチ回路112
のモアビット="10"、すなわち最終フレームではないこ
とを判定して(ステップS40)、図14のステップS1に戻
り、次パケット受信待ち状態になる。このパケットF10
の受信後のデータメモリ104 の各データテーブル200 〜
230 の内容および受信バッファの状態は図10に示すよう
になる。
【0049】この状態にて、次にノード3が固定長パケ
ットF11をノード1から受信すると(ステップS2) 、ヘ
ッダ部の受信宛先アドレスが3なので自分宛のフレーム
と判断する(ステップS3) 。次いで、受信コマンドキュ
ーポインタテーブル210 の受信コマンド先頭ポインタ(R
CHP)212 を読み出して、その内容"RA2" を受信コマンド
先頭ポインタラッチ回路132 にラッチする(ステップS
4) 。次にヘッダ部の送信元アドレスが(SA=1)なので、
受信識別テーブル230 のアドレスは"RT1" であり(ステ
ップS5) 、その内容を途中ビットラッチ回路152 、チェ
ーンビットラッチ回路154 、前受信コマンドアドレスラ
ッチ回路134 にそれぞれラッチする(ステップS6) 。
【0050】次いで図15に移り、途中ビットラッチ回路
152 の内容が判定されて(ステップS7) 、ここでは途中
ビットラッチ回路152 の内容が"1" なので、ステップS9
に移る。ステップS9では、受信フレームの送信元アドレ
スからのパケットに関しては使用中の受信コマンドテー
ブル200 が存在すると判断されて、現在受信中の固定長
パケットが使用する受信コマンドテーブル200 は前受信
コマンドアドレスラッチ回路134 の内容が示す第1の受
信コマンドテーブル(RC1)200なので、前受信コマンドア
ドレスラッチ回路134 の内容"RA1" をアドレス作成回路
142 に送る。
【0051】次に、図16に移って、アドレス作成回路14
2 の内容"RA1" が示す第1の受信コマンドテーブル(RC
1)200を指定して(ステップS13)、その受信バッファア
ドレス(RBFA)208 の内容"BA11"を読み出して受信バッフ
ァアドレスラッチ回路128 にラッチし(ステップS14)、
また受信ブロックカウンタ(RBKC)209 の内容"1" を読み
出して受信ブロックカウンタラッチ回路130 にラッチし
て(ステップS15)、さらに受信パケット先頭アドレス(R
PHA)202 を読み出して受信パケット先頭アドレスラッチ
回路138 にラッチする(ステップS16)。
【0052】次に受信した固定長パケットF11 の情報部
306 の内容("BA11")を受信バッファアドレスラッチ回路
128 の内容"BA11"が示す受信バッファのアドレスに書き
込む(ステップS18)。そして、受信バッファアドレスラ
ッチ回路128 の内容"BA11"を受信フレームの情報部の大
きさ分だけ更新し、1固定長フレーム分先のアドレス"B
A12"を受信バッファアドレス(RBFA)に書き込み(ステッ
プS19)、受信ブロックカウンタラッチ回路130 の内容を
減算回路146 を減じて1減じて、その内容"0"を受信ブ
ロックカウンタ(RBKC)209 に書き込む(ステップS20)。
この結果、図11に示すように受信コマンドテーブル(RC
1)200の受信ブロックカウンタ(RBKC)209の内容が"0" と
なり、受信コマンドテーブル(RC1)200にはこれに続く受
信バッファが用意されていないことを示す。
【0053】次に図17に移り、途中ビットラッチ回路15
2 の内容が判定され(ステップS21)ここではその内容
が"0" ではないので、ステップS23 に移る。ステップS2
3 においては受信フレームのヘッダ部を記憶したヘッダ
ラッチ回路112 のモアビットが判定され、ここではその
内容が"10"ではないので、図19のステップS34 に移る。
ここでは、受信ブロックカウンタラッチ回路130 の内容
が"0" であるので、ステップS36 に移る。ステップS36
では、Hビットラッチ回路152 に"0" を設定し、受信フ
レームの送信元アドレスよりのパケットに関しては使用
中の受信コマンドテーブル200 が存在せず、次に同じ送
信元アドレスよりのフレームを受信した場合は受信コマ
ンド先頭ポインタ(RCHP)212 の内容"RA2" が示すアドレ
ス受信コマンドテーブル200 を使用することを示す。次
にステップS37,S38,S39 に移り、Hビットラッチ回路15
2 の内容"0" 、Cビットラッチ回路154 の内容"1" 、受
信コマンドテーブルアドレス作成回路142 の内容"RA1"
を受信フレームの送信元アドレスに対応した受信識別テ
ーブル230 のアドレス"RT1" のHビット、Cビット、前
受信コマンドアドレス(LRCA)234 にそれぞれ書き込む。
そして、ヘッダラッチ回路112 のモアビット="10"、す
なわち受信した固定長パケットが最終フレームではない
ので図14に戻り、次フレーム受信待ち状態(ステップS
1) になる。このときのデータメモリ104 の各データテ
ーブル200 〜230 の内容および受信バッファの状態を図
11に示す。
【0054】この状態にて、ノード2から固定長パケッ
トF20 がノード3のパケット受信装置に送られてくる
と、この装置は、パケット受信を検出して(ステップS
2) 、ヘッダ部の受信宛先アドレスが"3" なので自分宛
のフレームと判断する(ステップS3) 。次に受信コマン
ド先頭ポインタ(RCHP)212 を読み出してその内容を受信
コマンド先頭ポインタラッチ回路132 にラッチする(ス
テップS4) 。
【0055】次にヘッダ部の送信元アドレス(SA)が"2"
なので受信識別テーブル230 のアドレスは"RT2" であり
(ステップS5) 、その内容(H=0,C=0,LRCA=0)を途中ビッ
トラッチ回路152 、チェーンビットラッチ回路154 、前
受信コマンドアドレスラッチ回路134 にそれぞれラッチ
する(ステップS6) 。
【0056】次に、図15に移りHビットラッチ回路152
の内容を判定する(ステップS7) 。ここでは、その内容
が"0" なのでステップS8に移る。ステップS8では受信パ
ケットの送信元アドレス(SA=2)からのパケットに関して
は、使用中の受信コマンドテーブル200 はないと判断し
て、現在受信中の固定長パケットF20 が使用する受信コ
マンドテーブル200 は受信コマンド先頭ポインタラッチ
回路132 の内容"RA2"にて示される受信コマンドテーブ
ル(RC2)200なので、受信コマンド先頭ポインタラッチ回
路132 の内容"RA2" を受信コマンドテーブルアドレス作
成回路142 に送る。
【0057】次に使用する受信コマンドテーブル200 の
アドレスは現在使用中の受信コマンドテーブル200 の次
受信コマンドアドレス(NRCA)204 に設定されているの
で、受信コマンドテーブルアドレス作成回路142 の内
容"RA2" が示す(ステップS10)受信コマンドテーブル(R
C2)200の次受信コマンドアドレス(NRCA)204 を読み出し
てその内容"RA3" を次受信コマンドアドレスラッチ回路
136 にラッチする(ステップS11)。次に、次受信コマン
ドアドレスラッチ回路136 の内容"RA3" を受信コマンド
先頭ポインタ(RCHP)212 に書き込む(ステップS12)。
【0058】次いで、図16に移り受信コマンドテーブル
アドレス作成回路142 の内容"RA2"が示す受信コマンド
テーブル(RC2)200を指定して(ステップS13)、その受信
バッファアドレス(RBFA)208 の内容"BA20"を読み出して
受信バッファアドレスラッチ回路128 にラッチし(ステ
ップS14)、受信コマンドテーブル(RC2)200の受信ブロッ
クカウンタ(RBKC)209 の内容"2" を読み出して受信ブロ
ックカウンタラッチ回路130 にラッチし(ステップS1
5)、さらに受信パケット先頭アドレス(RPHA)202を読み
出して受信パケット先頭アドレスラッチ回路138 にラッ
チする(ステップS16)。
【0059】次に受信した固定長パケットF20 の情報部
306 の内容("D20") を受信バッファアドレスラッチ回路
128 の内容"BA20"が示す受信バッファへ書き込む。そし
て受信バッファアドレスラッチ回路128 の内容を受信パ
ケットの情報部の大きさ分だけ更新し、受信コマンドテ
ーブルアドレス作成回路142 の内容"RA2" が示す受信コ
マンドテーブル(RC2)200の受信バッファアドレス(RBFA)
208 に書き込み(ステップS19)、受信ブロックカウンタ
ラッチ回路130 の内容"2" を減算回路146 を介して1減
じて、その内容"1" を同コマンドテーブル(RC2)200の受
信ブロックカウンタ(RBKC)209 に書き込む(ステップS2
0)。
【0060】次に図17に移り、途中ビットラッチ回路15
2 の判定が行なわれ(ステップS21)ここでは、その内容
が"0" であるのでステップS22 に移る。ステップS22 で
は、チェーンビットラッチ回路154 の内容が判定され、
ここではその内容が"0" なので、ステップS24 に移る。
ステップS24 では受信コマンド先頭ポインタラッチ回路
132 の内容"RA2" を受信パケット先頭アドレスラッチ回
路138 にラッチする。次に受信パケット先頭アドレスラ
ッチ回路138 の内容"RA2" を受信コマンドテーブルアド
レス作成回路142 の内容"RA2" が示す(ステップS25)受
信コマンドテーブル(RC2)200を受信パケット先頭アドレ
ス(RPHA)202 へ書き込む。
【0061】次に図18に移り、チェーンビットラッチ回
路154 の判定が行なわれ(ステップS27)、ここではその
内容が"0" なので、ステップS30 へ移る。ステップS30
では受信コマンドテーブルアドレス作成回路142 の内
容"RA2" が示す受信コマンドテーブル(RC2)200を指定し
て、その次受信コマンドアドレス(NRCA)204 に"0" を書
き込み(ステップS31)、受信コマンドテーブル(RC2)200
には次につながる受信コマンドテーブル200 がないこと
を示す。
【0062】次に受信パケットのヘッダ部を記憶したヘ
ッダラッチ回路112のモアビットが"01"か否かが判定さ
れ(ステップS32)、ここではその内容が"10"なので、チ
ェーンビットラッチ回路154 に"1" を設定して、図19に
移る。図19のステップS34 ではモアビットが"10"なの
で、ステップS36 に移り、途中ビットラッチ回路152
に"0" を設定して、受信パケットの送信元アドレス(SA=
2)からのパケットに関しては使用中の受信コマンドテー
ブル200 が存在せず、次に同じ送信元アドレスからのパ
ケットを受信した場合は、受信コマンド先頭ポインタ(R
CHP)212 の内容が示すアドレスの受信コマンドテーブル
200 を使用することを示す。
【0063】次に途中ビットラッチ回路152 の内容"0"
、チェーンビットラッチ回路154 の内容"0" 、受信コ
マンドテーブルアドレス作成回路142 の内容"RA2" を受
信パケットの送信元アドレス(SA=2)に対応した受信識別
テーブル230 のアドレス"RT2"のHビット232 、Cビッ
ト234 、前受信コマンドアドレス(LRCA)234 にそれぞれ
書き込む(ステップS37,S38,S38)。
【0064】次にステップS40 に進み、ヘッダラッチ回
路112 にラッチしたパケットのモアビットが"10"すなわ
ち再生パケットの最終フレームなので、図20のステップ
S40に移る。ステップS40 受信コマンドテーブルアドレ
ス作成回路142 の内容"RA2"が示す受信コマンドテーブ
ル(RC2)200を指定する。そして、その受信パケット先頭
アドレス(RPHA)202 の内容"RA2" を読み出して受信コマ
ンド先頭アドレスラッチ回路138 にラッチし(ステップ
S41 )、現在受信中のパケットの先頭フレームを受信し
たときに使用した受信コマンドテーブル200 のアドレス
が"RA2" である受信コマンドテーブル(RC2)200であるこ
とを示す。
【0065】次に受信コマンド先頭アドレスラッチ回路
138 の内容"RA2" が示す(ステップS42)受信コマンドテ
ーブル(RC2)200の次受信パケットアドレス(NRPA)201
に"0"を書き込み(ステップS43)、先頭フレームが受信
コマンドテーブル(RC2)200を使用したパケットが受信完
了したパケットの最終であることを示す。次に、受信パ
ケット最終ポインタ(RPTP)224 を読み出してその内容"
0" を受信パケット最終ポインタラッチ回路150 にラッ
チし(ステップS44 )、受信パケット先頭ポインタ(RPH
P)を読み出してその内容"0" を受信パケット先頭ポイン
タラッチ回路148 にラッチする(ステップS45)。
【0066】次に図21に移り、受信パケット先頭ポイン
タラッチ回路148 の内容が"0" なので(ステップS46)、
受信コマンド先頭アドレスラッチ回路140 の内容"RA2"
を受信パケット先頭ポインタ(RPHP)222 と受信パケット
最終ポインタ(RPTP)224 に書き込む(ステップS47,S5
0)。これにより、受信完了したパケットの先頭パケット
の受信コマンドテーブル200 のアドレスは"RA2" であ
り、受信完了したパケットの最終パケットの受信コマン
ドテーブル200 のアドレスも"RA2" であることを示す。
次にチェーンビットラッチ回路154 に"0" を設定して
(ステップS51)、受信パケットの送信元アドレス(SA=2)
からのパケットに関しては受信途中のパケットが存在し
ないことを示す。そして、送信元アドレスに対応したア
ドレスの受信識別テーブル230 のHビット232 に途中ビ
ットラッチ回路152 の内容"0" を書き込み、Cビット23
4 にチェーンビットラッチ回路154 の内容"0" を書き込
み、さらに、前受信コマンドアドレス(LRCA)234 に"0"
を書き込んで、受信識別テーブル230 を初期化して、送
信元アドレス(SA=2)のノードからのパケット受信動作を
終了し、次のフレームの受信待ち状態になる。この状態
におけるデータメモリ104の各データテーブル200 〜230
の内容および受信バッファの状態を図12に示す。
【0067】この状態にて、ノード3のパケット受信装
置が前々回の固定長パケットF11 に続く固定長パケット
F12をノード1から受信すると、上記と同様に、この装
置はパケット受信を検出し(ステップS2) 、ヘッダ部の
受信宛先アドレス(DA)が"3"なので、自分宛のパケット
と判断する(ステップS3) 。次に受信コマンドキューポ
インタテーブル210 の受信コマンド先頭ポインタ(RCHP)
212 を読み出して、その内容"RA3" を受信コマンド先頭
ポインタラッチ回路132 にラッチする。次にヘッダ部の
送信元アドレス(SA)が"1" なので、受信識別テーブル23
0 のアドレスが"RT1" であり(ステップS5) 、その内容
(Hビット="0"、 Cビット="1"、前受信コマンドアドレ
ス(LRCA)="RA1") を途中ビットラッチ回路152 、チェー
ンビットラッチ回路154 、前受信コマンドアドレスラッ
チ回路134 にそれぞれラッチする(ステップS6) 。
【0068】次いで、図15に移り、ステップS7において
途中ビットラッチ回路152 の内容が"0" なので、受信パ
ケットの送信元アドレス(SA=1)からのパケットに関して
は使用中の受信コマンドテーブル200 はないと判断し
て、ステップS8に進み、現在受信中の固定長パケットが
使用する受信コマンドテーブル200 は受信コマンド先頭
ポインタラッチ回路132 の内容"RA3" が示す受信コマン
ドテーブル200 なので、受信コマンド先頭ポインタラッ
チ回路の内容"RA3" を受信コマンドテーブルアドレス作
成回路142 に送る。
【0069】次に使用する受信コマンドテーブル200 の
アドレスは現在使用中の受信コマンドテーブル200 の次
受信コマンドアドレス(NRCA)204 に設定されているの
で、受信コマンドテーブルアドレス作成回路142 の内
容"RA3" が示す受信コマンドテーブル(RC3) 200 を指定
して(ステップS10)、その次受信コマンドアドレス(NRC
A)204 を読み出して、その内容"RA4" を次受信コマンド
アドレスラッチ回路136 にラッチする(ステップS11)。
次に次受信コマンドアドレスラッチ回路136 の内容"RA
4" を受信コマンド先頭ポインタ(RCHP)へ書き込む(ス
テップS12)。
【0070】次に、図16に移り、受信コマンドテーブル
アドレス作成回路142 の内容"RA3"が示す受信コマンド
テーブル(RC3)200を指定して(ステップS13)、その受信
バッファアドレス(RBFA)208 の内容"BA30"を読み出して
受信バッファアドレスラッチ回路128 にラッチして(ス
テップS14)、また受信ブロックカウンタ(RBKC)209 の内
容"2" を読み出して受信ブロックカウンタラッチ回路13
0 にラッチして(ステップS15)、さらに同受信コマンド
テーブル(RC3)200の受信パケット先頭ポインタ(RPHA)を
読み出して受信パケット先頭ポインタラッチ回路148 に
ラッチする(ステップS16)。
【0071】次に、受信した固定長フレーム(F12) の情
報部306の内容("D12") を受信バッファアドレスラッチ
回路128 の内容"BA30"が示す(ステップS17)受信バッフ
ァへ書き込む(ステップS18)。そして、受信バッファア
ドレスラッチ回路128 の内容を受信パケットの情報部30
8 の大きさ分だけ更新して、その内容"BA31"を受信コマ
ンドテーブルアドレス作成回路142 の内容"RA3" が示す
受信コマンドテーブル(RC3)200の受信バッファアドレス
(RBFA)208 に書き込み(ステップS19)、次いで受信ブロ
ックカウンタラッチ回路130 の内容を減算回路144を介
して1減じて、その内容"1" を同コマンドテーブル(RC
3)200の受信ブロックカウンタ(RBKC)209へ書き込む(ス
テップS20)。
【0072】次に図17のステップS21 に移り、途中ビッ
トラッチ回路152 の内容が"0" であることが判定され、
続いてステップS22 にてチェーンビットラッチ回路154
の内容が"1" であることが判定されて、ステップS25 に
移る。そして、受信パケット先頭ポインタラッチ回路14
8 の内容"RA1" を受信コマンドテーブルアドレス回路の
内容"RA3" が示す受信コマンドテーブル(RC3)200の受信
パケット先頭ポインタ(RPHA)202 へ書き込み(ステップ
S26)、現在受信中のパケットの先頭フレームが受信した
ときに使用した受信コマンドテーブル200 のアドレス"R
A1" であることを示す。
【0073】次に図18に移り、チェーンビットラッチ回
路154 の内容が"1" であるので(ステップS27)、受信コ
マンド先頭ポインタラッチ回路140 の内容"RA3" を前受
信コマンドアドレスラッチ回路の内容"RA1" が示す(ス
テップS28)受信コマンドテーブル(RC1)200の次受信コマ
ンドアドレス(NRCA)204へ書き込み(ステップS29)、現
在受信中のパケットにおいて前回パケットを受信したと
きに使用した第1の受信コマンドテーブル(RC1) 200 の
次に使用した受信コマンドテーブル200 は第3の受信コ
マンドテーブル(RC3)200であることを示す。
【0074】次に、受信コマンドテーブルアドレス作成
回路142 の内容"RA3" の示す(ステップS30)受信コマン
ドテーブル(RC3)200の次受信コマンドアドレス(NRCA)20
4 に"0" を書き込んで(ステップS31)、受信コマンドテ
ーブル(RC3)200には次につながる受信コマンドテーブル
200 がないことを示す。次に受信パケットのヘッダ部を
記憶したヘッダラッチ回路112 のモアビットが"10"なの
で(ステップS32、ステップS34)、途中ビットラッチ回路
152 に"0" を設定して(ステップS36)、受信パケットの
送信元アドレス(SA=1)からのパケットに関しては使用中
の受信コマンドテーブルRCが存在せず、次に同じ送信ア
ドレスよりのフレームを受信した場合は受信コマンド先
頭ポインタ受信コマンドテーブル(RCHP)212 の内容が示
すアドレスの受信コマンドテーブル200を使用すること
を示す。
【0075】次に途中ビットラッチ回路152 の内容"0"
、チェーンビットラッチ回路154 の内容"1" 、受信コ
マンドテーブルアドレス作成回路142 の内容"RA3" を受
信パケットの送信元アドレス(SA=1)に対応した受信識別
テーブル230 のアドレス"RT1"のHビット232 、Cビッ
ト234 、前受信コマンドアドレス(LRCA)236 にそれぞれ
書き込む(ステップS37,S38,S39)。
【0076】次にヘッダラッチ回路112 のモアビット
が"10"、すなわちパケットの最終フレームなので(ステ
ップS40)図20のステップS40 に移る。ここでは受信コマ
ンドテーブルアドレス作成回路142 の内容"RA3" が示す
受信コマンドテーブル(RC3)200の受信パケット先頭ポイ
ンタ(RPHA)222 の内容"RA1" を読み出して受信コマンド
先頭アドレスラッチ回路140 にラッチして(ステップS4
1)、現在受信中のパケットの先頭フレームを受信したと
きに使用した受信コマンドテーブル200 のアドレスが"R
A1" である受信コマンドテーブル(RC1)200であることを
示す。
【0077】次に受信コマンド先頭アドレスラッチ回路
140 の内容"RA1" が示す(ステップS42)受信コマンドテ
ーブル(RC1)200の次受信パケットアドレス(NRPA)201
に"0"を書き込み(ステップS43)、先頭フレームにて使
用した第1の受信コマンドテーブル(RC1) 200 に続く、
この第3の固定長パケットが受信完了したパケットの最
終であることを示す。次に受信パケット最終ポインタ(R
PTP)224 を読み出してその内容"RA2" を受信パケット最
終ポインタラッチ回路150 にラッチし(ステップS44)、
次いで受信パケット先頭ポインタ(RPHP)222 を読み出し
てその内容"RA2"を受信パケット先頭ポインタラッチ回
路148 にラッチする(ステップS45)。
【0078】次に、図21のステップS46 に進み、このス
テップでは受信パケット先頭ポインタラッチ回路148 の
内容が"0" ではないので、ステップS48 に移り、受信パ
ケット先頭ポインタラッチ回路140 の内容"RA1" を受信
パケット最終ポインタラッチ回路の内容"RA2" が示す受
信コマンドテーブル(RC2) の次受信パケットアドレス(N
RPA)201 へ書き込み(ステップS49)、パケットF20 が使
用した受信コマンドテーブル(RC2)200の次に受信完了し
たパケットF12 が第1の受信コマンドテーブル(RC1)200
を使用したパケットに続くパケットであることを示す。
【0079】次に受信コマンド先頭アドレスラッチ回路
140 の内容"RA1" を受信パケット最終ポインタ(RPTP)へ
書き込んで(ステップS50)、受信完了したパケットのう
ち最終パケットの受信コマンドテーブル200 のアドレス
は"RA1" であることを示す。次にチェーンビットラッチ
回路154 に"0" を設定して(ステップS51)、受信パケッ
トの送信元アドレス(SA=1)からのパケットに関しては、
受信途中のパケットが存在しないことを示す。
【0080】そして送信元アドレス(SA=1)に対応したア
ドレス"RT1" の受信テーブル230 のHビット232 に途中
ビットラッチ回路152 の内容"0" を書き込み、Cビット
234にチェーンビットラッチ回路154 の内容"0" を書き
込み、さらに前受信コマンドアドレス(LRCA)236 に"0"
を書き込んで(ステップS52 )受信テーブル230 を初期
化して、送信元アドレス(SA=1)のノードからのパケット
受信動作を終了し、次フレームの受信待状態になる。こ
のときのデータメモリ104 の各データテーブル230 〜23
0 の内容および受信バッファの状態を図13に示す。
【0081】このようにして、複数の局から送信された
固定長パケットをハード的に送信元別に元の形態のパケ
ットに再生して、この再生したパケットをパケット形態
端末または既存のパケット交換網に送出していく。この
場合、制御プロセッサ102 は受信完了したパケットがあ
るか否かを判断するために受信パケットキューポインタ
テーブル220 の受信パケット先頭ポインタ(RPHP)222 を
定周期で読みに行く。受信パケット先頭ポインタ(RPHP)
222 の内容が"0" であれば、受信完了したパケットは存
在しないとみなす。受信パケット先頭ポインタ(RPHP)22
2 の内容が"0"でなければ、受信完了したパケットすな
わち再生完了したパケットが存在することがわかる。た
とえば上記動作例の場合、図13に示すように受信パケッ
トキューポインタテーブル220 の受信パケット先頭ポイ
ンタ(RPHP)222 の内容を読み、その内容が"RA2" なの
で、"RA2" が示す第2の受信コマンドテーブル(RC2)200
の次受信コマンドアドレス(NRCA)204 を読んで、この次
受信コマンドアドレス(NRCA)204 の内容が"0" なので、
受信コマンドテーブル(RC2)200の受信バッファ先頭アド
レス(RBHA)206 の内容"BA20"と受信バッファアドレス(R
BFA)208 の内容"BA21"と間にて指定された受信バッファ
のアドレスに書き込まれているデータが再生パケットで
あることが判断される。
【0082】また、その次に受信完了したパケットは、
始めに受信完了したパケットに対応する受信コマンドテ
ーブル200 たとえば第2のテーブルRC2 の次受信パケッ
トアドレス(NRPA)の内容"RA1" が示す受信コマンドテー
ブル(RC1)200を先頭の受信コマンドテーブル200 とする
再生パケットであり、この場合受信コマンドテーブル(R
C1)200の次受信コマンドアドレス(NRCA)204 が"RA3" な
ので、受信コマンドテーブル(RC1)200の受信バッファ先
頭アドレス(RBHA)206 の内容"BA10"と受信バッファアド
レス(RBFA)208 の内容"BA12"との間にて指定される受信
バッファのアドレスに書き込まれているデータ、および
受信コマンドテーブル(RC3)200の受信バッファ先頭アド
レス(RBHA)206 の内容"BA30"と受信バッファアドレス(R
BFA)208の内容"BA31"との間に書き込まれているデータ
が連続する再生パケットであることが判断できる。そし
て、その次に受信完了したパケットは受信コマンドテー
ブル(RC1)200の次受信パケットアドレス(NRPA)が"0" な
ので存在しないと判断される。すなわち受信コマンドテ
ーブル(RC1) を使用したパケットが受信完了したパケッ
トのうち最終であると判断される。
【0083】このように、制御プロセッサ102 は固定長
パケットの受信後に、その再生パケットをアクセスする
だけであり、固定長パケットの受信時には、パケット再
生回路100 の複数のラッチ回路およびアドレス作成回路
の動作にてハード的にパケットの再生を行なっていくの
で、制御プロセッサのプログラム制御に依存している場
合に比べてそのパケットの再正を高速に行なうことがで
きる。したがって、固定長パケットによって受信量が一
時的に増加した場合でも、複数の局からパケットが送信
された場合でも、即座に応答することができる。
【0084】なお、本実施例では、ATM 網を介して固定
長パケットが伝送されてくる場合を説明したが、これに
限定されるものではなく、たとえば高速な処理装置を用
いた高速パケット網などの実時間性に優れた交換網でよ
く、特に本発明では固定長パケットを受信する通信機器
に適用可能である。また、動作例では、2局から受信す
る場合を例に挙げて説明したが、その数は任意でよく、
また、固定長パケットの連続する再生パケットの長さも
任意でよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパケット交
換方式およびパケット受信装置によれば、固定長パケッ
トにて送信された複数のパケットを複数のラッチ回路お
よびアドレス作成手段によりハード的に送信元別にパケ
ットに再生するため、ソフトが発信元の情報形態で処理
することができ、パケットの処理速度が従来のソフトウ
ェアによるパケット交換方式より大幅に高速化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパケット交換方式が適用されるパ
ケット受信装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例のパケット受信装置におけるデータメ
モリに設定される受信コマンドテーブルの構成を示す領
域図である。
【図3】本実施例のパケット受信装置におけるデータメ
モリに設定される受信コマンドキューポインタテーブル
の構成を示す領域図である。
【図4】本実施例のパケット受信装置におけるデータメ
モリに設定される受信パケットキューポインタテーブル
の構成を示す領域図である。
【図5】本実施例のパケット受信装置におけるデータメ
モリに設定される受信識別テーブルの構成を示す領域図
である。
【図6】本実施例によるパケット交換方式にて伝送され
る固定長パケットの構成を示す信号構造図である。
【図7】本実施例におけるパケット交換方式の動作例を
示す方式図である。
【図8】本実施例におけるパケット交換方式の動作例に
使用される固定長パケットの内容を示すフォーマット図
である。
【図9】本実施例における各テーブルおよび受信バッフ
ァの初期設定を示す図である。
【図10】本実施例において第1の固定長パケットを受
信した場合の各テーブルおよび受信バッファの状態を示
す図である。
【図11】本実施例において第2の固定長パケットを受
信した場合の各テーブルおよび受信バッファの状態を示
す図である。
【図12】本実施例において第3の固定長パケットを受
信した場合の各テーブルおよび受信バッファの状態を示
す図である。
【図13】本実施例において第4の固定長パケットを受
信した場合の各テーブルおよび受信バッファの状態を示
す図である。
【図14】本実施例におけるパケット受信装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図15】本実施例におけるパケット受信装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図16】本実施例におけるパケット受信装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図17】本実施例におけるパケット受信装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図18】本実施例におけるパケット受信装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図19】本実施例におけるパケット受信装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図20】本実施例におけるパケット受信装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図21】本実施例におけるパケット受信装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 パケット再生回路 102 制御プロセッサ 104 データメモリ 110 入力バッファ 112 ヘッダラッチ回路 114 宛先比較回路 116 競合回路 118 制御回路 120 受信コマンドテーブルアドレス作成回路 122 受信コマンドキューポインタテーブルアドレス作成
回路 124 受信パケットキューポインタアドレス作成回路 128 受信バッファアドレスラッチ回路 130 受信ブロックカウンタラッチ回路 132 受信コマンド先頭ポインタラッチ回路 134 前受信コマンドアドレスラッチ回路 136 次受信コマンドアドレスラッチ回路 138 受信パケット先頭アドレスラッチ回路 140 受信コマンド先頭アドレスラッチ回路 142 受信コマンドアドレス作成回路 144 加算回路 146 減算回路 148 受信パケット先頭ポインタラッチ回路 150 受信パケット先集ポインタラッチ回路 152 途中ビットラッチ回路 154 チェーンビットラッチ回路 200 受信コマンドテーブル 210 受信コマンドキューポインタテーブル 220 受信パケットキューポインタテーブル 230 受信識別テーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側にて可変長の送信情報を固定長フ
    レームに区切り、該固定長フレームに宛先符号、発信元
    符号および順序符号を含んだヘッダを付加して固定長パ
    ケットを形成して送信し、受信側パケット装置ではこれ
    ら固定長パケットを網を介して受信し、それぞれ元の形
    態の送信情報を再生するパケット交換方式において、 前記受信側パケット装置は、受信した固定長パケットを
    元の形態に再生するパケット再生手段と、該再生手段に
    て再生されたパケットおよび再生情報を蓄積する記憶手
    段と、該再生情報の初期設定および再生パケットをアク
    セスする制御プロセッサとを備え、 前記再生情報は、受信したパケットを蓄積する受信バッ
    ファのアドレス情報、受信バッファの大きさ情報、受信
    コマンドの接続情報、受信パケットの接続情報および受
    信パケットの先頭アドレス情報を含む受信コマンドと、
    該受信コマンドの先頭アドレス情報および最終アドレス
    情報を含む受信コマンドキューポインタと、受信完了パ
    ケットの先頭アドレス情報と最終アドレス情報を含む受
    信パケットキューポインタと、送信元別に受信した固定
    長パケットを識別する受信識別情報とからなり、 前記パケット再生手段は、固定長パケットの受信時に、
    前記受信コマンド、受信コマンドキューポインタ、受信
    パケットキューポインタおよび受信識別情報をそれぞれ
    ハード的にラッチして、それぞれの情報を受信した固定
    長パケットに基づいて書き換えていくことにより、受信
    した固定長パケットの連結および識別する再生情報を生
    成して、前記記憶手段に蓄積させることを特徴とするパ
    ケット交換方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパケット交換方式にお
    いて、前記受信コマンドは、所定の容量の受信バッファ
    毎に複数設定されることを特徴とするパケット交換方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパケット交換方式にお
    いて、前記受信識別情報は、送信元別に複数設定される
    ことを特徴とするパケット交換方式。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のパケット交換方式にお
    いて、前記パケット再生手段は、固定長パケット受信時
    に、固定長パケットのヘッダをラッチして、そのヘッダ
    に基づいて受信した固定長パケットが自局宛のパケット
    か否かを判定した後に、それぞれの再生情報を記憶手段
    から読み出してパケットの再生処理を行なうことを特徴
    とするパケット交換方式。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のパケット交換方式にお
    いて、前記パケット再生手段は、ラッチした固定長パケ
    ットのヘッダに基づいて前記受信識別情報を選択するこ
    とを特徴とするパケット交換方式。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のパケット交換方式にお
    いて、前記パケット再生手段は、ヘッダをラッチした後
    に、受信コマンドキューポインタのアドレスを指定し
    て、先頭の受信コマンドを指定する先頭ポインタをラッ
    チして、再生処理を行なうことを特徴とするパケット交
    換方式。
  7. 【請求項7】 送信側にて可変長の送信情報を固定長フ
    レームに区切り、該固定長フレームに宛先符号、発信元
    符号および順序符号を含んだヘッダを付加して固定長パ
    ケットを形成して送信し、これら固定長パケットを網を
    介して受信してそれぞれ元の形態の送信情報を再生する
    パケット受信装置において、該パケット受信装置は、 受信した固定長パケットを元の形態に再生するパケット
    再生手段と、該再生手段にて再生されたパケットおよび
    再生情報を蓄積する記憶手段と、該再生情報の初期設定
    および再生パケットをアクセスする制御プロセッサとを
    備え、 前記記憶手段は、再生情報として、受信したパケットを
    蓄積する受信バッファのアドレス情報、受信バッファの
    大きさ情報、受信コマンドの接続情報、受信パケットの
    接続情報および受信パケットの先頭アドレス情報を含む
    受信コマンドを記憶する受信コマンドテーブルと、該受
    信コマンドテーブルの先頭アドレス情報および最終アド
    レス情報を含む受信コマンドキューポインタを記憶する
    第1のキューポインタテーブルと、受信完了パケットの
    先頭アドレス情報と最終アドレス情報を含む受信パケッ
    トキューポインタを記憶する第2のキューポインタテー
    ブルと、送信元別に受信した固定長パケットを識別する
    受信識別情報を記憶する受信識別テーブルを備え、 前記パケット再生手段は、前記記憶手段に設定された受
    信コマンド、受信コマンドキューテーブル、受信パケッ
    トキューポインタおよび受信識別情報のそれぞれの情報
    をラッチして書き換えるラッチ手段を備えたことを特徴
    とするパケット受信装置。
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