JPH0537546Y2 - - Google Patents

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JPH0537546Y2
JPH0537546Y2 JP12944987U JP12944987U JPH0537546Y2 JP H0537546 Y2 JPH0537546 Y2 JP H0537546Y2 JP 12944987 U JP12944987 U JP 12944987U JP 12944987 U JP12944987 U JP 12944987U JP H0537546 Y2 JPH0537546 Y2 JP H0537546Y2
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voltage
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tuning
battery
turned
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JP12944987U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電子的にチユーニングを行うラジオ受
信機に関する。
(ロ) 従来の技術 ラジオ受信機において、放送局より放送される
複数の放送信号のうち一放送信号を選局し受信す
る必要がある。斯る選局を行う手段として、高周
波回路及び局部発振回路等フロントエンド回路に
設けた可変コンデンサーの容量を手で変化させ、
それによりフロントエンド回路の同調周波数及び
局部発振周波数を変え選局するものがあるが、小
型化が容易なこと、あるいは自動選局が簡単なこ
とから、実開昭60−121328号公報に記載されてい
る如く電子式に選局するものが多く用いられる。
即ちチユーニング電圧発生源よりのチユーニング
電圧をアンテナ回路の半導体可変容量素子に加
え、該アンテナ回路の同調周波数を受信信号の同
調波に同調させ、アンテナに受信された一の受信
信号のみを増幅し混合回路に加える。一方局部発
振回路の発振周波数は前記チユーニング電圧によ
り半導体可変容量素子の容量を変え、前記増幅さ
れた受信信号との差が中間周波数となるようにし
ているので、混合回路からは中間周波数信号が得
られ、その中間周波数信号を検波し増幅すること
によりスピーカが駆動され、ラジオ放送を聴取す
ることが出来る。聴取しているラジオ放送と別の
ラジオ放送を聴取するにはチユーニング電圧発生
源よりのチユーニング電圧の大きさを変化させ
る。前記チユーニング電圧の大きさを変化させれ
ば、半導体可変容量素子の容量が変わり、アンテ
ナ回路の同調周波数及び局部発振回路の局部発振
周波数が変り、別の放送信号を受信することが出
来る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上述したように、電子式チユーナでは、チユー
ニング電圧の大きさを変化させることにより、ア
ンテナ回路の同調周波数及び局部発振回路の発振
周波数を変え、一放送信号を受信出来る。斯る電
子式チユーナを電池駆動の携帯用ラジオ受信機に
用いることが考えられるが、前記携帯用ラジオ受
信機は小型化の要求が強く電源として用いる電池
の数を少なくしており、そのため電源電圧が低く
電池電圧をそのままチユーニング電圧として使用
出来ない。そこで電池の電圧で発振回路を発振し
発振信号を得、その発振信号をトランスで昇圧後
整流して高電圧チユーニング電圧を得ている。と
ころで前記発振回路は電源投入時及び減電圧時は
不安定で、従つてチユーニング電圧も変化され同
調回路及び局部発振回路の動作が変動し雑音を生
じる。
本考案は斯る欠点を除去したラジオ受信機を提
供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案のラジオ受信機は電池の電圧で動作され
る発振器と、該発振器にて発振された発振信号を
昇圧後整流しチユーニング電圧を得る整流回路
と、前記チユーニング電圧が所定値以上のときオ
ンされる定電圧ダイオードと、該定電圧ダイオー
ドがオンされるとオンし前記発振回路の発振信号
を制御する制御トランジスタと、前記チユーニン
グ電圧にて一放送信号の選局を行なうフロントエ
ンド回路と、前記制御トランジスタにて制御され
フロントエンド回路に供給される電池の電圧をオ
ンオフさせる給電トランジスタとにて構成され
る。
(ホ) 作用 本考案のラジオ受信機は上述の如き構成をな
し、電源投入時又は電池電圧の低下時発振回路の
発振信号を昇圧し且つ整流して得たチユーニング
電圧が定電圧ダイオードのオン電圧以下のとき、
制御トランジスタはオンされず、従つて給電トラ
ンジスタもオンされないのでフロントエンド回路
は動作されずチユーニング電圧が変化しても雑音
信号を生じることはなく、発振回路が安定して発
振動作を行ない所定値以上のチユーニング電圧が
値が得られたときのみ制御トランジスタをオン
し、それにより給電トランジスタもオンされフロ
ントエンド回路を動作させる。
(ヘ) 実施例 本考案のラジオ受信機の実施例を図面に従つて
説明する。
図において、はフロントエンド回路で、チユ
ーニング電圧にて容量が変化される半導体可変容
量素子2とコイルとでもつてアンテナ3に受信さ
れた一放送信号に同調されるアンテナ回路4と、
前記チユーニング電圧にて半導体可変容量素子5
の容量を変化させ、前記アンテナ回路4に受信さ
れた一放送信号と所定の中間周波数異なる局部発
振信号を発振させる局部発振回路6と、前記一放
送信号を局部発振信号と混合し中間周波数信号に
変換する混合回路7とよりなる。8は前記フロン
トエンド回路4から得られた中間周波数信号を増
幅する中間周波増幅回路、は前記チユーニング
電圧を発生させるチユーニング電圧発生回路で、
コイル10、発振トランジスタ11及び帰還用の
抵抗12並びにコンデンサ13等よりなる発振器
14と、前記発振器14で発振された発振信号を
整流する整流器15,15と、前記整流器15,
15で整流された直流電圧の大きさを変化しチユ
ーニング電圧を発生させるチユーニングボリユー
ム16と、前記直流電圧がチユーニングするに十
分な大きさを有するときのみオンされる定電圧ダ
イオード17と、該定電圧ダイオード17がオン
されるとオンする第1制御トランジスタ18と、
該第1制御トランジスタ18にて制御され発振強
度を制御する第2制御トランジスタ19とよりな
る。20は電源となる電池、21は電源スイツ
チ、22は電池20よりの電圧を前記フロントエ
ンド回路に供給する給電回路で、電源路にエミ
ツタ・コレクタが接続された第1給電トランジス
タ23と、前記第1制御トランジスタ18にて制
御され第1給電トランジスタ23をオンする第2
給電トランジスタ24及び前記フロントエンド回
に給電される電池20よりの電圧を制御する
第3給電トランジスタ25とよりなる。
次に本考案のラジオ受信機の動作を説明する。
電源スイツチ21を投入すると、電池20よりの
電圧が発振器14に供給され該発振器14を発振
させるが、電源スイツチ21の投入時は発振器1
4の動作が不安定で発振信号が低く、コイル10
で昇圧され整流器15,15で整流された直流電
圧も低く、定電圧ダイオード17がオンされるに
至らないので第1制御トランジスタ18もオンさ
れない。従つて給電回路22の第2給電トランジ
スタ24はオンされず、第1給電トランジスタ2
3はオンされないので電池20よりの電圧がフロ
ントエンド回路に供給されることはない。
電源スイツチ21を投入し暫時経過すると、発
振器14の動作は安定され、発振信号は十分に立
上り該発振信号はコイル10で昇圧された後、整
流器15,15で整流され直流電圧を生じる。そ
の直流電圧は電池20の電圧1.5Vより8倍の
10.5Vを生じる。すると定電圧ダイオード17が
オンされ、第1制御トランジスタ18のエミツ
タ・ベース及び第2制御トランジスタ19のベー
ス・エミツタを介しバイアス電流が流れ、第1制
御トランジスタ18をオンする。すると抵抗26
とコンデンサ27とで定める時間の経過後第1制
御トランジスタ18を通つて第2給電トランジス
タ24のベースにバイアス電圧を印加し、該第2
給電トランジスタ24をオンする。それにより第
1給電トランジスタ23のベースにバイアス電圧
が供給され該第1給電トランジスタ23をオン
し、電池20よりの電圧をフロントエンド回路
等に供給する。一方フロントエンド回路の各半
導体可変容量素子2,5には前述の如く、チユー
ニング電圧発生回路よりのチユーニング電圧が
供給されているので、アンテナ回路4はアンテナ
3に受信された一放送信号に同調されており該放
送信号を受信し増幅後混合回路7に加える。この
とき局部発振回路6よりは前記放送信号と中間周
波数差の局部発振信号を生じ混合回路7に加えら
れるので、混合回路7では放送信号と局部発振信
号とが混合され中間周波数信号に変換され、中間
周波増幅回路8に供給され増幅される。その増幅
された中間周波数信号は検波され音声信号に変換
後、さらに増幅されたスピーカを駆動する。
現在聴取しているのと別の放送信号を受信する
にはチユーニングボリユーム16を操作し、半導
体可変容量素子2,5に印加されるチユーニング
電圧を変化させる。チユーニング電圧が変化され
ると、半導体可変容量素子2,5の容量が変化
し、アンテナ回路4の同調周波数及び局部発振回
路6の局部発振周波数が変化されるので前述と別
の放送信号を受信出来る。
電池20の電圧が変化し発振器14よりの発振
信号の出力が変化しても、第2制御トランジスタ
19にて発振出力が発振信号の大きさを一定にす
る。又フロントエンド回路に供給される電池2
0よりの電圧は、電池20の電圧の変化に応じ第
3給電スイツチ25のコレクタ・エミツタ間のイ
ンピーダンスが変化し、第1給電トランジスタ2
3のエミツタ・コレクタ間インピーダンスを変化
し前記フロントエンド回路のアンテナ回路4、
混合回路7及び局部発振回路6に供給される電圧
を一定にする。
前述のようにし電池20の電圧が所定値以上の
とき、定電圧ダイオード17にて発振信号は一定
にされ、又フロントエンド回路に供給される動
作電圧も一定にし電池20の電圧の減少にようて
チユーニング電圧が減少され、アンテナ回路4の
同調周波数がずれて雑音を発生することを防止す
る。しかし電池20の電圧が減少し、発振器14
の発振信号を昇圧し整流器15,15で整流して
得られた直流電圧がフロントエンド回路の半導
体可変容量素子2,5の容量を変化させるのに不
十分な大きさになると、定電圧ダイオード17が
オフし第2給電トランジスタ24へのバイアス電
圧を遮断し該第2給電トランジスタ24をオフ
し、第1給電トランジスタ23もオフされフロン
トエンド回路への電池電圧の供給を遮断する。
(ト) 考案の効果 本考案のラジオ受信機は電池よりの電圧を昇圧
して得られるチユーニング電圧を定電圧ダイオー
ドにて検出し、前記チユーニング電圧が所定値以
上のとき前記定電圧ダイオードを介し給電回路に
バイアス電圧を供給し、フロントエンド回路に電
池よりの電圧を供給するようにしたので、電源投
入時あるいは減電圧時チユーニング電圧発生回路
の動作が不安定なときフロントエンド回路は不動
作にされ、チユーニング電圧がドリフトすること
によつて発生する雑音を防止出来る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のラジオ受信機のブロツク図であ
る。 ……フロントエンド回路、2……半導体可変
容量素子、4……アンテナ回路、5……半導体可
変容量素子、6……局部発振回路、……チユー
ニング電圧発生回路、14……発振器、15……
整流器、17……定電圧ダイオード、22……給
電回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電池と、該電池よりの電圧を昇圧しチユーニン
    グ電圧を発生するチユーニング電圧発生回路と、
    前記チユーニング電圧にてチユーニングが行なわ
    れるフロントエエンド回路と、チユーニング電圧
    発生回路にて発生された所定値以上のチユーニン
    グ電圧にてオンされる定電圧ダイオードと、該定
    電圧ダイオードにて制御されフロントエンド回路
    に供給される電池よりの電圧をオンオフさせる給
    電回路とよりなるラジオ受信機。
JP12944987U 1987-08-26 1987-08-26 Expired - Lifetime JPH0537546Y2 (ja)

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JPS6438021U JPS6438021U (ja) 1989-03-07
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