JPH06188687A - 選局回路 - Google Patents

選局回路

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JPH06188687A
JPH06188687A JP33821492A JP33821492A JPH06188687A JP H06188687 A JPH06188687 A JP H06188687A JP 33821492 A JP33821492 A JP 33821492A JP 33821492 A JP33821492 A JP 33821492A JP H06188687 A JPH06188687 A JP H06188687A
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JP
Japan
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voltage
tuning
converter
circuit
signal
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Pending
Application number
JP33821492A
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English (en)
Inventor
Masami Yuyama
将美 湯山
Noriyasu Murata
憲保 村田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無駄な電力の消費を避けて容量の限られる電池
電源を有効に使用する。 【構成】電源となる電池の電圧から他の各回路への動作
電圧を作成して供給する第1のDC−DCコンバータ23
に加えて、選局コントローラ21からのパルス幅信号によ
る同調信号VAFT に応じて、電池の電圧Vcc0 を所望す
るチャンネルのチューニング電圧VBTに直接変換し、得
たチューニング電圧VBTを選局動作を行なうチューナ回
路12に供給する、例えばアップコンバータで構成した第
2のDC−DCコンバータ22を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池電源により駆動さ
れる液晶テレビ等の選局回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、表示部に液晶表示パネルを用いた
液晶テレビ装置が小型軽量で携帯性に優れている点から
車載用を含めて広く一般に普及している。この種の液晶
テレビ装置の特に選局回路周辺の構成を図3に示す。
【0003】同図において、アンテナ11で受信した複数
チャンネルの高周波信号はチューナ12に入り、BT増幅
器17からのチューニング電圧VBTに従って所望するチャ
ンネルのみの高周波信号が選択されて中間周波信号に変
換され、中間周波増幅回路13へ送られる。
【0004】中間周波増幅回路13は、この中間周波信
号を映像検波に必要な電圧まで増幅し、増幅した中間周
波信号VIFを映像検波回路14及びAFT検波回路15へ送
出する。映像検波回路14は、増幅された中間周波信号を
検波して複合映像信号を得、図示しない後段の映像信号
処理回路へ出力する。
【0005】一方AFT検波回路15は、増幅された中間
周波信号VIFの周波数fIFに対応した電圧VAFT をAF
T検波により発生し、選局コントローラ16へ供給する。
このときのAFT検波回路15における信号VIFの周波数
fIFと電圧VAFT の関係を図5に示す。
【0006】同図に示す如く周波数fIFに対して電圧V
AFT はS字カーブを描くように変化するもので、選局コ
ントローラ16はこの電圧VAFT が中点電位となる周波数
fPIF となるように、上記BT増幅器17への同調電圧V
CTを微調整制御する。
【0007】しかるにBT増幅器17は、DC−DCコン
バータ18から供給される電源電圧Vcc2 を基に、選局コ
ントローラ16からの同調電圧VCTを増幅してチューニン
グ電圧VBTを生成し、上述した如くチューナ12へ送出す
る。
【0008】図4はこのBT増幅器17の具体的な回路構
成を例示するものであり、DC−DCコンバータ18から
の電源電圧Vcc2 により動作するオペアンプ17aのプラ
ス入力端子に上記同調電圧VCTが印加され、同マイナス
入力端子が抵抗R1 を介して接地されると共に、抵抗R
2 を介して同出力端子と帰還接続される。そして、この
BT増幅器17の出力端子からの出力電圧がチューニング
電圧VBTとされるもので、その増幅率「VBT/VCT」は
上記抵抗R1 ,R2 の値を用いて「(R1 +R2 )/R
1 」で表わされる。
【0009】上記DC−DCコンバータ18は、電圧値が
安定しない電池電源からの一次電圧を変圧して上記各回
路の安定した動作電圧となる2次電圧を発生する。すな
わちDC−DCコンバータ18は、上記BT増幅器17への
電池の電源電圧Vcc0 、例えば4.5[V]から、上記
BT増幅器17への高い電源電圧Vcc2 、例えば20
[V]を発生すると共に、上記チューナ12、中間周波増
幅回路13、映像検波回路14、AFT検波回路15への低い
電源電圧Vcc1 、例えば4[V]を発生する。
【0010】ここで、DC−DCコンバータ18からBT
増幅器17に供給される電源電圧Vcc2 のみが他の各回路
への電源電圧Vcc1 に比して高く設定されていることに
ついて説明する。
【0011】図6はVHFハイバンドの各チャンネルに
対応してBT増幅器17からチューナ12へ供給されるチュ
ーニング電圧VBTの値を示すものである。電源電圧Vcc
2 は、最大のチューニング電圧VBTをとる12チャンネ
ルを受信できるように設定する必要があり、且つ、BT
増幅器17の最大出力は一般に電源電圧Vcc2 の値まで取
出すことができず、通常1.5[V]〜2.0[V]程
度の余裕を見る必要がある。したがって、12チャンネ
ルのチューニング電圧VBTを18[V]とすると、電源
電圧Vcc2 は20[V]程度必要となるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような選局回路
のBT増幅器17にあっては、例えば12チャンネルを選
局する場合で2(上記20[V]と18[V]の差)
[V]、4チャンネルのチューニング電圧VBTを6
[V]とするとこの4チャンネルを選局する場合で実に
14(20[V]と6[V]の差)[V]のそれぞれ電
圧降下による損失を生じることとなる。
【0013】このように、予め充分高い電源電圧Vcc2
を固定化し、選局コントローラ16からの同調電圧VCTを
増幅してチューニング電圧VBTを発生させるような構成
では、常に電圧降下分の損失を生じることになる。
【0014】したがって、電源となる電池から見ると、
一次電圧Vcc0 を変換して二次電圧Vcc1 を生成する際
に生じる変換ロス、一次電圧Vcc0 を変換して二次電圧
Vcc2 を生成する際に生じる変換ロスに加えて、二次電
圧Vcc2 からチューニング電圧VBTを得る電圧降下分の
ロスが存在することになる。
【0015】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、無駄な電流の消費
を低減し、容量の限られる電池電源をより有効に使用す
ることが可能な選局回路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、電源
となる電池の電圧から他の各回路への動作電圧を作成し
て供給する第1のDC−DCコンバータに加えて、選局
コントローラからのパルス幅信号による同調信号に応
じ、電池の電圧を所望するチャンネルのチューニング電
圧に直接変換し、得たチューニング電圧を選局動作を行
なうチューナ回路に供給する、例えばアップコンバータ
で構成した第2のDC−DCコンバータを備えるように
したものである。
【0017】
【作用】上記のような構成によれば、電源電池からの供
給電圧を直接チューニング電圧に変換するために、電圧
降下分のロスを完全になくすことができ、無駄な電力の
消費を避けて容量の限られる電池電源をより有効に使用
することができる。
【0018】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。
【0019】図1はその回路構成を示すもので、基本的
な回路及びその接続関係は上記図3に示したものと同様
であるので、同一部分には同一符号を付してその説明は
省略する。
【0020】そして、AFT検波回路15の出力する電圧
VAFT を選局コントローラ21へ供給する。選局コントロ
ーラ21は、この電圧VAFT により所望するチャンネルに
対応したパルス幅信号VPWM を第2のDC−DCコンバ
ータ22へ送出する。
【0021】この第2のDC−DCコンバータ22は、選
局コントローラ21からのパルス幅信号VPWM をスイッチ
ング信号として電池電源からの一次電圧Vcc0 を変圧
し、二次電圧であるチューニング電圧VBTを直接生成す
るもので、得られたチューニング電圧VBTが上記チュー
ナ12へ供給される。
【0022】また、電池電源からの一次電圧Vcc0 は第
2のDC−DCコンバータ22とは別に設けられた第1の
DC−DCコンバータ23にも与えられる。この第1のD
C−DCコンバータ23は、電池電源からの一次電圧Vcc
0 を変圧して二次電圧として上記チューニング電圧VBT
より低い動作電圧Vcc1 を生成するもので、得られた電
圧Vcc1 は上記チューナ12、中間周波増幅回路13、映像
検波回路14、AFT検波回路15及びAFT検波回路15に
動作電源電圧として供給される。
【0023】いま、電池電源電圧Vcc0 を4.5
[V]、チューニング電圧VBTを上記図6に示したよう
に6[V]〜18[V]としたとき、第2のDC−DC
コンバータ22の具体的な回路構成例を図2に示す。
【0024】これは、チューニング電圧VBTの方が常に
電池電源電圧Vcc0 より大きいためにアップコンバータ
の構成としたもので、選局コントローラ21からのパルス
幅信号VPWM はスイッチング素子としてのNチャネルF
ET22aのベースに入力され、同ソース端子は接地され
る。このFET22aのドレイン端子にコイルLを介して
電池電源電圧Vcc0 が印加されると共に、同ドレイン端
子がダイオードDのアノードに接続される。ダイオード
DのカソードはコンデンサCを介して接地されると共
に、チューニング電圧VBTの出力端子として上記チュー
ナ12へ接続される。
【0025】上記のような構成にあって、例えば4チャ
ンネルのテレビ電波を受信するときの動作を説明する。
まず、選局コントローラ21はチューニング電圧VBTが6
[V]となるようなパルス幅信号VPWM を第2のDC−
DCコンバータ22へ供給する。第2のDC−DCコンバ
ータ22がこのパルス幅信号VPWM に応じて実際に6
[V]のチューニング電圧VBTをチューナ12に供給する
と、チューナ12は4チャンネルのテレビ電波を受信して
その中間周波信号を中間周波増幅回路13を介して増幅さ
せ、映像検波回路14及びAFT検波回路15へ出力させ
る。AFT検波回路15は、AFT検波により、入力され
る中間周波信号VIFの周波数fIFに対応した電圧VAFT
を選局コントローラ21へ出力する。
【0026】ここで、中間周波信号VIFの周波数fIFが
中点電位となる周波数fPIF より小さい場合、AFT検
波回路15の出力する電圧VAFT は該中点電位よりも大き
くなる。そのため、選局コントローラ21がこれを判断
し、上記第2のDC−DCコンバータ22へ出力するパル
ス幅信号VPWM のデューティ比をより大きくし、第2の
DC−DCコンバータ22からチューナ12へ供給されるチ
ューニング電圧VBTの値を増加させる。
【0027】また、中間周波信号VIFの周波数fIFが中
点電位となる周波数fPIF より大きい場合、AFT検波
回路15の出力する電圧VAFT は該中点電位よりも小さく
なる。そのため、選局コントローラ21がこれを判断し、
上記第2のDC−DCコンバータ22へ出力するパルス幅
信号VPWM のデューティ比をより小さくし、第2のDC
−DCコンバータ22からチューナ12へ供給されるチュー
ニング電圧VBTの値を減少させる。
【0028】このように選局コントローラ21は、中間周
波信号VIFの周波数fIFが中点電位となる周波数fPIF
と等しくなるように常に第2のDC−DCコンバータ22
がチューナ12へ供給するチューニング電圧VBTの値を微
調整するものである。
【0029】しかるに、チューナ12、中間周波増幅回路
13、映像検波回路14、AFT検波回路15及び選局コント
ローラ21に動作電圧を供給する第1のDC−DCコンバ
ータ23の他に、選局コントローラ21からの同調信号であ
るパルス幅信号VPWM をスイッチング信号として電池電
圧Vcc0 からチューニング電圧VBTを直接生成してチュ
ーナ12へ送出する第2のDC−DCコンバータ22を設け
ることで、上記図3のBT増幅器17のような電圧降下分
のロスを生じることがなくなる。なお、本発明は液晶テ
レビ以外のテレビやラジオにも適用可能であることはい
うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、電
源となる電池の電圧から他の各回路への動作電圧を作成
して供給する第1のDC−DCコンバータに加えて、選
局コントローラからのパルス幅信号による同調信号に応
じて、電池の電圧を所望するチャンネルのチューニング
電圧に直接変換し、得たチューニング電圧を選局動作を
行なうチューナ回路に供給する、例えばアップコンバー
タで構成した第2のDC−DCコンバータを備えるよう
にしたので、電源電池からの供給電圧を直接チューニン
グ電圧に変換するために、電圧降下分のロスを完全にな
くすことができ、無駄な電力の消費を避けて容量の限ら
れる電池電源をより有効に使用することが可能な選局回
路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回路構成を示すブロッ
ク図。
【図2】図1の第2のDC−DCコンバータ(22)の具
体的な回路構成を例示する図。
【図3】従来の液晶テレビ装置の特に選局回路周辺の回
路構成を示すブロック図。
【図4】図3のBT増幅器の具体的な回路構成を示す
図。
【図5】図3のAFT検波回路の動作特性を示す図。
【図6】図3のBT増幅器によるVHFハイバンドの各
チャンネルに対応したチューニング電圧VBTの値を示す
図。
【符号の説明】
11…アンテナ、12…チューナ、13…中間周波増幅回路、
13…中間周波増幅回路、14…映像検波回路、15…AFT
検波回路、16,21…選局コントローラ、17…BT増幅
器、18…DC−DCコンバータ、22…第2のDC−DC
コンバータ、23…第1のDC−DCコンバータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AFT検波で得られるAFT電圧が中点
    電圧となるように所望するチャンネルに対応した同調信
    号を調整出力する選局制御回路と、 この選局制御回路からの同調信号に応じて、電源電池か
    らの供給電圧を上記所望するチャンネルのチューニング
    電圧に変換し、得たチューニング電圧を選局動作を行な
    うチューナ回路に供給するDC−DCコンバータとを備
    えたことを特徴とする選局回路。
  2. 【請求項2】 上記選局制御信号の出力する同調信号は
    パルス幅信号を用い、 上記DC−DCコンバータは、上記パルス幅信号により
    オン/オフ動作するスイッチング素子と、このスイッチ
    ング素子のオン/オフ動作時間に対応して電源電池から
    の供給電圧を上記チューニング電圧に変換するLC回路
    及びダイオードとからなるアップコンバータで構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の選局回路。
JP33821492A 1992-12-18 1992-12-18 選局回路 Pending JPH06188687A (ja)

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JP (1) JPH06188687A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5742898A (en) * 1994-11-15 1998-04-21 U.S. Philips Corporation Tuning system with DC-DC converter
US7227595B2 (en) 2003-08-08 2007-06-05 Funai Electric Co., Ltd. Liquid crystal television receiver

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5742898A (en) * 1994-11-15 1998-04-21 U.S. Philips Corporation Tuning system with DC-DC converter
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