JPH0537495Y2 - - Google Patents

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JPH0537495Y2
JPH0537495Y2 JP15748087U JP15748087U JPH0537495Y2 JP H0537495 Y2 JPH0537495 Y2 JP H0537495Y2 JP 15748087 U JP15748087 U JP 15748087U JP 15748087 U JP15748087 U JP 15748087U JP H0537495 Y2 JPH0537495 Y2 JP H0537495Y2
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JP
Japan
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cream solder
dispenser
nozzle
line
dispensing
Prior art date
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JP15748087U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリント回路基板にクリーム半田を
塗布するためにデイスペンサ装置に関し、特に、
クリーム半田を線状に且つ一様に塗布するための
デイスペンサ装置に関する。
〔従来の技術〕
プリント回路基板にクリーム半田を線状に塗布
するためのデイスペンサ装置は従来から公知とな
つていた。しかし、これらは、いずれもデイスペ
ンサのノズルが下降端に達し、水平方向に移動し
て線引き動作を行うと同時にクリーム半田を吐出
し、線引き動作の終了端で吐出を終了させるよう
に制御されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、デイスペンサのノズルの移動は、カム
又はサーボモータ等の機械的手段によつて駆動さ
れ、クリーム半田の吐出は空気圧等で作動するよ
うに構成されていることが多く、同時に制御され
ても、空気圧のための配管等によつて実際にはク
リーム半田の吐出にわずかな作動遅れが生じる。
デイスペンサのノズルによる線引き速さが遅い
間は、この作動遅れも全く問題にならないが、多
数個所に短時間でクリーム半田を塗布するために
ノズルによる線引き速度を高速化すると、この作
動遅れによつてクリーム半田が第5図に示すよう
に塗布される。
ここで、第5図は従来技術によるデイスペンサ
装置で線引きを高速で行つたときに塗布されたク
リーム半田の形状を示す断面図であつて、デイス
ペンサのノズル27はクリーム半田3を吐出しな
がら図の左側から右に向つて移動する。この場
合、吐出のタイミングに遅れがあると、プリント
回路基板1上の回路パターン2に対して、図に示
すように、線引き開始端は吐出の遅れによつてク
リーム半田の量が少なくなり、終了端にはクリー
ム半田の盛り上り又は突起が生じる。これを防止
するために線引き終了端でノズルを斜上方に引き
上げることも行われることがあるが、この場合で
も想像線で示すような形状となり、多少は改善さ
れるが完全な解決とはなつていない。
本考案は、これら問題点を解決するデイスペン
サ装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、このような問題点を解決するために
クリーム半田をプリント回路基板に線状に塗布す
るためのデイスペンサ装置において、プリント回
路基板に向かつて下降し、暫時停止した後水平方
向に移動することによつて線引きを行い、その後
上昇するように動作するデイスペンサのノズル
と、前記下降して停止している間にクリーム半田
の吐出を開始し、線引き終了前の所定位置で吐出
を終了するように吐出開始及び終了のタイミング
を制御する制御手段とを有するように構成したも
のである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案のデイスペンサ装置の1実施例
を示す縦断面図であり、第2図は第1図のAA断
面図、第3図はデイスペンサのノズルの動作を説
明する説明図、第4図はタイミングチヤートであ
る。
第1図及び第2図において、図示しないXY駆
動装置によつて水平面内を所定の位置に移動する
支持プレート11は、ボールガイド12を介して
デイスペンサヘツド本体13を支持している。こ
のデイスペンサヘツド本体13は、引張りスプリ
ング14によつて上方に向かつて付勢されてお
り、エアシリンダ15の作動によつて下降し、図
示しない検出手段によつて下降端に下降したこと
が検出される。デイスペンサヘツド本体13に
は、軸受16を介してスピンドル17が回転可能
に支持されており、このスピンドル17は、引張
りスプリング21によつて時計回り方向に付勢さ
れており、エアシリンダ18によつて作動するラ
ツク19、及びこのラツク19に噛合する歯車2
0を介して回動する。
スピンドル17は中空となつていて、この中空
部にクリーム半田のタンク22が挿入されてお
り、図示しない制御手段からの制御信号によつて
空気圧が供給され、後述する吐出ノズル27から
クリーム半田の所定量ずつ吐出される。
スピンドル17の下端にはクリーム半田のタン
ク22口元に係合した吐出ノズル本体23のホル
ダ24が設けられており、圧縮スプリング25で
常に下方に付勢されており、ピン26及び中心の
嵌合部でデイスペンサヘツド本体13に回転不能
に位置決めされている。吐出ノズル本体23から
下方に向かつて細管状のノズル27が突出してお
り、このノズル27に平行で且つ塗布するクリー
ム半田の厚さだけ長く突出したストツパ28が設
けられている。
次に、第3図及び第4図を参照しながら、本考
案のデイスペンサのノズル27の動きを説明す
る。
図示しない制御手段からの制御信号によつて第
1図のエアシリンダ15が作動してデイスペンサ
ヘツド本体13が下降し、ストツパ28がプリン
ト回路基板1に当接して位置決めされることによ
つてノズル27が回路パターン2上に所定のスキ
マaをもつて停止する(第3図a)。このデイス
ペンサヘツド本体13が下降端に達したことを図
示しない検出手段で検出し、この検出信号が制御
手段に送られてクリーム半田の吐出が開始され、
第3図bに示すようにクリーム半田3が吐出され
るまでノズル27は停止している。この停止時間
T1の設定は、下降端の検出によつて制御装置内
のタイマを作動させることによつて容易に実現す
ることができる。
次いで、ノズル27が矢印方向に所定の速度で
移動することによつて線引きが行われる。線引き
の終了端では、逆に時間T2だけ線引きの終了よ
り早くクリーム半田の吐出が終了し、そのままノ
ズル27は移動して線引きは続けられる(第3図
c)。
このように作動することによつて、デイスペン
サの作動遅れによつて吐出終了の指令後に吐出さ
れるクリーム半田が線引きに用いられることとな
る。尚、この時間T2は、クリーム半田の吐出時
間(吐出開始から終了までの時間)として管理し
ても良く、或いはノズル27がNC制御されると
きには、線引きの残り長さが所定の長さになつた
ときに信号を出力して吐出を終了するようにして
も良い。
線引きが終了した後は、ノズル27が上昇して
この線引き工程は終了する。
ここで、時間T1、T2は、ほぼデイスペンサ装
置の構造とクリーム半田の粘度によつて定まる定
数となるので、所定の時間となるようにタイマを
設定すれば足り、温度の変化によるクリーム半田
の粘度の変動に対してもクリーム半田を定温に維
持し、又はクリーム半田の温度によつてタイマの
設定を自動的に切換えることによつて完全自動化
することも可能である。
〔本考案の効果〕
本考案は、以上のように構成されているので、
プリント回路上にクリーム半田を線引きする際に
一様な厚さに塗布することが可能であり、ひいて
は、電子部品を搭載して半田付けする際に、半田
の量のバラツキによる半田不良を防止することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のデイスペンサ装置の1実施例
を示す縦断面図、第2図は第1図のAA断面図、
第3図はデイスペンサのノズルの動作を説明する
説明図、第4図はタイミングチヤート、第5図は
従来技術によるクリーム半田の形状を示す断面図
である。 1……プリント回路基板、3……クリーム半
田、27……ノズル、28……ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クリーム半田をプリント回路基板に線状に塗布
    するためのデイスペンサ装置において、プリント
    回路基板に向かつて下降し、暫時停止した後水平
    方向に移動することによつて線引きを行い、その
    後上昇するように動作するデイスペンサのノズル
    と、前記下降して停止している間にクリーム半田
    の吐出を開始し、線引き終了前の所定位置で吐出
    を終了するように吐出開始及び終了のタイミング
    を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    クリーム半田塗布用のデイスペンサ装置。
JP15748087U 1987-10-16 1987-10-16 Expired - Lifetime JPH0537495Y2 (ja)

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JP15748087U JPH0537495Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16

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JP15748087U JPH0537495Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16

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JPH0163170U JPH0163170U (ja) 1989-04-24
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JP5437752B2 (ja) * 2009-09-24 2014-03-12 富士機械製造株式会社 塗布装置および塗布状態補正方法
KR101089748B1 (ko) * 2009-10-19 2011-12-07 에이피시스템 주식회사 도포장치의 제어 방법

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JPH0163170U (ja) 1989-04-24

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