JPH0537460A - 移動無線端末機 - Google Patents

移動無線端末機

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Publication number
JPH0537460A
JPH0537460A JP3193207A JP19320791A JPH0537460A JP H0537460 A JPH0537460 A JP H0537460A JP 3193207 A JP3193207 A JP 3193207A JP 19320791 A JP19320791 A JP 19320791A JP H0537460 A JPH0537460 A JP H0537460A
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JP
Japan
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area code
area
radio
station
radio base
Prior art date
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Pending
Application number
JP3193207A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Nakamura
研一 中村
Hiroshi Yoshida
博 吉田
Yukio Suemura
有希雄 末村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH0537460A publication Critical patent/JPH0537460A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 登録エリアに入ったことを報知可能な移動無
線端末機を提供すること。 【構成】 エリアによって異なる無線基地局より発せら
れる電波信号を受信し、この電波信号に含まれる各無線
基地局毎に異なるエリアコ−ドをエリアコ−ド検出回路
12によって検出する。さらに、検出されたエリアコ−
ドと、予めキ−パッド13を介してメモリ14に記憶さ
れた目的地のエリアコ−ドとを比較回路15により比較
し、これらが一致したときに音源発出器16のブサ−を
鳴動する。 【効果】 例えば列車で出掛ける際に目的の降車駅のエ
リアコ−ドを登録した移動無線端末機を持参すれば、列
車内での睡眠等による寝過ごし、或いは不慣れな土地で
あるための乗り過ごし等を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動無線端末機に関
し、特に登録エリアに入ったことを報知可能な移動無線
端末機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の無線基地局の通信接続サ−
ビスを行う移動無線通信では、携帯電話或いはポケット
ベル等の無線端末機は無線基地局からの電波を受信し、
受信した電波の受信状況に従って無線基地局との通信が
可能か否かを判断している。さらに、この判断結果を使
用者に通知する手段として、無線端末機にディスプレ
イ、ランプ等を備え、通信が可能な状態にあるのか、不
可能な状態にあるのかを表示している。
【0003】図2は従来の無線端末機の一例であるポケ
ットベルの構成図である。図において、1は無線端末機
で、復調器2、復調器2に接続された制御装置3、及び
制御装置3に接続された表示装置4から構成されてい
る。
【0004】復調器2は常時或いは定期的に無線基地局
からの送信電波を受信し、制御装置3は復調器2の受信
状況により無線基地局との通信が可能であるか否かを判
断して、通信が可能であれば通信可、通信が不可能であ
れば通信不可を表示装置4に表示する。
【0005】図3は移動無線通信における無線基地局の
送信する電波の有効領域の例を示す図であり、5,6は
無線基地局、7,8はそれぞれ無線基地局5,6の送出
電波の有効領域、9はいずれの無線基地局からの送出電
波も無効である領域、1A〜1Cは無線端末機である。
無線端末機が領域7或いは領域8に存在する場合、即ち
無線端末機1A或いは1Cの場合は、それぞれ無線基地
局5,6に対して通信することが可能であるため、無線
端末機1A,1Cの表示装置4のディスプレイ、ランプ
等に通信可能である旨が表示される。無線端末機が領域
9に存在する場合、即ち無線端末機1Bの場合は、いず
れの無線基地局5,6とも通信することが不可能である
ため、無線端末機1Bのディスプレイ、ランプ等には通
信不可能である旨が表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、列車等で睡眠等
により降車駅に着いたことに気付かず乗り越してしまう
ことがある。これを防止するための手段としては、事前
に降車予定時刻にタイマをセットし、タイマの鳴動によ
り降車駅に着いたことを通知する方法、或いは降車予定
時刻に第三者によって、当事者が持参しているポケット
ベル等の移動無線端末機に着信させることにより、その
鳴動等で通知する方法があった。
【0007】しかしながら前述した前者の方法では、列
車が時間どおりに運行しなかった場合、降車駅ではない
ところでタイマが鳴動するという不都合が生じ、また後
者の方法では、第三者に依頼するのに手間が掛かると共
に、第三者も時間を気に掛けなければならず煩わしいな
どの不都合があった。
【0008】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、登録
エリアに入ったことを報知可能な移動無線端末機を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、エリアによって異なる複数の無線基地局
より発せられる電波信号を受信し、該電波信号に含まれ
る各無線基地局毎に異なるエリアコ−ドを検出するエリ
アコ−ド検出手段を備えた移動無線端末機において、エ
リアコ−ドを登録するエリアコ−ド登録手段と、前記エ
リアコ−ド検出手段によって検出されたエリアコ−ド
と、前記エリアコ−ド登録手段に登録されたエリアコ−
ドとを比較するエリアコ−ド比較手段と、該エリアコ−
ド比較手段の比較結果に基づいて、エリアコ−ドが一致
したことを報知する報知手段とを備えた移動無線端末機
を提案する。
【0010】
【作用】本発明によれば、例えば列車などで出掛ける
際、目的地の降車駅に近付いたことを報知させる場合に
は、この降車駅を含むエリアのエリアコ−ドを移動無線
端末機のエリアコ−ド登録手段に登録しておく。前記移
動無線端末機は各無線基地局からの電波信号を受信し、
エリアコ−ド検出手段により該電波信号に含まれるエリ
アコ−ドを検出する。これにより、前記移動無線端末機
のエリアコ−ド比較手段により、前記エリアコ−ド検出
手段によって検出されたエリアコ−ドが前記エリアコ−
ド登録手段に登録されたエリアコ−ドとが比較され、こ
れらが一致した場合、報知手段によってこれが報知され
る。
【0011】
【実施例】本発明は、ポケットベル、携帯電話などの移
動無線端末機に対して無線基地局から発せられる電波信
号には、従来、各無線基地局毎に異なるエリアコ−ドが
含まれていることを利用したものであり、以下その実施
例の詳細を説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、前述した従来例と同一構成部分は同一
符号をもって表し、その説明を省略する。即ち、1はポ
ケットベル等の携帯用の無線端末機で、復調器2、制御
装置3、表示装置4、エリアコ−ド検出回路12、キ−
パッド13、メモリ14、比較回路15、及びブザ−か
らなる音源発出器16を備えている。
【0013】復調器2は無線基地局からの電波信号を受
信し、これを復調する。エリアコ−ド検出回路12は、
復調器2によって復調された信号を入力し、この信号に
含まれるエリアコ−ドを検出する。キ−パッド13は複
数のキ−を備え、登録対象となるエリアコ−ドに対応し
て押下されたキ−のデ−タをメモリ14に出力し、メモ
リ14はこのデ−タを記憶する。比較回路15はエリア
コ−ド検出回路12によって検出されたエリアコ−ドを
入力し、このエリアコ−ドとメモリ14に記憶されてい
るエリアコ−ドとを比較し、これらが一致したときに一
致信号を音源発出器16に出力する。音源発出器16は
比較回路15から一致信号を入力したときにブザ−を鳴
動する。また、制御装置3は、通信可能状態にあるか否
かを表示装置4に表示すると共に、エリアコ−ド検出回
路12によって検出されたエリアコ−ドを入力し、この
エリアコ−ドを表示装置4に表示する。
【0014】一方、本実施例の無線端末機1に対して電
波信号を送出する無線基地局は、図4に示すように複数
(図面では二局のみを示す)存在する。また、これらの
無線基地局21,22は、伝送路31,32を介して制
御局40の回線制御装置41に接続され、さらに各地に
存在する複数の制御局40の回線制御装置41は通信網
50を介して互いに接続されている。
【0015】また、無線基地局21、22のそれぞれ
は、この無線基地局21、22から送出される電波信号
の受信可能エリアに1局のみ存在し、この電波信号に含
まれるエリアコ−ドは各無線基地局21,22毎に異な
るものに設定されている。さらに、無線端末機1は各無
線基地局21,22のエリア内外に多数存在し、無線基
地局21のエリアER1内にある無線端末機1は常に無
線基地局21からのエリアコ−ド01を無線電波を介し
て受信し、無線基地局22のエリアER2内にある無線
端末機1は常に無線基地局22からのエリアコ−ド02
を無線電波を介して受信している。
【0016】次に、前述の構成よりなる本実施例の動作
及び使用例を説明する。以下では無線端末機1を用いて
目的地に近付いたことを知る方法を例にして説明する。
例えば、列車等で睡眠等により降車駅に着いたことに気
付かず乗り越してしまうことがあるが、本実施例の無線
端末機1を用いて降車駅に近付いたことを知ることがで
きる。
【0017】エリアER1に存在する駅から列車に乗車
した人が、エリアER2に存在する降車駅に近付いたこ
とを知りたい場合には、この降車駅を含むエリアER2
の無線基地局22のエリアコ−ド02を無線端末機1に
登録して持参すれば良い。即ち、無線端末機1に目的地
である降車駅のエリアコ−ドを登録することにより、無
線端末機1を保持している使用者に対して目的地に近付
いたことをブサ−音により報知する。
【0018】目的地のエリアコ−ドを登録するには先ず
エリアコ−ド01のエリアER1内にある無線端末機1
においてエリアER2のエリアコ−ド02をキ−パッド
13から入力する。入力されたエリアコ−ド02はメモ
リ14に蓄積される。目的地のエリアコ−ド02を登録
した無線端末機1を持参し、エリアコ−ド02のエリア
ER2内に入ると、比較回路15は、復調器2が無線基
地局22から無線電波を介して受信したエリアコ−ド0
2とメモリ14に蓄積されているエリアコ−ド02とを
比較し、これらが同一であるため一致信号を音源発出器
16に伝える。音源発出器16は比較回路15からの一
致信号を受け、ブサ−を鳴動する。これにより、無線端
末機1を保持している使用者は、目的地に近付いたこと
を認識することができる。
【0019】従って、列車内での睡眠等による寝過ご
し、或いは不慣れな土地であるための乗り過ごし等を防
止できることから、使用者にとっては無駄な気遣いがな
くなり安心して列車に乗車することができる。しかも、
時間という変化する可能性がある要素を登録する方式で
はないので、列車などの時間遅れにも左右されず、また
不慣れな土地で所用時間が分からない場合でも対処可能
である。さらに、表示装置に表示されたエリアコ−ドに
より自分がどのエリア内にいるのかを認識することがで
きる。
【0020】尚、エリアコ−ドは複数登録することも可
能である。例えば、複数の登録エリアのいずれかに入っ
たときに報知させることも可能であり、登録した順序に
したがって報知させることも可能である。また、本実施
例では本発明をポケットベルに適用したが、携帯電話或
いは自動車電話などの移動無線端末機にも適用できるこ
とは言うまでもないことである。また、本実施例ではブ
ザ−からなる音源発出器16により報知するようにした
が、周知の振動装置による振動、或いはLED、ランプ
等の光によって報知するようにしてもよい。さらに、本
実施例では列車での降車駅に到着したことを報知する例
について説明したが、これに限定されず様々な応用が考
えられることは言うまでもないことである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
波により受信したエリアコ−ドと予め移動無線端末機に
登録したエリアコ−ドとが一致した際に、これが報知さ
れるので、例えば列車で出掛ける際に目的の降車駅のエ
リアコ−ドを登録した移動無線端末機を持参すれば、列
車内での睡眠等による寝過ごし、或いは不慣れな土地で
あるための乗り過ごし等を防止することができる。これ
により、無駄な気遣いがなくなり安心して列車に乗車す
ることができる。しかも、時間という変化する可能性が
ある要素を登録する方式ではないので、列車などの時間
遅れにも左右されず確実に目的地に着いたことを知るこ
とができる。さらに、不慣れな土地で所用時間が分から
ない場合でも対処可能であるという非常に優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図
【図2】従来例の無線端末機を示す構成図
【図3】移動無線通信における無線基地局の送信する電
波の有効領域の例を示す図
【図4】本発明の一実施例の動作及び使用例を説明する
【符号の説明】
1…無線端末機、2…復調器、3…制御装置、4…表示
装置、12…エリアコ−ド検出回路、13…キ−パッ
ド、14…メモリ、15…比較回路、16…音源発出
器、21,22…無線基地局、31,32…伝送路、4
1…制御局、41…回線制御装置、50…通信網。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 エリアによって異なる複数の無線基地局
    より発せられる電波信号を受信し、該電波信号に含まれ
    る各無線基地局毎に異なるエリアコ−ドを検出するエリ
    アコ−ド検出手段を備えた移動無線端末機において、 エリアコ−ドを登録するエリアコ−ド登録手段と、 前記エリアコ−ド検出手段によって検出されたエリアコ
    −ドと、前記エリアコ−ド登録手段に登録されたエリア
    コ−ドとを比較するエリアコ−ド比較手段と、 該エリアコ−ド比較手段の比較結果に基づいて、エリア
    コ−ドが一致したことを報知する報知手段とを備えた、
    ことを特徴とする移動無線端末機。
JP3193207A 1991-08-01 1991-08-01 移動無線端末機 Pending JPH0537460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3193207A JPH0537460A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 移動無線端末機

Applications Claiming Priority (1)

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JP3193207A JPH0537460A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 移動無線端末機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0537460A true JPH0537460A (ja) 1993-02-12

Family

ID=16304085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3193207A Pending JPH0537460A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 移動無線端末機

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JP (1) JPH0537460A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030018956A (ko) * 2001-08-31 2003-03-06 에스케이 텔레콤주식회사 이동 통신 시스템에서의 지하철 목적역 도착 알람 서비스방법
US7130644B2 (en) 1997-06-27 2006-10-31 Fujitsu Limited Mobile communication terminal capable of executing location-related services
US7706934B2 (en) 2004-05-06 2010-04-27 Navitime Japan Co., Ltd. Portable guide device and portable telephone

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