JPH0923477A - 列車の寝過し防止方法、システムおよびその移動機 - Google Patents

列車の寝過し防止方法、システムおよびその移動機

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JPH0923477A
JPH0923477A JP7169922A JP16992295A JPH0923477A JP H0923477 A JPH0923477 A JP H0923477A JP 7169922 A JP7169922 A JP 7169922A JP 16992295 A JP16992295 A JP 16992295A JP H0923477 A JPH0923477 A JP H0923477A
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station
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JP7169922A
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So Ishida
創 石田
Masafumi Onuki
雅史 大貫
Hiroshi Nakamura
寛 中村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな寝過し防止方法を提供する。 【解決手段】 目的地近くの基地局から送信される報知
情報と同じ報知情報を移動機の不揮発性メモリ50に予
め登録しておく。移動機のCPU10は受信した報知情
報が登録の報知情報と一致したことを確認したときに警
報回路60により警報を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯電話等の移動
機を利用した、列車の寝過し防止方法、システムおよび
その移動機に係わる。
【0002】
【従来の技術】デジタル移動通信用の基地局はRCR
STD−27に規定されるように常に無線の報知チャネ
ル(BCCH)で報知情報を流している。この報知情報
には基地局の制御チャネルの構造、移動機の最大出力電
力、位置登録エリアコード、周囲の基地局の止まり木チ
ャネル番号等を含む。
【0003】RCR STD−27Cの付属資料B(5
20頁)に示されるように、移動機は電源投入時や基地
局を移行すると、基地局の共通制御チャネルを探し、報
知チャネルおよび一斉呼出チャネルを監視する、待ち受
け状態となる。この報知チャネルの内容を見ることで、
移動機は基地局に関する情報が得られる。
【0004】PHSやGSMと呼ばれる移動通信、その
他の移動通信においても同様に報知チャネルと報知情報
が規定され、この報知情報を用いて移動機は基地局に関
する情報が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】人は電車に乗っていて
しまい、降りる駅を寝過ごしてしまうことがある。従来
は駅に到着したら起きれるように人間個人が習慣づける
か、目覚まし時計を目的駅に到着時刻に鳴らすようにす
るしかなかった。
【0006】しかし、この習慣づけは難しく、特に旅行
中などの場合に目的駅で起きるなど至難に近い。目的の
時刻に時計を鳴らすようにするには、到着時刻を知って
いる必要があり、手元に時刻表がない場合は困難であっ
た。
【0007】そのために下車予定の駅が近づくと、音や
振動により知らせる新たな装置が望まれていた。
【0008】そこで、本発明は、携帯電話を用いて、乗
っている列車が目的駅に近づいたことを報知できる列車
の寝過し防止方法、システムおよびその移動機を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、基地局毎に異なる報知情
報を無線で通信範囲を限定して報知する複数の基地局を
設け、前記報知情報を受信する移動機は、特定の基地局
の報知情報を予め登録し、移動機は前記報知情報を受信
し、当該受信した報知情報と登録の報知情報との一致の
有無を判定し、一致有りとなったときに警報を発生する
ことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、前記報知情報は位置登
録エリア番号および止まり木チャネル番号を含むことを
特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、前記移動機に対して報
知情報の登録を指示し、該指示に応じて当該移動機は、
その現在位置で、報知情報を受信し、登録することを特
徴とする。
【0012】請求項4の発明は、前記報知情報は前記基
地局周辺に存在する駅の名前であることを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、前記駅の名前を登録す
るための入力装置を請求項1に記載の移動機に設置する
ことを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、新規の前記報知情報を
受信する毎に当該新規の報知情報を表示するディスプレ
イを請求項1に記載の前記移動機に設置することを特徴
とする。
【0015】請求項7の発明は、前記新規の報知情報を
累積的に前記移動機内に記憶し、当該累積的に記憶され
た報知情報の中から登録対象の報知情報を指定すること
を特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、警報発生時に一致有無
判定の対象となった報知情報を表示するためのディスプ
レイを前記移動機に設置することを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、基地局毎に異なる報知
情報を無線で通信範囲を限定して報知する複数の基地局
を設け、前記報知情報を受信する移動機は、特定の基地
局の報知情報を登録する登録手段と、前記報知情報を受
信する通信手段と、前記登録手段により登録された報知
情報と、前記通信手段により受信された報知情報との一
致の有無を判定する判定手段と、一致有りとなったとき
に警報を発生する警報手段とを具えたことを特徴とす
る。
【0018】請求項10の発明は、前記報知情報は位置
登録エリア番号および止まり木チャネル番号を含むこと
を特徴とする。
【0019】請求項11の発明は、前記移動機は、前記
報知情報の登録を指示する指示手段を具え、該指示に応
じて、前記通信手段により前記報知情報を受信し、当該
受信した報知情報を前記登録手段により登録することを
特徴とする。
【0020】請求項12の発明は、前記報知情報は前記
基地局周辺に存在する駅の名前であることを特徴とす
る。
【0021】請求項13の発明は、前記駅の名前を登録
のために入力する入力手段を請求項9に記載の前記移動
機がさらに具えたことを特徴とする。
【0022】請求項14の発明は、請求項9に記載の移
動機は、新規の前記報知情報を受信する毎に当該新規の
報知情報を表示する表示手段をさらに具えたことを特徴
とする。
【0023】請求項15の発明は、請求項9に記載の前
記移動機は、請求項14に記載の前記新規の報知情報を
累積的に記憶する記憶手段をさらに具え、当該累積的に
記憶された報知情報の中から登録対象の報知情報を指定
することを特徴とする。
【0024】請求項16の発明は、前記移動機は、警報
発生時に一致有無判定の対象となった報知情報を表示す
る表示手段をさらに具えたことを特徴とする。
【0025】請求項17の発明は、基地局から無線で通
信範囲を限定して報知され、基地局毎に異なる報知情報
を受信する受信手段と、目的地近くの基地局の報知情報
を登録する登録手段と、該登録手段により登録された報
知情報と前記受信手段により受信した報知情報の一致有
無判定を行う判定手段と、一致有りとなったときに警報
を発生する警報手段とを具えたことを特徴とする。
【0026】請求項1,9,17の発明では、移動機を
帯同したユーザの乗った列車が、所望の場所に近づくと
警報が発生されるので、寝過ごし防止となる。
【0027】請求項2,10の発明では、報知情報を従
来から移動通信に用いられている基地局の報知情報の一
部とすることで、基地局側ではシステム構成を変更する
必要がない。
【0028】請求項3,11の発明では、ユーザは登録
の指示操作のみを行えばよく、報知情報の登録操作を行
う必要はない。
【0029】請求項4,5,12,13の発明では、駅
名を報知情報とすることで、ユーザは列車の目的到着駅
を登録できる。
【0030】請求項6,14の発明では、乗車中の列車
がどの辺に位置しているかを移動機により知ることがで
きる。
【0031】請求項7,15の発明では、記憶済みの報
知情報を指定することでユーザは駅名を入力する操作か
ら解放される。
【0032】請求項8,16の発明では、目的地に到着
したことを目視でも確認できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0034】移動通信基地局は、地域にもよるが、1つ
の基地局のカバーするエリアは半径10メートルから5
0キロメートル程度あり、東京都内ではおおよそ半径5
00メートルから2キロメートルのエリアをカバーして
いる。図1に示すように、この基地局と駅とは地理的な
位置により対応付けが可能であり、基地局と駅の関連を
知ることで、移動機が駅に近づくと鳴動することが可能
である。
【0035】図2に位置報知のための第1の方法を示
す。第1の方法は、移動機に基地局の特徴を示すパラメ
ータ、例えば位置登録エリアコード、制御チャネル構
造、止まり木チャネルのリスト等を記憶するメモリと、
2つのパラメータを比較する機能を設け、ユーザがあら
かじめ下車する駅で移動機に近くの基地局のパラメータ
を記憶させ、移動機は記憶したパラメータと一致する基
地局を発見すると鳴動するようにする方法である。ここ
で特筆すべきはパラメータは、位置そのものを知らせる
情報でなくてよい点であり、基地毎に異なっている固有
情報が好ましい。
【0036】図3に第2の方法を示す。第2の方法は基
地局に駅名を記憶させ、報知情報で流す方法である。ユ
ーザはあらかじめ下車する駅名を移動機に記憶させてお
く。移動機は上記報知情報を受信し、記憶した駅名を発
見すると鳴動し、ユーザに下車駅が近づいたことを報知
する。なお、第2の方法において、駅名でなく地名、高
速道路等のバス停名を設定することで、バスの乗り過ご
し防止にも役立てられる。
【0037】図4に本発明に関わる移動機のシステム構
成の一例を示す。本実施例は通話機能をも具えているが
通話関係の回路、たとえば送受話器等については周知の
ため図4において図示していない。図4においてCPU
10はROM20に格納されたシステムプログラムに従
ってシステム動作を制御する。ROM20には報知プロ
グラムが格納されており、CPU10はこの報知プログ
ラムを実行することにより警報回路60により所定の駅
が近付いたことを鳴動で報知する。この報知プログラム
は上記第1,第2の方法に応じて異なり、詳細について
は後述する。
【0038】通信回路30は基地局と無線通信を行い、
基地局からの本発明に関わる位置情報等を取得する。
【0039】キーボード40からはCPU10に対する
動作指示や各種情報等をカタカナ,英数字の形態で入力
する。不揮発性メモリ50には電池バックアップのRA
MあるいはE2 ROM等のメモリを使用し、上記報知プ
ログラムの実行処理で用いる情報を記憶する。
【0040】警報回路60は、CPU10の指示で鳴動
し、所定の駅に近付いたことを報知する。ディスプレイ
70は、キーボード40から入力された情報や報知した
い駅名の設定に関わる案内情報等を表示する。なお、こ
の警報回路60は通話モードにおける着信の鳴動も可能
であるが、寝過し防止モードと通話モードで鳴動音が異
なる。
【0041】このようなシステム構成において上記第1
の方法を実施するための報知プログラムの処理内容を図
5および図6に示す。図5は報知させたい駅に関連する
情報を移動機に登録するための処理手順を示す。図6は
移動機の位置検知のための処理手順を示す。図5および
図6を用いて、移動機のシステム動作を説明する。
【0042】ユーザは登録したい駅付近に行って、キー
ボード40から駅情報の登録を指示する。この指示を受
けて、CPU10は通信回路30を介して駅近くに存在
する基地局からその位置を示す報知情報を読込む(図5
のステップS1)。次にCPU10は報知情報を不揮発
性メモリ50に記憶するための報知情報(基地局パター
ン)に変換、あるいは抽出し、不揮発性メモリ50に記
憶する(図5のステップS2→S3)。
【0043】CPU10は、移動機の電源オン後図6の
処理手順を繰返し実行する。すなわち、寝過し防止モー
ドを設定し、通信回路30を介して報知情報を読込み、
基地局パターンを抽出する(図6のステップS11→S
12)。次に不揮発性メモリ50に記憶してある登録の
基地局パターンと、抽出の基地局パターンとの一致比較
を行う。移動機が登録した基地局近くに位置していない
場合には否定判定が得られるので、以後ステップS14
以降の通話モード処理を実行する。
【0044】一方、移動機が登録した基地局近くに位置
した場合には肯定(一致)判定が得られるので、CPU
10は警報回路60に指示して目覚まし用の音で鳴動さ
せる(図6のステップS13−1)。CPU10は一定
時間鳴動の後は、鳴動を停止させた後、図6の処理を再
開する。ステップS11〜S13−1までの寝過し防止
モードの処理を終了するとCPU10は従来の通話モー
ドに切換え、一斉呼出し情報(図10参照)を読込み、
移動機番号を抽出する(ステップS14→S15)。次
に自己に対する呼出しの有無を判別し、呼出し有りの
時、通話モード用の音で鳴動させ、通話処理を行う(ス
テップS16−1→S16−2)。このように、CPU
10は通話モードと寝過しモードを交互に切換えて処理
を行うので、携帯電話のような移動機に寝過し防止機能
を持たせることができる。
【0045】第2の方法を実行する報知プログラムの内
容を図7および図8に示す。図7は駅名を移動機に登録
する処理手順を示し、図8は駅の位置検出のための処理
手順を示す。
【0046】ユーザが駅名の登録を指示すると、図7の
処理手順が起動される。ユーザはキーボード40のカナ
キーを用いて登録したい駅名を入力する(図7のステッ
プS21)。CPU10は入力された駅名を不揮発性メ
モリ50に記憶して登録処理を終了する(図7のステッ
プS22)。
【0047】移動機の電源オン後、CPU10は図8の
処理手順を繰返し実行する。なお、各基地局は駅名を示
す報知情報を無線で報知している。CPU10は報知情
報を通信回路30を介して受信すると、報知情報から駅
名を抽出する(図S31→S32)。次に、CPU10
は不揮発性メモリ50に登録の駅名と抽出した駅名の一
致比較を行う。否定判定の場合はステップS31〜S3
3のループ処理が以後繰返される。
【0048】一方、一致判定が得られた場合、移動機が
登録の駅近くに位置しているので、警報回路60に対し
て鳴動が指示される(図8のステップS33〜S3
5)。以後、鳴動が続くことは避けるため受信の報知警
報の変化を待って図8の手順が繰返される。
【0049】なお、この例では図9に示すように、駅名
は移動機のキーボードから入力される。通常移動機のキ
ーボードとディスプレイ等は数字、アルファベット、カ
タカナと若干の記号の文字しか入力できない。従って、
基地局に記憶し報知する駅名はカタカナの文字コード列
の形をしているとよい。
【0050】また、ユーザが駅名の正確な読み方が分か
らず、正しい駅名の入力ができないことがあるため、移
動機で駅名を比較する際に、濁点は無視するとか、“ニ
シ”、“ホン”等を無視するとか、部分的な一致を認め
るなどの手段を講じるとよい。
【0051】また、図1に示すように、基地局のエリア
内に複数の駅がある場合、複数の駅全てが報知される必
要がある。したがって、報知情報に複数の基地局名を載
せる必要がある。報知情報に複数の基地局を載せる方法
としては、1つの報知情報メッセージに複数の基地局名
を並べて送出する方法もあるが、報知情報のメッセージ
の長さの制限のため全て載せられない場合もあり、また
無線チャネルの効率的な利用のため、以下のように使用
すると良い。
【0052】図10に示すように、制御チャネル上に報
知情報は繰返し現れる。基地局のエリア内に例えば2つ
の駅がある場合、報知情報に交互にそれぞれの駅名を載
せることができる。3つ以上の駅名を載せる場合も同様
にして載せることが可能である。
【0053】図11に示すように、移動機は駅名のリス
トを記憶することで、鳴動するだけでなく、移動機のデ
ィスプレイ70に現在の位置を表示することも可能であ
る。
【0054】図12に移動機がCPU10より地名を不
揮発性メモリ50内のリストに記憶する手順を示す。移
動機は電源オンや基地局移行時に駅名を累積しないでリ
ストを消去する(図12のステップS41)。その後、
報知情報を受信し、読込み、駅名を抽出し表示し(ステ
ップS42〜S45)、記憶する駅名にない駅名であれ
ばリストに追加する(ステップS46)。この詳細手順
を図13に示しておく。基地局が移動する毎に、不揮発
性メモリ50内のリストの駅名がクリア(消去)される
(ステップS52)。報知情報が読込まれると、その旨
を示すためにフラグ情報Nが“1”に設定される(ステ
ップS58)。また、同一基地局から複数の駅名が報知
されるので最初に受信した駅名と異なる駅名を受信した
ことを前の駅名と新たな駅名との比較(ステップS5
9)により検知した場合はその駅名をも追加記憶する
(ステップS59〜S70→S53〜S54)。
【0055】本実施例の他に次の例を実施できる。
【0056】1) 上述の例では基地局が変わるとリス
ト中の駅名を消去したが消去せず、累積して行く。ユー
ザが表示指示の操作を行うと移動機のCPU10は記憶
している駅名を累積したリストを表示する。この場合、
図13のステップS52の駅名リストのクリア処理がな
くなり、代りにステップS54の駅名追加処理が生じ
る。加えて、このようなリストに記載された全駅名を表
示して、特定の駅名をキーボード40により鳴動の対象
として指示すると、ユーザは駅名そのものを入力する必
要はない。
【0057】2) また、鳴動時に、一致比較の対象と
なった駅名のみを表示させるようにしてもよいこと勿論
である。この場合は第1の方法にも適用できる。上記に
おいて駅名のあったものは、駅名、バス停名、建物名な
どの地図上の目標物のいづれかに置き換えても同じこと
が言える。
【0058】3) 請求項1に記載の移動機側で処理す
る報知情報としては移動機の使用目的に応じて、移動通
信基地局から報知される報知情報そのもの、その報知情
報の一部、あるいはその報知情報を変換して、パターン
化した情報を使用することができ、これら情報を報知情
報の権利範囲の中に含むと考えることができる。
【0059】4) 請求項6に記載の報知情報を表示す
る場合に報知情報の一部、たとえば駅名のみを表示して
もよいこと勿論であり、表示のための報知情報の一部を
も報知情報として権利範囲の中に含まれる。
【0060】5) 実施例で述べた第1の方法はポケベ
ル等に好適であり、この場合は、登録キー(ボタン)を
ポケベルに設け、登録キーを操作したときに報知情報を
登録するとよい。登録後は移動局が変更になったことを
確認してから図6の手順を実行する。なお、この場合に
ステップS16−2の通話処理がないことは言うまでも
ない。
【0061】6) 本発明は、携帯電話に寝過し防止機
能を持たせることを目的としているが、自動車電話にも
本発明を適用することができる。この場合は、自動車が
目的地近くに到着したことを知らせるための用途にな
る。この用途に使用する場合に、基地局からの報知情報
の中に地名を含めるとよい。本発明を列車の寝過し防止
目的のみに使用するのであれば地名を含めることは好ま
しくない。
【0062】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1,10
の発明では、移動機を帯同したユーザの乗った列車が、
所望の場所に近づくと警報が発生されるので、寝過ごし
防止となる。
【0063】請求項2,3,11,12の発明では、報
知情報を従来から移動通信に用いられている基地局の位
置を示す情報とすることで、基地局側ではシステム構成
を変更する必要がない。
【0064】請求項4,13の発明では、ユーザは登録
の指示操作のみを行えばよく、報知情報の登録操作を行
う必要はない。
【0065】請求項5,6,14,15の発明では、駅
名を報知情報とすることで、ユーザは列車の目的到着駅
を登録できる。
【0066】請求項7,16の発明では、乗車中の列車
がどの辺に位置しているかを移動機により知ることがで
きる。
【0067】請求項8,17の発明では、記憶済みの報
知情報を指定することでユーザは駅名を入力する操作か
ら解放される。
【0068】請求項9,18の発明では、目的地に到着
したことを目視でも確認できる。
【0069】またこれらの発明により列車の寝過し防止
だけでなく、移動機の操作性の改善にも寄与する等、付
加価値をも加味することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基地局の通信範囲を示す説明図である。
【図2】報知情報の内容を示す説明図である。
【図3】報知情報の内容を示す説明図である。
【図4】本発明実施例のシステム構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明実施例の報知処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明実施例の報知処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明実施例の報知処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明実施例の報知処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図9】移動機の外観を模式的に示す正面図である。
【図10】報知情報の一例を示す説明図である。
【図11】他の報知処理内容を示す説明図である。
【図12】本発明実施例の他の報知処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図13】本発明実施例の他の報知処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 20 ROM 30 通信回路 40 キーボード 50 不揮発性メモリ 60 警報回路 70 ディスプレイ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局毎に異なる報知情報を無線で通信
    範囲を限定して報知する複数の基地局を設け、 前記報知情報を受信する移動機は、特定の基地局の報知
    情報を予め登録し、 移動機は前記報知情報を受信し、 当該受信した報知情報と登録の報知情報との一致の有無
    を判定し、 一致有りとなったときに警報を発生することを特徴とす
    る列車の寝過し防止方法。
  2. 【請求項2】 前記報知情報は位置登録エリア番号およ
    び止まり木チャネル番号を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の列車の寝過し防止方法。
  3. 【請求項3】 前記移動機に対して報知情報の登録を指
    示し、該指示に応じて当該移動機は、その現在位置で、
    報知情報を受信し、登録することを特徴とする請求項1
    に記載の列車の寝過し防止方法。
  4. 【請求項4】 前記報知情報は前記基地局周辺に存在す
    る駅の名前であることを特徴とする請求項1に記載の列
    車の寝過し防止方法。
  5. 【請求項5】 前記駅の名前を登録するための入力装置
    を請求項1に記載の移動機に設置することを特徴とする
    請求項1に記載の列車の寝過し防止方法。
  6. 【請求項6】 新規の前記報知情報を受信する毎に当該
    新規の報知情報を表示するディスプレイを請求項1に記
    載の前記移動機に設置することを特徴とする請求項1に
    記載の列車の寝過し防止方法。
  7. 【請求項7】 前記新規の報知情報を累積的に前記移動
    機内に記憶し、当該累積的に記憶された報知情報の中か
    ら登録対象の報知情報を指定することを特徴とする請求
    項6に記載の列車の寝過し防止方法。
  8. 【請求項8】 警報発生時に一致有無判定の対象となっ
    た報知情報を表示するためのディスプレイを前記移動機
    に設置することを特徴とする請求項1に記載の列車の寝
    過し防止方法。
  9. 【請求項9】 基地局毎に異なる報知情報を無線で通信
    範囲を限定して報知する複数の基地局を設け、 前記報知情報を受信する移動機は、特定の基地局の報知
    情報を登録する登録手段と、 前記報知情報を受信する通信手段と、 前記登録手段により登録された報知情報と、前記通信手
    段により受信された報知情報との一致の有無を判定する
    判定手段と、 一致有りとなったときに警報を発生する警報手段とを具
    えたことを特徴とする列車の寝過ごし防止システム。
  10. 【請求項10】 前記報知情報は位置登録エリア番号お
    よび止まり木チャネル番号を含むことを特徴とする請求
    項9に記載の列車の寝過ごし防止システム。
  11. 【請求項11】 前記移動機は、前記報知情報の登録を
    指示する指示手段を具え、該指示に応じて、前記通信手
    段により前記報知情報を受信し、当該受信した報知情報
    を前記登録手段により登録することを特徴とする請求項
    9に記載の列車の寝過ごし防止システム。
  12. 【請求項12】 前記報知情報は前記基地局周辺に存在
    する駅の名前であることを特徴とする請求項9に記載の
    列車の寝過ごし防止システム。
  13. 【請求項13】 前記駅の名前を登録のために入力する
    入力手段を請求項9に記載の前記移動機がさらに具えた
    ことを特徴とする請求項12に記載の列車の寝過ごし防
    止システム。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の移動機は、新規の前
    記報知情報を受信する毎に当該新規の報知情報を表示す
    る表示手段をさらに具えたことを特徴とする請求項12
    に記載の列車の寝過ごし防止システム。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載の前記移動機は、請求
    項14に記載の前記新規の報知情報を累積的に記憶する
    記憶手段をさらに具え、当該累積的に記憶された報知情
    報の中から登録対象の報知情報を指定することを特徴と
    する請求項14に記載の列車の寝過ごし防止システム。
  16. 【請求項16】 前記移動機は、警報発生時に一致有無
    判定の対象となった報知情報を表示する表示手段をさら
    に具えたことを特徴とする請求項9に記載の列車の寝過
    ごし防止システム。
  17. 【請求項17】 基地局から無線で通信範囲を限定して
    報知され、基地局毎に異なる報知情報を受信する受信手
    段と、目的地近くの基地局の報知情報を登録する登録手
    段と、 該登録手段により登録された報知情報と前記受信手段に
    より受信した報知情報の一致有無判定を行う判定手段
    と、 一致有りとなったときに警報を発生する警報手段とを具
    えたことを特徴とする移動機。
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