JPH0537179Y2 - - Google Patents

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JPH0537179Y2
JPH0537179Y2 JP9766288U JP9766288U JPH0537179Y2 JP H0537179 Y2 JPH0537179 Y2 JP H0537179Y2 JP 9766288 U JP9766288 U JP 9766288U JP 9766288 U JP9766288 U JP 9766288U JP H0537179 Y2 JPH0537179 Y2 JP H0537179Y2
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は氷削り器に関し、主として一般家庭
用の簡易な氷削り器に関するものである。
〔従来の技術〕
一般家庭用の簡易な氷削り器として、氷塊を切
削刃に押し当てるために、特別押下げ力を加える
ことなく切削できるものとして、特公昭43−
20683号公報、特公昭48−10229号公報等に示され
たものがある。このものは、皿型の削り器本体に
ホツパーを回転自在に取付け、そのホツパーにら
旋形押え底を形成し、その押え底の高所端部と低
所端部との間に氷塊導入口を形成し、その導入口
からホツパーの押え底下面に導かれた氷塊を押え
底により押えつつ削り器本体の切削刃に押し当
て、切削するようにしたものである。
上述のごとき氷削り器においては、ホツパーの
回転ハンドルがホツパーに取付けられる。ホツパ
ーは垂直の回転軸を有し、その軸のまわりを回転
するものであるため、ハンドルは水平面内を回転
するように取付けられる。また、ホツパーにはこ
れと一体に回転する蓋が被せられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のごとき氷削り器を操作する場合、ハンド
ルを水平面内で回転しなければならないので、操
作し難い欠点がある。
このような欠点を解消するために、従来業務用
の氷削り器において採用されているように、一対
の傘歯車を用い、駆動傘歯車を水平軸により取付
け、従動傘歯車をホツパーのまわりに一体に固定
し、両歯車を噛み合せるという構成を考えること
ができる。
上記の構成による氷削り器を試作したところ、
駆動傘歯車に取付けたハンドルを垂直面で回転操
作することになるので、操作し易い利点がある。
しかしながら、切削刃が氷塊を削る際の反力によ
りホツパーが傾斜するため、ホツパーと一体の従
動傘歯車の噛み合いが外れ易いという欠点があ
る。
また、上記の構成によると、ハンドルを上から
下に向けて半回転させる場合は力を入れ易いが、
下から上に操作する場合は力が入り難い問題があ
る。このため、ハンドルと押え底相互間の位相関
係に配慮が払われていないと、ハンドルを下から
上へ操作する際に氷が切削刃にかかる場合があ
り、この場合大きな負担がかかる問題がある。
そこで、この考案は、ハンドルを垂直面内で回
転操作でき、しかも歯車の噛み合いが確実である
と共に、少ない力で氷を削ることができる氷削り
器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するために、この考案は支持
台1上に固定した皿形の削り器本体2の底面に切
削刃3を臨ませたスリツト4を形成し、削り器本
体2内に回転自在に取付けたホツパー5にら旋形
押え底6を形成し、その押え底6の高所端部7と
低所端部8との間に氷塊導入口9を設けてなる氷
削り器において、上記支持台1に水平方向の軸1
0により駆動傘歯車11を取付け、削り器本体2
の開口部13のまわりに環状の従動傘歯車14を
回転自在かつ削り器本体2の軸方向への移動を許
容して配設し、上記ホツパー5と従動傘歯車14
とを係合して従動傘歯車14の回転方向への相対
的移動を制限し、両傘歯車11,14の噛み合い
部分において従動傘歯車14上に突出する規制片
15を設け、上記駆動傘歯車11と従動傘歯車1
4の歯車比を1:1又は1:2に設定し、かつ押
え底6の低所端部8がスリツト4近傍で正回転方
向に越えた位置にあるとき駆動傘歯車11のハン
ドル31が最下点にあるよう押え底6と従動傘歯
車14との位相関係を設定した構成としたもので
ある。
〔作用〕
ハンドル31を最下点から最上点まで半回転操
作することにより、駆動傘歯車11を半回転させ
ると、これと噛み合つた従動傘歯車14が回転
し、更に従動傘歯車14と係合したホツパー5が
回転する。ホツパー5の回転により、内部の氷塊
が導入口9から押え底6の下面に入る。ハンドル
31を最上点から最下点までの残り半回転を操作
すると、氷塊は押え底6により押さえられながら
削り器本体2の切削刃3上を通過する。このとき
氷塊が切削される。
氷塊切削時の反力によりホツパー5が傾斜する
が、従動傘歯車14は別体に嵌合されているの
で、これに追従することはない。しかし、両者の
回転方向の係合関係は維持されるので、ホツパー
5は回転する。また前記の反力は、両傘歯車1
1,14の噛み合い部分において従動傘歯車14
に上向きの力を及ぼすが、従動傘歯車14の上向
きの移動は規制片15により規制される。このた
め、両傘歯車11,14の噛み合いは外れること
がなく、駆動傘歯車11の回転は従動傘歯車14
を経てホツパー5に伝えられる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図及び第2図に示すように、実施例の氷削
り器は、左右一対の脚20,21からなる支持台
1を有する。両方の脚20,21の内面には取付
凹所22が形成される。
削り器本体2は皿形をなし、その外周面に形成
した凸部23を前記の取付凹所22に嵌め、ビス
24により固定している。
削り器本体2は底面の中央に固定軸25を突設
してあり、その固定軸25の下端部から支持台1
の前方の方向に向けて形成したスリツト4の一側
に、その下面から切削刃3を臨ませている。削り
器本体2の開口部13にはツバ26が形成され、
そのツバ26の内周に案内レール27を突設して
いる。
前記支持台1の一方の脚21の外側面には、軸
受筒28を突設してあり、その脚21の外側面に
駆動傘歯車11を回転自在に取付けてある。
駆動傘歯車11は、環状の歯部29と、その歯
部29と一体に組み合わされるカバー部材30と
から成る。カバー部材30にはハンドル31が取
付けられ、裏面中心部に水平方向の軸10が設け
られている。軸10は、前記の軸受筒28に回転
自在に挿入され、ビス32により抜け止めが図ら
れる。
なお、上記の歯部29を削り器本体2に接近さ
せて取付けるため、脚21の外側面に歯部29及
びカバー部材30の外周部が通過する切欠き37
を設けている。
削り器本体2のツバ26には上記の脚21の上
端に沿つて長孔33が形成されており、上記の歯
部29の一部がその長孔33にその上方から臨む
ようになつている。
従動傘歯車14は環状に形成され、その下面に
スライド面34(第1図参照)が形成され、スラ
イド面34の内周に下向きのガイド壁35が形成
されている。上記のスライド面34は、削り器本
体2の案内レール27上に載り、水平面内で自由
に回転する。また、前記長孔33の部分におい
て、従動傘歯車14が駆動傘歯車11の歯部29
と噛み合う。
両者の噛み合い部分において、削り器本体2の
ツバ26には、内方へ突出した規制片15が形成
される。規制片15は、従動傘歯車14の上面に
接触しており、その部分において従動傘歯車14
の上方への移動を規制する。また従動傘歯車14
の上面には、周方向に一定の間隔をおいて複数の
係合片36が突設される。
ホツパー5は、円筒部38と、その上端に形成
したツバ部39を有し、円筒部38の内周面に形
成したら旋形押え底6の内周縁に円筒状の中心ボ
ス部40を一体に設けてある。
押え底6は、ボス部40のまわりをほぼ一周す
る1枚のら旋板により形成され、これらのら旋の
周方向の傾斜は、ホツパー5の回転方向に向かつ
て次第に上昇する勾配をもつように定められる。
また、押え底6の高所端部7と低所端部8は上下
に対向し、両者間に氷塊導入口9が形成される。
押え底6の下面には、放射方向の細かい筋41
が付けられ、氷塊に対して摩擦抵抗を付与するよ
うになつている。また、ホツパー5のツバ部39
の下面には、周方向に一定の間隔をおいて複数の
係合片42が突設される。
上記ホツパー5の円筒部38を従動傘歯車14
の内側に通すと共に、中心ボス部40を削り器本
体2の固定軸25に回転自在に挿通し、キヤツプ
ネジ43を固定軸25の上端にねじ込んでホツパ
ー5の抜け止めを図る。また、ツバ部39の係合
片42は、従動傘歯車14の各係合片36と係合
し、ホツパー5と従動傘歯車14の回転方向への
相対移動が阻止される。しかし、軸方向(上下方
向)には相互に規制がなく、自由に移動し得る。
但し、従動傘歯車14が規制片15により部分的
に上動が規制されるので、この規制力が及ぶ限り
において、ホツパー5と従動傘歯車14は部分的
に拘束されるが、それ以外の部分は自由である。
上記のホツパー5の上面に蓋44が被せられ
る。この蓋44の周縁は、第1図に示すように、
削り器本体2のツバ26の外周に嵌合する。また
蓋44の内面は、ホツパー5と当たらないよう十
分な間隙が形成されている。
次に、上記構成の氷削り器において、ハンドル
31と押え底6との位相関係を第3図から第6図
に基づいて説明する。
第3図及び第4図には、駆動傘歯車11と従動
傘歯車14の歯車比が1:1の場合である。この
場合の押え底6は1枚である。ハンドル31と押
え底6との位相関係は、第3図のように、ハンド
ル31が最下点にある場合に押え底6の低所端部
8が切削刃3の近傍で正回転方向(第3図の矢印
方向)に越えた位置にあるような関係に設定され
る。このような関係を保障するために、ホツパー
5のツバ部39(第2図参照)の下面に位置決め
突条50が形成され、また従動傘歯車14にも一
対の位置決め片51,52が突設される。この位
置決め片51,52間に上記の突条50を嵌めて
ホツパー5と従動傘歯車14を組合せると、その
後は従動傘歯車14と駆動傘歯車11との噛み合
せ位置を一定位置に定めるだけで、ハンドル31
と押え底6の位相関係を一定に定めることができ
る。
第5図及び第6図は、駆動傘歯車11と従動傘
歯車14の歯車比が1:2の場合である。この場
合の押え底6,6′は2枚であり、固定軸25の
まわりにおいて約180°づつの範囲にそれぞれ形成
される。ハンドル31と押え底6,6′との位相
関係は、第5図のように、一方の押え底6の低所
端部8が切削刃3の近傍で正回転方向に越えた位
置にあるような関係に設定される。
実施例の氷削り器は以上のように構成され、次
にその作用について説明する。
適当な大きさに製氷するか、又は砕いた適当量
の氷塊をホツパー5に入れ、蓋44を被せたの
ち、ハンドル31を回転操作する。
歯車比が1:1の場合は、第3図のようにハン
ドル31を最下点から上向きに操作すると、氷塊
が導入口9から押え底6の下面に導かれる。氷塊
が導入口9の付近にあるときは切削されず、ハン
ドル31が第4図に示す最上点付近から下向きに
移行する辺りで氷塊が押え底6の底面に当たり、
切削刃3の部分に至ると切削が行われ、削られた
氷はスリツト4から落下する。
歯車比が2:1の場合は、第5図及び第6図に
示すように、ハンドル31の1回転の最上点から
落下点までの範囲で一方の押え底6が切削に寄与
し、次の1回転で他方の押え底6′が同様に切削
に寄与する。
上記のいずれの場合においても、氷塊が削られ
る際、切削刃3からの反力により、固定軸25
で、ボス部40、キヤツプネジ43等のたわみに
より、切削刃3の部分が他の部分より高くなるよ
う傾斜状にホツパー5が持上げられる。しかしホ
ツパー5のこのような移動は、これと分離された
従動傘歯車14には直接伝わらない。そして、上
記の反力は、両傘歯車11,14の噛み合い部分
にも及び、従動傘歯車14の噛み合い部分を持上
げようとするが、その力は規制片15に受止めら
れるため、従動傘歯車14の噛み合いが外れるこ
とはない。
上述の要領により氷塊を削る場合、支持台1の
安定を図るために、蓋44の上面を他方の手で押
さえることが望ましい。蓋44はホツパー5と接
触していないので、蓋44に力を加えても、ホツ
パー5の回転に支障を来すことがない。
〔考案の効果〕
上述のように、この考案は垂直面内で回転する
駆動傘歯車11を採用したことにより、ハンドル
31の回転操作を垂直面内で行うことができる便
利さがある。また従動傘歯車14をホツパー5と
分離し、回転方向にのみ相対的移動を規制したこ
と、及び従動傘歯車14の駆動傘歯車11との噛
み合い部分において規制片15を設けたことによ
り、氷塊切削時の反力によつて従動傘歯車14の
噛み合いが外れることがなく、円滑に操作するこ
とができる効果がある。更に、駆動傘歯車11と
従動傘歯車14と歯車比を一定に設定すると共
に、ハンドル31と押え底6の位相関係を一定に
保つことにより、常にハンドル31の下降範囲で
切削を行うことができる。このため、軽く操作す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の断面図、第2図は同上の一部
切欠分解斜視図、第3図及び第4図は歯車比が
1:1の説明図、第5図及び第6図は歯車比が
1:2の場合の説明図である。 1……支持台、2……削り器本体、3……切削
刃、4……スリツト、5……ホツパー、6,6′
……押え底、7……高所端部、8……低所端部、
9……氷塊導入口、10……軸、11……駆動傘
歯車、13……開口部、14……従動傘歯車、1
5……規制片、31……ハンドル、50……位置
決め突条、51,52……位置決め片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持台1上に固定した皿形の削り器本体2の底
    面に切削刃3を臨ませたスリツト4を形成し、削
    り器本体2内に回転自在に取付けたホツパー5に
    ら旋形押え底6を形成し、その押え底6の高所端
    部7と低所端部8との間に氷塊導入口9を設けて
    なる氷削り器において、上記支持台1に水平方向
    の軸10により駆動傘歯車11を取付け、削り器
    本体2の開口部13のまわりに環状の従動傘歯車
    14を回転自在かつ削り器本体2の軸方向への移
    動を許容して配設し、上記ホツパー5と従動傘歯
    車14とを係合して従動傘歯車14の回転方向へ
    の相対的移動を制限し、両傘歯車11,14の噛
    み合い部分において従動傘歯車14上に突出する
    規制片15を設け、上記駆動傘歯車11と従動傘
    歯車14の歯車比を1:1又は1:2に設定し、
    かつ押え底6の低所端部8がスリツト4近傍で正
    回転方向に越えた位置にあるとき駆動傘歯車11
    のハンドル31が最下点にあるよう押え底6と従
    動傘歯車14との位相関係を設定したことを特徴
    とする氷削り器。
JP9766288U 1988-07-22 1988-07-22 Expired - Lifetime JPH0537179Y2 (ja)

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JP9766288U JPH0537179Y2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22

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JP9766288U JPH0537179Y2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22

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JPH0220069U JPH0220069U (ja) 1990-02-09
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JP9766288U Expired - Lifetime JPH0537179Y2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22

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JP5800961B1 (ja) * 2014-07-04 2015-10-28 株式会社セアール 氷削り機

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JPH0220069U (ja) 1990-02-09

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