JP2535803Y2 - 調理装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は、大根、チーズなどの
各種材料をすりおろしたり、スライスする調理装置に関
する。

【０００２】

【従来技術】従来の調理装置は、上端が開口したボール
容器と、ボール容器の上端部に対して着脱可能に固定さ
れ、スライス刃あるいはおろし刃などの刃物が取り付け
られた刃物盤と、刃物盤が取り付けられたボール容器に
対して着脱可能に取り付けられ、上面中心部に回転可能
で、かつ軸線方向へ移動可能に支持され、軸下部に押え
板を取り付けた回転軸と、回転軸の上部に取り付けられ
たハンドルとから構成されている。

【０００３】そして刃物盤の上面に材料を載置した状態
でボール容器に蓋を取り付けた後、ハンドルにより回転
軸を押し下げながら所定の方向へ回動操作すると、押え
板により押圧された材料を刃物に押し付けながら回転さ
せて所望の状態に調理している。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】しかしながら、刃物盤
が固定された従来の手動式の調理装置は、固定された刃
物に対して突起を設けた押え板により材料を押圧しなが
ら回転させるため、途中で材料が崩れたり、おろし作業
では刃物が目詰まりして満足できる状態に調理できなか
った。

【０００５】 また、従来の調理装置は、調理する際に
ボール容器から蓋を一旦取り外して材料を刃物盤上に載
置した後に蓋を再び取り付けてなければならず、作業性
が悪かった。

【０００６】本考案は、上記した従来の欠点を解決する
ために考案されたものであり、その目的とするところ
は、ボール容器から蓋を取り外すことなく材料をセット
して調理することができ、作業性を向上し得るとともに
作業中に材料が崩れたりすることを防止することが可能
な調理装置を提供することにある。

【０００７】

【問題点を解決するための手段】このため請求項１は、
上端が開口したボール容器と、前記ボール容器の上部に
着脱可能に挿嵌され、中心部に第１の軸支部を有したボ
スの外周に外歯を有するとともに放射方向へ間隙を有し
て延びるリブを有した支持板と、前記軸支部に回転可能
に支持され、外周側に設けられた第２の軸支部に回転可
能に支持され、前記外歯と噛み合って回転する刃物を有
した刃物盤と、前記ボール容器の上部に対して刃物盤を
覆うように着脱可能に取り付けられ、側面に材料の挿入
開口を有した蓋と、蓋上面の中心部に回転可能に支持さ
れた第１の回転軸と、第１の回転軸に対して回り止めさ
れた状態で軸線方向へ摺動可能に支持されるとともに軸
下端部が前記刃物盤に連結する第２の回転軸と、前記第
１の回転軸に対して軸線回りへ回転可能で、軸線方向へ
移動不可能に支持された押え板と、前記第１の回転軸を
押圧しながら回転する押圧回動部材とからなることを特
徴としている。

【０００８】 請求項２は、上端が開口し、底面中央部
に軸支部を有したボール容器と、前記軸支部に回転可能
に支持され、上面に刃物を有した刃物盤と、前記ボール
容器の上部に対して刃物盤を覆うように着脱可能に取り
付けられ、側面に材料の挿入開口を有した蓋と、蓋上面
の中心部に回転可能に支持された第１の回転軸と、第１
の回転軸に対して回り止めされた状態で軸線方向へ摺動
可能に支持されるとともに軸下端部が前記回転盤に対し
て連結する第２の回転軸と、前記第１の回転軸に対して
軸線回りへ回転可能で、軸線方向へ移動不可能に支持さ
れた押え板と、前記第１の回転軸を押圧しながら回転す
る押圧回動部材とからなることを特徴としている。

【０００９】 請求項３は、上端が開口したボール容器
と、前記ボール容器の上部に着脱可能に挿嵌され、中心
部に第１の軸支部を有したボスの外周に外歯を有すると
ともに放射方向へ間隙を有して延びるリブを有した支持
板と、前記軸支部に回転可能に支持され、外周側に設け
られた第２の軸支部に回転可能に支持され、前記外歯と
噛み合って回転する刃物を有した刃物盤と、前記ボール
容器の上部に対して刃物盤を覆うように着脱可能に取り
付けられ、側面に材料の挿入開口を有した蓋と、蓋上面
の中心部に回転可能に支持された第１の回転軸と、第１
の回転軸に対して回り止めされた状態で軸線方向へ摺動
可能に支持されるとともに軸下端部が前記刃物盤に連結
する第２の回転軸と、前記第１の回転軸に対して軸線回
りへ回転可能で、軸線方向へ移動不可能に支持された押
え板と、前記蓋上部と押え板との間に応じた第１の回転
軸に取り付けられ、該第１の回転軸を刃物盤に向かって
付勢する弾性部材と、前記第１の回転軸を回転する回動
部材とからなることを特徴としている。

【００１０】 請求項４は、上端が開口し、底面中央部
に軸支部を有したボール容器と、前記軸支部に回転可能
に支持され、上面に刃物を有した刃物盤と、前記ボール
容器の上部に対して刃物盤を覆うように着脱可能に取り
付けられ、側面に材料の挿入開口を有した蓋と、蓋上面
の中心部に回転可能に支持された第１の回転軸と、第１
の回転軸に対して回り止めされた状態で軸線方向へ摺動
可能に支持されるとともに軸下端部が前記回転盤に対し
て連結する第２の回転軸と、前記第１の回転軸に対して
軸線回りへ回転可能で、軸線方向へ移動不可能に支持さ
れた押え板と、前記蓋上部と押え板との間に応じた第１
の回転軸に取り付けられ、該第１の回転軸を刃物盤に向
かって付勢する弾性部材と、前記第１の回転軸を回転す
る回動手段とからなることを特徴としている。

【００１１】

【考案の作用】請求項１の考案は、蓋の挿入開口を介し
て材料を押え板と刃物盤との間に取り付けた後、押圧回
動部材により第１の回転軸を軸線下方へ押し下げながら
回動操作すると、材料は押え板により刃物盤に押し付け
られるとともに刃物盤は第１の回転軸に連結された第２
の回転軸を介して所定の方向へ回転し、支持板の外歯に
噛み合った刃物を回転させる。

【００１２】これにより材料は遊星回転する刃物により
所望の状態に調理される。

【００１３】請求項２の考案は、蓋の挿入開口を介して
材料を押え板と刃物盤との間に取り付けた後、押圧回動
部材により第１の回転軸を軸線下方へ押し下げながら回
動操作すると、材料は押え板により刃物盤に押し付けら
れるとともに刃物盤は第１の回転軸に連結された第２の
回転軸を介して所定の方向へ回転し、材料を所望の状態
に調理する。

【００１４】請求項３の考案は、蓋の挿入開口を介して
材料を押え板と刃物盤との間に取り付けた後、回動部材
により第１の回転軸を回動操作すると、材料は弾性部材
により付勢された押え板により刃物盤に押し付けられる
とともに刃物盤は第１の回転軸に連結された第２の回転
軸を介して所定の方向へ回転し、支持板の外歯に噛み合
った刃物を回転させる。

【００１５】これにより材料は遊星回転する刃物により
所望の状態に調理される。

【００１６】請求項４の考案は、蓋の挿入開口を介して
材料を押え板と刃物盤との間に取り付けた後、回動部材
により第１の回転軸を回動操作すると、材料は弾性部材
により付勢された押え板により刃物盤に押し付けられる
とともに刃物盤は第１の回転軸に連結された第２の回転
軸を介して所定の方向へ回転し、材料を所望の状態に調
理する。

【００１７】

【実施例】以下、本考案の一実施例を図に従って説明す
る。

【００１８】図１は調理装置の分解斜視図である。

【００１９】図２は調理装置の中央縦断面図である。

【００２０】調理装置１はボール容器３と、蓋５と、刃
物盤７とから構成されている。

【００２１】前記ボール容器３は上端に開口を有した有
底の円筒形状に形成され、該ボール容器３の底面中央部
には支持部４が設けられ、該支持部４の上部には軸支部
６が形成されている。

【００２２】ボール容器３の上部外周には複数の被係合
突部９が形成されている。

【００２３】また、ボール容器３の上部内面には大径状
の係合段部１１が形成され、該係合段部１１には複数の
係合溝１１ａが上下方向へ形成されている。

【００２４】前記ボール容器３の係合段部１１には支持
板１３が挿嵌固定されている。

【００２５】前記支持板１３の中心部にはボス１５が設
けられ、該ボス１５の中心部には軸支孔１７が形成され
ている。また、該ボス１５の底面には軸部１６が前記軸
支部６にて回転するように形成されている。

【００２６】また、前記ボス１５の外周面には外歯１９
が形成されている。

【００２７】そしてボス１５の外周側に応じた支持板１
３には多数のリブ２１が間隙２３を設けて形成され、支
持板１３の外周には突部１３ａが前記係合溝１１ａと係
合するように形成されている。

【００２８】前記支持板１３の軸支孔１７には刃物盤７
が回転可能に支持されている。

【００２９】すなわち、前記刃物盤７のボス２７下部に
は支持軸２９が軸支孔１７に挿嵌して回転するように取
り付けられている。また、ボス２７の上部には六角凹形
状の連結部３１が形成されている。

【００３０】そして前記ボス２７の外周には放射板３３
が一体形成され、該放射板３３の外周側には４個の軸支
部３５が周方向へ等間隔に一体形成されている。

【００３１】各軸支部３５には軸３７が回転可能に支持
され、各軸３７の下部には歯車３９が前記外歯１９と噛
み合うように取り付けられている。

【００３２】また、各軸３７の軸上部には上面に多数の
突起４１ａを有したおろし刃４１が固定されている。

【００３３】前記ボール容器３の上部には蓋５が着脱可
能に取り付けられている。

【００３４】蓋５の上面中心部には切欠円筒部４３が形
成され、該切欠円筒部４３の一部には横断面がコ字形の
挿入部４５が連続するように一体形成されている。

【００３５】前記挿入部４５の側面には開口４７が形成
されている。

【００３６】前記蓋５の外周には係合部４８が、前記被
係合突部９と係合するように設けられている。

【００３７】また、蓋５の内面には案内壁５０が、切欠
円筒部４３および挿入部４５の下端部に応じた位置にて
前記刃物盤７に接触しない位置まで垂下するように形成
されている。

【００３８】前記切欠円筒部４３の上面には軸支孔４９
が形成され、該軸支孔４９には中空状の第１の回転軸５
１が軸線方向へ摺動可能で、かつ回転可能に支持されて
いる。

【００３９】 該第１の回転軸５１の上部には取り付け
軸５３が一体形成され、該取り付け軸５３には押圧回動
部材としてのハンドル５５がねじ止めされている。

【００４０】前記第１の回転軸５１の下部には押え板５
７の基端部が回転可能で、かつ段部５１ａにより軸線方
向へ移動不可能に取り付けられている。

【００４１】 該押え板５７は平面が前記切欠円筒部４
３および挿入部４５の横断面とほぼ一致する形状に形成
され、切欠円筒部４３および挿入部４５内に位置したと
き、前記第１の回転軸５１の回転に追従して回転しない
ようになっている。

【００４２】前記第１の回転軸５１の中空部内には第２
の回転軸５９が軸線周りに対して回り止めされるととも
に軸線方向へ摺動可能に支持されている。

【００４３】そして第２の回転軸５９の軸下端部は連結
軸６１が連結部３１と連結するように一体形成されてい
る。

【００４４】次に、上記のように構成された調理装置１
の作用を説明する。

【００４５】図３は切削初期の状態を示す中央縦断面図
である。

【００４６】図４は切削後期の状態を示す中央縦断面図
である。

【００４７】第１の回転軸５１を上方へ持ち上げた状態
で挿入部４５の開口４７からすりおろそうとする材料６
３（図３および図４に一点鎖線で示す）を押え板５７と
刃物盤７との間に取り付ける。

【００４８】次に、上記状態にてハンドル５５により第
１の回転軸５１を軸線下方へ押し下げながら所定の方向
へ回動操作すると、該第１の回転軸５１が第２の回転軸
５９に対して軸線方向へ摺動可能で回り止めされている
ため、第１の回転軸５１の軸下端部に取り付けられた押
え板５７は材料６３を刃物盤７へ押し付けながら刃物盤
７を所定の方向へ回転させる。

【００４９】このとき、ボス１５の外歯１９に軸３７の
歯車３９が噛み合わされているため、刃物盤７の回転に
ともなっておろし刃４１が遊星回転される。

【００５０】また、すりおろし時において材料６３の下
端部は切削抵抗により蓋５の空間部にて刃物盤７の回転
方向へ動いて倒れるおそれを有しているが、案内壁５０
により調理材料６３が倒れることを防止している。

【００５１】さらに、材料６３の高さが低くなったと
き、押え板５７の押圧力に抗した切削抵抗により刃物盤
７に追従して移動し、切削不良となる傾向を有している
が、この場合にあっても案内壁５０により材料６３の移
動を規制するため、材料６３を最後まで確実にすりおろ
すことができる。

【００５２】これにより材料６３は遊星回転するおろし
刃４１によりすりおろされた後、ボール容器３内に収容
される。

【００５３】そして、調理作業の進展にともなって材料
６３の高さが徐々に低くなると、第２の回転軸５９に対
して第１の回転軸５１が軸線回りへ回り止めされた状態
で軸線方向へ移動して刃物盤７に対する材料６３の押し
付け状態を維持しながらおろし刃４１を遊星回転させて
調理する。

【００５４】このように本実施例は、刃物盤７上面の半
分に対して材料６３を押え板５７により押し付けながら
回転盤７を回転させることにより蓋５の容積を少なくし
て調理装置１を小型化することができる。

【００５５】また、ボール容器３に蓋５を取り付けた状
態で押え板５７と刃物盤７との間に材料６３をセットし
て調理することができ、調理作業を効率的に行うことが
できる。

【００５６】次に、請求項２の考案を説明する。

【００５７】図５は請求項２に係る調理装置の中央縦断
面図である。

【００５８】調理装置１０１におけるボール容器１０３
の底面中央部には円筒部１０５が立設され、該円筒部１
０５の上面中心部には軸部１０７が設けられている。

【００５９】そして前記軸部１０７には刃物盤１０９が
回転可能に支持されている。

【００６０】すなわち、前記軸部１０７には軸受部１１
１が取り付けられ、該軸受部１１１には刃物盤１０９の
軸１１３が回転可能に支持されている。

【００６１】該刃物盤１０９は円盤形状からなり、その
一部には中心部から外周縁に至るスリット１１５が形成
され、該スリット１１５の周縁に応じた刃物盤１０９に
はスライス刃１１７が取り付けられている。

【００６２】そして前記刃物盤１０９のボス部１１９の
上部には異形断面形状の連結凹部１２１が形成され、該
連結凹部１２１には前述した第２の回転軸５９の軸下端
部がナット止めされている。

【００６３】他の構成は請求項１の構成と同一のため、
同一の符号を付してその説明を省略する。

【００６４】次に、請求項３を説明する。

【００６５】図６は請求項３に係る調理装置の中央縦断
面図である。

【００６６】調理装置１５１の第１の回転軸１５３には
弾性部材としての圧縮ばね１５５が押え板１５７と円筒
部１５９との間に取り付けられ、該圧縮ばね１５５の弾
性力により押え板１５７および回転軸１５３とを軸線下
方へ付勢している。

【００６７】なお、図６において符号１６１・１６３は
圧縮ばね１５５の各端部と押え板１５７および円筒部１
５９との間に取り付けられるスリップリングである。

【００６８】また、図６における他の構成については請
求項１の実施例と同一であり、同一の符号を付してその
説明を省略する。

【００６９】圧縮ばね１５５の弾性力に抗して回転軸１
５３を上方へ持ち上げた状態で、円筒部１５９の開口４
７から材料を円筒部１５９と刃物盤７との間に装着す
る。

【００７０】このとき、材料は圧縮ばね１５５の弾性力
によりその下端が刃物盤７に押し付けられる。

【００７１】この状態でハンドル５５により回転軸１５
３を押し下げることなく回転させると、回転する刃物盤
７により材料がすりおろされる。

【００７２】請求項４は、請求項２の考案に弾性部材を
取り付けたものであり、該弾性部材による作用は上記請
求項３の説明と同様であり、その詳細な説明を省略す
る。

【００７３】

【考案の効果】このため本考案は、ボール容器から蓋を
取り外すことなく材料をセットして調理することがで
き、作業性を向上し得るとともに作業中に材料が崩れた
りすることを防止することが可能な調理装置を提供する
ことが可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】調理装置の分解斜視図である。

【図２】調理装置の中央縦断面図である。

【図３】切削初期の状態を示す中央縦断面図である。

【図４】切削後期の状態を示す中央縦断面図である。

【図５】請求項２に係る調理装置の中央縦断面図であ
る。

【図６】請求項３に係る調理装置の中央縦断面図であ
る。 １：調理装置 ３：ボール容器 ５：蓋 ７：刃物盤 １３：支持板 １５：ボス １７：軸支部 １９：外歯 ２１：リブ ４１：おろし刃 ４７：開口 ５１：第１の回転軸 ５７：押え板 ５９：第２の回転軸 ５５：押圧回動部材としてのハンドル ６３：材料

Claims (4)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】上端が開口したボール容器と、前記ボール
   容器の上部に着脱可能に挿嵌され、中心部に第１の軸支
   部を有したボスの外周に外歯を有するとともに放射方向
   へ間隙を有して延びるリブを有した支持板と、前記軸支
   部に回転可能に支持され、外周側に設けられた第２の軸
   支部に回転可能に支持され、前記外歯と噛み合って回転
   する刃物を有した刃物盤と、前記ボール容器の上部に対
   して刃物盤を覆うように着脱可能に取り付けられ、側面
   に材料の挿入開口を有した蓋と、蓋上面の中心部に回転
   可能に支持された第１の回転軸と、第１の回転軸に対し
   て回り止めされた状態で軸線方向へ摺動可能に支持され
   るとともに軸下端部が前記刃物盤に連結する第２の回転
   軸と、前記第１の回転軸に対して軸線回りへ回転可能
   で、軸線方向へ移動不可能に支持された押え板と、前記
   第１の回転軸を押圧しながら回転する押圧回動部材とか
   らなることを特徴とする調理装置。
2. 【請求項２】上端が開口し、底面中央部に軸支部を有し
   たボール容器と、前記軸支部に回転可能に支持され、上
   面に刃物を有した刃物盤と、前記ボール容器の上部に対
   して刃物盤を覆うように着脱可能に取り付けられ、側面
   に材料の挿入開口を有した蓋と、蓋上面の中心部に回転
   可能に支持された第１の回転軸と、第１の回転軸に対し
   て回り止めされた状態で軸線方向へ摺動可能に支持され
   るとともに軸下端部が前記回転盤に対して連結する第２
   の回転軸と、前記第１の回転軸に対して軸線回りへ回転
   可能で、軸線方向へ移動不可能に支持された押え板と、
   前記第１の回転軸を押圧しながら回転する押圧回動部材
   とからなることを特徴とする調理装置。
3. 【請求項３】上端が開口したボール容器と、前記ボール
   容器の上部に着脱可能に挿嵌され、中心部に第１の軸支
   部を有したボスの外周に外歯を有するとともに放射方向
   へ間隙を有して延びるリブを有した支持板と、前記軸支
   部に回転可能に支持され、外周側に設けられた第２の軸
   支部に回転可能に支持され、前記外歯と噛み合って回転
   する刃物を有した刃物盤と、前記ボール容器の上部に対
   して刃物盤を覆うように着脱可能に取り付けられ、側面
   に材料の挿入開口を有した蓋と、蓋上面の中心部に回転
   可能に支持された第１の回転軸と、第１の回転軸に対し
   て回り止めされた状態で軸線方向へ摺動可能に支持され
   るとともに軸下端部が前記刃物盤に連結する第２の回転
   軸と、前記第１の回転軸に対して軸線回りへ回転可能
   で、軸線方向へ移動不可能に支持された押え板と、前記
   蓋上部と押え板との間に応じた第１の回転軸に取り付け
   られ、該第１の回転軸を刃物盤に向かって付勢する弾性
   部材と、前記第１の回転軸を回転する回動部材とからな
   ることを特徴とする調理装置。
4. 【請求項４】上端が開口し、底面中央部に軸支部を有し
   たボール容器と、前記軸支部に回転可能に支持され、上
   面に刃物を有した刃物盤と、前記ボール容器の上部に対
   して刃物盤を覆うように着脱可能に取り付けられ、側面
   に材料の挿入開口を有した蓋と、蓋上面の中心部に回転
   可能に支持された第１の回転軸と、第１の回転軸に対し
   て回り止めされた状態で軸線方向へ摺動可能に支持され
   るとともに軸下端部が前記回転盤に対して連結する第２
   の回転軸と、前記第１の回転軸に対して軸線回りへ回転
   可能で、軸線方向へ移動不可能に支持された押え板と、
   前記蓋上部と押え板との間に応じた第１の回転軸に取り
   付けられ、該第１の回転軸を刃物盤に向かって付勢する
   弾性部材と、前記第１の回転軸を回転する回動部材とか
   らなることを特徴とする調理装置。